青葉 2012-01-06 22:03:27 |
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雨月さん、小説はどこかのトピで書いているのですか?
izmさん、こんばんは。
素敵なコメントありがとうございますm(__)m
性格的に白黒つけるのがあまり得意ではないのです。
絶対正しい事も絶対間違ってることもこの世には
無いのではないかという気がしています。
なので、どちらともつかないぼんやりした言葉が好きなのかも知れません。
白黒つけないことは、相手を追い込まないこと。また、相手との関係を維持する知恵。
日本人は古来から、人間関係を円滑にするために曖昧を上手く使ってきたという話を聞いたことがある。
るなさんは、日本の言葉に興味を持ち日本の言葉に美しさを感じている。そして白黒つけない性格。さらに日本神話や神社にも興味を持つ。
とても日本人らしい人だね。
青葉は日本人がとても好きだ。
青葉さんの意見に前面賛成!
るなさん、素敵です!
日本に必要な日本人だと思います(^^)
青葉さんもさすがですね、当を得てる!
izmさん、賛同ありがとう(^^)
十代で小説を書けるなんてすごいφ(..)長編だったらなおすごい!
十代の時に長い小説を書いてみようと決意し、出だしを考え書き出してみたものの 途中で挫折。その後も何度か挑戦してみたものの、その度に挫折。
夕暮れどき、僕は学校の屋上にいた。
金網越しに中庭を見下ろす。四方を校舎に囲まれた小さな中庭がある。
一週間前、この中庭で僕の幼馴染みは17歳という短い生涯を閉じた。幼馴染みの名前は雪美。近所に住んでいて同じ年、幼稚園から高校まで一緒だった。異性なので小学校の中学年あたりから微妙に距離が離れたこともあったが、高校生になると再び近い存在になっていた。
僕は、心の中に何かが引っかかる釈然としない思いを抱いて、ここ一週間を過ごしている。
中庭にはベンチが一つだけある。雪見は一週間前の夜そのベンチで一人最後を迎えた。その夜が最後になってしまった理由は何と爆死だという。ベンチに座っているところで爆発物を投げつけられ身体が木っ端微塵になったようだ。事件が起こったのは先生たちも全員帰宅した後で、誰も見ていないし、音も聞いていない。だから本当に爆発物を投げつけられたのかハッキリしたことは分かっていないが、そういう結論に至ったようで、警察発表も報道もそのように伝えている。
どうあれ雪見の身体が木っ端微塵になったことは事実で葬儀のとき棺桶の中に雪見の遺体はなかった。代わりに中には雪見の遺品が納められた。
確かに雪見の身体が粉々になったが、だからと言って爆発物を投げつけられたというのは信じられなかった。僕が引っかかっているのは、雪見が普通の高校二年生の女子だったこと。女子高生が爆発物を投げつけられるなんて普通は考えられない。それに、棺桶に遺体をいれることができないくらいに雪見はなってしまった。そうなるには相当の威力がある爆発物が必要だ。本当にそんな強い爆発物を投げつけられたのか?もし、犯人が雪見に近づいて投げたのであれば犯人も無事で済まないかもしれない。 近づいたのではなく遠くから何らかの方法で雪見に爆発物を命中させたのならば、なぜそこまでの技術を使って雪見を亡き者にしなければならなかったのか。 誰かに恨まれていたとしても、その誰かは、つまり犯人は雪見一人を亡き者にするためには爆発物を選ぶだろうか? もっと簡単な方法があるじゃないか。そんなことを考えて釈然としない一週間を過ごしてきた。
事件後三日間学校は休みになり
、その間学校内は警察以外立ち入り禁止で検分をしていたらしいが、結局詳しいことは分からなかた様で新しい発表何もなかった。その後もしばらく中庭にはブルーシートがかけられ立ち入りも禁止になっていた。しかし今日、中庭の立ち入り禁止はおそらく学校側の配慮で解禁されなかったものの、ブルーシートは取り払われていた。
ついさっき 僕は一階から中庭を事件後初めて見てきた。中庭は何も変わっていなかった。そして僕は、雪見が爆発物を投げつけられて命を落としたわけじゃないと確信した。雪見が最後すわっていたベンチは、雪見は粉々になったというのに、事件前と同じ形でそこにあり、ベンチ近くの壁も全く損傷が無かったからだ。
(雪見、爆発物なんかでしんだんじゃないんだな。警察にも分からないような何かが起きて体がバラバラなっちゃったんだな。)
そう思った瞬間、突然に悲しみがおそってきた。
そして僕は今屋上に来ている。一人になる為に。涙を誰にも見せないようにするために。
僕は雪見の訃報聞いてからこれまで泣いていなかった。葬儀のときも涙を流すことなかった。雪見の死因に疑問を持ち、そのことで頭を一杯にしていたからだろう。自分でも変だと思っていた。雪見が亡くなったというのに悲しみもせず、そんなことに頭がとらわれていることに。もしかしたら僕は自ら考えなよにして現実から逃げていたのかもしれない。でも悲しみに追い付かれてしまった。結局僕は中庭を見下しながら泣いている。
「それは後悔の涙かしら?」
突然後ろから声をかけられた。
ビックリして涙もふかずに振り向くと、制服を着た女子が立っていた。顔に見覚えはないので 同学年ではないようだ。
(3年生かな。)
少し大人びて見えたので、そう思った。
泣き顔見られてしまい恥ずかしくなり、僕は何も言わずに中庭の方に視線を戻した。すると、
「雪見さんの事件の犯人、あなたでしょう?」
そんな言葉を投げかけられた。
雨月さん
ギャグは難しいよ。書けるのは羨ましい。
活字大好きさん
ミステリーではないよ(^^)
昔かんがえた話。青葉少年の世界だよ。
ミステリーは最後の意外性が必要。
人が考えないことを思いつくのは難しい。きっと途中でばれてしまう(--;)
izmさん、
ありがとう(^^)/
ずいぶん内容を思いだしてきた。大筋は粗方決まっているけど細部はほとんど考えてなかった(’‐’;)
常連さん、活字大好きさん、ありがとうございます。そこまで言ってもらえるとは幸せ(;o;)
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