秦 2012-05-10 00:31:48 |
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じゃま、有名所から
【座敷わらし】
座敷わらしとは、人々に幸福を齎す(もたらす)小さい子どもの妖怪と言うのがよく言われている。年齢や性別が定まっていない事から、1人ではなく、複数いると言う説もある。
夜に家を走り回り人を脅かしたりと言う悪戯好きでもあるかもしれない。
居つく家は豊かになるが、その家が気に入らなくなると出て行くとされ、その家は途端に暴落する為、あまり良く言われない説もあるが、幸福に甘んじて何もしなくなる人間が嫌で出て行くといわれている。
また座敷わらしは死んだ子どもの霊の集合体と言われ、それが妖怪化したものとされている。
基本的には無邪気な悪意の無い子どもの妖怪と言われる。
あまり関係はないが、此処で一つ別知識
【地獄について】
地獄とは六道の一つとされ、生前悪事を働いたものが、死後罰を受ける場所とされる。
地獄には牛頭・馬頭・阿防羅刹などの鬼がおり、やってきた人間の魂に残酷な刑罰を与えている。
別の言い方で「奈落」とも言うがこれはサンスクリット語のナラカ(地獄の総称)の当て字らしい。
地獄の中は8階に分かれており、上から
一番目・等活地獄(とうかつ)
二番目・黒縄地獄(こくじょう)
三番目・衆合地獄(しゅごう)
四番目・叫喚地獄(きょうかん)
五番目・大叫喚地獄(だいきょうかん)
六番目・焦熱地獄(しょうねつ)
七番目・大焦熱地獄(だいしょうねつ)
八番目・無限地獄(むげん)
最下層の無限地獄は別名「阿鼻地獄」とも言われ残酷で惨い(むごい)様子を「阿鼻叫喚の地獄図」などと表現するのはこれが元らしい。
地獄とは地底にあるとされるが、等活地獄は地表から五万キロ地底に在るとされ地獄とは異次元に在るとも言われる。
その下は一一階ごとに十万キロずつ離れているらしい。
また地獄でも刑期もさながら地獄であり、等活地獄は一兆六千二百億年とされ、そこから下は刑期が八倍になるとされている。殺されては生き返り殺されては生き返りの繰り返しである。
地獄を全て巡り刑期を終えた魂は再び輪廻転生に加わり生まれ変わるとも言われている。
なお、これは仏教の地獄観でキリスト教などの地獄観はまた違う物である。
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