名無しさん 2024-04-28 19:30:52 |
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( 手を握り返せば部屋に向かって歩いて。こうやって手を引かれて歩くのはいつぶりだろうかと。部屋につけばなんとなくその手を解くのが惜しくて)
さて、まぁ適当に座ってくれ。
座ってくれ、と言われても手を離してくれないことには、なぁ
(主人に座ってくれ、と言われたが名残惜しそうに動いている手を再度握る様にして揶揄う様に上記を言い)
そういう三日月も離す気はないだろ。
なら、しかたないな?
( 繋いでない片方の手を相手の髪に。そして頬へと触れては、三日月を宿すその瞳をじっと見つめて)
きれい、だな。
主も、俺の瞳にとても綺麗に写っておるぞ
(?に当てられた手にすり寄る様にすれば、じっと見つめ返し。そっともう片方の手も離すと、両手で頬に触れられている手の手首を握り)
そうか。
なぁ、三日月。俺は、お前にどうやら特別な感情を抱いているらしい。
( 目を細めて相手の瞳をじっと見つめて。自分の思いを告白して)
はて、特別な感情とはいかに。ゆっくりとお聞かせ願おうか
(じっと自分の目を見つめて気持ちを打ち明けた主人を見て、にこ、と笑みを作ると上記を述べて。その表情と口調は、些か真意に気付いている様な雰囲気も感じる)
っはっはっは、主も言うようになったな。…そうだな…俺の事を好いている、といった所か…違うか…?
(言い返された事に驚き、笑い声を上げて。穏やかに言うと、主人の顔を覗き込み)
大正解だ。
ほんとはこんな感情持っちゃいけないと思ってたのにな。
( 少し切なそうな表情を浮かべては、下ろした手をぎゅっと握って)
何ゆえ、そんな顔をする。俺は笑っている主が好きなのだぞ
(切ない表情を浮かべて手を下ろした主人を見て、少し焦ってその手を握り。目線は手に落としたまま、呟く様に)
…俺も、主の事を好いている。きっと…主よりも、な
ばかいえ。
俺の方がこの気持ちは大きいはずだ。
ぷは、…というか両想いだな。
( 握られた手に温かさを覚えて微笑むと、お互いの気持ちがはっきりしてほっとした部分もあるが、本来ならば許されないことだということも知っていて)
ばかとはなんだ…これでもじじいは傷付きやすいのだぞ。…まぁ、何だ。互いの内が解って一先ずは良かったじゃないか
(気持ちに乗せて言ってしまえば、言い返されて少し落ち込み。だがすぐに切り替えるとまた穏やかに微笑みを返し)
んじゃ、両想いなら構わないな。
( 難しいことはあとから考えようと手を伸ばし相手の背中へ回すと、ぐっと抱き寄せて相手の肩に顔を埋めて)
そう、だな。今は身を任せるのも、悪くないだろう
(ぐっと抱き寄せられるとそれを応じて自分も主人を抱き返して。肩に顔を埋められるとその後頭部をそっと撫で)
ん。そうだな。
( 頭を撫でられてはくすっと笑って。自分は相手をぎゅっと抱きしめて肩口から顔を離せば、「口付けしたい。いいか?」と相手を見つめて)
それは、俺も同じだ。
( 相手が口元を隠すのでその手をやんわりと退けて、有無を言わさずそっと顔を近づけて触れるだけの口付けを落として)
んっ…流石、主は玉唇だな…見ていた通りだ…
(少し触れただけだったが、ずっと確かめたかった唇の柔らかさがそのままだったので、素直に感想を述べ)
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