スチールドッグ 2024-11-08 03:21:31 |
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【世界観について】
【ティーガーデン星B】
かつては人類が入植可能な数少ない惑星で美しい緑豊かな環境であったが、M&A社による資源の搾取と環境汚染、ゴロヴァ・デモナの略奪と破壊、そして様々な勢力が入り乱れる戦争によって荒廃した死の星となった。
この星のロケーションの一例は下記の通り。
[惑星の先住民]
中世ヨーロッパとファンタジーを組み合わせたような文化を持った土着民。人類のような種族以外もいたようだが、現在生き残っているかどうかは不明。
【王国】
慈悲深く公正な女王が治めていた君主制国家で国民からの信頼は厚く、豊かな自然と文化が魅力だった。経済と産業も活発で有能な女王の統治によって人々は豊かに暮らしいた。しかし、M&A社の襲撃によって無慈悲にも王国は焼き払われて滅亡する。
女王は王国親衛隊と共に最後まで戦ったが、敵の焼夷弾に焼かれて骨になった遺体で発見される。その頭蓋骨はM&A社の私兵が戦利品として地球に持ち帰るとネットオークションで売り飛ばされ、最終的には地球にある美術館の展示品となってしまった。
【嘆きの古城】
女王が住んでいた美しい城と繁栄していた王都は侵略者に破壊され、瓦礫が散乱する廃墟となった場所。現在はゴロヴァ・デモナの物量作戦によってM&A社を追い出し、彼らの重要な要塞に改築されているが、敵の反攻作戦に苦戦を強いられる。城を奪い返されるのは時間の問題とされている。
【紅炎平原】
草木が燃えて剥き出しになった大地と戦争の残骸が炎天下で焼ける。ゴロヴァ・デモナとM&A社が激しく争う危険地帯。大型機動兵器やステルス爆撃機から身を守るため、塹壕やトーチカがあちこちに作られている。スカベンジャーにとってリスクが高いが一攫千金を狙える稼ぎ場。
【旧魔法都市跡】
魔術の研究に熱心だった王国が建設した魔法都市の廃墟。壮絶な戦闘の末にM&A社が勝利を収め、ゴロヴァ・デモナの残党と潜伏している黎明の騎士団を駆逐している。未知の遺物や魔法関係の書物が高く売れるため訪れるスカベンジャーが多い。
【巨大都市遺跡】
産業と商業で繁栄した巨大都市は、今は火山灰と屍が降り積もっている。荒涼とした廃墟に繁栄の証である巨大建築物の跡がそびえ立ち、平野は侵略者と抵抗する者達の小競り合いの音がする。
地下には複雑にいりくんだ広大な地下道があり、スカベンジャー達の拠点となっている。
UPC、騎士団、ゴロヴァ・デモナ、M&A社等の勢力が殺し合う場所。スカベンジャーは家から出入りすることすら命掛けである。
(/レス禁)
【勢力について】
ティーガーデン星Bは様々な勢力が独自の目的を持って行動している。だが、大抵の勢力は好戦的又は他人嫌い。交流や取引しようと近づくのは自殺行為なので止めたほうがいいだろう。
【マイケルアンドアラン社(Michael & Alan) 】通称″M&A社″
政治経済に強い影響力を持つ複合企業マイケル・コングロマリットが巨大軍事企業でありながら赤字続きで弱体化していたアラン・テクノロジースを吸収合併して誕生した米国系の企業。
非常に攻撃的で貪欲な性質を持っており、この惑星の資源を独占するために正規軍と同じ武装や兵器で他勢力を殲滅か追放、そうでなくても服従させることしか考えていないので惑星にいる勢力の中で最も強力で危険な勢力。
保有している兵器は人型の大型機動兵器、ステルス爆撃機と戦闘機、戦闘ヘリのようなガンシップなどと非常に強力で歩兵も重装甲のパワーアーマーを装着した者や最新鋭の戦闘用義体で構成されたサイボーグ兵が所属しており、戦力面では他の勢力を優越している。
【ゴロヴァ・デモナ(Голова демона)】通称″ラス・アルゴル″又は″アルゴル″
ゴロヴァ・デモナの名前の由来は″悪魔の首″アラビア語でラス・アルグル(アルゴル)を参考にしたもの。
ユーラシア大陸を顧客として抱える民間軍事会社。報酬次第で非道な行為も平気で行える残虐性を持ち、普段となる惑星を主な活動拠点としている。保有する兵器はM&A社に対抗するためにユーラシア大陸の軍が使用していた戦車や戦闘ヘリ、戦闘機を近代化改修させた兵器でM&A社が質で勝負するならば、ゴロヴァ・デモナは数で勝負する。歩兵もM&A社に劣るが現代の正規軍と装備を持ちスチームローラーのような数で勝負する人海戦術で戦う。まるで旧共産圏のような戦術を使ってくる勢力。
【惑星連合(United Planets Coalition, UPC)】通称″UPC″
惑星連合は、地球を含む複数の惑星が結成した国際的な組織で、主な目的は平和維持と資源の公平な分配、そして人類の繁栄を目指す組織。UPCは、各惑星の代表者からなる議会を持っている。
議長(Chairperson)は任期制で、各惑星の代表者が持ち回りで務める。
[惑星平和維持軍](United Planets Peacekeeping Force) 通称″UPPF″
各惑星から選抜された精鋭部隊で構成され、最新の技術と装備を持って準軍事組織で主な任務は、紛争地域への介入、平和維持活動、人道支援。惑星連合と一緒くたにして″UPC軍″と呼ぶ者もいる。
保有する兵器は 偵察や戦闘支援を行う自律型ドローンやロボットなどの最新の兵器や高度な防護スーツやエネルギー兵器を装備した歩兵部隊とM&Aに劣らない装備をしている。
各惑星の代表者が集まるため、資源の分配や介入の方法についての意見の対立が頻繁に起こって決定が遅れることが多く 、各惑星の利害関係が絡むため、特定の惑星が自国の利益を優先しようとすることがあり、特にM&Aの本社がある地球の政治的圧力の影響でUPPFは限られた人員とリソースで戦うことを強いられている。
無駄な抗争を避けるためかスカベンジャー達とは不干渉の立場を取るが、拠点と資源の奪い合いや立ち入り制限エリアで資源の採取、UPCの補給基地に盗みに入るなどのトラブルで交戦することがある。
【黎明の騎士団(Knights of the Dawn)】通称″KD″ ″夜明けの騎士団″ ″騎士団″など
団長を務めるセリス・ヴァレンタインと先住民達は外部勢力からの侵略に対抗し、惑星の自由と平和を守るために結成されたレジスタンス組織。
騎士団は高い倫理観と名誉を重んじ、騎士道精神に基づいて行動していると言われているが、M&A社とゴロヴァ・デモナの軍勢に追い詰められて物資も不足していることから騎士道だけではやっていけないのは明白で戦場でのハイエナ行為やスカベンジャー達との取引などで何とか活動しているのが現状。
敵から鹵獲したり、スカベンジャーから購入した物が多いため武装は他の勢力よりも貧弱でゲリラ戦法によってどうにか敵の侵攻を食い止めている。
基本的に蹂躙されることが多い騎士団だが、中には旧王国親衛隊やセリスのような騎士階級だった者など所属しており、鹵獲したライトセイバーで使って近接戦闘で戦う騎士や現在では使える者が減ってしまった魔術師が騎士団の切り札となっている。
スカベンジャーとは中立又は一時的に同盟を組む関係で一緒にチームを組むことが多いが、利害の不一致や資源の奪い合いによって対立して殺し合う場合があるので両陣営は複雑な関係となっている。
最近はUPCと騎士団が接近することが増えたようで互いに協力関係を築くのは時間の問題ではないかと言われている。
[セリス・ヴァレンタイン]
彼女は優れた戦士でありながらも知恵と慈悲を兼ね備えた人物で、騎士団を統率し、騎士団の希望の象徴となっている。元々は高貴な家庭の元に生まれ、地域の統治者や守護者としての役割を果たしていた。
偉大な人物として尊敬していた女王と美しい世界を奪ったM&A社に復讐を誓い騎士団を結成した。
(/レス禁)
【スカベンジャーについて】
路地裏に暮らす野良犬のようにゴミを漁って生計を立てる者達。地下道にある″野良犬の巣″と呼ばれる住処を見つけたはいいが、外で物を漁らなければ明日の命を繋ぐことは出来ない。
時には戦って物資をかき集めないといけない事がある。だが、彼らは巨大勢力から相手にされない無力な存在、判断を誤れば命を落とすことになる。
【スチールドッグ(Stell Dog)】通称″SD″ ″クズ犬″ ″野良犬″ ″鉄犬(てっけん)″など
惑星の廃墟や戦場から資源や技術を回収して生計を立てているスカベンジャーの集団。そこそこ高度な技術を持ち、サバイバル能力に長けている。団体名はへこたれない鉄のメンタルと自分達を野良犬と自虐的した呼び名を合わせたもの。
掟を除けばメンバーは生き残ることを最優先事項とし、メンバー同士で助け合い、困難な状況でも生き抜くための知恵と技術を共有している。
UPCや騎士団とは不干渉又は中立の関係を築いているが、基本的に外部勢力に縛られずに自由と独立を重視するのがモットーなので他勢力の干渉を嫌い、時には対立することがある。
[地下街]通称″野良犬の巣″
巨大都市遺跡の地下には地下道がある。
侵略者達ですら立ち入るのを躊躇う程の複雑で迷路のような巨大地下道、人の心を捨てた怪物達から逃れるために避難民はここを新たな故郷に決めた。闇市や酒場、医療施設などそれなりに設備はあるが、常時水不足と食糧難に苦しめられて暮らしは決して楽ではない。ここを取り仕切るスチールドッグも例外ではなく、メンバー達は必死になって廃品を持って帰り、避難民と一心同体で助け合いながら一日一日命を食い繋いでいる。
ここスラムの住人達は少しでも暮らしをよくしようと娯楽としてスポーツ中継番組などが見れるモニターを設置したり、みんなで定期的に清掃を行い清潔さを保っている。他には祭壇等の宗教施設や温かい食事を振る舞う炊き出し、動物達を地域猫(犬)として住人達が飼育している等、住人達が絶望ばかりしていないことが伺える。ちなみに生活の余裕がないにも関わらずに生き物を飼育しているのは侵略者達みたいな道徳を捨てた獣ではなく人として生きたい理由から。
あだ名の由来は住人達が自虐で自らを″野良犬″と呼んでいたことから。この場所を″野良犬の巣″と皮肉るようになった。だが、彼らにとって良心を失くした怪物と一緒にはされたくないようだ。
(/レス禁止)
【PF作成例】
「ここにセリフを打ち込んでください。」
[名前]洋名や和名でも基本的に自由です。ただ、あまりにも長すぎる名前や記号を多様する等の読みにくい名前はご遠慮ください。
[年齢]サイボーグ技術又は種族によって寿命の差がありますが、100歳を越える年齢はご遠慮ください。
[性別]男性、女性、性別不詳。どちらか選択してください。
[所属]
現在はスカベンジャー集団であるスチールドッグと黎明の騎士団のみ募集しております。どうか、ご容赦くださいませ。
[出身と種族]
出身は地球人又は土着民どちらかを選択してください。
種族については土着民出身限定で獣人等の人間以外の種族も選択可能ですが、ドラゴンや魔族のような戦闘力が高い種族はトピックのテーマから逸脱するので禁止しています。ご注意下さい。
[装備]
核兵器や敵を全て焼き払うようなトンデモ武装でなければ基本的に規約は設けておりません。あくまで常識の範囲内でお願いいたします。
[備考]
キャラクターの個性を重んじるばかりに絡みずらい態度、中の人を不愉快にするような発言をする性格はご遠慮ください。
チート級の能力は世界観が崩壊するのでお辞めください。もちろん、単独で一個師団を壊滅させて人型の大型機動兵器も一瞬で破壊する等の最強設定もご法度です。
皆さんは戦場で銃弾をさけながらゴミを漁って生きている人々の内の一人です。地獄のような世界を生き抜くのに強さは必要ですが、限度があるのでご注意ください。
(/レス禁、もう少々お待ちください。)
【主PF】
「ようこそ、地獄へ。ここは見ての通り哀れな屍達の世界だよ。」
[名前]つぎハギ(本名は捨てた)
[年齢]58
[性別]男性
[所属]スチールドッグ
[出身と種族]地球人、人間(サイボーグ)
[容姿]頭からフードを被り、ガスマスクのようなもので顔を覆っているが、食事はマスクをずらすことで可能。″つぎハギ″というあだ名の通り、体の大半は義体化されており、拾ってつけた手足と胴体のパーツはメーカーがバラバラなので軍服を来ていても歪で無骨な体は隠しきれていない。
[装備]
AKM: AK-47の後継モデルで非常にカスタムがしやすく、惑星内でもパーツが簡単に手に入るので彼の愛銃となっている。オリジナルカスタムで扱いやすくて命中精度が向上している。
S&W M500: リボルバーとして最強のクラスの威力を持ち、反動も義体のおかげで軽減することができるので片手撃ちすることができる。この銃は非常に頑丈なので壊れにくくて弾詰まりも起こしにくい、そして銃のパーツの入手も交換も容易なので彼にとってこれ以上の拳銃はないと豪語している。
米軍用アリスパック: アルミ合金フレームによって耐久性と積載量が増加してバッグパックにたくさん荷物を入られるようになっている。彼にとって非常に重要な商売道具。
サイバイバルナイフ: 本来は近接戦闘で使われるものだが、何かを切ったり、加工したりと汎用性が高い。
スマートフォン: 近未来においても汎用性の高さから使用する人が多い。
[備考]
スカベンジャーになってから長い年月を生きているベテランのスカベンジャー。この過酷世界で生き残っているだけあって射撃の腕やサバイバル術はそこそこある。元軍人だったのか白兵戦もある程度戦える模様。
スカベンジャー同士の付き合いがあるため仲間意識がそれなりにあって親切な部分もあるが、基本的にドライで仲間の死は仕方ないと割りきり、チームを組んでもメンバーが瀕死又は助けるのが非常に困難で下手をすればチーム全体に危険が及ぶ場合は見捨ててしまう冷酷さを持つ。
自身の本名や過去を決して語らず、自身が地球人であること以外は一切口を閉ざしている。本人いわく過去はよそに置いて行ったとのこと。
(/レス解禁、募集開始です。大変お待たせいたしました。皆様の参加をお待ちしております。)
(/かなりガバガバな設定がなので気になる点があれば、いつでも質問を受け付けます。)
(/追加するのを忘れていましたが、情報を追加する時はこのようなスタイルで投稿しようと思っています。)
【緊急用掲示板】
スカベンジャーギルドとメンバーであるスカベンジャーに関して重要な知らせがある場合にその都度知らせるために開設された掲示板でスカベンジャーかつ端末を所有しているならばいつでもどこでも確認することが可能。掲示板では下記のような内容で書かれている。
【緊急速報】
[ゴロヴァ・デモナによる人間狩りに関する注意喚起]
スカベンジャー各位
近頃、ゴロヴァ・デモナの顧客であるユーラシア大陸の企業がM&A社に対抗するためサイボーグ開発を進めており、その素材となる人間を確保しようとする動きがあります。
ゴロヴァ・デモナの傭兵と遭遇した際はすぐに退避するか、退避が困難な場合は応戦して脱出する機会を伺ってください。彼らに降伏を呼び掛けられても決して応じてはいけません、人として戻れなくなる可能性があります。
上記を周知徹底した上で安全にスカベンジ業をこなして下さい。
スチールドッグより
(/初めまして。世界観に惹かれまして黎明の騎士団で参加希望です。
一つ質問なのですが、魔術師のキャラを作成することは可能でしょうか?)
(/スペースオペラ味のある素敵なトピですね。
好きなジャンルで参加させていただきたく思い、キャラを考えているのですが
質問させていただきたいことがあります。
ティーガーデン星Bに地球人が侵攻してから、また【王国】は滅んでからどのくらい経過しているのでしょうか?)
>12様
(/ご質問ありがとうございます!時系列は地球人による侵略が始まってからまだ数年しか経っていません。王国はティーガーデン星Bの中で最も繁栄した広大な国でしたが、激しい抵抗も虚しく半年しか持ちませんでした。他の国も侵略に抗いましたが、数日~数週間で陥落してしまいました。)
(/ちなみにUPCはM&A社による侵略戦争の途中で参戦したゴロヴァ・デモナと違い、今の時間軸から一年前に介入という感じでかなり遅いです。)
(/UPCがM&A社とゴロヴァ・デモナの二匹の怪物に対抗するためには世界大戦ができる武装と人員を導入する必要がありますが、複数の代表者の反対によって実現できないのが現状です。限られたリソースでの戦いを強いられるUPCは2つの巨大勢力から脅威と見られず、まるで怪獣大戦争に巻き込まれた自衛隊のように立ち回るしかない苦しい立場となっています。)
「“逐鹿者 不見山”この星を取り巻く情勢はまさにそんな欲に塗れた物アルネ。」
[名前]:金猪(キントン※正確にはチィン・ツェ)なお本名は王源(ワン・ユェン)
[年齢]:38歳
[性別]:男性
[所属]:スチールドッグ
[出身と種族]:地球人・人間
[容姿]:THEアジア系な細目にどじょう髭(口髭の左右のみを残して長く垂れさげたひげ)が特徴的な割かし人の良さそうなふくよかな顔をしている(ある意味では表情が読み辛い顔とも言える)、体型は服の上から分かる程度に小太り(ただの脂肪と言うよりは力士めいた筋肉と脂肪の程よい中間)、肩口や腹部・胸元に刺し傷・銃創の類の古傷も少なからずあるらしい。髪型は所謂辮髪。
服装はオリーブドラブのゆったりしたサイズの着古したトレンチコートに乾いた血の様なくすんだ色の赤星がチャームポイントの人民帽(ヘッドセット機能や外付けアイウェアの増設などかなり手を加えられている)、その他人民服の上下にショルダーホルスターと(ほぼ気休めながら)プレートキャリアを着用。首元にはチェック柄のシュマグを捲いている。
弾帯兼用の軍用ショルダーバック(MOLLEシステム対応)に各種予備弾倉やナイフ、工具類にファーストエイド系・携帯糧食の類を収納)にスカベジング用の背負子(リグ)を背負っている(背面が防弾・防爆性を有するほど頑丈ながらその分かなり重量がある)、手はタクティカルグローブ、靴は軍用編上靴。
足首に小型ナイフを仕込んでたりとやや暗器めいたモノの仕込み方を好む。
[装備]
CQ5.56mmTypeD+アサルトカービン
地球・ユーラシア某大国の大手軍需企業(North Industries Group Corporation)製のAR系アサルトライフルデッドコピーモデル。各企業から出ている同じ様なAR系クローンと同じくアメリカ製M4/M16系を主体としている。民生向けのシビリアンモデルから軍用モデルまでそこそこの数が各地で出回っており、高級・高精度・高性能志向のAR系ライフルとしてはかなり安価(無論、精度や耐久性に関しては良くも悪くも値段なりとも言える)
金猪が使用しているモデルは既に(原型)が無いほど他社モデルの外装パーツ(銃身からアッパーレシーバー、グリップにストックに至るまで※例を挙げるとマウントレールはピカティニーレイルだが側面・下部はM-LOK対応、伸縮ストックはマグプル系列、アッパーレシーバーはH&K416系のモノになっている、弾倉も旧NATO規格のSTANAGマガジンから素性の知れないサードパーティ製のPMAGまで色々)を大概はスカベジングでの蒐集・鹵獲品(装備の充実振りに定評があるM&Aの傭兵が割かし高級なAR系列のアサルトライフルの使用者が多い為、彼らが戦闘や“不慮の事故”で斃れたり、不用意に隙を見せて金猪自身が始末した死体から剥ぎ取り、その場で銃をバラし部品単位で回収した物を使っている※ライフル丸ごと持ち帰らないのはそもそもIDロックが掛かっていて使えない場合が多いのと、そのライフルから“探知”されるのを避ける意味合いもある、また単純に“洗浄”コストと手間をケチってる部分もあるらしい。)
同業者や闇市の武器商・ガンスミスは(テセウス・ライフル)だの(フランケンAR)だの呼称している。高精度と拡張性が高いのが売りだが、AK系列やもともとしっかりした作りの同種のライフルに比べると耐久性はやや劣る。
数ヶ月単位でゴテゴテにカスタムされたこの銃を扱うが時折素の(CQ5.56mmTypeD+)に戻っている事もある(理由は本人曰く壊れた・取られた・落とした・あげた・売った等々etc)、その場合はまた一からパーツの組み込みをキノコ栽培宜しく始める…というサイクルが始まる。
そのサイクルで現状惑星内では闇市やスカベンジャーの一部が売り払われた(金猪AR)を所持していたり使っていたりする程度には流れているらしい(30挺未満)
アセット構成は古き良きACOGサイト+デュアルマイクロRAM、フラッシュライト複合LAM、アングルフォアグリップ(+αでフォアグリップの代わりにM203A4 40mmUBGLや12ゲージのマスターキーを装着したりする)、標準で減音器(サプレッサー)は装着可能。マガジンも20連から標準の30連、火力が必要な場合は100連C-MAGを使用する。
チャームポイントとしてストック部分に(到福)の赤ステッカーが遊び心で貼られている。
PM-9カスタム
地球・極東某国の軍事企業が特殊な案件にて設計し、同国国防軍(旧自衛隊)向けに配備した9mm口径の機関拳銃、生産数が三桁程度で現存し尚且つこんな紛争惑星でまで出回ってるのは非常に珍しく。金猪曰く(何処かの物好きな好事家の類が複製したコピー品)との事、バラ播きサイドアームとして使用しており、増設したレイルでレーザーサイトを装着している他、ハイダーを交換して減音器(サプレッサー)対応にしている。
弾倉も通常の25連及び60連のドラムマガジンを用意(3Dプリンタ加工や幾つかは自作)
また使用弾的な破壊力・殺傷力の不足は基本メインで使用する訳では無い事を踏まえて(生身に近い装備の兵士相手ならばまだしも軽装の歩兵用強化外骨格の類もM&Aは特に標準化していたりする関係で通常弾だとゴーグルや脆弱な急所を撃ち抜くなり工夫が必要になる)、対サイボーグ・強化外骨格・軽装甲兵器として“取っておき”なホウ素装薬の特殊な強装AP弾入りの弾倉も数本お守り代わりに持ち歩いている。
Eツール
歩兵や工兵用の塹壕堀りなどで用いる折り畳み式の小型スコップ/多用途工具
ワイヤーカッターなど地味に便利な機能が備わっている他、その頑強さと鋭さから古い時代より近接戦闘時の武装としての使用されてきた。鈍器と刃物の性質を有している分、対人や多少機械化された敵が相手でも割かし凶悪な殺傷能力を示す。
その他、破片手榴弾やEMP・スモークグレネードの類、IED(即席爆発物)や地雷・爆薬なども必要な場合は取り扱う他、武器自体も状況に応じて変える事もしばしばある模様。また電子的な装備やある程度エレクトロニクスな技術を要求される様な装備も扱える技量がある。
なおスマホやPDAは常備している。
[備考]
人付き合い自体は比較的良好で割かし話し易いスカベンジャーとしては物腰穏やかな人物だが、自他共に認める(どこかしら浮世離れした様な酔狂な部分が多い)という点が珠に瑕。口癖は(徳を積むアル)、またこういう界隈の人間らしく中々シニカルな部分が強く現実主義者として(精一杯やって駄目ならばバッサリ切り捨てる)という事も厭わない程度には冷徹な部分がある。
地球・ユーラシア極東圏出身のスカベンジャーで自称(放浪華僑)、詳細はあまり語らないが(政争云々のゴタゴタに巻き込まれ、色々とウンザリして地球を飛び出してあちこちを転々とした挙句、この地獄みたいな惑星まで流れ着いた)との事らしい、なおスカベンジャーをする前は惑星間チェーンの中華料理店で糊口を稼いだりしていた、なお従軍経験はあるとの事。
慢性的に食料や水が不足している中で小太り体型が維持されているのを冗談めかして(死体でも食ってるのか?)と尋ねた同業者(スカベンジャー)に対して(人肉も調理次第では結構イケるアルヨ)と笑顔で答えてドン引きさせたり奇妙なエピソードを幾つか持っている(実際本当に食べてるかは謎)
また(野良犬の巣)の調理番を担当する事もあり、同業者や難民に味気無い合成食料や余り食料に適さない様な食材でも無理なく食べられる味の食事として提供する腕前の持ち主。また変わった趣味・技術として(針治療)の施術がある。
なおかなりの重量物を軽々と背負って飛んだり駆け回ったりなんだりしている点から(義体化)しているのかと良く思われるがどうにもそういうオーグメンテーションやサイバネが受け付けない体質らしく一切(置き換え)はしていないという。代わりに(気功法)という古くから伝わる身体調整術で(効率よく)身体を動かしているというのが本人の弁(その余波かは不明だが割かし近接格闘能力も中々のモノを有している)
出自的な意味でPMC(ゴロヴァ・デモナ)が惑星各地の戦場に投入しているユーラシア系各種兵器(取り分けAFV※装甲戦闘車両などの陸戦兵器や個人装備)に関してそこそこ精通している。
>14 金猪様
(/素敵なPF誠にありがとうございます!温和そうな人柄ながも少々ブラックな要素を持っているのは非常に素晴らしいです!金猪様の料理スキルは野良犬の巣に住む人々やスカベンジャーから非常に重宝されると思います!それに針治療も万人から受けるスキルになるでしょう!)
(/ようこそ、地獄へ!参加許可致します!まだ、つぎハギの絡み文が出来ていないので少々お待ちくださいませ。)
【旧魔法都市跡】
>all
アルゴル兵A「ゼェ……ゼェ……″こ……ここまで……来れば……″ゴホッ…ゴホッ…」(薄暮が差し込む廃墟の廊下でリボルバーを片手に血まみれの手で壁を這いながら、ゆっくりと廊下を進んでいくが、息が荒く足が鉛のように重くなっている感覚を感じていた。彼は最後の力を振り絞って歩みを進め、無数の弾痕と砲撃によって瓦礫になった部屋にたどり着く。痛みに耐えながら辺りを見渡してみると黒板、机、椅子、床に散らばった書物と実験器具からここはおそらく教室だっただろうことが分かる。自分を追っていたM&A社はいないことにホッとしたのかユーラシア大陸の言葉で独り言を呟いていたのも束の間、激しい咳と共に口から血が溢れだす。フローリングの床に小さな赤い水溜まりと口に残る鉄の味から戦闘のために義体化していたこの体も限界を迎えていることを悟り)
アルゴル兵A「ゼェ……ゼェ……″い……息が……苦しい……少し……休もう……″」
アルゴル兵A「″大丈夫……少し……だけなら……そう、少しだ…………___″」(まだ生きる事を諦めていない兵士は悲鳴をあげている己の体を休めるために教室の壁にもたれ掛けながらゆっくりと座り込む。息をするたび焼けるような肺の痛みに耐えながら息を整えて気持ちを落ち着かせようとしている。時間が過ぎる度に視界がぼやけ、景色の色も抜けて色の判別が付かなくなっていき、とうとう体の痛みすらも感じなくなってしまった。男は死期を感じながらも絶命しないように自分を鼓舞しながら体力が回復をするまで休もうとするが、強烈な眠気と倦怠感が襲う。誘惑に負けて少しだけ眠っても大丈夫と言い聞かせて目を瞑った瞬間、緊張の糸が溶けたのか体の力が抜けて、そのまま意識が遠のいて絶命し)
……よし、大丈夫そうだな。……たったのこれだけか……(兵士が息耐え、埃と暗闇が支配する教室に静寂が包まれてからしばらくすると天井の穴から一人の男が降りてきた。フードとガスマスク、軍服では隠しきれない程の歪な義体パーツと大きなバックパックが特徴的な人物はAKMアサルトライフルを構えながらゆっくりと兵士に近づくと首の脈を測って相手の生死を確認する。絶命した事を確認すると最初に義体の状態をチェックするが、胴体にはいままで生きているのが不思議だったくらい多数の銃弾の跡で損傷がひどく、義体化している左腕のパーツも使いものにならない程ガタがきているようで剥ぎ取る価値がないと判断して遺体をうつ伏せに寝かせて背負っていたバッグパックを漁る。だが、入っているものは安物のタバコが1~2本入ったパックと僅かなユーラシア大陸の現金しか入っておらず、彼は大きく落胆する。)
ウーム、頑張って待ったわりに収穫はほとんどなしか………まあ、こいつの銃の弾が手に入っただけましか(この男はこの兵士が衰弱しながら廊下を歩く様子を見てから遠くで様子を見ていた。彼が**ば、パーツと貴重品を剥ぎ取って楽に金儲けしようと考えていたからだ。卑怯で卑劣に感じるかもしれないが、これが野良犬と呼ばれるスカベンジャーの生き方、清廉潔白では明日の命を繋ぐことはできない。遺体の横に目をやるとリボルバーが落ちており、よく見るとこの銃はS&W M500リボルバー拳銃。熊すらも倒す威力を持つ程の強力な銃を持っていたのはおそらくM&A社のサイボーグ兵対策で携帯していたのだろう。本来は頑丈なリボルバーも長らく整備もせずに乱雑な扱いをされていた影響でいつ暴発してもおかしくないボロボロの状態で使い物にならないが、弾は専用の″.500 S&W マグナム弾″が2発程度入っていたのは幸いで常時使っているこの弾薬をありがたく拝借し)
(/大変お待たせいたしました!絡み文投下が遅くなってごめんなさい!)
(/この絡み文に無理して絡まなくても大丈夫です。その時は絡み文を投下していただけると助かります。)
(/いつでも募集は受け付けておりますのでお気軽にお声掛けください!質問だけでも全然大丈夫です!)
>16
(/あっ、ちなみに絡み文で出てきたアルゴル兵はゴロヴァ・デモナの傭兵の事です。長いので別名で呼んでいました。捕捉説明を忘れてしまいごめんなさい)
>13
(/質問への回答ありがとうございます。PFができましたので提出します。
獣人で作ってみましたが、種族や使用している銃器、勢力や人物などの解釈違いや不備などありましたらご指摘ください。)
「うん、ジズはナワバリに入った獲物をやっつける。」
[名前]泥猫のジズ(本名:ジゼル・サーバリアン)
[年齢]15歳
[性別]女性
[所属]黎明の騎士団
[出身と種族]土着民・獣人
[容姿]
セミロングの髪は本来はプラチナブロンドだが、ほぼ常に泥で汚れて土色か灰色。瞳はターコイズブルーだが濁った雰囲気のせいでかえって不気味な印象を与える。
顔は泥汚れを拭えば幼気な美少女であるが、薄汚れた首巻きで口元を隠していることや袖の余った軍服のせいで、騎士団の紋章がなければスラムの浮浪児と見まがうほど。
獣人としてはかなり人間寄りの種族で、人間との差は特有の毛色や瞳の形と色、猫の耳と尻尾があるのみ。
騎士団の陣地に居る時はくたびれた将校の服を羽織っているが、外では環境に合わせてギリースーツのような環境に馴染むものをずっと着ている。
[装備]
T-5000の系譜:気温変化への強さや防塵性能が高いシンプルなスナイパーライフル。
部品の交換やメンテナンス等のバックアップが十分な組織ではあまり評価されなかったため、ゴロヴァ・デモナをはじめ地球では不評だった。
流れ者の地球人が現地の通貨を得るために売った物品のひとつ。
スナイパーライフルは他の銃種と比べて少ないながら、それでも数がばら撒かれているため修理も容易な方ではある。
トンプソン/センター・コンテンダーの系譜:装弾数は1発のみの大ぶりなシングルアクション拳銃。
地球人の間では専ら狩猟用、つまり金持ちの遊び道具であり、軍事組織に配備されてはいない。
さらに言えば生産終了した型落ち品で、地球ではまず買い手がつかないモデルの予備部品を含め全てを買い占めた地球の業者が他の惑星で現地人に向けて売りさばいているもの。
地球の実質的な被支配地域でもやはり安くしか売れず、ジズが個人的に目を付けて買い占めた店のもの以外は不良在庫。
折り畳みナイフ:地球のサバイバル用品で、刃渡りも短く戦闘には向かない。有名なメーカーでコスパがいいらしいが、現地人のジズが知るはずもない。
マタタビ煙草:猫系獣人の必需品。マタタビと呼ぶが実際は現地の似た植物で、煙草と呼ぶが中毒性および毒性のある成分は入っていない。
猫系獣人の精神をリラックスさせ、煙やにおいには猫系獣人につく寄生虫を避ける効果がある。
[備考]
元は王国の貴族子女であったが、侵略の折に両親や親戚のほとんどが戦死。
避難した先で自失の中の復讐心と周囲の人々への同調で流されるままゲリラに参加し、運よく生き残った後に合流した黎明の騎士団に正式に入隊する。
離れた親戚筋のセリス・ヴァレンタインや騎士団の重鎮の一部のみがジズが貴族子女であることを知っている。
騎士団にもごろつきのような者がいることや他勢力に目を付けられるリスクを避けるため、セリスの助言で正体を隠している。
親族の死や、周囲から褒められていた顔や髪を必要に駆られてとはいえ泥で汚したまま戦い続けたストレスで精神が幼くなってしまっている。
地頭はいいため銃器の扱いや戦術などもある程度理解を示すが、敵の指揮官を見つけると先走って狙撃してしまうことも。
野生の勘のようなもので相手の感情をなんとなく読み取ることができ、悪意や敵意には敏感だが、それがなければ案外とっつきやすい。
射撃の腕とどうにも放っておけない人柄から知名度は高く、スチールドッグでも下心がなければ手助けすることもある。
猫獣人としての特徴は暗闇でも見通せる目と常人より遠くの音を聞き取れる聴力、そして優れた体の柔軟性、あとは常人よりは多少速く走れたり筋力がある。
>18 ジズ様
(/素敵なPFありがとうございます!残酷な運命に振り回された悲劇的な過去と狙撃に特化したピーキーな設定は非常に面白く素晴らしいです!後、騎士団として参加希望してくださり誠にありがとうございます!騎士団では狙撃手の存在は大変貴重で騎士団員達の命を守り、侵略者に対抗する戦力として大いに期待しているでしょう!)
(/ようこそ、地獄へ!参加許可致します!一応、絡み文を投下いたしましたが、無理して絡まなくてもOKです!その時は絡み文を投稿してくれると助かります。)
(/ >8の者です。プロフが完成しましたので提出させていただきます。かなり時間がかかってしまい申し訳ありません。不備や不足、問題などがありましたら遠慮なくご指摘ください)
「これが夢なら良いのにって、ずっとずっと思っています。夢なら、いつかは必ず目覚められるでしょう?」
[名前]エフィミア・エルガファル
[年齢]16
[性別]女性
[所属] 黎明の騎士団
[出身と種族]
土着民、人間
[容姿]
黒髪のセミロング。碧眼の垂れ目で、うっすら隈がある。顔立ちは年齢にしてはやや幼めだが、その表情には翳りが見える。身長は151cm程で、小柄な体格。
服装は黒色で装飾の無いシンプルなデザインのワンピースに加え、腰にベルトを巻き、それらの上に深藍色でフードの付いたローブを着用している。ローブは補修跡が所々に存在し、傷や汚れがかなり目立ってきている。
[装備]
ルミナススタッフ:魔法を学び始めた時、父から貰った杖。魔法を制御し、精度や効力を高める。長さは約160cm。先が半円状に曲がっており、その中央に紅色の宝玉が固定されている。杖が無くても魔法自体は使えるが、力を引き出す為には杖が必須。
ポーチ:幼い頃に母が作ってくれたポーチ。腰のベルトに着けている。頑丈な作りで、多少粗雑に扱った程度では破れない。
工具:ドライバーやペンチ、スパナやハンマーなどの工具類。スクラップを解体したり、使えそうな部品を回収したりする時に使う。普段はポーチに収納している。
シャベル:園芸用の小さなシャベル。錆が目立ってきている。ポーチの中に収納している。
[魔法]
土魔法:土や岩、鉱物を操る魔法。元は園芸用の魔法だが、土を散布した目眩しや岩を砕いて無数の礫を放つなどある程度は攻撃にも転用できる。しかし精度も持続力も低く、期待は出来ない。
回復魔法:傷を治し、痛みを和らげる魔法。傷が深くなる程魔力の消費量や治癒にかかる時間が増大する。当然ながら義体は治せない。効力を発揮するのは外傷のみで、病気に対しては気分が少し良くなる程度の効力しかない。
攻撃魔法:黎明の騎士団に所属した後、必死の努力を重ねて習得した魔法。魔力そのものに物理的な性質を持たせて放つ事が出来る。レーザーのように撃ち出したり、刃にして放ったり、壁を作って簡易的な盾にするなどある程度の応用が効く。
[備考]
黎明の騎士団の魔術師。気が弱く若干の人見知りだが心優しい性格。誰かの助けになる事にアイデンティティを感じており、仲間は勿論会ったばかりの他人であっても困っているなら助けようとする。
両親は共に魔術師であり、彼女はその一人娘として誕生した。両親は穏やかで優しく、そんな二人に育てられた彼女も優しい人間として育つ。8歳の誕生日をきっかけに、彼女の方からねだった事で両親から魔法を教わる事になった。特に彼女が興味を示したのは土魔法と回復魔法であり、それぞれ作物や花を植えるための土壌を整える魔法、怪我をした人を癒す為の魔法として活用し、徐々にその腕を磨いていった。
両親には及ばないとはいえ魔法がそれなりに身に付き、土魔法を活かした花屋を開きたいという将来の夢が徐々に定まってきたある日。突如としてM&A社の襲撃が始まった。彼女の住んでいた地域は丁度M&A社が最初に襲撃を開始した地点であった為、まともな抵抗も出来ずに蹂躙された。両親の死に物狂いの奮戦によってどうにか逃げ果せる事ができたものの、優しかった両親、帰るべき家、愛おしい日常、その全てを僅か一晩で失ってしまう。
その後は放心状態で彷徨い、精魂尽き果てて倒れてしまう。しかし運良く黎明の騎士団の者に発見・保護され、そのまま黎明の騎士団に身を寄せた。
生来の性格と両親の教育により誰かを傷付ける事に抵抗を感じ、特に殺害には強い忌避感を示すが、企業の兵士と戦う際には全てを奪われた憎しみに加えて「あいつらは人間じゃない。だから殺してもいい」と自分に言い聞かせる事で忌避感を無理矢理抑えつけて戦う。だが完全に割り切る事は出来ないようで、たまに殺した人間の悪夢を見る事がある。
彼女はいつも「これはただの夢なんだ。次に目が覚めたらそこはおとうさんとおかあさんのいるあの家なんだ」と願いながら眠る。しかし次に目を覚ませば、そこは瓦礫や廃材ばかりで微塵も温かさを感じない世界であり、もう優しかった両親はいない上に毎日が楽しかったあの日常に戻る事は決して無い。そんな現実に絶望しつつ、寝床から体を起こして支度をする。それが彼女の日課である。
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