花菜 2011-11-20 21:28:10 |
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花菜》心が温まる話だぜ(多分… ↓
クリスマスの夜 君と二人で過ごしてる 僕の隣には君が居る
ああ、なんて幸せなんだ
この時間がいつまでも続きますように
僕は願う 君と一緒に居たいから
「クリスマスだね♪」と君が笑う
眩しい君の笑顔
何か期待しているのかい?
期待を外すと僕は要らないのかな?
いや、君は僕を捨てようとはしない
だけど、それは無理してる
期待を外すと、僕にはガッカリ…かな。
それが気になる…
ダメなプレゼントを渡すと、
僕はきっとダサくなる
だから見栄を張るために
無理して買った デジタル腕時計
なのに!なのに!なのに!
箱を開けて、君は少しガッカリした顔
何が不満なんだ?
何が気に入らない?
何なら良かった?
そう自分と、(心の中で)君に問う
「時計なら昨日貰ったの~♪」
君の腕に光る 赤と黒のデジタル時計。
誰から「貰った」の?家族?友達?それとも…
不安感で 胸がいっぱい…
この目つきのせいで
この肌の白さのせいで
このぶっきらぼうな口調のせいで
私はみんなに嫌われている
女子だけじゃない 男子だって
陰で私の悪口を言う
「怖い」…?「ウザい」…?「キモい」…?「調子にのってる」……??
私は何も悪いことしてないのに。
ひょっとして、アレか。
「何もしてないから」とか言う、そういうオチか。
もう うんざりだ。
かと言って、同情もされたくない。
どうしたらいい??どウすレばイいノ??ナニヲドウスレバ ー…
ぐるぐる考えていた。
放課後。
いつも通り、寒いのを我慢して、
開け放った窓から運動場を見ていた。
「冷めた目」とよく言われるこの目で。
「雪女みたい」とよく言われる、白い顔を腕で支えて。
家に帰ってもどうせ留守番。
誰も居ないんだし、いつまで居たって良いよね。…そう思いながら。
何も知らなかったんだ。
何も知りたくなかったんだ。
知らなくても良いと思ってたんだ。
私の中では、男も女も一緒だった。
醜い 人の子だ。
弱い者を見つけたら寄ってたかっていじめる。
ただの人間だった。
そんな風に思うなんて、私本当に雪女みたいだな、
そう思うと、何だか笑えてきた。
「窓を閉めよう、やっぱり寒い」……
そう言って、寄りかかってた状態から体を起こし、ふっ、と一息ついた。
その瞬間だ。
「何で今!?」って言いたくなるくらいの悪いタイミング。
私の悩みのタネが増える瞬間だった。
後ろから誰かが抱きついてきた。
女子!?だったらまた…
男子!?だとしたら…何のために!?
振り返った。
顔がよく見えた。
男子。
私より背が低い、ちょっと気になるアイツだ。
「何してるの?」
そう言いかけた瞬間、
唇を奪われた。
「何かの罰ゲーム?古いね。」
そう言った。
「違うよ。お前が好きなんだ。」
そして、もう一度唇を奪われた。
と同時に、チャイムが鳴った。
それは、私の彼氏居ない人生に別れをつげるチャイム。
「俺は、おまえとは付き合えない・・・」
君はいった
何故あなたを好きになってはいけないの?
何故私を見てくれないの?
何故・・・私を愛してくれないの?
あなたを愛することは
罪なのですか?
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