青葉 2012-01-06 22:03:27 |
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ある朝に自転車で出掛け、土手の上の道をかっ飛ばしていた時のこと。
目の隅に何かが映る。
左側の土手下に謎の飛行物体が……
こちらと平行して飛んでいる。
サイズは小さい物のようだ。
何だろう?と思うような間もなく、急に飛行物体が進路を変えた。
土手の斜面に沿って上昇。土手の上に向かって来る。しかもスピードを上げたようで、平行していたのに、飛行物体のほうが少し前に出ている。
ぶつかるかもしれない、と思った。
ブレーキ!なんて時間は与えない速さ。
案の定ぶつかる。
ブレーキはかけたがあまりのスピードで、もしかしたらぶつかってからの事だったかもしれない。
ガシャ!
飛行物体は自転車の前カゴの左側面に当たった。野球のボールくらいの大きさだろうか?
衝撃でハンドルが揺れる。
飛行物体は、ドサッと地面に落ちる。
キキーッ
時既に遅しの急ブレーキ音。
自転車を止めて、地面に落ちた飛行物体に駆け寄る。
鳥だった。
鳥の種類までは判らない。雀より少し大きいだろうか。
嗚呼、なんてことをしてしまったのか。
両手で鳥をすくい上げ、鳥の顔を覗き込むと、目が開いている。首もたまに動かしている。
生きている。
暫くすると立つことができる。手のなかで。
安堵するが、まだ完全に安心できない。表情は虚ろ(の様に見える)。
脳震盪か?それならいいけど悩挫傷だったら……
動物病院に向かう為、自転車に乗る。片手にハンドル。もう片手は、手のひらに鳥を乗せて。
鳥は手の上でじっと立っていた。
2分か3分自転車で走った頃、鳥は首を左右にクイクイッと振ると、あっという間に飛んでいった。
読む人が、匿名さんのように騙されるといいな、と思いながら書いたからね(^^)
匿名さんは、青葉にとって、とても素直なよい読者だね。
まあ、あれを読む人も匿名さんくらいかもしれないけど(+_+)
匿名さんは、いつもナイスリアクションだね(^_^)
いえいえ♪(^^ゞ
そう言って貰えると嬉しいけど、匿名はもっと
青葉さんやなぎさんのように神秘的になりたいですよ?
こんな現実感いっぱいで、素丸出しなんて、恥ずかしいしばかみたいで嫌だな(-_-;)
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