邪悪の王 2023-10-15 12:43:15 |
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ご移動ありがとうございます。改めてよろしくお願いします。
募集板でも書いておりましたが、創作♂を提供していただくということでこちらの邪悪の王が現代日本にトリップした先が恐竜の世界ではなく普通の日本で、そこで提供していただく創作♂に出会う、という筋書きで大丈夫でしょうか?
また創作キャラを作っていただくにあたり、萌萎をお伝えしておきます。
萌:積極的にこちらと関わってくれる
萎:無口、無関心、低身長、男の娘、泣き虫、女々しい、過度なネガティブ、メンヘラ、その他絡みにくい性格
こちらへの要望などありましたら先にお聞きしておこうと思うのですが、なにかありますか?
出会いとしてはそちらの形式で大丈夫です。
萌萎についても理解いたしました、キャラ制作の参考にさせて頂きます。
こちらから現段階での要望等は特にございません。
甲斐宏明/Hiroaki Kai
21y/189cm カフェ店員 「僕」
緩くウェーブの掛かった茶髪ボブ、髪色と同じ色をした下がり気味の眉。目尻が垂れ気味の黒い瞳が特徴的で、どことなく大型犬のような雰囲気を漂わせる、おっとりとした優しげな顔立ちの持ち主。普段の服装は黒いタートルネックにジーンズ、スニーカーを履いたカジュアルなもの。
善良でお人好しかつ世話焼き、困っている人間を見ると放っておけないタイプ。いきなり現れた不審者(邪悪の王)に戸惑いつつも何かと世話を焼く。
簡易ではありますが、創作♂のPFとなります。
ご確認ください)
簡易プロフありがとうございます。
それでは初回置いておきますのでよろしくお願いします。
____________
…………はっ?!え?え?ここどこっ?!
(宇/蟲/王に奇妙な空間に放り込まれ意識を失ってからしばらく、ゆっくりと目を開けると椅子のようなものに横たわっていた事に気が付き頭を押さえながら体を起こし。周囲に見えるのは四角くて高い建物や色鮮やかな謎の置物で、どうやら公園らしきところに寝ていたようだが全く見慣れない光景に焦ったように声を上げてベンチから飛び起きて)
こちらこそよろしくお願いいたしします。
…ん?何だろう、あの人…
(食材の買い出しから帰る途中、いつもの児童公園を通り過ぎようとしたが、ふとベンチの上に居る奇妙な人物が目に入る。赤と黒のマント…らしきものを羽織って腰には剣を提げた、コスプレにしても異様な格好の人物に思わず足を止めてじっとそれを見つめてしまう。しかもその人物は何やら困っているように見えたもので、居ても立っても居られず公園の中へ足を踏み入れて)
…あの、何かお困りですか?
あ……は、ハーハッハッハッ!俺は邪悪の王ギラ!貴様!俺をこの国の王の所に連れていけ!
(他の王様が周囲にいる気配もなく先程まで戦っていた敵もおらず、訳が分からない状態に頭を抱えていたが、声をかけられると動きを止め。どうやら敵ではないし、偉い人間でもなさそうで、咄嗟に邪悪の王モードに切り替えて剣を抜いて切っ先を向けると、話の通じそうな人のところに連れて行ってもらおうと王様の名前を聞き出そうとして)
邪悪…?王…?…えっと…
(声を掛けた瞬間喉元に突き付けられる剣、次いで相手の口から発せられたのは明らかに常軌を逸した言動。声を掛けてしまってから若干後悔した。やっぱり関わるべきでは無かったか、と内心溜息を漏らしながらも出来るだけ相手を、と言うよりは喉元の剣を刺激しないよう、表情だけは笑顔のままで慎重に言葉を選び)
……初対面で申し訳ないんですが…そういう設定?なんですか?
え、設定……な、なにを言う!俺は正真正銘王様だ!とりあえずここはどの国だ!?
(てっきり恐れおののくと思ったのに笑顔で諭されるような口調で話しかけられるとこちらが怯んでしまい。今はちゃんと一国の王なのだと自らを鼓舞すると再び邪悪の王モードに入って持ち直し、まずは自分の居場所を把握しようと何処の国に飛ばされたのか聞いてみて)
えーっと…日本、ですけど。
(この人は何を言っているんだろう、と内心思いつつ、若干呆れ気味にそう返答をした。今まで喉元の剣や奇抜な格好にばかり気を取られていたが、眼の前の相手を良く見れば自身より少しばかり幼く見える容姿をしている。何だか子供っぽいな、なんて思ってしまえば、自身を王様だと言い張る相手の姿がどことなく可愛らしいものに思えてきて)
…あの、この剣…下ろしてもらえませんか?ちょっと喋りにくくて…。
日本…?そんな国チキューにないぞ?
(聞いたこともない国の名前に同じくこの人は何を言っているんだろうという顔をして首を捻り。しかし周囲の建物や目の前の男が着る衣装はどこの国に属するものでもないし、知らない場所にいるのは確かでますます首を傾げ。喋りにくいと言われ慌てて剣をしまうとまずはと名前を聞いて)
あ、ごめん……えっと、君の名前は?
僕?僕は…甲斐です。甲斐宏明。
(思い切って頼んでみると、案外すんなりと喉元から剣が下ろされる。─この子、変なこと言ってるけど実はいい子なのかもしれない。そう思うと、表情は先程の引き攣ったものより多少綻んでいた。首を捻りながら日本が地球にない、なんて更に突拍子もない事を口に出す相手を困ったような視線でじっと眺める。ふと後ろから感じた自然に振り向けば、そこには公園に入りにくそうな雰囲気を醸し出している小学校高学年くらいの男の子が数人こちらの様子を伺っていて、申し訳無くなりつつ相手に提案を)
…あの…とりあえず、移動しませんか?こんなところで立ち話も何だし。この先に僕の職場があるんです、お茶でも飲んで落ち着きましょう。
カイ ヒロアキ……?不思議な響きの名前だな……でもいい名前だ!
(名前を聞いてもどの国っぽいという雰囲気でもなく、ますます現在地は分からなくなり。だがこうやって困っているこちらを助けてくれた人が悪い人間なわけないだろうと思えば、きっと今の名前はこの人となりを示すのだろうと褒めておき。どうしようか悩んでいると移動を持ちかけられて入り口を見やれば子供達が見えて。子供の遊び場を奪うのはこちらも本意ではなく、どこかでもてなしてくれるならとついていくことをきめて)
あ……そうだな。ならば案内を頼むぞヒロアキ!
あー…この人は、その…王様、らしいです。
(カフェに戻ってくると、黒いエプロンを掛けた同僚は皆揃って自身の連れてきた人物に怪訝そうな目線を向ける。同僚の一人にその人は知り合いか、と尋ねられると困ったような口調でそうはぐらかした。苦笑いする同僚を他所に相手を近場のテーブル席に座らせ、帰ってきた時に自身が飲むつもりで淹れていたアールグレイのカップを相手の眼の前に置いて)
…どうぞ。多分美味しい…と思います。
わぁ…!いただきます!
(つられてやってきたのはどうやらお店のようで促されるまま席について。周囲の好奇を含んだ視線は若干居心地が悪いが、どうやらこの場でおかしいのはこちらの方のようで肩身が狭く。紅茶がカップに注がれると心が軽くなるような良い匂いに思わず邪悪の王モードは抜け落ちて、無邪気な顔を見せればアールグレイを一口飲み。飲んだことのない味だが華やかな味のする紅茶をすっかり気に入ってしまって)
すごく美味しい!君もしかして執事とかやってるの?
執事?いえ、僕ただの店員ですけど…気に入って貰えたみたいで、良かったです。
(相変わらず素っ頓狂な言動をする相手に返答していたが、最早目の前の相手は善良な人間だと決定付けられたらしい。緩み切った笑みを溢しつつ、相手が紅茶を飲む様を子供でも見るような慈愛の眼差しで見つめていた。すると同僚の一人、おっとりした雰囲気の女性店員がキッチンから来週メニューに加える予定の新作ケーキ─と言っても試作品だが─を持って来る。それはハロウィン仕様の可愛らしいカップケーキで、女性店員は食べたら感想を聞かせてね、と笑った。相手は同僚たちにも少なくとも怪しい人間ではないと理解されたようで、内心ほっとしており)
…ふふ、いいですね。山村さんのケーキ、すごく美味しいんですよ。
そうなのか?店員でセバスチャンと同じくらい美味しい紅茶が入れられるなんて……もしかして日本は紅茶が名産か?
(目が覚めてから分からないことづくめだったが紅茶で一息入れることができて、すっかり気の抜けた笑顔をしていて威厳などはなく。こちらに向く優しい笑顔に暖かな気持ちになりつつ、店員でこのレベルの紅茶が飲めるのならば全体のレベルも高いのだろうとビシッと人差し指を立てて的はずれなことを言っていて。そうしているうちにオバケやクモの飾りがのったカップケーキが運ばれてきて山村さんと呼ばれた人に礼を言ってから手をあわせて早速一口食べてみて)
わぁありがとう!いただきます。……んん!これカボチャの味だ!でも甘くて美味しい……この飾りも可愛いな!
…あはは…うちのお店、オーナーが紅茶にはこだわってるらしいので…だからじゃないですかね?
(普段から下がり気味の眉を更に引き下げたせいか、どことなく困ったようにも見える笑顔を浮かべる。相手がケーキを食べている、見ているだけで満腹になるような姿を見た同僚たちは口々にちょっと変だけどいい子だよね、可愛い、などと言いつつ温かい目で相手を眺めており、中には携帯を構えて写真を取っている同僚もいた。そんな同僚をそれとなく諌めながら、開店時刻を確認しようと時計に目を向け)
ご馳走様でした。こんな美味しい紅茶がお店で飲めるなんてすごいな……そうだ!ご馳走になったし、このお店手伝おうか?
(香り豊かな紅茶に甘くて美味しいカップケーキを次々口に運んでいけばあっという間になくなってしまい。周囲の人はやはりこちらを好奇の目で見ているが歓迎されているのならこちらも居心地はよく、通信端末に似たものを向けられても特に気にする事はなくて。こんなに美味しいものをいただいてしまったからにはなにかお返しをと思うと、どうやら周囲の店員は準備を進めていて時計に目を向けている姿をみればもうすぐ開店なのだろうと予測をつけ、お礼に手伝いを申し出て)
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