青葉 2012-01-06 22:03:27 |
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こんにちわ♪(*^O^*)
青ちゃん(笑)♪
昨夜は遅くまで頑張ってたんですね♪(o^ O^)
青ちゃんのはいつも「また明日〜♪」みたいな感じだよね。
連ドラならぬ、連チャット♪♪o(^o^)o
そうなのっ?!(*゜Q゜*)して、このお話は何日位の連チャトになりそう?(*^-^*)
青葉さんの記憶の引き出しは沢山ありそう♪♪
なるほど!(*^-^*)
さらっとでも、細か〜くでも、青葉さんのこのトピを楽しみにしてる人は沢山いるから、どっちでも大丈夫だよ(o^-')b !
青葉さんの納得出来るように書いて♪お願い♪
(*^¬^*)
「青ちゃん、もう少しここにいて。弟が帰ってくるかもしれない。」
優子さんは帰ろうとする少年青葉を引き留めた。
そう言われてしまうと帰るわけにもいかない。
しかし少年青葉は、つまらないことに悩んだ。このまま六畳に一人でいるべきか、優子さんのいる四畳半に行くべきか。
意を決して四畳半に行く。優子さんが三面鏡を前にして椅子に座っている。その斜め後方の畳の上に青葉は座った。優子さんは何も言わない。
鏡越しに優子さんの表情が見えた。その顔は感情を表に出さない、いつもの優子さんの落ち着いた顔だった。
「引っ越すの?」
少年青葉は続く沈黙に耐えられず訊いた。
「引っ越すのはお母さんと弟二人。あたしはお父さんとここに残るの。」
優子さんは変わらず三面鏡を見ている。
「なんでみんなで引っ越さないの?」
少年青葉が訊く。
「…………お父さんの仕事でね、……別々に暮らすの。嫌だけどね……」
少し考えながら優子さんが答える。
「ふーん。」
そんなもんか、と少年青葉は納得してしまい、続けて言う。
「うちとは違うね。何だか可哀想。」
まだ小学3年生だった。世の中のことが分からないのは当然かもしれない。しかし少年青葉は親だけでなく学校の先生が心配するほどの頭の悪い子供だった。だから、そんなことを無邪気に言ったのかもしれない。
優子さんは話題を変えた。
「お父さんとお母さんはね、いつも喧嘩をしているの。だけどね、実はとても仲が良いの。」
「………。」
「本当は仲が良いの…」
少年青葉は、
「喧嘩するほど仲がいいんだよね。」
と、得意気に言った。
「…………」
優子さんは答えなかった。
沈黙を嫌い沈黙を打ち破った少年青葉が、沈黙を生み出してしまった。
優子さんは一体何を考えていただろう。
少年青葉は何故優子さんが黙っているか解らずに少なからず狼狽して、鏡に映る優子さんの顔を見た。そしてそのおかげで更に慌てた。
鏡の中の優子さんがこちらを見ていた。鏡の中の優子さんと目が合った。
少年青葉は気まずくなり直ぐさま目をそらす。優子さんは哀しそうに微笑んでいた。
「この鏡は真実を映すの。この鏡のなかではお父さんとお母さんは、踊ったりふざけ合ったりして楽しそうなの。それが本当の姿なんだよ。」
今度は優子さんが沈黙を破ってくれる。
「へぇ、見せて。」
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