猪/八/戒 2023-12-19 16:14:08 |
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そうですね。…木の実、此処に置いておきますね。まだ沢山生ってましたから、喉が渇いていたら遠慮せず召し上がって下さい。
(どうやら口に合ったらしく美味しいと笑う相手に安堵しては良かったと微笑んだ後、相手の側にある大きな石の上に木の実を採る際に拝借した大きい葉の上を乗せ、その上に相手が取りやすいように木の実を移動させて。)
きっと、近くに村も有りますよ。森を出れたら探してみましょう。
お、悪いな。助かる
(こちらに気を遣いわざわざ移動させてくれた為に素直にお礼を伝え。やはりよく気が付いて自然と動ける人なんだなと感心しつつ、手に持っている実を食べ進めていき)
そうだな、ちゃんと探すとするか。…で、八戒は寝なくていいのか?
(森を出れたら村を探す。同意し頷いては明日は色々と動き回るかと軽く伸びをし。自分は先程仮眠した為に、今度はそちらの番だろうと首を傾げつつ問いかけ)
うーん、そうですねえ…。……それじゃあ、少しだけ。何かあればすぐ起こして貰って構いませんので。
(寝ないのかと首を傾げ尋ねる相手から困ったように笑いながら視線を逸らすと、どうしたものかと考える素振りを見せて。正直相手が悪人とも思えないが、これが敵の罠ではないとも言い切れない。けれど今後の事を考えれば少しでも寝て体力を回復させとくに越したことは無いとそう直ぐ決断すれば、再び相手に視線を戻しお言葉に甘えてと焚き火の側にゆっくり横たわると静かに目を閉じ。)
…おやすみなさい、ユーリさん。
あぁ、そうさせて貰う。
おやすみ、八戒
(何かあれば起こすようにと話されれば大きく頷き。実際のところ一人で何とか出来そうならしてしまいそうなのだが、その結果こちらが怪我をしてはまた負担を強いることになると考え内心苦い顔をし。横たわり目を閉じる相手を確認すれば挨拶を返し、見ていない故に優しい眼差しと微笑みを向けて。視線があっては眠りづらいだろうと入り口から見える星空を眺めつつ、途中だった木の実を食べ進め綺麗に平らげ床に置き)
……ん、……朝、ですか。
(眠りに着いてどれくらいの時間が経過したのか、朝日が昇り入り口から差し込む陽差しが顔を照らせば目を覚まして。そのままゆっくりと身体を起こし、差し込む日を手で遮りながらも眩しさに目を細めながら無事朝を迎えられた事に安堵すると同時に、寝ても変わらない現状に少しの落胆を見せ。)
……ん、おはようさん
(火の番を交代してから時間が経ち、絶やさぬよう見張りつつ夜明けが近づきうつらうつらし始めそのまま危うく落ちそうになっていたのだが。陽差しが差し込み目を覚まして身体を起こす物音にハッと顔を上げ、座った体勢のまま声を掛けた後伸びをしつつ大欠伸をし)
朝の運動でもするか…
(ゆっくり立ち上がり肩と頭を動かし音を鳴らして、身体を捻り腰も動かし。屈伸運動とストレッチまで行った後、剣を片手に軽く素振りを始め)
…おはようございます。
(顔を上げるとうたた寝してしまっていたのであろう、少し眠そうに相手の姿に目元を緩ませて柔らかく微笑むと自分もしっかり起き上がり。相手にとっての日課なのかストレッチ後に素振りをする姿を横目に自分もすぐに出発出来る準備をするべく立ち上がっては、一声掛けてから入り口へ向かい。)
それじゃあ、僕はその間に昨日の木の実を採って来ちゃいますね。そしたら、出発しましょう。
ん、頼んだ。途中で怪我すんなよー?
(一旦素振りする手を止め相手の方を見ては頷き。まあないだろうがからかうように笑いつつ怪我をするなと話してはまた剣を振り始め。ある程度繰り返せば喉が渇いたなと、昨日採ってくれた分を一つ手に取り齧りながら帰りを待ち)
はい。それじゃあ、行って来ますね。
(一度足を止めて振り返り相手の言葉に素直に素直に頷いては再び背を向けて、相手の居る遺跡を後にして。そのまま迷う事なく昨日の木の実が生っている場所まで来れば、実を潰さないように優しく木の枝からもぎ取り。その最中、不意に此処に居ない仲間を思い出し思わず心の声を漏らした後、相手が待っているであろう遺跡へと戻り。)
今日も少し分けて貰いますね。……悟浄達、大丈夫でしょうか。今日こそ戻れるといいんですが…。
よぉ、お帰り。次の時は荷物持ちくらい任せてくれりゃいいからな
(夜中に貰ったのと先程齧って綺麗に平らげた木の実の芯の部分を、そのまま放置はよくないよなと出入り口近くの土を掘り埋めて立ち上がった所で姿が見え、お帰りと出迎え。持たせてばかりだなと思えば荷物持ちは任せろなんて笑いながら話し)
あ、肉は出先で腹減ったら焼くか?
(昨晩食べた分から余った物を、いつ食べようかと問いかけ)
いえ、これくらいなら僕だけで持てますから。そうですねえ…、この先手に入るとも限りませんし食料は大事にしたいですしね。お腹が空いたら食べましょうか。
(木の実を手に戻るともう準備は終わったのか遺跡前で立っている相手の姿を見つけ、お待たせしましたと相手の側へと行き。相手の問い掛けに顎に手をあて少し考える素振りを見せながら答えれば、踵を翻しそのまま出口を探すべく昨日同様森の中を歩き出して。)
それじゃあ、出発しましょう。今日こそ出口見つけられるといいんですけどねえ…。
ん、了解だ。
(ということは、と、何処からか袋を取り出してその中に肉を詰め込み紐を括り付けて持ち上げ、肩に引っ掛けて持つようにし)
だよなぁ……ったく、どこにあるんだか…
(追いかけるように近寄り隣に立っては、辺りを見回しつつゆっくりと歩き始め。視界の端に獣の通った跡があるなと思いつつ気配はしない為にスルーし、警戒は怠らないようにしながら歩き回り)
……ユーリさん。
(森の出口もそうだが、出来れば根本的な解決へと繋がる糸口が欲しい所と心の中でひっそりと本音を溢しつつ、相手と一緒に森の探索を続けること数時間。陽はすっかり真上と昇ったが出口らしきものは見つからず。真っ直ぐ進めば少なく端にはいずれぶつかる筈だが思ったより広いのだろうかと、真面目な顔で思考を働かせながら止める事なく足を動かし続けてるも、ふっと何かに気付けば足を止めては相手の名前を口にし呼び止め。)
ん?どうした?
(数時間掛けて探索するもののこれといった成果もなく、真上に昇った日差しに目を細め。そこまで暑くないことだけは良かったと短く息を吐き出しつつ更に歩き回っていたのだが。不意に呼び掛けられれば足を止め、相手の方を見つつ軽く首を傾げ)
ユーリさん、少しだけこっち行ってみてもいいですか?確証はないですが、僕の勘違いでなければ近くに水辺があるかもしれません。
(不思議そうに此方を見つめる相手を他所に、何かを待つようにじっとその場に立ち尽くすこと暫く。葉を軽く揺らす程度に風が吹けば、この感じは恐らく…と目を細め一点を見つめた後、此方を見つめる相手に茂みの奥を指差してはお願いして。)
へぇ…いいぜ、行こう。
(自分も足を止めて静かに佇んでみるものの、慣れないのか少し身動ぎをし。水辺があるかもしれないと聞けば感心したように頷いて。先程真似事をしたものの自分には分からなかったのでそれが本当なら凄いことだなと思いつつ、行こうと話せば茂みの奥の方へ向かい歩いて行き)
……マジか。何で分かったんだ?
(暫し歩けば水の流れる音が聞こえ更に足を進めた結果水辺へと辿り着いて。心底驚きつつ問いかけ)
こっちから来る風が少しだけ冷たい気がしたので。それと少しだけ水の匂いが。
(こんな確証のない提案乗ってくれるか不安だったが、案外あっさり頷いてくれた相手に安堵の息を吐くと相手に背を向け茂みの中へと足を進める。やがて足を進めてく内に聞こえてくる水の流れる音が聞こえてくると、目の前に見渡せるがそれなりに大きな水辺が現れ、そのままゆっくり近づいていき。)
そうゆうもんか……匂い、ねぇ。それだけ鼻がいいなら逆にキツイ時とかあったんじゃねぇの?
(やはり自分には分からない感覚だと感心しつつ。水の匂いとは一体、と軽く首を傾げ。同じくゆっくり近づき膝をついて水を水面を眺めつつ、ふと疑問に思ったことを問いかけ)
大丈夫ですよ。僕の鼻がいいと言うより、こういったことに少しだね普通の人より慣れてるだけですから。ほら、旅をしている時の水って結構貴重じゃないですか。なので水を探す機会も結構多くて。
(心配してくれているのだろうか優しい相手をそれは杞憂だと伝えるように微笑んでは、自分の普段の生活が故だと話しながらそっと水の中に腕を入れる。そして少し手の平に救ったあと、水の深さや綺麗なことからこれは人工的に作られた水だと分かれば人が出入りしている可能性。そして出口も近くにある可能性に安心したように目元を緩めると、相手を見つめては少し嬉しそうに話して。)
それより、ユーリさん。この水はどうやら池のようなので、もしかしたら出口も近くにあるかもしれません。水も綺麗ですし、水を少し頂いても汗かいているようであれば水浴びしても大丈夫だと思いますよ。
あー、確かにそうだな。最初の頃は苦労したぜ…
(自分も旅をする中で水の確保には中々苦しめられたと思い出しては苦笑いを浮かべ。仲間が水の術を覚えてからは鍋に入れて煮沸し飲んだりしたなぁと懐かしみ)
マジか。じゃあ水浴びすっかな…結構汗かいてんだよ。…その前に。何か水筒みたいなのあるか?
(出口が近い可能性を聞き驚きつつ、いいことだとニッと笑って。日中歩き回り割と汗をかいた為に頷いては剣を置き上を脱ごうとして一旦止め、水を持っておくのに何かいい物はあるかと問いかけ)
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