改)調査兵団部屋

別に重くねえよ～…
俺を何だと思ってるんだ？
(降ろしてやり)

…ふう、気を付けろよ？
(心配そうに見て

えっと…王子様…
(何だと思ってる、の質問に今はそう見えていると答え)

うん…高いところはお願いしてもいい？
(おろしてもらい)

お、王子様…？
(考えてもいなかったことを言われて驚きを隠せず)

おう、高いところはやっとくな。
(掃除を続けて)

うん、今、本当に王子様かと思ったよ…
(お姫様だっこで受け止めてくれたエレンにキラキラフィルターがかかり)

ありがとう
(ほうきで埃を残さないように掃いてごみを集め)

そうか…？
(恥ずかしそうに後頭部に手を当て)

ああ、終わったらリヴァイ兵長に報告しにいかなきゃな。

そうだね、今日はばっちりだよね！
(布巾でテーブルの裏まで拭き上げて、最後に床を雑巾がけし)

できた…！！
(スッキリとした部屋を見渡して)

エレン、風が気持ちいいよ
(開け放った窓から爽やかな風に目を細めて)

そうだな
(汗をふくふりをして)

ああ、本当だ。
(風に当たり目を細める相手の隣に行き外を見渡して)

はい。
(汗を拭う素振りを見せるエレンに今日は猫ちゃんハンカチを差し出し/笑)

あの後…ミカサとは大丈夫だった？
(少し聞きにくそうに気になっていたことを切り出し)

お前…俺まで笑いの的にするきか？
(嫌々いいながらも受け取り)

おお、別に何もなかったぜ

ごっ、ごめん…っ、
(慌ててハンカチを回収しようと手を伸ばし)

そっか…良かった。
(安心したように小さく息を付き)

はは、平気っ
(爽やかに笑い伸ばした手を握り)

あぁ。お前も心配しすぎ。
(頬を軽くつねり

あっ…
(手を掴まえられエレンの笑顔にドキッとするがその後すぐに頬をつねられ)

…はひ…
(はい、と頷いて困ったように眉を下げて)

…ぷはっ、おもしれえやつだな
(手を離して)

よし、完了！そろそろミカサ達も帰ってくるころじゃねえのかな。

な、何が面白いの！？顔？
(つねられた頬をさすりながらショックを受け)

エレン、えっと……
(呼び止めたものの恥ずかしそうに)

……あ？なにがって…反応？
(頭をポンポンと)

……ん？(振り返り

反応…？えっ、え？
(自覚がなく戸惑い)

あ…
(エレンの手が優しく頭に触れる度に頬を染めて)

何か、忘れてない…？
(素直に言えずにエレンを見上げて)

うん、反応
(焦る相手を見てはまた笑顔になり)

…忘れてること？なんだ？
(分かってはいるが

エレンの意地悪…
(笑うエレンに唇を尖らせ)

……
(一歩寄り添ってエレンの胸に両手をあてて)

キス、して
(目を閉じて僅かに睫毛を震わせて待ちわび)

(口を尖らせるのを見ては楽しそうで嬉しくなり)

…ん、良く言えたな。
(頭を撫でては顎クイし、口付けを)

(背伸びをして唇を柔らかく押しあてて)

……わかってて言わせたの？
(かぁっと顔が熱くなり)恥ずかしい…