主 2025-02-28 18:46:46 |
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■HAZE
世界各地で暗躍するプロフェッショナルな詐欺師集団。その名の通り、彼らの存在はまるで霞のように捉えどころがなく、仕事を終えた瞬間には霧の中へと消え去る。彼らが狙うのは、腐敗した富豪、強欲な企業、裏社会の大物たち。単なる金銭目的ではない──ターゲットの"欲望"と"傲慢さ"を利用し、綿密な計画で自ら破滅へと導くのが彼らの流儀。
詐欺というより"演出"、犯罪ではなく"アート"。すべての計画は完璧で、どんなに賢い相手も彼らのシナリオに抗うことはできない。噂はある。だが、正体を知る者はいない。伝説か、あるいは幻想か。それとも、あなたも既に騙されているのかもしれない。
──ようこそ、"霧"の向こうへ。
■HAZE 主要メンバー
"Viper" - リーダー/天才詐欺師
カリスマ性抜群の策略家、天才的なペテン師。どんな相手でも味方だと思わせる巧みな話術を持ち、詐欺計画のすべてを仕切る。彼/彼女のシナリオに狂いはない…はずだ。完璧な計画には、時に予測できないリスクが隠れていることもある。
※1名募集 男女不問 25~40歳
"Phantom" - ハッカー/技術担当
伝説級のハッキングスキルを持つ天才エンジニア。世界中の監視カメラ、銀行口座、身分証、ありとあらゆるデータを操る。彼/彼女の仕掛けた情報操作に気づく者は誰もいない。暗闇で動くその手腕は、まさに「見えざる者」。
※1名募集 男女不問 20~35歳
"Mimic" - 変装の達人/役者
元ブロードウェイの天才役者。どんな人物にもなりきり、声色、仕草、話し方まで完全にコピーする変装のプロ。警察の潜入捜査官ですら演技を見破ることはできない。完璧な変装で、どんな危機も切り抜ける名優。
※1名募集 男女不問 20~35歳
"Oracle" - 作戦立案/知的ブレーン
元英国MI6の諜報員。完璧な情報収集と計算し尽くされた作戦立案でチームを支える。冷徹なまでに合理的でありながら、内に秘めた情熱は熱い。計画に乗る者は成功を、逆らう者は死を迎える。すべてを見通すその鋭さは、まさに予知能力者。
※1名募集 男女不問 25~40歳
"Wildcard" - 即興担当/現場対応
スラム育ちのストリートスマートな青年。人生そのものがサバイバルであり、予測不能な状況でも必ず道を切り開く。ハッタリと機転でその場を切り抜け、計画が狂ったときこそ真価を発揮するゲームチェンジャー。
※トピ主が頂きます〆
※男女比のバランスに配慮したい為、後で性別を限定する場合がございます。
■方針
・ネチケット、サイト規約遵守
・置きレス制、ドッペル推奨
・特殊進行(次項参照)
・ロール目安100文字以上
・恋愛3L可
・無断での長期不在は登録解除(3週間目安)
・Keepは2日以内(延長可)
・参加希望時はお名前を希望枠のコードネームで
※正式参加後もコードネーム表記を継続ください
■進行
主が不定期に作戦概要およびストーリープロットを提示します。
作戦を遂行中あるいはその前後や幕間など、各お好きな場面にて各々の交流をお楽しみください。
大枠でキャラの行動がある程度確定していることが前提となりますので、苦手な方はご遠慮くださいませ…。
※イメージが難しいと思われますので、後ほど最初の作戦概要を提示します。
■PFテンプレート
【 ※コードネーム※ 】
本名:
読み:
年齢:
性別:
容姿:
性格:
備考:※国籍や経歴など自由に作成ください!
『 台詞サンプル 』
【 Wildcard 】
本名:Jayden "Jay" Carter
読み:ジェイデン・“ジェイ”・カーター
年齢:22歳
性別:男性
容姿:身長170cm、黒人特有の深いダークスキン。短めのドレッドロックスは頭頂部から耳に届く長さで、サイドと襟足は刈り込まれている。目尻がわずかに下がった丸い瞳、ぺったりと低い鼻、厚めの唇が特徴的で、丸い輪郭も相俟ってどこか愛嬌を感じさせる面立ち。スラム育ちの荒々っぽさとストリート感を漂わせながら、周囲に溶け込みやすい親しみやすさを持つ。普段はロゴTシャツにスウェットパンツなど適当なスタイルでいることが多く、服よりも靴(スニーカー)に拘りが強いらしい。
性格:外面は軽いノリで適当に見えるが、空気を読む能力が高く、持前の人懐っこさから誰とでもすぐに打ち解ける。状況判断が早く、その場を切り抜けるのが得意なタイプだが、計画通りに事を運ぶのは苦手。逆にその瞬間のインスピレーションで勝負をかける方が得意な、いわば即興の名手。スラムの荒んだ環境で鍛えた生き抜く力と直感を活かし、むしろピンチの場面でこそ力を発揮する。
備考:スラム街で生まれ育ち、早くに亡くした両親の代わりに歳の離れた弟と妹を養うため、あらゆる手段で金を稼いできた。大金が絡むトラブルに巻き込まれ、命の危険に晒された場面でHAZEに救われて以来、チームの現場担当として活躍を始める。本当は自慢のドレッドヘアをボブ・マーリー級に育て上げたいのだが、変装任務でウィッグを被せられるので我慢を強いられている…。
『 お前さ、マジで無茶言ってるな!……ああいいぜ、リスク覚悟で決めてやるさ。ハイカードでブラフかましてひっくり返すのが俺の仕事だ。そこで見てろよ。 』
>レス解禁
(/スタイリッシュでカッコイイ天才詐欺師一味になりたいよ~!(?)の勢いで作成してしまいました。いろいろと絶妙にダサい感じがするのはお許しください…。共に物語を創ってくださるお仲間に巡り合えることを願っております。お気軽にご参加ください~!前述の「最初の作戦概要」はできあがり次第投下する予定です…!)
■CASE 01
作戦名:“Mirage”(ミラージュ)
─ 砂上の楼閣、蜃気楼のごとく消える財産 ─
標的:エヴァン・ロックウェル(52)
ロサンゼルスの裏社会を支配するフィクサー。麻薬カルテル、武器商人、汚職政治家の金を洗浄しながら、表向きは「環境保護ファンド」の代表として振る舞う慈善家。豪華なビバリーヒルズの邸宅を拠点に、高級クラブやチャリティーイベントで一流の人間たちと交流する。HAZEはこの男の隠し資産を奪い、社会的に破滅させる。
舞台:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス
・ビバリーヒルズ - ロックウェルの邸宅と表の顔の活動拠点
・ダウンタウンLA - フロント企業や資金洗浄ネットワークの中心
・マリブ - 高級会員制クラブや投資家の秘密の集会所
※ 上記以外も移動可能
作戦/プロット
01. 標的の心理操作
Viperは架空の投資会社「アーク・キャピタル」の代表としてロックウェルに接触。Oracleはロックウェルがリスクを避ける一方で、他人の成功を許さない性格であると分析。MimicとWildcardはロックウェルの信頼する既存の投資パートナーを巻き込み、彼らを通じて実在するクリーンエネルギー企業のプロジェクトを利用した投資案件を売り込ませる。Viperはロックウェルとのディナーで「独占契約の機会があるが、他の投資家も興味を示している」と話し、ロックウェルの競争心を煽る。
02. 偽の権威を作る
Mimicは架空の財団「グローバル・グリーン・ファンド(GGF)」の代表になりすまし、Oracleが提供したデータを基にロックウェルに国際的な環境プロジェクトへの参加を提案。
実際に動いているクリーンエネルギー事業(アフリカの太陽光発電プロジェクト)を利用し、HAZEの偽のペーパーカンパニーを介してマネーロンダリングを仕込む。ロックウェルは合法的に資産を増やせると信じ込み、提案を受け入れる。
03. 情報操作で逃げ道を潰す
Phantomはロックウェルの金融データを操作し、彼の資産の一部が徐々に「合法的な投資」として流出しているように見せる。Oracleは業界内でGGFの評価を高めるために偽の報道を仕掛け、投資家たちが関心を示す状況を作り出す。Wildcardはロックウェルの警戒心を削ぐため投資家の一人として接触し、確実に儲かる案件だと信じ込ませる。ロックウェルは監査を通じて問題がないことを確認し、より深く関与する。
04. 視察問題の対処
ロックウェルが投資先の視察を希望。Viperは彼を説得し、「独占契約を結ぶ前の守秘義務」があると説明。さらに投資先は「アフリカの未開発地域にある」とし、現地での視察には数カ月の準備が必要と偽装。Mimicは投資先のCEOになりすまし、実在するサステナブル・エネルギー企業の映像を使ったオンライン会議を実施し、信憑性を高める。Phantomはロックウェルの通信を監視し、不審な動きを検知した場合に即座に対処できるよう準備。
05. 最後の一撃
ロックウェルが投資金を送金した瞬間、Phantomは全額を複数のペーパーカンパニー経由で転送し、最終的にHAZEの管理下に移動。
さらにロックウェルの隠し口座のデータを改ざんし、彼の口座残高が「合法的な損失」として記録されるよう操作。Viperは裏社会の関係者に「ロックウェルが資金を横領して独占しようとしていた」という偽の情報をリーク。当局と裏社会の両方から追われる状況を作り出し、彼の帝国は崩壊する。Phantomは混乱に乗じてロックウェルのセキュリティチームの妨害工作を行い、HAZEは無事に撤収。
結末:ロックウェルは全財産を失い、当局の捜査と裏社会の報復を恐れて姿を消す。HAZEは証拠を残さず、作戦を完了。
※主軸から逸れなければ展開のアレンジや持ち込みも大歓迎です!協力者などNPCキャラの出演、設定の捏造などご自由にどうぞです。
(/以上、最初の作戦概要となります。長くなってしまった上に素人が考えたふわふわシナリオでツッコミどころ満載だと思いますが、あくまで交流のための薄~い土台と捉えていただければ幸いです…。引き続き参加者様をゆるく募集中です!)
>6様
(/反応が遅くなり申し訳ございません…!同じ趣味の方と巡り会えて感激です!"Mimic"を女性にてキープ承りました。素敵な女優さんにお会いできるのを楽しみにしておりますね!)
【 Mimic 】
本名:Irene Bale
読み:アイリーン・ベイル
年齢:27歳
性別:女性
容姿:髪色は落ち着いたダークブラウンで全体的に緩く巻いている。前髪は顎の辺りまで長く斜めに分けており、いわゆるかきあげヘア。濃くキリッとした眉毛とは反対に、ぱっちりとした薄いブラウンの瞳は垂れ目で優しい印象を与える。唇はぽってりとしており、パキッとした濃い赤の口紅を付ける事が多い。身長は168cm。凹凸のハッキリしたメリハリのある体型。普段から身体のラインが出る服装を好み、胸元の空いたタイトなワンピースに、ライダースジャケット、ハイヒールなど。
性格:現役の頃は若さもあってか高飛車で高慢な態度が目立っていたが、引退以降は身の振り方を考え、すっかり丸くなって謙虚という言葉を覚えた。自信過剰だが見合った実力は充分にあり、寝る間を惜しんで演技や変装対象の研究を欠かさない等、努力の結果とも言える。世話焼きな面もあってか何かと年下から相談される事が多い。以前は敵を作りやすいタイプだったが、今は全て吹っ切れたからなのか親しみやすさがあり、彼女自身も周りの人間に友好的。
備考:愛称は「リーニー」「リーナ」など。舞台女優だった母の影響で、幼い頃から声楽やバレエを学び、若くしてブロードウェイの主演に大抜擢。演技力は特に秀でており、カメレオン女優として映画やドラマなど引っ張りだこで人気絶頂だったが、そんな順風満帆な人生も25歳にして崩れ落ちる。信頼していた彼女の親友のとある女優に嵌められ、禁止されている麻薬の所持容疑で逮捕されてしまったのだ。何日間かの拘留の後すぐに釈放されたが、一度失った信頼を取り戻すのは難しく、若くして女優引退を決意した。親友の裏切りと生き甲斐を失った絶望から自暴自棄になり、毎日朝から晩まで飲み歩いていた所をHAZEに拾われ、現在に至る。上述の通り驚異の演技力を持ち、相手の仕草から声まで完璧にコピーする。大の酒豪でワイン好き。
『当たり前でしょ、私を誰だと思ってるの?目の前にいるのが大女優アイリーン・ベイルだなんて誰も気付かない。顔はもちろん、声も、仕草も、匂いまでも、私は"彼女"なの。』
(/お待たせしました!海外のスパイ映画をイメージしこんなキャラがいたらいいなぁ、という気持ちで作りましたが、いかがでしょうか……!想像されていたMimicと違っていたら申し訳ありません。どうかご精査下さい。よろしくお願い致します。)
>8 Mimic / アイリーン様
(/PFのご提出ありがとうございます!まさに海外映画から飛び出してきたような大変魅力的な娘様で、人生経験を感じさせるお人柄や、お酒好きというチャーミングな一面が愛らしくて素敵です…!ぜひHAZEのお仲間として素敵な交流ができれば幸いです。
お手隙の際に初回文をご投稿いただきたく、>5 CASE 01 をご参考に、作戦遂行途中、あるいは準備期間でも完了後でも、どのような場面でも構いませんのでお願いできますでしょうか…?イメージが湧きづらかったり、疑問点がございましたらお申し付けください。)
>8 Wildcard / ジェイデン様
( とある郊外にひっそりと佇むバー。客層は若者よりも比較的落ち着いた男女が多いだろうか、依然としていつ訪れても繁盛している。カウンターの左奥、あまり人目につかないそこが彼女の定位置で、シェーカーを振るマスターに「調子はどう?」と声をかけながらサングラスを外し。「絶好調だよ。君は?」「最高」「だろうね」と定番の社交辞令を交えた後、注文せずともまず目の前に差し出されたのは瓶の飲み口にくし切りにしたライムが挿されたビール。慣れた手つきでライムを少し搾り瓶の中へ押し込めば、そのままごくごくと──瞬く間に喉へ流し込まれてゆき。瓶を空にすると目を閉じて満足だと言う様に恍惚な表情を浮かべ。暫く喉越しの余韻に浸った後、鮮やかな赤いハンドバッグから1枚の写真を取り出し。腕時計やスーツ、全て一級品を身に纏い、貼り付けた笑顔で映る男──今回の標的の顔を、惜しむ様に人差し指で優しく撫で。)
残念だわー。彼、結構ハンサムなのに。……ターゲットじゃなければアリね。
(/参加許可、そしてお褒めの言葉をありがとうございます。恐れながら、年上としてジェイデン君の事は可愛がらせて頂ければと思います……!他、個性的なHAZEのメンバーが集まるのを楽しみにしております。
とても迷ったのですが、時系列としてはいったん作戦遂行前夜くらいをイメージしました。拙い文章ですが、絡んで頂けると幸いです。どうぞよろしくお願い致します。)
>10 Mimic
スコッチのダブル。ロックで。
( バーの扉を押し開けば生温い外気が断ち切られ、わずかに冷えた空気が肌を撫でる。低く流れるブルースの旋律、グラスが触れ合う微かな音、静かに酒を傾ける客たちの落ち着いた気配──その奥、変わらぬ定位置に腰を据える女の姿が目に入る。指先に弄ぶのは既に空となったビール瓶。赤い唇の端に浮かぶ満足の色を捉えながら、古びた木製のカウンターを指先で三度軽く叩き、無言のまま視線を寄越したマスターに静かに注文を告げて。琥珀の液体がグラスへ注がれる様を横目に歩を進め、肩越しに滑り込むように覗き込めば、彼女の手元にあるのは一枚の写真。精巧に仕立てられたスーツ、腕には輝く高級時計、端正な顔に貼りついた余裕の笑み。絵に描いたような“成功者の顔”を完璧に演じる男、エヴァン・ロックウェル。つい先ほど耳に届いた独り言を思い返し、低く落とした声で問いかけ )
へぇ、ハンサムねぇ……で、俺とどっちがイケてる?
(/アイリーン様に可愛がっていただけるの嬉しすぎます、夜通し晩酌に付き合って潰されたい…!初回場面は作戦遂行前夜とのこと、了解いたしました。情景が浮かぶ映画のワンシーンのような導入をありがとうございます!他メンバーが集う日を待ちつつ、のんびりお相手いただければ幸いです。改めてよろしくお願いいたします。/蹴可)
>11 Wildcard
あらジェイ、来てたのね!……比べるまでもないわ。私、うわべだけの男って嫌いなの。
( 背後から聞こえる耳馴染みの無い声に怪訝そうな表情で肩越しに振り返ると、ドレッドロックスが特徴的なベビーフェイスを視界に捉え。よく見知った顔に安堵感から思わず笑みが溢れ、空席だった隣に置いた鞄を背凭れと自分の背中の間に移動させ「座る?」と彼を誘導し。彼は既に注文を終えているようで、自らも空き瓶をマスターの前へ差し出すと二杯目を注文し、今度はよく飲み慣れた葡萄色の液体がグラスに注がれる様子を頬杖をついて眺めながら徐に口を開く。ロックウェルは中年男性らしい渋みのある端正な顔立ちだが、人間的な魅力には乏しいだろう。対して彼は愛嬌のある外見に比例して人柄も良い。何より母性本能を擽られる所がまた魅力だろうか。ワイングラスの脚を唇と同じ色のマニキュアが塗られた指先で挟み、反時計回りに何度か回転させると顔の位置まで持ち上げ )
いよいよ明日からね。成功を祈って──乾杯。
>12 Mimic
アンタが一人で”食前酒”でも楽しんでる頃かなって思ってさ。ああ、しばらくは酒を味わう暇なんて無いくらい大忙しだ。乾杯。
( 予想に反さない彼女の返答には満足げに口角を上げ、促されるまま隣のスツールへ腰を落ち着ければ、わずかに軋む音とともに古びた革張りの座面が沈み込み、馴染むように身体を支えてくれる。差し出されたスコッチのグラスを手に取ると、琥珀色の液体に沈む氷が静かに揺れ、触れ合う音が微かに響いて静かな店内に溶けていき。彼女の仕草に倣い軽く掲げたのちグラスを口元へ運べば、まず燻した麦の香りが鼻腔をくすぐり、次いで仄かな甘みが舌の上を滑り、喉を焼くような熱がじわりと身体の奥へ沈み込んでいくのを感じながら、肩肘をつき頬杖をついたまま視線を隣の小綺麗な横顔へと移す。──明日、ついに幕を開ける作戦。自身に与えられた初日の役割は彼女とともに投資家のパーティーへ潜入することだったか。作戦の初動を思い返した途端、脳裏をかすめたのは数日前に仲間から投げかけられた忠告であり、面倒そうに眉をひそめると不穏な一言をぼそりと零し )
……やべ。そういやOracleに投資の勉強しとけって言われてんだったな……。
>13 Wildcard
あら、あなたの会話術でなんとかなるわよ。とりあえず用語だけ覚えれば話を合わせられるわ。……ほら、こういう感じ。
( 乾杯を終えれば彼と同時にグラスを口元へ運ぶ。まず僅かに口に含むと舌先に軽い甘みを感じ、次いで酸味が舌の表面を包むように広がってゆく。喉奥から立ち上がる爽やかな香りまで堪能すれば満足気で、今度は先程よりも充分に喉を潤し。曇った表情で呟かれた彼の言葉に、第一関門である明日のパーティー潜入の任務を思い出すと、鞄からポケットサイズの本を取り出し、上部から飛び出た幾つもの付箋のうち最も目立つ蛍光色の付箋が貼られたページを開くと彼の方へ向け。”はじめての投資”と銘打つ通り初心者向けで、該当のページにはアルファベット順に専門用語と解説が並んでおり。──その一方で、課題は知識を身に付けるだけでなく、身元を知られぬよう完璧に姿を偽る事。名前、年齢、経歴、髪型。実在の人物を演じる上では念入りに下準備を重ねるが、明日演じるのは架空の人物のため未だ詳細を決めかねており、顎に手を添え眉間に皺を寄せながら考え込み )
ねぇ、明日はどういう設定にするの?ウィッグと衣装も用意しなきゃね。
>14 Mimic
良い本だな、マジで……酔いが回りそうだ。まあ適当に相槌打ってりゃそれっぽく聞こえるもんだろ。……で、設定か。
( 開かれた本のページには無駄のないレイアウトで専門用語の羅列が几帳面に並び、そもそも勉強が苦手な自分にとっては “はじめての投資” という穏やかなタイトルのほうがむしろ場違いに浮いて見えるほどで、渋い顔で目を数度しばたたかて。パーティー潜入の第一関門として最低限の知識は必要であると理解しつつも、今さら頭に詰め込める自信などなく、結局のところ会話さえ弾めば多少の知識不足は誤魔化せるはずだと楽観的な結論に落ち着けば、意識は自ずと次の課題である変装の準備へと移り、片肘をついたまま顎に指を添え、唇を軽く尖らせ目を細めてしばし思案に耽り。架空の人物を作り上げること自体はさほど難しくはないが、適当にでっち上げた設定でボロが出れば疑念を抱かれるリスクさえ生じかねない。指先でグラスの縁をなぞりながら過去の経験を振り返り、それらしい設定を組み立てれば思いつくまま語りだし )
……そうだな、アンタが家業の資産運用を任されてる御令嬢とかで、俺は地方の小規模ファンドの投資アドバイザーってのは?金持ちのボンボン相手に金融商品売り込む仕事なら細かい投資の話振られても適当にかわしやすいしさ、最近昇進したばっかの新米アドバイザーってことにすりゃ、多少のミスも”経験不足”で押し通せる。クライアントのアンタにくっついときゃ良いしな。
>15 Wildcard
でしょ。……気に入ったなら、あげましょうか?
( 皮肉めいた言葉には同意を示す相槌を打ち、閉じた本を背中の後ろに置いた鞄へ戻そうと身体を捻るが、ふと何かを閃いて一瞬動きを止めると唇の端を吊り上げて悪戯っぽい笑みを浮かべ、面白半分で本を彼へ向け差し出して。明日の綿密な計画を真剣な眼差しで、途中何度も頷きながら聞き入り。メモ帳を取り出すと彼の提案を思い返すように呟きながらペンを小刻みに走らせ、その横にアン、メアリー、ソフィア等偽名の候補を思い付くまま書き連ねてゆく。ろくに資産運用の経験も無い温室育ちの令嬢が投資の知識に乏しい所で怪しまれる可能性は低い。彼も同様で、投資の世界へ足を踏み入れたばかりの立場なら彼の人柄も相俟って会話にも困らない。むしろそれくらいの方が警戒され辛いだろう。グラスの中身を一気に飲み干し、マスターへ二本指を立てて注文すると、飲み口に塩が縁取られ琥珀色の液体が入ったショットグラス二つとライムが目の前に置かれて )
新人投資アドバイザーと世間知らずのお嬢様──と。ふふ、相変わらず天才ね。知識が無くても「教えて下さる?」でなんとか誤魔化せそうだし。……真面目に投資の勉強してたのがバカバカしいわ。マスター、テキーラを。
>16 Mimic
遠慮しとくよ。そいつはアンタの手元にあったほうが幸せだろうし、何よりせっかくの可愛い飾り付けが泣くってもんだ。もし俺がヘマやらかした時は、聡明なお嬢様の知恵でうまく取り繕ってくれよ。
( 片方の口角をわずかに持ち上げながら、軽く肩を竦めて差し出された本を指先で押し戻す。ページの端々から覗く色とりどりの付箋は彼女が重要だと判断した箇所を示しているのだろうが、自分にとっては単なる装飾以上の意味を持たず、眺めても頭に入る気さえしない。設定の同意が得られたことに気を良くして早速“お嬢様”呼ばわりを織り交ぜつつ、ペン先が走る手帳を横から覗き込み、罫線上に並ぶ偽名の候補を視線で拾っていき。スコッチを喉に流し込み、グラスを軽く回して氷が溶ける音を聞きつつ提案を送る途中、カウンターに置かれるショットグラスの乾いた音に反射的に視線をやれば、わざとらしく眉間にしわを寄せて )
“ソフィア”が良いんじゃないか?品があって投資家の社交界にもしっくり馴染み──……おいおい飲み過ぎんなよ。言っても無駄だろうけどさ。
>17 Wildcard
冗談よ。まぁ確かに、ここまで勉強したんだからちょっと可哀想ね。……ふふ。任せてよね?新人君。
(自分への敬称は嫌味の感じない響きで聞き心地が良く、満悦すると押し戻された本を鞄へ戻し。いくつかの偽名の候補が並ぶ中、彼が選出した該当の名前を丸で囲み、すぐ後に聞こえた理由には納得し。一方で彼の偽名は決まっているだろうか、ふざけている事もあり普段の彼女の演技からは想像も出来ない大根役者さながらの棒読みでわざとらしく問いかけ。目の前に二つ並んだショットグラスの一つを顔をしかめる彼の前に差し出し、自分もグラスを手に取ると中身を味わう前に縁にまぶされた塩を人差し指で掬い、ひと舐めして。時間を確認する為カウンター横の壁に掛けられたアンティーク調の時計を見上げると長針と短針がもうすぐ天辺で重なるようで。普段なら相手の制止を振り切って深酒をするが、明日の任務の事を考えると思い留まったようで一言素直な返事をし、最後の乾杯をしようとグラスを再び高く掲げて)
そう?じゃあ、ソフィアで決まりね。確かにレディって感じの響き。あなたの事は、なんとお呼びすればよろしいかしら?……そうね、わかったわ。もうこんな時間だし、明日に備えなくちゃ。──ほら、最後に景気づけよ。
(/こんばんは。今後の展開なのですが、あと何レスかで作戦当日、パーティーの描写等への移動を考えておりましたが、いかがでしょうか……?主様の考えてらっしゃった案などがあれば教えて頂けると幸いです!)
>18 Mimic
随分と可愛らしいご令嬢だ。俺は……よし決めた、“エライジャ・マイヤーズ”にする。バーボンとラムのハーフってのも案外俺にはしっくりくるだろ?
(芝居がかった棒読みの演技を受ければ今度は肩を竦めるだけではなく大袈裟な溜息まで添えつつ、偽名については彼女から問われたことでようやく真剣に考え始めたようで、少しばかり思案する素振りを見せながら視線をふとカウンターの奥へと滑らせて。整然と並ぶ琥珀色のボトル群の中で偶然目が止まった、妙に耳に残るバーボンの銘柄と、力強く主張するジャマイカンラムのラベル。その二つの名を拝借して掛け合わせ、即興ながらもどことなく馴染みの良い偽名をでっち上げて。口に転がしてみれば思いのほか悪くない響きに内心満足しながら、スコッチの残りをグラスごと傾けて喉へ流し込み、そこへ“最後の景気づけ”と称してショットグラスが押し出されれば呆れたように眉をひそめつつも、どこか楽しげな色を滲ませてそれを取り上げ、軽く掲げて)
ったく、お嬢様に付き合うと肝臓が持たねぇな。……仕方ない。大人しく乾杯するとするか。
(/こんばんは。展開のご提案ありがとうございます!実を言いますと丁度こちらもパーティ潜入場面への移行をご相談させていただこうかと考えていたところでございました…!ぜひ、良きタイミングで場面転換させていただければと思います。)
>19 Wildcard
エライジャ?……あー、なるほどね。エライジャ・マイヤーズ。ふふ、本当にピッタリだわ、あなた改名したら?
(彼が告げた名前には聞き覚えがあるが、何処で聞いたかは直ぐに思い出せない。その名を何度も呟きながら記憶を辿る中、ふと彼の視線の先、カウンターに並ぶボトルのラベルを端から順に目で追えば、記憶が蘇ると同時に彼の言葉を理解し思わず感嘆の声が漏れ。試しに一度呼んでみるが不思議と違和感はなく、冗談交じりに笑みを浮かべ。ショットグラスでの乾杯を終えると一気に喉へ流し込みすぐにライムを齧ると、独特な苦味が酸味で中和され気持ちが高揚し心地良い酔いを実感する。同じペースで酒を嗜んでも顔色が変わった様に見えない彼も負けてはいないと指摘すると、小さくブランドのロゴが刻まれた高級感のある長財布から二人分の飲食代とチップを含んだ現金を少し余分にテーブルへ置いて立ち上がり。彼を見下ろすと頭上へ手を伸ばし、手を振り払われなければそのまま親しみを込めてドレッドヘアを二回軽く叩いて。零時を回っても未だ賑わう男女を横目に後ろ手で手を振り、早々と店を後にして)
あなたも結構いけるクチじゃない?全然変わってないし。──ふー、美味しかった。さ、私はそろそろ帰るわ。今日はご馳走させてね、楽しい”食前酒”に付き合ってくれたお礼よ。じゃあ明日、よろしくね?マイヤーズさん。
(/考えが同じだったようで良かったです!駆け足になってしまいましたが、とりあえずアイリーンは一旦退場させますので、主様がよろしいタイミングで場面転換して頂いて構いません。)
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