3427 2023-02-06 19:46:06 |
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……へ?
(リビングに入って荷物を置き、さぁ行動を起こそうと顔をあげれば、そこに居たのは見知らぬ男性。目を点にさせて口をポカンとさせたまま暫し硬直していたが、手を振ってきた貴方に対して、つい反射的に「え、あ、どうも」と頭を下げてしまう)
……俺、相当疲れてるな。部屋の中に知らない男の人がいるなんて……。うん、今日は早めに休んだ方が……。
(目の前の出来事を現実として受け入れられないようで、目を擦りながらブツブツと呟く。そしてもう一度顔を上げて、また硬直しては一言。)
ま……幻じゃないいい!!??
(後輩曰く心と耳に響くこの大声に、この後、お隣さんからの怒号が聞こえてきたのは言うまでもない)
【了解です!ではよろしくお願いします!】
ッるさ…ねぇ、声量下げてよ。僕の鼓膜が破れるでしょーか。
( 鼓膜を劈く様な大声に耳を塞いでは不愉快を顔に露わにして。)
僕は江戸川乱歩。君は?
( まるで烏滸がましさの権化。長椅子で脚を組みつつ恰も自分が此の部屋の主とでも体現する様に。)
あっ、す、すいません……!!
(耳を塞いで不愉快そうにする青年に慌てて謝る。たしかに大声出したのは自分だが、どうも解せない。更に、江戸川と名乗る彼が我が物顔で椅子に座って足組みをすれば、更に困惑した表情を浮かべ)
……王泥喜法介です。で、江戸川さん……なんで俺の部屋にいるんですか?そもそも、どこから入ったんですか!
(名乗りを返した後、率直な疑問を目の前の相手にぶつける)
そんなの僕が知りたいよ。気が付いたら此処に居たんだからさ。所で…お腹空いた。何か作ってよ。
(何故此処にいるかなんて自分が一番知りたいところ。彼の名前を内心に反芻させて)
あ。お菓子でも良いよ、オドロキ君。でも今は??が食べたい気分だなぁ。
(ひょい、と長椅子から降りてはニンマリと笑みを浮かべつつ上から目線で)
……あ、頭が痛くなってきた。
(広いおでこを抑えながら呟く。何故彼が自分の部屋にいるのか、彼自身にもわからないようだし、その上、お腹すいたから何か作ってと言ってきたもので、頭痛が走ったようで)
……ツッコミたいところは色々あるんですけど、なんであなたはそんなに呑気……いや、落ち着いてるんですか?いきなり知らない人の部屋にいたら、普通はもっと慌てるものだと思うんですが……。
(一応呑気というのではなく、落ち着いていると言葉を選びつつも、これまた率直な疑問を口にする)
【すいません!2つ目のセリフが一部文字化けしてます!】
別に。君が僕に危害を加えないのは分かっているし、そもそも慌ててたってどうにもならないだろ?
(至極当たり前の一般論を述べるかの如くつらつらと告げては、此の部屋寒いね。と告げて勝手にエアコンをぴっ。完全に我が道を行っており。)
ねぇ、カーレー!美味しいカレーが食べたい。
(再度おねだり。おねがい、なんて愛嬌たっぷりに言ってみせて)
【あばばば、文字化けのところ、カレーです!カレー!】
いやまあそうかもしれませんけど……ってちょっ、勝手に!
(自分が彼に危害を加えないことは自分がよく知ってるし、慌ててもどうにもならないということも一理あるが、どうにも緊張感が足りない、などとかんがえていると、彼が勝手にエアコンをいじったのを見て慌てて声を上げる。)
……はいはいわかりました!!作ればいいんでしょ作れば!!
(再度おねだりされ、愛嬌たっぷりに言われてしまえば根負けしてしまい、半ばヤケクソになりつつ台所に向かった。カレールーあったかなぁ、なんて呟きながら、とだなをさぐる。)
【了解です!】
物分かりが良くて助かるよ。辛くないのでお願いねー。
(最早我が物顔を通り越し本当に我が物にしたかの様に寛いではテレビをつけて。長椅子から顔を覗かせては、我儘を付け加えて。)
はいはい……。
(なんで俺より俺の部屋でくつろいでるんだこの人…なんて思いつつ、甘口のカレールーを見つければ、次ににんじん、玉ねぎ、じゃがいも、豚肉を取りだし、材料を切り始め)
…君、手際良いね。普段料理するの?
(少しだけ、気になったのか長椅子から降りて君の元へと とてとて、と近付く。隣に立っては其の手際を眺めつつ見上げて)
え?えぇまあ……俺一人暮らしですし、たまに事務所の人達にご飯作ってますし……。料理はよくしますよ。
(隣に来られてびっくりしつつも、貴方の質問に頷いて答えては、鍋に油をひいて切った具材を炒め始める)
なら毎日手料理ね。君、料理上手いみたいだしラッキィ。
(ちゃっかりここに住む事を前提に話せば、ついついその動作を眺め目線で追う。仄かに良い匂いがすれば頬が緩んで)
いや住む気ですか。
(なんてツッコミをいれながら炒め続ける。ちらりと相手を見れば、こちらの動作を目で追ったり頬が緩む様子に、つい微笑ましく思ってしまい)
……このくらいでいいかな?
(しばらく炒めると、水を計量カップで測り、鍋に入れる)
当たり前じゃ無い。君の家じゃなきゃ、僕はどこで住むっていうの?野宿は嫌だよ。
(君を見上げながら首を傾げる。いい匂い、と嬉しげに微笑みながらもワクワクとしていて。)
いやまあ……そう、ですけど……
(相手の反論に言い返せずにうーん、と唸り、煮込んでいる間に少し話をしようと相手と向き直り)
そういえば、江戸川さんはどこから来たんですか?
ヨコハマ。…でも多分、君らが知ってるヨコハマとは違うと思う。
(今僕がいるこの場は、僕の知っている"世界"とは違う気がするのだ。向き合う君と視線を合わせながら、首を傾げたまま)
まあ……フィクションみたいな話でにわかに信じ難いですけどね…って、笑い事ですか!
(物分りがいいと言われても、未だにピンとはきていない様子で。更に笑う相手を見ればツッコミをいれる)
信じられないけど、信じ得ないよ。ふふ、だって面白いじゃないか!今頃探偵社は大慌てなんだろうし!
(ふと、彼が一台社に居てくれたらと思う。かれこれ、**が多過ぎるから。けらけらと笑ったまま )
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