林檎の園(〆)

林檎の園(〆)

掲示板ファンさん  2023-10-09 19:52:48 
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二人だけの禁断の楽園─

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  • No.181 by アシュリー・ハニーウェル  2024-03-22 12:42:09 



(/ そうなんですよ…次の展開もラストも解ってるのに泣いちゃうんですよね…()最近何かと話題ですよね、マッシュル。私正直な所CMで流れてくるキャラビジュとOPくらいしか知らないのですが…呪術廻戦の分のメンタルケア出来る感じです…?()そうそれです…!!普段は可愛いなって思う場面多いのに、戦闘になったら凄まじいじゃないですか…!あと、術式の特性上、言葉が命令形になる所に撃ち抜かれましたね…好き…() )


( 張り子の笑顔、節抜け竹の返事。中身の無い言葉などお互い様。もう一度、此方も表面ばかりの笑顔を返した後に。訪れた騒々しさ――彼の部下へと「どうも、お疲れ様です。」などと少し遠目に労いをさらり贈った所で、あ、と一つ小さな声を上げ、ポケットから取り出した携帯のレンズを、担がれるロザリーへと向け、そのままシャッターを二度。続けて狂気の証拠も一枚切り抜き、計三つの写り映えを確認するなり助手へと電話を掛ける。「ああ、助手君。……そう、終わりました。損害は何もありません。」ワンコールで繋がる通話へ噴いた微笑み混じりに、現状一通りの伝達と、送る写真を依頼記録に使えという旨を話した後。――何か、助手から問われたらしい。一瞬きの沈黙を落とした次、「…そうですねえ。実に探偵らしくて、やり甲斐のある御依頼だったかと。まあ、」クスクスと、今度こそは喜ばしげに密かな音を纏って、「――概ね台本通り、予定調和の舞台ではありましたが。ええ、それでも。乗るだけの価値は、十二分に。」まるで、今日この時、“こんな事”になると解っていて此処に来た、とばかりの物言いを送話口へと流す。それを最後に一時の別れを告げて電話を終え、「お待たせしてすいません、竜崎さん。」今目の前の人物の方に意識を戻した。「そろそろ戻りましょうか。此方も、そして貴方も、ご報告を為さねばならない相手をお待たせする訳にはいかないでしょうから。」それからにっこり愛想良く、ついさっきの通話の怪しさなぞ投げ捨てたかのように、朗らかに促しの言葉をつらつらと淀み無く並べながら、開きっぱなしのドアへと爪先を向け )


  • No.182 by アシュリー・ハニーウェル  2024-03-31 18:49:22 



(/ 埋もれてきたので上げさせて頂きます…!教習諸々で何かとお忙しいのは存じております故、お返事は二の次で構いません。アシュリーとアーネスト共々のんびりまったり待ってますので、生活環境に変化の多いこの時期、どうか無理だけはなさらないで下さいね…!それでは失礼致します…! )


  • No.183 by クリス・K・竜崎  2024-04-03 08:36:49 


(お気遣いありがとうございます…!教習が終わったかと思えば履修登録で悲鳴を上げている毎日ですが、元気ですのでご心配なく…!分かります…泣いちゃいますよね、あれは…()面白いですよ、マッシュル!!魔法の世界で筋肉無双()ですから…性癖を抉ってくるようなキャラもたくさんいますよ…私はオーターとレナトスが性癖にブッ刺さりましたね…()シリアス回もたま~にありますが、まあ大抵筋肉で解決するので()後、これは個人的なオススメなのですが…カリスマってご存知でしょうか…?秩序のカリスマ、服従のカリスマ、自愛のカリスマ、反発のカリスマ、内罰のカリスマ、性のカリスマ、正邪のカリスマなるイカれた奴ら()のボイスドラマなのですが…ヒプマイと同じレーベルが作ってるんですよ…()分かります…可愛いのに強くてカッコいい…)

(「…いえ、お気遣いなく」アシュリーの言葉に軽く首を横に振った。先程、多少気になる発言をしていたような気がするが、必要以上にこの男と関わりたくはない。上手く営業スマイルを作れていたか分からないが、兎にも角にもこの場を早く立ち去りたかった─計らずも先導するような形で階段を降りていくアリシアの背中を追い、アシュリーよりも先に、埃っぽい部屋を後にした。見たところロザリーは気絶しているようで、特に抵抗する様子も見られない。アリシアが乗った車とは別の、もう一台表に回すよう言い付けてあった自身の愛車─黒のクラウンに乗り込み、窓を開けて「……乗られますか?」と形式上の問いを投げ)

  • No.184 by アシュリー・ハニーウェル  2024-04-07 02:13:06 



(/ おおっとそうでしたか!忙しい所にお返事有り難うございます!そして御入学おめでとうございます!!名作ゲームは何回やっても良いもんですからね…()なるほどなるほど…取り敢えず支部でアレコレ確認して参りましたが、なんとなくそのお二人が好きなの解る気がします()確かにカテゴリはコメディでしたね…今度ゆっくり見てみますね()カリスマ、ご存知ではありませんでしたが今じっくり聴き進めております()初手から豪快なイカれ具合()で中々面白いですね…ビジュの好みは正邪と服従辺りですかね。まあお関わり合いになりたいかと言われると…アレですけど…カリスマの方々は遠くで眺めてるだけなら目と耳の保養になりそうです()ね…狗巻先輩、つくづくギャップ好きを的確に撃ち抜いてきますよね…() )


( 顔も爪先と同じ方向を向ける間際、視界に在ったのはクリスの表情。今朝から変わらぬつもりだったろう笑顔と――その仮面の、ほんの僅かな罅。見付けた物に口元が歪に弛み、今度こそは愛想笑いが崩れてしまう。新品の玩具でも手にしたような、明らかな好奇と興味を剥き出したそれは幸いにも、既に此方の歩みを越した“玩具”には気取られなかった模様。「……おっと。」アシリアとクリスの歩をなぞり廃ビルを出るその前に、人差し指と親指で触れた自らの口の両端を押さえ伸ばし、余所行きの顔を作り直しておく。――それから、何事も無く外に踏み出し、彼に追い付いたそのタイミングで声が掛かった。パッと目を移した先には既に運転席へ着いた彼。「おや、宜しいので?」問い返しには特別深みも無く、軽薄な喜色だけが浮かぶ。「なら、ご厚意に甘えさせて頂きましょうか。」続けて後も先も考えていない早さで肯定を重ねれば、彼の仕草に倣って己が身から確りと埃と汚れを払った後で隣へ乗り込む。――車の中。自身の助手へもう一つ、今度は文字のみの連絡を送ってから、「さて、と。」組んだ手を前に突き出すだけの軽い伸びを一度。「多少揉めはしましたが依頼は無事に完遂致しましたし、後は依頼者様から御礼を頂いて、今夜はシードルでも…」先程ロザリーに縊られかけた事も、滅多刺しにされた人形の事も“些細な揉め事”に片付けた上、この惨状を伝えられる依頼者から、報酬を確り毟る予定をちらつかせた後で、ふと言葉が止まる。「……ああでも、馴染みの店はこの前からお休みになっていらっしゃいましたね。」思い出した事。そちらこそをば悲しげに、残念そうにぼやいて、少しの合間眉を寄せて唸り悩んだ次。「そうだ、」ふとハンドルを執る彼へと視線を合わせ、「竜崎さんは、何処か美味しい薫酒が頂ける所などに心当たりはございませんか?」廃ビルを訪れる道中と同じ、場の沈黙を埋める何気無い世間話を彼に吹っ掛けて )


  • No.185 by クリス・K・竜崎  2024-04-19 12:28:41 


(ヒェェ…度々返信が遅れてすみません…!!
分かって頂けますか…!オーターもレナトスも…その…何と言うか…ね!!(圧)是非是非見て下さい!!面白いですよ!!何も考えずに見れます!!()イカれてますよね…凡人として1年くらい追ってますが、私も何も分からないのでそれで大丈夫だと思います…あっ!!正邪良いですよね…全てが謎に包まれてますけどね、ふみや…年齢も名前も本当なのか分かりませんし…私は秩序と性も好きですよ…他はカッコいいのに、性だけ「性!!!」ってド直球でゴリ押してくる所が好きです()眺めてるだけなら(重要)、ですね…でも時々ふみやは「こっち側」を認識してくるんですよ…こわい…()です!!狗巻パイセン可愛い!!)

(─自身としては、社交辞令のつもりで投げた言葉だったのだが。一応は汚れを払う仕草を見せたアシュリーに口から飛び出かけた文句を引っ込め、自身はクラウンのハンドルに片手を掛けた。助手席から聞こえてくる戯言は聞かなかったことにし、「…酒、ですか。確か近くにヴィンテージ物を扱う店があったかと」そろそろ掛かってくるであろうアリシアからの連絡を待つ。─そこから大した間を置かず、尻ポケットの携帯が振動して着信を知らせてきた。無線スピーカーに携帯を繋ぎ、「…はい、竜崎です」と声を掛ければ─「アリシアです!!被疑者、吐きましたよ!」と案の定、車内のスピーカーがビリビリと音を立てて震える程の声量が返ってくる。相変わらず調節を間違った声量に眉を顰めつつ適当に話を聞き流し、通話をブツリと切った。送るだけ送ってやるか、と思ってクラウンを方向転換し、今言及したバーの方へと勢い良くハンドルを切る。急激な方向転換で後輪が地面と擦れ、火花を立てつつカーブをドリフトした。)

  • No.186 by アシュリー・ハニーウェル  2024-04-21 21:13:46 



(/ 大丈夫です!お待ちしておりましたよ!!
ええ、的確に癖を撃ち抜いてくると言いますか…ね!!(納得)何も考えずに見れるものも大事ですよね…いえ、深い解釈とか重めのアレソレとかも全然好きなんですけれども()あっ良かった…カリスマ達のお話聞きながらこれは私の理解力が足りないのか??と宇宙猫顔してました…()良いですよね正邪…意外と可愛い一面とか有って……天彦さんについては、いやもうホントにセクシーというか、最初から最後まで「性!!!(ごり押し)」って感じで、カリスマの中でも特にブレの無い人だな…と…()眺めてるだけなら、です(大事)ふみやさんから初めて此方側を意識した台詞を聞いた瞬間、ちょっと跳ね上がっちゃいましたね…()ええ!可愛い!!狗巻先輩大好き!!() )


( 形式上の言葉に乗っかられた彼の表情を見るが為だけに起こした行動は、予想通りに些かの愉快な結果を齎した。その事にも上がるばかりの気分に、今は品良く笑んで問いかけの答えを聞く。「ヴィンテージ物ですか、良いですね。その御店はどちらに、」そのまま言葉を乗せて会話を繋げかけたが――彼に連絡が入る方が先であった。おや、と少しばかり残念そうに口を閉じたその直後、本日三度目の“元気の良い”彼女の声が車内に響いた。スピーカーは勿論の事、空気の震えが肌にまで伝わるそれに、いっそ可笑しげに喉の奥を鳴らしながら己も話を終わりまで聞いたその次の瞬間、不意に車が揺れる。「うぉ、っとと…!?」幾らシートベルトに縛られていると言えども、慣性の法則に引っ張られた身体は思い切り傾き、予想外の事に口からは何の飾り立ても無い驚きが漏れた。辛うじて窓へ突っ張った腕で身を支えつつ、車の外へと丸く見張った視線を移す。――元来た己の事務所方面でも、何かと縁のある警察庁に続くでも無い道への走行。浮かんだ疑問符は、“今”を楽しむ思考に直ぐ様消え去り、大人しく黙ったまま、機嫌良く流れる車外の景色を眺めていた。――ややあって。車が止まったのは、とあるバーの前。其処が先の会話に出た店である事は容易に理解が及んで、「おや、まあ。わざわざ御店まで送って下さったので?」少々大袈裟だろうか、驚いた色を纏わせた問いの形を投げ、「有り難う御座います、竜崎さん。」その答えも特別待たずにこやかに礼を続けて、シートベルトを外した、その後。「それでは、アシリア巡査長さんと、」ほんの僅か、細める瞳に妖しさを持たせて、「――ローガン警視正様に、どうぞ宜しくお伝え下さい。」何処からも伝えられていない情報、彼の上司である筈の名を、その反応を眺める為だけに口から“うっかり”滑らせて挨拶を連ねつつ、外へと出るべく車のドアへ手を掛けて )


  • No.187 by クリス・K・竜崎  2024-05-10 23:12:25 


(こちらも返信返しておきますね…!お待たせしてしまい、すみません…!)


…ええ、良い夜を。
(何処でそれを知った─そんな言葉が喉の手前まで来たが、辛うじてそれを飲み下した。貼り付けた営業スマイルで軽く頭を下げ、彼がバーへ消えるのを確認した後─周囲の車に乗っている運転手が驚愕の眼差しを向けるほど、凄まじい勢いでクラウンのエンジンを吹かす。キャリア官僚用独身寮までの帰り道の最中「…あのクソ道化野郎!バカにしやがって…」ふつふつと沸いてくる怒りに任せてハンドルを拳で殴りつけた拍子、クラクションのけたたましい音が周囲に響き渡った。─だが幸い、周囲には咎める人間もいないらしい。そのままクラウンを寮の駐車スペースに停め、部屋までエレベーターで上がる。部屋の扉を開いてベッドに倒れ込み、喉の奥から絞り出すような、低く野太い苛立ちの声を上げる。)

  • No.188 by アシュリー・ハニーウェル  2024-05-13 14:05:33 



(/ いえいえ!お返事下さっただけでとても嬉しいので!!お気になさらず!! )


( 己が名を口にした瞬間、今まで以上に解り易く罅の入ったその笑顔の仮面。彼から此方が見えなくなったその途端、堪え切れなくなった可笑しさが、くすくすと溢れ落ちていく。その様子を不審がるようなバーのマスターへ、「…すいません、少々面白い事を思い出したもので。」口八丁に理由を取って付けた後、甘いカクテルや喉を焼くようなショットなど様々嗜みながら、丁度隣に座る見知らぬ客との会話を楽しんで。――それから暫し。深夜帯に呼び付けた助手に連れられて事務所まで帰り、散々世話までさせた後の翌朝。頭痛に怠さと明らかな二日酔いに彼是億劫がり、髪は手櫛に雑なハーフアップ、服も昨日とは真逆にあちこち緩めた隙の多さが目立つもの。今日もあの人来るんですよね、良いんですかそれ、と暗に此方のだらしなさを咎める助手の言葉へ、「長い付き合いをするのに、鍍金と猫を被り続けるなど反って無粋では?」と舌だけは流暢に回して棚上げを。返される呆れた溜め息を後目に、助手が先程から運び込んでは選定している手紙や郵便物を己も手に取り、それらが大量と積み上げられていく執務用デスクに腰掛ける。そのまま刑事の彼が訪れ仕事が始まるまでの間、中身をのんびりと弄ぶように吟味して )


  • No.189 by クリス・K・竜崎  2024-05-15 11:28:49 


(いえいえ…お待たせして申し訳ないです…!
お待たせしている間に、新しいストーリーが湧いて出たのでご報告だけ…!神による祟り、呪い─そういったものを調査する『神呪調査員』なる人間たちの人間ドラマあり、バトルありな感じのストーリーでして…お休み中に湧いて出たので、本当にご報告だけですが…)

……失礼します、竜崎です。
(寝るまでの間、相当物に当たりはしたが─何とか怒りを鎮め、眠ることには成功した。だがまあ、当然のことだと言うべきか。翌朝の寝覚めは普段─まあ普段からかなり悪い方なのだが─それ以上に最悪極まりなかった。─それでも身なりだけは普段通り、いや普段以上に隙一つ見せぬロングコート姿に整え、家を出る。クラウンのキーを開けてハンドルを握り、例の私立探偵が居を構える事務所へと手早く走らせた。所々に赤いサビの浮いた階段を登り、ドアをノックして─軽く声を掛ける。彼の返答を待つ間も服のホコリを払い、前髪を整え、爪先で階段の板をとん、と蹴って)

  • No.190 by アシュリー・ハニーウェル  2024-05-17 00:54:27 



(/ 神呪調査員…良いですね!自分の地元の、それも自分だって信仰してた土地神様の祟りを調べに行かなくちゃならなくなったり、仕事を一つ、後味悪く終えた仲間が苦しむ中で、「それでも止まっちゃいけないんだ」って前を見据える強さとか……そういうの悪くないと思います!!神様の祟りや呪い、となると何となく日本が舞台な感じでイメージしてましたが、合ってますかね…? )


( くるくると指先で開封の済んだ手紙を弄ぶ傍ら、酒明けで怠く鈍い頭の眠気覚ましに、デスクに置いていた愛用の煙草――ブラックデビルの一本を咥えて火を点ける。そのまま甘ったるい紫煙を吐き出しながら、山になる郵便物へ気紛れに手を付けては床へと散らかしていた所に、不意に響いたノックと来訪を告げる声に、ふっと口の端を上げる。「はい、どうぞ。あー…助手君、出迎えてあげて下さい。」自らは動く気も無く、助手へドアの開放を命じ、また視線を読みかけの手紙へと。その間にした応対の準備といえば精々、半端に灰の残る煙草を灰皿へ押し付けた程度。やがて助手がドアを開き、彼の姿が現れて漸く、隙まみれの服はそのままに立ち上がってそれを歓迎する。「本日もようこそ、我が探偵事務所へ……なんて畏まった挨拶も、客人ではない貴方には反って失礼でしょうかね。」まずはいつも通りにこやかに、その先は少々冗談めいた言葉を添え、「今日も宜しくお願いしますね、竜崎さん。」締めには“仕事仲間”としての挨拶を放って。「さて、今日はまた別の仕事…の前に、此方の熱烈なお手紙達にお応えするのが先でして。」此方、と五指を揃えた掌で差した先――見える限り二百を超える数の郵便物、それも赤錆た何かで綴られている手紙や、明らかに手作りの何かが入っているだろうラッピングの施された品などが入り雑じり置かれたデスクに、彼の視線を誘導しつつ、「…お手伝い頂けますか?」などとわざとらしい丁寧さで問い、愛想半分揶揄半分に彼の表情を窺い覗き込んで )


  • No.191 by クリス・K・竜崎  2024-05-17 07:27:20 


(そうですそうです…!ご存知かは分からないのですが、木古おうみさんの領怪神犯がものすごく好きでして…それをベースに生まれた物語となります!雨の日でも晴れの日でも常に日傘を差してひどく咳き込んでいる不気味な雰囲気の男、伏見(うちのこ)とバディの誰かが活躍するような想定でして…())


(扉を開く、疲れ果てたような雰囲気の助手に軽く会釈をする。さて─先日とは打って変わって、隙だらけの服装と乱れたハーフアップの髪。成程先日のアレはあくまでも鍍金か─と内心納得しつつ、「…ええ、本日も宜しくお願いします。」普段通りの営業スマイルを顔にべたりと貼り付け、今日は促される前にソファへと腰を下ろした。彼の五指が示す先、デスクの上へ目を投げると─悪趣味極まりない手紙やら、手作りのナニカやらが嫌でも目に入ってくる。一瞬絶句し、その後に溜息が唇の端から漏れた。「…勿論です、危険物が混じっているかもしれませんしね。」それらしい理由を付けて答え、恭しくお辞儀をして)

  • No.192 by アシュリー・ハニーウェル  2024-05-19 13:16:33 



(/ 言われて気になりまして、ちょろっと読みかじって参りました領怪神犯…!良いですね、最初は得体が知れなくて、でも考察が進むにつれて少しずつ正体が見えて、それでもどうしようもない…あの重たい曇り空の下をずっと歩くような不気味さ…大変好みです…!なるほど、伏見さん…そうなると、バディの方は明るく要領良しな正反対タイプか、どことなく苦労性の香り漂う知識豊富なアンニュイタイプか…どう転がっても美味しそうではありますね…() )


(郵便物に目を移した瞬間、あからさま言葉が止まった笑顔の彼に、此方は隠しもせずに笑いを噴き出して。「ええ、その通り。まあ俺としては、そういった刺激的な贈り物も大歓迎ではありますが。」危険物、の単語を愉しげに、紛れている可能性自体を肯定しては、くすり口角を持ち上げ「では、この辺りをお願いします。」詰まれた左端の列に差す掌を移動させた後、また助手の方に目配せを。途端溜め息を吐く助手が、それでも渋々と左端の郵便物達をソファー前のテーブル、刑事の彼の元に配置し直していく。「有り難うございます、アーサー君。お疲れでしたら、少し息を抜いても結構ですよ。」軽薄な労いを検分の合間に投げ込めば、どの口が、と恨みがましい目を向けられるが、当の本人は気にも留めずに作業を続ける。しかし疲れは確かなのだろう、丁度クリスが座る正面辺りに深々腰を下ろし、鈍い手で共に作業し始める。――それから少し。「……ふむ、雷が落ちる程の物はありませんねぇ。」半分程度までは処理しただろうか。明らかな殺害予告、誘拐予告、行動監視の手紙等々を読み散らして尚、何処か退屈げに言葉を溢し、「…此方はどうでしょうか。」今度はラッピング品達に手を付ける。袋に付けられたリボンを弛め内を漁れば、何とも可愛らしい手作りのテディベア。「おや、中々出来の良い。」小脇に抱えられる小さめサイズのそれの体を、くるくる回して一通り感心に眺めた後に、「…では、」髪を留めていたピンの一本を外し、その先端を糸の隙間に刺して器用に縫い目を解いていき、出来上がった隙間から容赦無く手を突っ込み探る。やがて綿の中から取り出した小さな機器――恐らく盗聴器を指先で摘まみ上げ、一人妙に機嫌良くそれを弄びつつ、「そちらの進捗は如何です、竜崎さん?」助手と面を合わせて検分している筈の彼へ、進行状況を尋ねて )


  • No.193 by クリス・K・竜崎  2024-05-19 14:53:29 


(分かっていただけますか…!!そうなんです…領怪神犯、すごく良い作品なんです…!後味の悪さが特に…キャッチコピーの「その神々は、人の手には負えない」がこの作品の内容を端的に言い表してる感じがして…()いやあ、私…黒髪に黒スーツ、その上黒手袋に日傘を差してる男が大好きでして…底知れない不気味さの中にも妙な色気があるというか…伏見もそんな男なんですよ…()伏し目がちな割には目が妙に大きくて、ハイライトなしの黒なので心の底を見透かされるような雰囲気と言いますか…()アッ!!!どっちもイイ!!明るい系のバディ様に「…貴方はいつも元気ですねえ…何処からその元気が湧いてくるんですかぁ?」って問いかける伏見も、アンニュイ系のバディ様に「…貴方も災難ですねえ。「伏見静」のバディなんて、厄介払いも同然でしょう?」って問いかける伏見も浮かんできました…!!!())


(この夥しい量の手紙の中に危険物が有るかもしれない、という点は一切否定しないのか。内心軽蔑にも似た笑いを鼻から漏らし、何とも渋い表情を浮かべながらも手紙やラッピングされた物品やらを運んでくる助手に軽く手を挙げつつ─「お気遣い、ありがとうございます」と営業スマイルで礼を述べる。仕分けする手紙は事務所の爆破予告、アシュリーや助手に対する殺害予告─そんなものが大半を占めていたが、その中に時折混じる、アシュリーに対する病的なまでの恋慕を告げる手紙には思わず吐き気がした。血を使って書かれたものと思われるそれからは─ひどく鈍い鉄錆の匂いがする。取り敢えずその手紙を封筒に戻して横に避け、ラッピングされた品物の仕分けに移った。それらは大抵、見るだけで盗聴器、発信器が埋め込まれていると分かるものばかり。掛けられたアシュリーの声には営業スマイルを浮かべ、「…ええ、順調ですよ。業務妨害で逮捕状を取れそうなものもいくつか。」と答えておき)

  • No.194 by アシュリー・ハニーウェル  2024-05-22 19:48:38 



(/ キャッチコピーからして天才的ですよね…敵わない相手、解り合えようもない相手を理解していく不合理さと理不尽さ…うっかり飲み込まれてしまいそうになります……()明らかに世から浮いて見えて、でも目の離せない不可思議な艶と不気味さが同居する、得体の知れない男…私も好きですね…()どっちも相性良さそうですよね!明るい系は「そりゃご飯ですね!伏見さんはもっと食べた方がいいです!」って空気読まずにでっかいおにぎり出しそうですし、アンニュイさんなら「……それでも、何かやれる内は何でもやってやるさ。」って半ば諦めたように煙草吹かす姿が浮かびます…!まあただの性癖なんですけども…!() )


( 「それは何より。」げんなりと眉を顰める助手や、形だけの愛想を作る刑事とは対照的、鼻歌でも流しそうな上機嫌で返事に笑顔を返す。「しかしまあ、この熱烈な品々。こうして手間暇掛けて愛情を籠めて頂けるのは有り難いとは思うのですが、」それから続けて、助手が開封したらしい髪の毛入りのクッキーや、カッターの歯が混入されたチョコなどを一瞥しては、感心とも嘲笑とも取れる言葉を悠々並べて。「皆様が直接お会いに来たのなら、もっと良い夢に落としてあげられるというのに。…惜しいものです。」指先で転がしていた盗聴器に、わざと唇を寄せて囁きを注いでから、足元にそれをぽいと投げ捨て踏み潰す。「ああそれと、俺の方も収穫はありましたよ。」その後であっけらかんと言葉を続けつつ、手元に置いていた一枚の手紙、もとい書面を掲げる。何の変哲も無い近況報告らしき内容のそれをひらつかせ、「此方、うちの“常連”のお手紙でして。色々暈してはありますが、情報収集、およびその提供をご所望のようです。欲しいのはどうも、」もう一度自分の方にも向けて綴られた文を改め、助手と彼へとその内訳を解して共有した次、「――時効間近、強盗殺傷の罪で手配中のオリバー・アーキン氏の情報のようで。」くす、と妖しい色を帯びた瞳を細めて依頼を告げる。「いつもながら、相当追い込まれているのでしょうねぇ。そう何度も、こんな信用ならない“情報売り”を頼るなんて。」ジョーク混じり、今度は自らを“探偵”では無く“情報売り”と変えて名乗りを上げつつ、依頼書を二人の居るテーブル上に放る。書面に書かれた依頼者名は他でもない――警察庁の人間から。「それでは俺は、“ご依頼品”の売買に出ますが、貴方もいらっしゃいますか?」髪に櫛を通し、服の隙を簡単に整える合間にクリスの方へと目を流し、「…もっとも。俺へのお手紙に狼狽えてるようなパピーちゃんには、今日のお仕事は刺激が過ぎるかもしれませんが。」今の様子を嗤い含みに語り、さらりとわざと彼を“仔犬”と称し煽って、その反応を愉楽の視線で窺い )


  • No.195 by クリス・K・竜崎  2024-05-24 13:50:16 


(ですです…ホントに皆一度は読むべき作品だと思いますよ…ちょっと後味は悪いですけど()分かって頂けますか…!近寄り難いけれど、言葉で言い表せない魅力のある男って良いですよね…()明るい系良いですね…呑気で元気が貰えるというか…まあでも、伏見は常にローテーションかつ嫌味っぽいやつなので「……いえ、結構です…貴方の馬鹿が移りそうなので。」って言いながら折角のおにぎりをそれとなく断りますね…()アンニュイさんの言動もイイ…「…はあ。……人間が神に対してやれることなんて限られてますけどねえ…祈るか嘆くか、が精々良い所でしょう。」って更にやる気を削ぐようなこと言いますけど、元々こんな言動かつ性格なんです…どうか気を悪くしないでください…!())

(話を聞くに─どうやらこの男、私立探偵なんて胡散臭い仕事の他に─情報屋、なんて更に胡散臭い仕事も請け負っているらしい。だがアシュリーが口にしたのは、確かに今現在警察が必死に追っている犯人の名だった。─舐めやがって。気を抜くと喉元まで迫り上がってくるその言葉を何とか飲み込み、ふつふつと湧き上がってくる怒りを抑え、表面上には普段と変わらぬ笑顔のまま胸元に手を当てる。「…ええ。ですから、ご同行させて頂きたく存じますね…"仔犬"は、親犬を見て育つものでしょう?」表情に出さぬ代わり、普段は平坦なはずの言葉尻が─僅かに歪む。「貴方がお嫌なら結構ですが、その代わり。僕は貴方に何があっても責任を持ちませんよ?…何が起きたとしても、それは"全て貴方の責任"ということで」と笑ってみせた。─こういう、責任転嫁するような言い方は"屑共"と同類になるようで─あまり好きではないが、それ以上に。眼の前のこの男が、生理的に受け付けないのだ。笑顔は崩さないままにアシュリーをじっと見据え、返答を待ち)

  • No.196 by アシュリー・ハニーウェル  2024-05-26 10:43:06 



(/ むしろ後味悪い所が良いんじゃないですか、あの手合いの物語達は…!()そう、目を離したら人じゃなくなってるんじゃないかって思わせる部分と、ぞわぞわと背が粟立つのに目で追ってしまう何かがある男…好きです…()物語上の空気が空気なので、このくらいの方が清涼剤になりそうだな、と…まあ明るい系なら「失敬な!これでも学校の首位取ってたんですよ!」とかって、気にせず差し出したおにぎり自分でもりもり食べながらカラッと言い返してると思うので…こっちの子戦う時も賑やかそうですね…()「……そこらの人間ならな。でも、お前さんも俺も、そうじゃないだろう。」って煙草で伏見さん指して、気だるげながらも案外負けじとやり取りしてそうです…こっちは戦闘サポートタイプでしょうかね……あっ全然大丈夫です!逆にどうお話を返してやろうかとやる気出ちゃいますね、こういう性格の方!() )


( 思い切り揶揄をつついたにも関わらず、表情には変化が無い。しかし――返事の端々までは堪えきれなかったのだろう、その罅と揺れに笑みを深めて、「言いますねぇ、貴方。」真っ直ぐ貫く視線を受け止めながら、此方の言葉を絡めた返しへ愉楽混じりの賛辞を。「では。此方から改めて、貴方のお力添えをお願い致します。俺一人では、手の回らない部分も多いので。」それから今度は煽りを飾らずに同行を願い立て、支度の済んだその足で身軽に事務所の出口へと。昨日と同じく助手に留守と、残りの手紙の処理を任せた後、刑事の彼が並ぶのを待ってからビルの外に出る。「ああそうだ、竜崎さん。今日の“お仕事”について少々留意点が。」道を進んで暫く、不意に彼の方を向いてはにこやかに呼び掛けて、「一つ、この先で自分が警察であると明かさない事。二つ、俺の取引相手に手出ししない事。三つ、誰にもフルネームは教えない事。」自らの顔の横で順繰りに指を立てていきながら、計三点のルールを伝える。「……必ずお守り下さいね?」続けてゆっくりと首を傾げて、軽薄ながらも何処か脅かしを籠めて念を押した後。到着したのは何の変哲も無い、強いて言うなら些か寂れた印象のある個人経営の珈琲店。「どうも、こんにちは。」開いた店のドアに括られているベルと共に来店を告げれば、丁度器具の手入れをしていた経営者らしき草臥れた男と視線が合う。男は此方二人を一瞥し無愛想に挨拶を返しつつ、カウンターの方へと支度に入る。注文を尋ねる男へ、「…白い珈琲を一杯。」有り得る筈のない品をねだれば男は察した様子で此方と向き合う。その後で今頃己の隣に居る存在に気が付いたらしい、“いつもの奴じゃないな”と不審を露にした視線で無遠慮に、刑事の彼をあからさまに警戒してその名乗りを待ち )


  • No.197 by クリス・K・竜崎  2024-05-27 15:47:53 


(そうですかね…そうですね!!!()ウッ……スキ……それで「…何見てるんですかあ?」って声掛けられて飛び上がりたい…()ですねえ…癒し…まあでも、伏見は「はあ、そうですかあ。…よっぽどアレな学校だったんですねえ。」で流しちゃうでしょうし…戦うときも「…静かにできないんですかあ?」って嫌味言われますね…()アッ!!!アンニュイさんイイ!!伏見もびっくりして「……こんな男に言われたくはないでしょうが…変わってますねえ。」って若干目を見開きながら言いますねコレは…()全然関係ないんですが、呪術廻戦の世界観だけ借りて創作くんを走り回らせたい衝動が…()アレは、まあ…命の価値なんてあってないような世界ですが、創作くんを動かしてあげたいんです!!!())

(アシュリーからの最もな注意にはそれとなく相槌を打ち、下らぬ話は話半分で聞き流しつつも─アシュリーの後を追い、取引場所らしい珈琲店へ足を踏み入れる。良く言うならばそれなりに落ち着いた、悪く言えば面白味のない店内を軽く見回した後、カウンターに居る男を観察するように見据えた。─服装自体は草臥れているが、目付きやら身のこなしやらは一般人とは思えない。─と、男の目線が自身に注がれる。─まあ、堂々と他人に言えるものではないが─危険なマフィア組織、人身売買の裏オークションに密売組織など─不可抗力ではあるが、物騒な潜入捜査には慣れているのだ。こちらを警戒するように睨め付ける男の視線にはにこやかな微笑みを返し、「初めまして…アシュリーさんの友人で、ルカス・ヴァレンタインと申します」すっかり名乗り慣れた偽名を告げる─上層部が名義まで買い上げた偽装戸籍。それは、数年前マフィア組織に潜入した際─上層部から与えられたものだった。そんな回想に浸るつもりは微塵も無く、男に向けて相変わらずの穏やかな微笑みを向けながら「ご心配なく、お二人の邪魔は致しませんよ。珈琲を一杯頂いても?」と首を傾げてみせ)

  • No.198 by アシュリー・ハニーウェル  2024-05-31 02:53:16 



(/ そうですよ!!(ごり押し)良い…それで「なな何でも!!」って滅茶苦茶動揺しながら目を逸らして呆れられたい…()明るい系はどれだけ嫌み言われても笑顔で流してグイグイいけるのが強みですかね…絶対言われますね。「だって怖いんですよ!!」って調査員らしからぬ文句返しながらもしっかり上手く立ち回ってそう…()アンニュイさんは経験値から動揺しないのが良さなので…慣れたら「褒め言葉どうも。さ、神に目一杯逆らってみようや。」ってジョークも言ってくれますよ、このタイプは()面白そうですねえ……いやしかし私一次創作専門で二次創作系はやった事が無く…いやでも世界観借りるだけですし、ギリギリいけない事も無いかも…?()ちなみにどんな創作っ子です? )


( すらすら濁り無く偽名を名乗った彼に、経営者の男は多少警戒を緩めたよう。“そうかい、宜しくヴァレンタインさん”と素っ気は無いがきちんと応えて挨拶を返す。それから注文にも頷きがりがりと豆を挽き始めつつ、此方へも改めて視線を向けた男へ愛想を顔に描いて、「ではご挨拶も済みましたし、少し世間話を致しましょうか。ほら例えば、最近噂の手配犯のお話など如何でしょう?」今度は捻らず真っ直ぐ用件を伝えつつカウンター席へと腰掛け上目に見詰める。男は何か考え込むような少々の沈黙を挟んでから、先に対価を要求するつもりらしい、掌を此方に出して人差し指を曲げる仕草を。それに動揺するでもなく一枚の折り畳まれた紙と、指輪でも入れるような小箱をポケットから取り出しそこへと乗せて、「……此方で足りるでしょう?」内緒話でもする妖しさと密やかさでそう問う。小箱、紙の内容をどちらも目の前で確認した男から返されたのは、手配犯と最近関わりのあった人間の情報。纏めるとどうやら、“十日ほど前に一人の男がオリバーにお使いを頼まれていた”、というもの。クリスへと淹れた珈琲を出す傍ら、淡々とそんな話をした男へ「……その方のご氏名は?」もう一つ追加で注文する。これ以上は、と渋る素振りを見せた彼の手を捕まえ、するり絡め取り、「追加のお代は後ほどこの身でお支払いしますから…ね?」誑かす艶の吐息でそうねだる。それに堪らず手を振り払った男から、手配犯の関係者――ニック・パッカーの名を入手し、満足げに鼻を鳴らしてから、己の前にも出された珈琲に手を付けながら、「……ルカスさんは、このお名前に聞き覚えなどはおありで?」とちゃっかり刑事の彼も巻き込むつもりで問い掛けて )


  • No.199 by クリス・K・竜崎  2024-05-31 17:40:29 


(ヴッ…!!!!分かります………「はあ、そうですか。」って何も思ってなさそうな声でお返事貰いたい…()「…よくこの仕事に就けましたねえ。」って呆れながらも伏見は日本刀で怪異を両断するんですね、分かります()ヴァッ!!!イイ!!ジョーク言ってくれる系の人大好き!!()「…そうですねえ。なら…『神殺し』と行きましょうか。」って返すとより最高…じゃないですかね…?()あ、いえいえ無理にとは言いませんので!!全然!!願望ですのでお気になさらず!!()分かります…一次創作もイイですよね…()そうですね…いっぱい居るんですよね…めちゃくちゃ世話焼きなママ系(♂)ですとか、普段は紳士だけれど肉体言語で呪霊をすり潰すパワー系(♂)ですとか…他にも五条先生たちの先輩で、人間として出来の悪い後輩に頭を悩ませる完璧主義の特級さん(♀)…など、色々居るんですよ…())

(─どうやら、警戒されることは免れたらしい。男とアシュリーの間で繰り広げられる会話にそれとなく耳を欹てつつ、運ばれてきた珈琲に口を付けた。─味は悪くない。鼻を擽る芳醇な香りに人知れず目を細め、珈琲の味に集中していた所で─いきなりアシュリーに声を掛けられる。ニック・パッカーなる男─確か、前科歴持ちの犯罪者リストにそんな名前があったかとは思うが─アシュリーもこの男も部外者だ。教える義務は存在しないし、教える気も無い。アシュリーの言葉には首を傾げながら「…さあ…聞き覚えもありませんね。…お力になれず、すみません。」と表面上だけでもしおらしく表情を取り繕い、頭を深々と下げながら謝罪しておき)

  • No.200 by アシュリー・ハニーウェル  2024-06-03 01:07:43 



(/ 良い…それで何とか難を逃れたと思ったら今度は向こうからじっと見られてどきどき動揺してたら、単にその後ろにヤバい何かが憑いてただけ…とかありそう…()怪異を一撃でやっつけた伏見さんに「流石です伏見さん!」って手放しで喜んで褒めてそうな上、呆れた言葉には「前の上司は此処が適任だって言ってました!」って絶対騙されてる返答が元気よく返ってきますね、多分…()ね!私もこの手のキャラツボなんですよ!!ああ~最高~…!!敵を前に「ああ。あんのかどうかは知んないが、“地獄”に堕としてやろうぜ、この神のクソッタレをよ。」ってちょっと口悪めのやり取りしててほしい…()申し訳無いです…でもお話聞くのは出来るので!()ええ、一次創作の良い所は“自分が公式”な所ですよね。何か無理めな設定出て来ても、自分がこうしたいから!でごり押し出来るので…()わあ…思ってたより沢山いらっしゃいますねぇ…ママ(♂)系は怒らせた時がヤバそうですし、紳士系さんは普段の言動とのギャップで風邪引きそうですし、完璧主義さん(♀)は……その……が、頑張って下さい!!())


( 「…そうですか。いいえ、お気になさらず。」しおらしい態度のその奥を覗くように、じいっと彼の顔を見詰めていたが、また微笑みを乗せた唇で詫びに形ばかりフォローを贈る。「ではマスター、」それから視線を経営者へと。いやににこやかなその声に男の眉はぴくりと跳ねた後に顰められ、首を横に振る仕草で此方の言葉を先んじて塞ごうとする。しかし、そんなものはお構い無しに立ち上がり、カウンターに片手を突いて身を乗り出し男との距離を縮める。「ああ、そう拒まないで下さい。俺は貴方の言葉を頼もしく思っているのです。俺には無い、何もかも手に入れられる貴方のその言葉……言わぬが花など、つれない事を言わずに、もっと聞かせて下さい。ほら、」目の前まで迫り、吐息を吹きかけるような甘い声で切なさを作り出し、男に言い寄って。「……礼はとびきり弾みます。貴方が望むなら、何だって…」そこまで話して堪りかねたよう、解ったから離れろ、と突っぱねる手を、チャンスとばかりに掴み取り、「では、ニック・パッカー氏について貴方が知っている最新の情報を、洗いざらいお教え頂けますか?」ころっと一転、また単純に愛想が良いだけの笑顔を浮かべ、取った言質を翳して情報を搾り取る。――珈琲を飲み干すまでの間、入手した情報は、ニックが“お使い”を頼まれた店の事、それと現在の住居、よく出没する酒場の場所。それに満足と目を細め、「有り難う御座いました、マスター。…何を対価にしたいかお決まりになりましたら、我が事務所へどうぞ。」もう一度だけ、妖しい艶を経営者へと振りかけた後、今度はクリスの方へ向き直り、「では、そろそろお暇しましょうか。…先ずは何処から訪ねに行きましょうねぇ。」退店を促すついでに、次の聞き込み場所の選択を彼へ委ねて )


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