僕は本当の愛とは、嫌われている人(人でも動物でも)を好きになる事こそが愛だと考えています。
つまり、例えば皆はネコやイヌはかわいいし、接していて安らいだり和んだりしたりして、自然に好きになったり愛したりすると思います(もちろん人間でも)。
しかし、ゴキブリはどうでしょうか?ゴキブリにだって家族はいます。殺されたら人間と同じように悲しみます。ネコやイヌはかわいがられ、ゴキブリは邪魔扱いされます。これって『愛』があるからネコやイヌを好きになるのでしょうか?
何が言いたいかというと、ネコを好きになる時の愛の大きさとゴキブリを好きになる時の愛の大きさは同じでしょうか?
ぜったい違いますよね?
人間の世界での『愛』とは相手の欠点を沢山知っていてそれを受け入れる器の大きさが愛の大きで、それゆえにカッコいい、かわいいだけの部分を見てそれを好きになる、愛をする、というのは本当の愛ではないと思うのです。ブランドといっしょでキレイだから、かわいいから好きなだけで、古くてボロくなった時愛は無くなってしまうのです。
つまりゴキブリを愛する事こそが真実の愛で、今、目の前に見えている『愛』は愛ではありません。真実の愛は目に見えないのです。