蠱惑

（／初めまして。純粋な高校生くんの求めてるタイプが知りたいのですが、内気で気弱ないじめられっ子タイプ、明るく無邪気な甘えん坊なワンコタイプ、物静かで大人ぽい優等生タイプ、どれが求めてる性格に近いでしょうか？）

(/はじめまして。ありがとうございます！内気で気弱ないじめられっ子タイプを求めております。)

（／ありがとうございます、ではそのタイプでお相手希望致します。因みに関係は既に恋人同士になりますでしょうか？それともその手前になりますでしょうか？其方お聞き次第、それに合わせてプロフィール作成致しますね。）

(/ありがとうございます。既に恋人同士でお願い致します。)

朝倉　由弦（あさくら　ゆずる）
１６歳
黒髪ショート、パッチリ二重の黒目。口元に黒子。黒縁眼鏡。色白。身長173cm、細身。制服は着崩さずしっかり規定通りに着るタイプ。気弱で内向的。臆病な性格から人の目を見て話すのが苦手で俯きながら話す癖が有る。両親に目をかけて貰えず、上にとても優秀な兄が居てずっと比べられてきたせいで自己肯定感が低く自信が無い。それ故に好きと言ってくれる相手から離れられず、暴力を振るわれても尚離れられずに居る。

（／簡単にですがプロフィール作成した為確認して下さい！変更して欲しい点などありましたら、遠慮なくおっしゃって下さい…！）

八神 凌 (やがみ りょう)
24歳
髪色は白に近い金髪で前髪が少し目にかかっている。一重で目つきが悪いとよく言われる。右耳に2つ左耳に3つピアス。身長187cm。腕には蜘蛛のタトゥーが入っている。基本やりたい事をしてやりたくない事はしない。思い通りにいかなかったり、抵抗や否定されるとすぐに手が出る。幼い頃から母親が色んな男を家に連れ込んでいた事もあり色々と経験が早い。知り合いのアクセサリーショップで働いているが接客態度が悪いため、ピアッサーの仕事を任されている。

(/ありがとうございます！大丈夫です！こちらも気になる点ありましたら、仰ってください。)

（／プロフィール問題ないようで良かったです！此方も大丈夫ですので、そのままで宜しくお願い致します。特に質問などは今のところ此方ありませんので、お相手願えるようであれば初回お願いしたく。ご検討宜しくお願い致します。）

(/ありがとうございます！では始めさせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。)


(朝から仕事だったが二日酔いのため寝坊してしまい昼頃目覚めると準備して職場に向かい)…めんどくせぇな。

え、あ。や、八神さん…？（短縮日課で午前中のみで授業がいつもより早く終わり周りのクラスメートが友達と遊びに出掛ける中、一人静かに教室を後にし。せっかくだし図書館ででも勉強しようかと家には帰らず街を歩いていると、職場に向かう途中の相手が前から歩いてくれば驚いたように声を漏らし）

(職場までもうすぐの所で声を掛けられると、この時間に居るはずもない相手に問い掛け)…こんな時間に何してんの？

え、あ、と、図書館で勉強でもしようかなと思って。その、学校が早く終わったから…。（まさかこんな所で鉢合わせするとは思わずどうしようと内心焦り。相手に話しかけられると反射的にびくりと肩を揺らしぎゅっと鞄を握りしめ、俯きながら相手の質問に答えると此方からも質問して）や、八神さんはお仕事ですか…？

ちょうど良かった。(こちらの声に対し肩を揺らし緊張感のある相手の肩に手を回すと職場に向かって歩き出し)お前も来いよ。

え？…っ、ぁ、（こっちの質問はスルーし突然腕を回され歩き出す相手に目を丸くしては、突然の展開についていけず混乱した様子で身体を固くし）ま、待って。僕はこれから図書館に…っ

(歩き出しても進まず、図書館に行くという相手の言葉に苛立ち肩に回していた手を離すと前髪辺りを乱暴に掴んで)あ？黙ってついてこいよ。

っ…い゛ッ…！（自分の言動が気に食わなかったのか、前髪を乱暴に掴まれれば引っ張られる痛みに堪らず声を漏らし。怒らせたと顔を青ざめさせると身体を震わせては相手から目を逸らすように視線を落とし）っ、ぁ…、ご、ごめんなさ、い

(否定された事により苛立ったがすぐに怯えたを顔して謝る相手に向かって満足そうに口角を少し上げると手を離し、再び歩き出して職場に着くと既に予約していた客が待っているのを見ると舌打ちして相手の耳元に顔を近付け)…お前、終わるまで裏で待っとけ。

っ…、わ、分かりました。（すぐに謝ったのが功をなしたのか機嫌が直った相手に安堵し今度こそ黙って相手と一緒に歩いては相手の職場へと向かうもお客か、裏で待つよう耳元で囁かれば小さくコクリと頷くと言われるがまま店裏へ移動し。そして、一人きりになった途端身体から力が抜ければ、ズルズルと壁に寄りかかりながらしゃがみ込み蹲って）…びっくりした。まさか、八神さんと鉢合わせするとは思ってなかったな。

(相手の返事を聞くと客の居る所に行き仕事を始め。今日は客が多く終わる時間が遅くなり最後の客が帰ると疲れたせいか若干イラつきながら裏に行き)

（あれからどれくらいの時間が経過したのか。待ってろという言葉を律儀に守り日が沈んでも尚その場で相手が戻ってくるのを待ち続けていれば気付けば眠ってるおり、膝を抱えて蹲り小さく寝息を立てて）

(何時間も同じ場所で律儀に待っている相手を愛おしく思い口付けして、優しく頭を撫でると声を掛けて)起きろ。