警察官と犯罪者　BL

フンフーン…
(鼻歌を歌いながら体を洗っている)
……あいつ、大丈夫なのかな、、

でも、保護者とか必要なのか？(うーんと、考え混みながら、テレビを眺めて)
あ、そういえば糞親父のせいで、着替え持ってくるの忘れた！(ガタッと椅子から立ち上がり)

(仕事のときはゆっくりお風呂に入ることは許されてはいなかったのでぱぱっとお風呂を済ませて)
……
(無言で出てくる)

ねぇ、俺ちょっと家に戻る。着替え持って来なきゃいけないからさ(松野が上がって来れば言葉をかけて、玄関に向かい)

ん、了解
気をつけてねー
(あっつ、とアイスを食べながら)

(気をつけてね。と、言われて親父の存在を思い出すと足が重く)
疲れて寝てるといいけど、、(いやいや、家に帰ると、そーっと部屋の中に入り急いで自分の部屋に行き)
よし、着替え用意するぞ

…まじで心配、、
はっ、！いやいやいや、初対面の未成年泊まらせてるだけで俺はおかしい、よな、、
(う、、と少し自分で反省してしまう)

(とりあえずボストンバックに入るだけ服や下着を入れて家から静かに出て行くと、来た道を戻り、チャイムを押す)

ちょっと、持ってきすぎたかな、、(バックの重みを考えると、一日分じゃないと思い)

はいはい、
(玄関のドアを開けて)

あ、荷物とってきた。(肩にかけたバックを、見せながら話し)

あのさぁ、泊まっていいのって今日だけだよね？(確認の為に一応聞き)

多いな、
(ふ、と笑い)
いや、何日でも、ええけど。
(一人だと悲しいんだぜ、と苦笑い)

いや、とりあえず四万貰えれば、俺はネカフェとかでもいいし、あ、でもスマホ欲しいんだよね。どうしたらいいかな？(中に入ってバックを降ろすと溜め息を吐きながら)

スマホ？
えぇ、と。
あ、そうだ。母親が買ってくれたスマホと自分が買ったスマホ、二つあるんやけどー、、
(自分で買った方のやつが新しいし、あげよっか？とスマホ渡して)

え？いや、流石に悪いだろ、、(何言ってんだ、こいつ？と言う顔をしながら相手をみて)
毎月の支払いとかさぁ

あー、そうやな、えぇ、と 養ったろか？
(にや、と笑い冗談っぽく)

は？(一瞬、思考が止まり、ついでに動きも止まり)
松野って、そんなに欲求不満なの？今は彼女居なくてもできたらどーすんだよ。だったら、養われるんじゃなくて、俺だって働くし！(貯金しておかなきゃと思い)

んー、欲求不満じゃない、て言っても信じねぇか。
じゃあさ、今日俺がお前になーんにもしなかったら信じてよ。

出来るわけないじゃん？俺学生時代彼女できたんだけど、浮気された上に年上のヤンキーにその罪なすりつけられてボコボコよ？
それから彼女作ってない、ていうか仕事場に女性が居らん。

働くの？助かるねぇ。
(盗みすんなよー、と笑う)

それは、信じるけどさぁ。男と女なんて、どうなるか分かんないじゃん？出会いだってないわけじゃねーしさ。まぁ、女に興味がないって言われれば納得いくけど、男にも興味ないんだろ？
(話しを聞いた後で、疑問に思った事を聞き)

……そう、だねぇ。
俺どっちにも興味ねぇわな。
なんか、誘われてもその気にならないと思う。
(俺やられちゃう非力タイプなのかな、と冗談交じりに笑う。)

それってさぁ、おしに弱いって事だよね？じゃあ、松野の事が好きな人が現れたら、その人と付き合うかもしれないって事だよね？
なら、松野が誰かと付き合うまで一緒に居るよ。仕事は体でも売れば、いいだろう(軽い口調で言えば椅子に座り)