Ｎo，４
画鋲 2012-04-07 21:29:36 |
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黒麻
これでなんとか戦える。AK-47にグレネード3個。
そして通信機ひとつ・・・。
これでなんとか仲間と合流できそうだ・・・。
黒麻は敵の所持していた武器と通信機を奪い、やっとの思いで仲間と合流した。
仲間と合流するまで黒麻は、約50人の敵を殺した。
？？？
黒麻少佐！お前のヘリは撃ち落とされたと聞いたが生きていたか！
声をかけてくれたのは、同じSOGに所属している「ケイ・スーケ―大佐」だった。
黒麻
大佐・・・お会いできて光栄です！
ケイ・スーケー
確かお前は、ウルフと一緒に乗ってなかったか？他の仲間も
黒麻
他の仲間は・・・ヘリが落とされて、俺が目を覚ました時にはもう、すでに死んでいました・・・。ウルフも同様
ケイ・スーケー
そうか・・・戦友を失ってさみしいだろう・・・。
お前の小隊は壊滅。どうだ？俺のいる第1部隊に入らないか？
黒麻
丁重にお断りさせていただきます。
死んでいった仲間に申し訳ない。
私は、第3部隊に残ります。
いくら、私一人と言ってもSOGは常にひとつです。
たくさんの仲間がいることにかわりないのです。
ケイ・スーケー
わかった。
そうだ・・・お前の部隊はどこへ行く予定だったんだ？
黒麻
ベトナムのケサンです。
そこに援軍として送られる予定でした。
ケイ・スーケー
そうだったのか・・・よし！そこは今、ネス率いる第2部隊が戦闘中だったはずだ！画鋲率いる第4部隊が援軍としていったと通信が入った。
お前をケサンに送ってやろう。俺も一緒に行く。
こうして、黒麻とケイ・スーケーは、ネス率いる第2部隊を援護しに画鋲率いる第3部隊と合流することになった。
バタバタバタ・・・
黒麻はケイ・スーケーと共にケサンにたどり着いた。
黒麻
ありがとうございます！
でも、本当にいいのですか？私と一緒に戦うなんて・・・。
隊長の部隊はどうするのですか？
ケイ・スーケー
第1部隊は大丈夫だ。オレが居なくても戦える。
俺の部隊はもともとは拠点防衛なんだ。
だから、戦力ではこちらが上だ。かなりの兵がいるからな。
黒麻
そうなんですか。わかりました。
では、早く画鋲率いる第4部隊と合流しましょう。
ケイ・スーケー
了解だ！
黒麻とケイ・スーケーは画鋲の部隊と合流した。
画鋲
よう！黒麻！お前の部隊は全滅したと無線が入ったがお前は無事だったみたいだな！
まったく、悪運の強い野郎だぜ！
黒麻
画鋲中佐！今は長話している場合ではありません！
早く、第2部隊の援軍として支援攻撃しにいかなければ！
画鋲
おっと！そうだった！
早くいこう！この方向500メートル行ったところだ。
ダダダダダダッッ！！
ズドーン！！！！ズドーン！！！
ケイ・スーケー
なんだ！？何があった！？
第4部隊通信兵
第2部隊は全滅！！！敵がこちらに向かっております！！！
敵の兵は約1000！！！すぐに迎撃態勢をとれ！！！
ケイ・スーケー
なんだと！？戦車隊もやられただと！？ネスはどうした！？あいつがやられたのか！？くそ・・・。
なんとしても敵をくいとめるんだ！！！これ以上は行かせるな！！！
ベトナム兵
敵はすぐそこだ！！！つっこめ！！！つっこめ！！！
ダダダダダダッッッ！！！！！
ダダダダダダダダダダ！！！！！！！！！！
黒麻
クソ！！！敵が多すぎる！！！
画鋲
なんとしてもくい止めろ！一人も行かせるな！！！
ケイ・スーケー
本部！本部！こちら、ケイ・スーケ―！
ケサンはすごい敵の攻撃を受けている！！！
ネス率いる第2部隊は全滅！！！
戦車隊も壊滅！！！すぐに空爆要請を求む！！！
本部
了解した！ケイ・スーケー！30秒でそちらに空爆を落とす。
しばらく持ちこたえろ！オーバー・・・。
ケイ・スーケ―
聞いたか！？もう少し持ちこたえれば味方の空爆が落とされる！がんばれ！
黒麻
了解した！
ダダダダ！！！！！！ダダダダダダ！！！！！！！！！！
・・・
ヒュ―――――
バババババーーーン！！！ズドーン！！！！
ヒュ―――――
ズド―――――――――ン！！！！！！！！！！！！
画鋲
味方の空爆だ！助かった・・・。
黒麻達は、味方の空爆要請のおかげで敵を撤退させることに成功した。
黒麻
ネス・・・・・・お前・・・すまなかった！
俺のヘリが落とされなければ、ネスは死ぬことはなかった・・・。
ケイ・スーケー
黒麻・・・犠牲をなくして勝利は得られん。
黒麻
はい・・・。
ネス率いる第2部隊とその第2部隊を護衛する戦車隊も壊滅した。
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