日菜子 2012-01-23 12:38:10 |
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皆が寝静まる頃 いつもどんなに
寒い夜の中でも ただ空を見てる
見落とした そこに 君とは違う空
追いかけ 見失って 裸足で駆け回ってた
君の空 手を伸ばし続け 遠くへ
教えてくれた 僕の弱さと 愚かさと
世界の広さ 彩りと 願い
伝えたい想いと そんな話を聞いて
盲目 大切な事さえ わからなくなる
独りで 出来ると 自惚れて消えた
君が死んで 世界が落ちて
どれだけの 夜が流れ込んで行っただろう
忘れない涙と そんな話を聞いて
そんな話を
泥濘に沈んでくような気がして
二度と離すまいと絡めていた小指を
離した
砂糖菓子の様に甘い愛の言葉
影のないナイフが
麻酔にも似たまどろみで
緩やかに感性を殺してゆく
どうにもならない
安らかなる死の香り
家畜の餌のような甘言が僕を肥やしてく
やめてくれ 何もかも信頼にはほど遠い
有り余ったなぁ どうしたものか
創造の畑の肥料にでもしよう
そうして今に至る 花はまだ咲かない
蘇る真夜中の微笑み
眠るにはちょっと硬いソファー
忘れたフリして遠ざけたまま
あの娘は今どうしてんだろう
繰り返す真夜中の微笑み
とうに手放した蜃気楼
ぶらり待ちぼうけ 空いた右手を
孤独が離さない
蘇る真夜中の微笑み
眠るにはちょっと硬いソファー
忘れたフリして遠ざけたまま
あの娘は今どうしてんだろう
繰り返す真夜中の微笑み
とうに手放した蜃気楼
ひとり待ちぼうけ 空いた心に
孤独が棲みついた
さらば真夜中の微笑みよ
創造の種にはちょっと重い
忘れたフリしてカッコつけても
唇はまだ覚えてる
自己愛の塊です僕は
愛しさという名の怪物は
いつだって失くしてから初めて
寂しさとなって牙を剥く
僕だけの純情スカート
街ゆく人の視線を その体に集めては
悪戯に微笑む純情 紫色の影
不器用な指先が描く 終わりのない物語
怪しげなその温度に 溶かされてゆく体
決して叶わぬ恋ならば
せめて忘れてしまう前に
そっと君のその心 僕に見せてほしくて
君のスカートの中に隠れた
甘く ほろ苦い 誘惑の純情
誰も触れることは許されない
僕だけの純情スカート
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