匿名さん 2023-05-01 18:33:13 ID:4d7b09425 |
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……待ってる。
(後で来てくれるという彼に素直に嬉しくなり微笑みを向けると短く言葉を返して。
そして1人残されればあんみつを食べすすめながらこんな気持ち久しぶりだわ…と思ってしまい。
彼は向こうでお客さんと盛り上がってるようで、まだかな…とつい思っているとドスンと乱暴に隣に座ってきた者がいて。
視線を向ければ身体が大きくて、少し荒っぽい雰囲気。"こんな綺麗な女が1人で何してんの…?よかったら話し相手になろうか?"などと言いながら身体を寄せて話しかけてきて)
(こんな1人の女性なんかに固執したことなんて今まで無かったのに、最近の俺はなんか変だなと誤魔化して。
後できますから待っていてください、なんてそんなキザなセリフ言ったこと無かったのに、思い出しては恥ずかしくなって頬をかいて。
あんみつを食べている彼女の方を見てみると、先程とはいなかった荒っぽい男が隣に座っていて。
まだ何も手を出してないためか、こちらも何も出来ずに横目で観察して)
…今は静かにあんみつを食べたいの。
お話はまた今度にしましょ?
(今はあんみつを、そして暁さんと少しでも話したい。だからこの男は邪魔だと思うと最初は適当にあしらっていたがだんだんと俺の誘いを断るのか、と男は怒りの雰囲気を出してきて。
あまり目立つようなことはしたくないと思えばそっとその男の頬に手を添えて、目を見つめて優しく話せば瞳を少し光らせると少しだけ感情を抑制するように妖術をかけて。
そうすると男はわかったよ、また今度な。と無気力な様子で残して立ち上がるともといた席に大人しく戻っていき)
(怒りで段々と顔が赤くなる男にアレはヤベェな、と感じて接客していた常連客に断りを入れて、間に入ろうとするが感じるはずのない妖気を感じて立ち止まってしまう。
慌てて店を見渡して、どこに妖怪が入り込んでるのか探すがその気配は全くない。
彼女の方に目を向けると、さっきまで怒っていた男が落ち着いていて、しかも微かだが妖気がまだ消えてない。
まさか違うよな、と生唾を飲んで見つめて。
不安がぬぐえないまま彼女の方へ駆け寄って)
………さっき、大丈夫でしたか?
えぇ、ごめんなさい、騒がしかった?
あんみつが美味しそうだから、気になったみたいで
(今日くらいはもう少し普通の格好にすればよかったなと絡まれたことにめんどくささを感じて少し後悔して。
何もなかったかのようにあんみつを食べるのを再開していれば彼が声をかけてくれるとすぐに顔を向けて、自分としてはよくあることだったがお店に迷惑をかけただろうかと思い眉を落として謝り。
そして適当な冗談をいうとまさか彼が自分から少し名残りの妖気が出ているのを感じ取られることになるとは思っておらず)
いえ、そんなことないッスけど
…そうなんですね、後で勧めてみよっかな
(自分が心配しているのは彼女のこともあるが、さっき感じた強い妖気の事が今心配で。
騒がしい客なんてここでは日常茶判事で、自分も何回もつまみ出したことだってある。
少し試すようなこと言うのは心苦しいが、彼女の前に屈んで真っ直ぐと目を見つめて)
…鈴さんって、妖怪とか信じます?
…信じてますよ?
世の中は広いから、きっと何処かにはいると思います。
(屈んだ彼を不思議そうに見ていれば突然の問いかけに目を丸くさせて。
しかしすぐににこっと微笑めば躊躇なく当然のように妖怪の存在を信じていると答えて、随分とタイミングがいいなと思いつつ話せば今度は彼の目をじっと見つめると)
ふふ…、そんなこと聞いて突然どうしたんですか?
妖怪の事がお好きで…?
…信じてますよ?
世の中は広いから、きっと何処かにはいると思います。
(屈んだ彼を不思議そうに見ていれば突然の問いかけに目を丸くさせて。
しかしすぐににこっと微笑めば躊躇なく当然のように妖怪の存在を信じていると答えて、随分とタイミングがいいなと思いつつ話せば今度は彼の目をじっと見つめると)
ふふ…、そんなこと聞いて突然どうしたんですか?
妖怪の事がお好きで…?
奇遇ですね、俺も信じてます
(にっこりと笑って、なるべく警戒されないように、世間話の一環だと思って貰えるように話す。
もし、信じたくは無いが彼女が妖怪なら、退治屋という職業には何かリアクションを起こすだろうと踏んでみたが、何も感じてないように見えて。)
好きかどうかはアレなんですけど
…それなら、悪い妖怪を退治する職業があるのも知ってますか?
…えぇ、聞いたことは。
暁さんはそのお仕事に詳しいの…?
悪い事をしていない妖怪も退治するのかしらね?
(笑って話しているが何かを探られているような感覚を感じては彼は何を言いたいのだろうかと気になり。
しかしこちらだって正体を明かすつもりはなく、かわす様ににこにこと微笑みながら答えれば最後には少しだけ首を傾げると自分は特別人間に危害を加えた事がないため自分は退治の対象になるのだろうかと問いかけてみて)
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前のレス連投してしまっていたのすみません!
いやぁこういった商売してたら、嫌でも耳に入ってきて
噂に聞いた程度ですよ
悪さしない妖怪は退治しないんじゃないですかね、悪ささえしなければ
(誤魔化す時に多弁になるのは癖で、それは本心も自覚してない様子で。最後の一言を念を押すように、少し声を落として少し脅しを込めて言ってみる。
ここまで探りを入れたが、いまいち確証が持てない。
ここら辺で打ち止めか、とまた笑顔を作って彼女に向ける。)
鈴さん美人だから、いつか取って食われそうな気がして
気をつけてくださいね
…ふふ、ありがとうございます。
何かあったら暁さんに相談しようかな。
(彼は何を言いたいのだろうか、知り合いに退治屋でも?それとも彼自身が…?妖気でも感じられたかしら…と考えるがじっと見つめて話を聞いても答えはわからず。
気をつけてという言葉に諦めてクスッと笑えばお礼を言って言葉を返し。
そして丁度あんみつも食べ終わる頃なため今日はこれ以上の長居はやめておこうと思えば)
…お会計いい?
あんみつもとても美味しかったです
なんでも相談してください、自分で良かったら力になりますよ
(怪しまれる前に退散するのが吉と思い、立ち上がって。
今回だけは、今のは気の所為ということにしておこうと決めて、会計と言われて「毎度あり」と返して、会計場へと案内して)
700円になります
お口にあったようでなりよりです
…はい、丁度で。
(金額を聞いては丁度の額を彼に渡して。
突然妖怪の話題を振られたことに少しの警戒はあるものの、また彼に会いにきたいという気持ちの方が沸けば)
また来ますね。
いつか暁さんとゆっくり話してみたいから…
(と微笑みながら言い残すと"ご馳走様でした"と行って背中を向けると店を出ていき)
_________
こんばんは!
次は夜にばったり会うシーンですかね?
どんなやり取りを希望ですか?
はい、待ってます
(いつもはまた来ると言われても、なんとも思わなかったのに、彼女に言われただけで、何故こんなに嬉しいのかと自分でも不思議に思って。
これはあれだ、恋してんのかとハッとしては、ないないと苦笑いをしてみて。)
俺も、鈴さんとまた話してみたいッス
(/そうですね、鈴さんの噂を聞いた月城がまた夜を探索していると、偶然あってしまうというのはどうでしょうか?)
……退治屋さんなのかな…
(彼の方からも話したいと言ってもらうと驚いて目を丸くさせるも嬉しく感じてはにこっと微笑み。
店を出て通りを歩きながら、明らかに自分が妖力を使ったタイミングで妖怪の話をしてきたな…と思うとぼそっと呟けば視線を少し落としながら歩いていき)
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なるほど。
では、普通にばったり会っちゃったって感じで大丈夫そうですか?
………噂の妖狐、じゃねぇよな
(彼女の後ろ姿を、腕を組んだ状態で眺めて呟く。
でもさっきの妖気は間違いなく本物だった、しかもそこらへんの下級のものでは無い、明らかに上位の存在の
ここ数年ではお目にかかれない、そんな雰囲気だった。
とりあえずは彼女が妖怪だろうが、悪さをしないうちは見張るしかできない)
(/はい!その流れで大丈夫です!)
……明日…、お茶屋さん行こうかな…
(それから数日経ち、相変わらずな日々を過ごしていて。
今夜も名前くらいしか知らない男に抱かれ、いつもなら早朝に目を覚ますと相手が寝ているうちに姿を消すようにしているのだが今夜はなかなか眠れず。
男の方はぐっすりと眠っていた為そのまま離れると着物を着て整えれば森に帰ることにして。
まともな灯りもない夜道をゆっくりと歩きながら、最近はあまり男といても楽しめない、違う男が頭から離れないというのを自覚すれば小さな声で呟くと楽しみだと1人微笑みながら歩いていて)
______
了解です!
……明日…、お茶屋さん行こうかな…
(それから数日経ち、相変わらずな日々を過ごしていて。
今夜も名前くらいしか知らない男に抱かれ、いつもなら早朝に目を覚ますと相手が寝ているうちに姿を消すようにしているのだが今夜はなかなか眠れず。
男の方はぐっすりと眠っていた為そのまま離れると着物を着て整えれば森に帰ることにして。
まともな灯りもない夜道をゆっくりと歩きながら、最近はあまり男といても楽しめない、違う男が頭から離れないというのを自覚すれば小さな声で呟くと楽しみだと1人微笑みながら歩いていて)
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了解です!
(いつもの小洒落た羽織は今だけは脱いで、動きやすいようにシャツと黒のズボンだけの格好で。
微かな妖気をたどってみれば、明かりのない夜道へと到着する。前の一件が頭から離れずに、ここ数日は上の空だった
それをはっきりさせたいが為にこうして、月明かりしか光源がない道を歩いている。
目の前に女性の姿をみつけ、一旦足を止めて)
………鈴さん?
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