あしゅか 2011-10-30 21:39:18 |
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10時は、よくグチを聞いてくれる
まぁ、私が勝手にグチってるだけだけど
今日も早く帰ろう
10時が待ってる!
そう思って歩いていると、いきなり声をかけられた
「ねぇ、日空!」
「な、なんですか?」
「ちょっとうちまでかばん運んでよ!」
「なんで」
「またいじめられたい?」
「・・・」
こいつは中野真衣(なかのまい)
うちのクラスのリーダー
いや、学年のリーダーだ
私がいじめられているのを知って助けてくれた
でも、そのかわり、言うことを何でも聞かないとまたいじめさせる
とおどしてくる
こいつに逆らうやつなんていない
私をいじめろなんてあいつが言ったら、前よりひどいいじめが待ってるに決まってる
だから、いやでも、言うことを聞かないといけない
「わかった・・・」
「わかりましたでしょ!」
真衣の目が一瞬でかわった
すごく怖い目になった
「真衣さん、わかりました」
「じゃ、よろしく!」
いつもの目にかわった
真衣はたまにあの目になる
すごく怖い目
鳥肌が立つ
怖い、真衣は怖い
ひとつ言って良いか?
あんたの書いてる小説、起承転結まとまってないし、
クライマックスもはっきりしてない、
誤字脱字ありまくり、
話に意外性ないし、
はっきり言って下手だ。
もうちょっと勉強しろよ。
以上!!
失礼しました。
おちるわ、ノシ
真衣の家に着く
「ここまででいいよ!」
「わかりました」
真衣が自分のかばんを持って入っていこうとした時
「早く帰って」
と言われた
またあの怖い目だ
「は、はい!」
私は怖くなってかえろうとした
でも、途中で家の鍵がないのに気づき
真衣の家の前まできた
すると家の中から叫び声が聞こえた
・・・真衣の家の周りに家はない
人があまり通らない場所
もしかして・・・
真衣の体にはよく傷ができてる
なんで?・・・
今頃きずいた
真衣はきっと、ギャクタイに会ってるんだ
だから、学校でストレスを発散させて・・・
あんな怖い目をする理由も・・・
なぜ私は気づかなかったんだ・・・
でも、これで、この世界を真っ白にできるかもしれない
そうだよ!
真衣の弱みを握ったようなものだ
これを使えば!
そうだ!
さっそく明日学校で試してみよう!
もっかい来たww
俺の嫌なアドバイスも
怒らず受け入れられるなら、
多分あんたは前向きな人なんだな。
大丈夫、素質はある。
ただ もうちょっと丁寧に、
大切に 小説書けば良いよ。
ま、これからもがんばれ。
じゃな ノシ
「真衣!ちょっときて」
「日空、私に向かって何言ってんの?」
またあの怖い目だ・・・でも!
「あんたの秘密知ってるんだけど!」
「なっ何よ!言ってみなさいよ」
「ここで言ってもいいの?」
そうしてなんとか校舎の裏に呼べた、そして
「あんたギャクタイに会ってるでしょう」
「な、そんなことない!」
「ほんとに?」
真衣の目から涙がこぼれた
「おねがい誰にも言わないで、誰かにバレて、もしも誰かが通報でもしたら、私が殺される」
真衣が初めて泣いた
「いいよ、言わないであげる、でもわかってるよね、これからは私の言うこと聞いてもらうよ」
「わかった、わかったから!」
「じゃあまず、私をいじめてきたやつらに、次日空をいじめたらどうなるか・・・わかるよねっていってきて!」
「わかった!」
真衣は私の言うとおりに動いた
これで、この世界は真っ白になる
あれから一ヶ月が経った
今では私がリーダー
でも、真っ白になったかと言うと・・・なってない
もっと暗くなってしまった
相手の弱みを握って、そしてこの地位に立っている
何がリーダーだ
リーダーってこんな人のことを言うにかな?
わからない
「ねぇ10時、リーダーって何だろう?」
その時、一瞬だけど、10時が笑った気がした
そんなのもわからないの?・・・と、
「10時・・・私にはわかんないよ・・・10時はわかるの?・・・教えてよ」
返事はもちろんなかった
「前はね、ただ、みんなが笑っていられる世界を作りたかったんだ・・・でも、そんなの無理だったのかな?誰かが笑うと、誰かが苦しんで、そんな世界しか作れないのかな?みんなが笑うとか言いながら・・・今でも真衣は苦しんでるんだよ、ギャクタイに会ってるんだよ・・・もう自分が嫌だよ・・・」
そんな時、10時がふわっと笑った
「10時・・・わかったよ、私はかわる!」
「真衣、話したいことがあるの」
「な、何?」
私はまた校舎の裏に真衣を呼んだ
「これまでごめんなさい」
「えっ?」
「弱み握って、えらそうにして、ごめんなさい」
「ど、どうしたの?」
「許すか許さないかは真衣次第だよ」
「えっそんな・・・」
「あと・・・ギャクタイのこと、真衣はどうしてほしい?」
「わ・・・私は、通報してほしかったの、本当は・・・でもそしたらまたお母さんに何されるかわかんない」
「私が助けてみせるよ」
「ありがとう」
真衣はまるではじめ人に優しくしてもらったかのように泣いた
「10時、今日はね!」
家に帰ると10時はいなかった
逃げたのだ
私の悩み事が解決しようとした時
そう、十月十日十時に、10時はいなくなった
あれから一年
私と真衣は今では親友だ
真衣は今、親せきの家にいるらしい
真衣のお母さんとお父さんはある日、突然消えたらしい・・・じつは、二十年前に、銀行強盗をしたのは真衣の両親だったらしい・・・それがバレそうになって逃げたのだ
今は学校でも、いじめはおきていない
私たちは今、笑っている
終わりよければすべてよしと言うわけではないが
いろいろあったけど笑っていられる
きっと、みんなたいへんなことがあっても、いつかは笑える
きっと、いつかは笑える
きっと、きっと
10時のウサギはこれで終わりです
コメントくださった皆さん
本当にありがとうございます
私は、小説の書き方とかよくわからないので、
ここがおかしいとか
もうちょっとこうした方が、とか
何でも書いていってください
できるだけ皆さんが読んでいて
この小説いい
と思える小説と書いていくので、
これからもよろしくおねがいします
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