ボスの意外な弱点【攻め募】

んー？？
(うまっ、と、パンをガブリとかぶりつきながら、知らん顔でイタズラな視線送り、わざとらしく笑顔で)
あーー！！耳触ったら、めちゃ、敏感に反応して、顔まで真っ赤にして、甘い声まで出ちゃうってことですか？

それを言うんじゃねぇよっ！このばか！
(小学生並みの暴言)
だが、仕事中の俺は無敵だぜ、耳かけ型のイヤホンつけてるし。
昨日は外してただけだから！
(ほとんど一日中つけてるから問題なし！とパンを食べながら)

(潔い暴言が笑いのツボに入り、俯き肩を揺らして声出さずくくく、と静かに爆笑し、ゲホゲホとむせつつなんとか飲み込んで)
っは、あぶねーー、おもろ過ぎ。
(問題ないと言う相手を、じっと見てニコニコと微笑み。頬や耳をつんつんとつつき)
…なんか、小動物みてぇ。
へぇ～、このハイレベルの耳をお持ちなのに、イヤホンで大丈夫ですかね？
(まぁ、俺も仕事はちゃんとしますから、お耳がピンチな時は助けます、と言いつつ、試してみようと企み)

へっ、ばかが。
(飯を食いながらそんな爆笑したらむせるに決まってんだろ、とにやっと笑う)
小動物じゃねぇー。
戦闘とか、敵組織来たときはちゃーんと無線機にしてるし、外部の音はそんなに聞こえないのさ！
(はっはっ、と笑う)
とりあえず、準備したら俺行く。
(スーツに着替えてイヤホンをつける)

小学生かよ！まじで！
(ごちそーさまでした、と両手を合わせて、皿を台所へ)
外部の音、ねぇー？俺は、一回帰って着替えて来るんで、事務所まで送りますよ
(昨日勝手に送ったし、台所から戻りつつ会話し、着替えて仕事モードに切り替わる相手の耳裏にはぁと息がかかるようにしながら)
…これで、大丈夫そうですか？

小学生じゃねぇ。
(まったく、と呆れながら)
了解。
ん、まぁ、大丈夫。
(少しぴく、と動くがつけてないよりはましだ、と思い)

はーい
(仕事前にふざけ過ぎたかなと、大人しくなるな、生意気な口は止まらず心配な表情で)
…それは、大丈夫、に、カウントされるんですね？
(お邪魔しました、と外に出ると車の助手席開けて待ち)

の、ノープロブレム…
問題ない…！
(たた、と小動物のように小走りで、車に向かう)

…心配！
(ゆっくりで大丈夫です、と少しの距離も走ってくる相手に微笑み、優しく扉閉め)
俺の方が仕事大丈夫かな…
(仕事に集中出来るか心配になりつつ、運転席に回って、シートベルトして発進し)
では、いきまーす。

心配すんな、仕事中近い奴はいないから、どっかの誰かさんと違って、
(ジーっと見ながら)
ちゃーんとやってもらいますからねー。仕事
(にや、と笑う)

おかげさまで、ありがとうございます。
…なんか、あつーい視線を感じますが？
(嫌味も気にせず、運転しながらぺこりと頭下げて)
はーい。
早く終わらせてボスも定時で上がれるようにしたいですから。
(これは皆んなの意見代表ですけどね？と付け足し)

いやぁ?なーんにも、ただ横顔かっこいいなぁ、って
(ふ、と揶揄いながら)
はは、そりゃありがてぇな。
(最近定時に帰れてるよ、と感謝して)

突然カッコよくなります！？…くそーっ、嘘でも嬉しいんですってー
(揶揄いと分かっているのに、褒め言葉には口元緩んでしまい、自分に引き眉間に皺寄せ文句を垂れ)
早く全部出来るようになります。
(相手の感謝により士気が高まりつつ、事務所に着くと車を寄せて停車し)

ふ、いい反応、
(相手の頬をつん、としながら笑って)
期待してるぜー、
(車が停車すると降りて感謝を述べる)

(はい、と返事をして頭下げ、上機嫌で自宅のマンションへ向かい。部屋に戻ると、ベランダの植物達に水をやり、服を着替えて、黒のスーツに着替えて、髪も整えて)
っし。
(再度車に乗込むと、余裕持って職場に向かい。すれ違う同僚先輩たちとは立ち止まって挨拶しながら、いつも通り事務所へ入り)
おはようございます。

うん、あー…うーん、とね。こういう風にやるといいんだけど、
あ、難しいよな？
じゃあその資料俺がやっとこっか？
いいよ別に、すぐ終わるし。あとで教えるよ。
(にこ、と笑い後輩に仕事を教えてる)

おはようございます
(事務所内へ入り、後輩との話が終わってから、ボスの所へ挨拶へ向かい頭下げ。手持ちの資料をちらりと見て)
それ、貰いましょうか？
資料のここが整理されて、アイツが出来るようになればいい、ので有れば、出来ます。
(俺で良ければですが、と資料指しながら話し)

おはよう、
え、いいの？
じゃあやってもらおっかな。
(貰っちまったけど俺も仕事あるし、と苦笑いしながら)

はい。
(間に自分が入って良かったら、ですけど…と言いつつ資料受け取り口元おさえて、小声で)
後輩とボスがイチャつく事は阻止したいので。
では、失礼します。
(ニコ、と笑顔で一礼して、後輩呼びにいき)

いや、あいつも八城の方が話しやすいだろうから教えてあげて、やさしく。
(鈍感にもほどがあるだろ、てレベルの曇りなき眼で)