黎貴 2011-11-25 19:32:29 |
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キョンとイトコの手記
ver.2<キョン>
…………………
………………………
純粋であつたであろう俺(10)、初めての事に対する緊張や感動が綴られるはずの日記。
しかも一番初めのものにだ。
いきなりの呪粗の言葉とは如何なものか。
過去の自分に思う、強く、生きるんだ!!!
この時代から未だ進化しない俺の
字を目で追っていると最近よく俺の部屋に出没する姉が居た。
姉注意の看板でもたてようか……
「キョン、」
「なんだよ」
…………速足で部屋を去って行った。
心底嬉しそうに
good bay.
何故だか嫌な予感がするが。
余談だが、姉は俺の日記の初めのページにキョンというあだ名についての不満しか書かれていない事を知らない。
ちょっと優越感。
まあ、姉にもそこそこ可笑しいあだ名があるからよしとする。
……………………Act.1
…………………………回想。
「私たち、ずっと親友なんだからねっ!!」
どこででも聞ける陳腐な友情。
それでもずっと昔から引き継がれてきた女子同士の暗黙の了承。
その内容は、裏を返せばお互いを束縛しているだけなのに…
それでもやはりどこかで誰かが引き継ぐ。
“私たちは親友なの。だから、裏切っちゃダメだよ?…なぜなら、あなたは私のシンユウなんだもん…。”
……今だったら、反吐が出そう。
こんな言葉だけで安定出来る訳、ない。
相手が裏切らないなんて、保証もない。
なのにそれが分かってても言葉にしなきゃ安心できないなんて……
そんなに相手が信用できないなんて。
……だって、いちいち言葉に出すってことは不安だってことでしょ?
所詮は仲良しごっこなんだ。
でも、当の本人たちは必死。
……そのグループからあぶれないように、
自分が笑顔でいるために。
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?))「あっ!!ねぇ、翼(タスク)、一生のお願い!!
社会の宿題、写させて!!つい、やり忘れちゃったの…!!」
翼))「おはよう、アキ。
……一体何回一生のお願いを使うの?(苦笑)
いいよ、はい。どうぞ。」
亜季))「ありがとうっ、恩にきるよ!!
持つべきものはやっぱり友だねぇ…
じゃ、お借りしますっ!!」
翼))「もう、調子いいんだから…(微笑)」
亜))「ホントだよっ!
あたし、翼のこと大好きだもんっ♪
ねぇ、翼。ずっと今みたいに親友でいようね!」
翼))「私もアキのこと好き!!勿論!ずっと親友だよ…!」
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“あれ!!?あたしのキーホルダーがない…!!”
“……なんで翼が持ってるの……?”
“知らない!?現に今あんたのカバンから出てきたじゃない…!!隠すの見てた人もいるんだよ!?”
“まだしらを切るつもり!?”
“翼の何を信じろっていうの!?嘘つき!!”
“……あたしの宝物って知ってたくせに……!!”
“………………………翼、サイテー。”
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ハッ!!!
…思わず立ち上がってしまった。
はぁ…はぁ…はぁ……
乱れた息を整える。
幸い、今は放課らしい。
先生の説教から逃れられたことに安心しつつ、もう一度席に着く。
……顔が妙に熱い。頭もボーっとするし、頭痛も響く。
……イヤな光景を思い出した。
久しぶりに見た情景だった。
今となってはもう懐かしい、ずっと前の出来事。
再び夢に落ちそうな程朦朧とした意識の中で私は思う。
………あの頃は、まだ平和だった…。
そしてまだ無邪気に笑っていた頃の自分を思い出し、自嘲する。
“………あんな約束しといてこのザマ?”
小さく呟いてみるが、その声は風にかき消される。
私は、沢山の雲に覆われた灰色の曇天の空を見据えた………
更新がだいぶ遅れた…。
なななQ、新作が増えてるな…!!
相変わらず面白い。
なんていうか…ユーモアが溢れ出てる感じがする。
小説サイトとかは作ってないのか?
あったら是非とも行ってみたいのだが…。
今日はこれで失礼する。ではまた。
……………………Act.2
………………………すれ違い。
「…………翼、サイテー。」
凄く仲の良かった友人からそう言われた翌日から、私の生活はガラリと反転した。
私は他人の大切ものを隠す“サイテーな盗人”としてのレッテルを貼られ、みんなから避けられるようになっていったのだ。
…始めは無視。今まで仲良く接してきた人たちから存在を消えたように扱われるのは、幼かった私の心に大きなダメージを与えた。
それだけでもキツかった。なのに行動は容赦なくエスカレートし、本格的なイジメへと進化していった。
今なら、高々学校なんかの出来事で落ち込むなんて馬鹿馬鹿しく無駄だと分かる。
でもそのときの私の世界は、学校が全てだった。
…絶望に暮れる私を見て、こうなるよう仕組み、嵌めた張本人たちはおぞましく笑った。
“出る杭は、打たれるんだよ”
………私がずば抜けて目立っていたとでも言いたいの?
そりゃ、あなたたちより成績も、評価も高い。だってそれなりに努力してたもの。
……それの何が悪いの?
何をそんなに僻んでいるの?
始めの頃は何も分からず
“もうすぐアキが、誰かが気付いてくれる!!”
なんていう甘っちょろい戯れ言という名の希望をいつも持ってた。
もうすぐ…もうすぐ………
そうでも思っていないと気が狂いそう…。
でもそんな日が訪れるような気配は全然なく、むしろまた激化を見せたイジメに私は精神的に追い込まれていった。
そんな限界の近付いているある日に私は自分を嵌めた人たちに呼び出されたのだ…。
__________
?))「たっちゃーん♪」
翼))「…………な、なに……(怯)」
?))「次は先生のハンコ盗ったでしょ~♪」
翼))「………取ってない……よ…(震)」
??))「……嘘つき。どーせまた隠したんでしょ?」
?))「だって翼は親友の大切な物を隠しちゃうサイテーな盗人だもんね~♪((キャハハ」
翼))「…………………」
?))「きゃはっ、もうこれで大好きな先生からも嫌われちゃうね~♪」
??))「大体あんたなんかが先生に特別扱いされてる方がおかしかったのよ!」
翼))「……ぇ?特別扱い…されてなぃ…」
??))「嘘つきっ!!あんたが先生にお花貰ったこと、知ってるんだからね!!」
?))「そうよ!一人だけいい気になっちゃって!!」
翼))「ぁ…ぁれは園芸委員で……」
??))「煩い!言い訳なんか聞きたくないわ!」
?))「きゃはっ♪でももうその先生にも嫌われちゃうんだもんね♪」
??))「そうね!かわいそう~!
でも、恨むんなら先生を独り占めしようとした自分の馬鹿さを恨むことね!」
?))「あはは、キメてる~♪」
翼))「………………………」
?))「じゃ、そーいうことだから♪」
______________
……正直唖然とした。
なんで私がこんな漫画やドラマの中で起こってるようなことを体感しないといけないの…?なんてことは何回も思った。
でも、こんな原因は理不尽過ぎる…。
たかが先生に好かれてただけでイジメられるなんて…。
漫画やドラマ化でももっとしっかりした理由があるのに……
くだらない。いくら小学生でもくだらな過ぎるよ。………サイテーはどっちだ?
コンノクソヤロウ。
……思えば私の捻くれた瞬間だった。
そんな理由でいじめてくる奴らが憎い。
でもそれ以上に親友の言うこともろくに聞こうとせず、アイツらに従ったアキやクラスメートのほうが何倍も憎い。
そしてその日から私は綿密に作戦を立て始めた。中学に行ったら、そいつらを貶めてやるために。
“反撃ノ、復讐ノ時ヲ待トウ。
ソノトキガ来ルマデ待ツンダ………
ソシテ、ソノトキガ来タラ…………”
…私は自分自身と吹き長ける風にそれを誓った………………
…………
俺はいつもの通り過ごす……
いつもの通りのテレビ………
いつもの通りの家……………
けど何かが違う……
何かが………
~~~~~~~~
誰か……誰か助けて……
私もう疲れたよ……いじめられるの……
……明るい子になりたかった……
ちゃんと好きな人も出来て……
友達と仲良く出来て……
………………………………
~~~~~~~~~~~
♪~♪♪~♪~~
メールだ………
誰だよこんな時に……
……………んで、何とかかれて?
…………………………
はぁ?いやいや何これ??
突っ込み所多い過ぎるでしょ!?
………←これだけ??
発信者も何も書かれてないし……
あれだ、なんだっけ?あれだよ、あれ。
異常現象だっけ?多分違うな……
うーーん。いや何を書きたかったのか??
♪~~♪♪
また?……で?今度は?
……………………………
あーもう!!いいや!………な、訳ないじゃないか!
意味不明だ………
さっきから何かが違うってこのことを意味していたのか?
余り深く考えてもしょうがないな……
寝る!!もう夜中の3時だし、明日学校だしな………
俺は知らなかった………これから起こる事を………
なななQ>おぉ!!増えてる、増えてる…!!
なんつーか、うん。スゴい…!!
続きが気になる…w
個人的にはキョンverが好きかな…!
……どこでも兄弟関係は厄介だねww
じゃ、更新待ってます。ノシ
no title*ぅぅぅう!!!!
おま、めっちゃいい奴じゃねぇか!!
久々に褒められたぞ!?
それとだな、俺は文明を感じる品は苦手なんだよ……
サイトは無い。
作ってみたいとは思うんだが作り方をご教授願う。
教えてー1年B組、no title*先生ー
以上。
頼む。
Mozuku少女は宙へ飛ぶ
序章
………………
…………………………
あなたは、サーカスをどう思うか?
紙吹雪が舞い、人でなき者を従え、空を駆ける。
私は、素敵に思わずにはいられない。
サーカスに心を奪われた、様々な人の物語。
なななQ=ハイテンション、だな。
文明…?どういう意味だ…?
サイトの作り方か…
悪いが、私も詳しくは知らない。
……どうでもいいが、そんな呼び方されたら私は金●先生ファンのおば様方に
ヤツザキにされてしまう…気がする。
…………まあ、以上だ。
Mozuku少女は宙へ飛ぶ
1人目、
…………………
……………………………
「え?あ、私の職業ですか??
夢を、爆発させる仕事です。」
爆破させてどうする。
思わず、突っ込みが入ったのは大阪人の血だろうか?
それよりも、職務質問をしてそんな回答が返ってくるのは初めてだ。
いや、初めてでは無ければ日本はえらい事になる訳だが、そして
いつから大和撫子は爆発物を所持するようになったのか。
「取りあえず署までご動向願います。」
「喜んで!!!」
…………こんな元気の良い返事も初めてだった。
真っ昼間から公園で開かれている、町内会老人喉自慢大会に飛び入り参加する女。
俺の12年間培ってきた勘が言っていた。
Go-、職質と、
勘に従った結果、過激過ぎる職業の女が見つかった。
正直関わりたくは無いが市民の安全のためだ!!!
カラカラカラ
去年の春に付け替えた新しいスライド式の交番の扉を開ける。
「入って下さい」
「はーい」
あい変わらず元気のいい返事で嬉しそうに入って来る。
クーラーが効いていなくて、少し不機嫌そうだ。
腰まである長い髪が見ているだけでも暑い。
「カツ丼は出「出ません」
即答したら至極残念そうな顔をした。
「………なら、要は無いです。」
「え、ちょっと待って下さい!!!職務質問終わってませんよ!?」
「私は、カツ丼が食べたかったんです!!」
あまりに怒っていたので思わず謝ってしまった。
「す、すいません」
そして我に返り思い出す。
「5分足らずで職務質問終わるんで待って下さい。」
「イヤです!!」
ここでも元気のいい返事を返してくれた。
ハハッ、頑張れ自分の自制心!!
その右手を抑えるんだ!!
あの爆発魔(未定)を野に放す訳には行かない!!
俺は苦渋の決断を下した。
「カツ丼、出しますから」
「乗った!!」
市民の平和=カツ丼一杯
天秤にかけてはいけない物をかけてしまった。
自責の念の駆られる。
昼下がり、とある交番では涙を流す警官と、カツ丼を頬張る髪の長い女が目撃された。
……
……
……
“実は私サーカス団員なんですよー
器具の設置担当主任です。”
“え?それ夢を与える側じゃないですか?”
“フフフ、甘いね。
時々あからさまに仕掛けを見せるんだよ”
“………最低ですね”
“ありがとう”
“……………”
no title*って俺の知り合いに似てるわぁ………
それとアレだ。
おば様方に勝てるぐらい強くなれぇえーい!!
そしたら君は最強だ。
………とんだ声援をどうも。
……君の発想力には驚くよ…。
Mozuku…ってあの海草のことか…?
…………混沌、だ。
でもこの連載が今のところ一番好きだな。
続きのup、待ってる。では。
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