遼太郎 2012-01-05 21:50:45 |
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…、(吐息ごと飲み込むように濡れる舌同士を擦り合わせ絡ませたそれを軽く吸えば瞳を薄く開いて彼の表情盗み見ながら髪を撫でる流れで熱い指先で耳を擽り)
ん、っ...(絡めた舌を吸われると反射で手に力が篭り息苦しさに唇を若干離れさせるとちらと瞼上げて彼を見遣るも耳に指が触れるとピクと目尻狭めて
…はー……やばいすね、これ(離された唇の隙間から思いきり息を吸い込んで落ち着かせるように長く吐き出せば熱が篭りぎらついた視線を向けピアスの嵌ったそこをなぞり、)
......やばい、...まじで。(少し溜めた後に呟くように言葉返せば熱い視線を受け止めながらもピアスをなぞる指にぞくと背筋に痺れが走り思わず瞳伏せれば眉寄せて
う、...煽られてんの?(ピアスに加わる圧に小さく頭揺らすと囁きに下から見上げるように瞼上げ自然と上がる口角そのままに尋ねて
めちゃくちゃ。これも楽しんでやってんの。(笑み浮かべる相手とは裏腹真剣な表情で視線逸らさずに答えればピアスから耳朶、顎の輪郭へと指なぞらせ)
楽しいつか、...素やけど。普通にくたってるだけ。(ふっと視線を下ろせば呟く声量で返して息吐き、なぞる指を感じながら首元へ掛けていた手で後頭部を撫でて
また遊ばれてんのかと。…まじそろそろ我慢の限界きそう(困ったようにきつく眉寄せ呟けば滑らせた指をさらに顎のラインから喉仏を撫で大きいため息吐き出して零し)
もうせんよ、そんなこと。...真緒、(辛そうな顔を見せる彼の頬に手を滑らせ包めば撫られる喉を震わせて名前呼びながら表情をよく見て
ど、っち…て、そりゃあんたのこと好きにしたい、けど。正直先輩が望むならどっちでも。(急な問い掛けにぽかんと一瞬呆けると気まずげに視線逸らし)
そお、...俺もどっちでも。真緒とできんなら何でもいい。(辿々しく言葉紡ぐ様子を愛しげに見つめれば満足したように微笑み視線逸らす目元を指の腹で撫でて呟いて
はは、やる前に死ぬなよ。可愛えなぁほんま、(彼が照れているのがわかれば肩揺らし笑いながら髪をくしゃと優しく撫でてやり顔が見えないように自分の方へ抱き寄せて
…10年拗らせてんだからしゃーないしょ。あんたは俺のこと汚したくないとか言ってたけど、(からかうような言葉にも寄せた眉はそのままに、それでも大人しく腕の中に収まればそれ以上は何も言わず)
俺やって10年越しよ。だって、...何もかんも真っ白やん。でもちゃんとそういう気持ちもあるんやなって、わかってほっとしたと言うか。(ぽんぽんと背中を撫でながらゆっくりと言葉返せば肩に顎乗せて
気にしてくれてたんやね、ありがとう。そうやね...おやすみ真緒。(目を閉じて礼を言えば寄せられた頬に口元緩ませゆっくり顔上げると耳朶にちゅっとキスして囁き
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