隣国同士の王子様は仲がいい(〆)

っ、うん！アイリス、アルの分の宝石選ぼ！(アイリスからの提案を受けた相手からの返しの提案に思わず相手の方を見上げるも、相手に選んで貰える嬉しさから笑顔で頷いては言い出しっぺのアイリスの側に移動しつつ一緒に選ぼうと誘い、アイリスと共にどれが良いかと2人で話し合ってて)

…(話し合って選んでいる様子に、つい頬を緩めては、2人にそれぞれ似合う宝石はどれだろうかと考えながら選んでいて)

じゃあ、1つはこれでお願いします！(相手の分の宝石をアイリスと共にあれはどうかこれはどうかと話し合っていたが、結局相手の瞳と同じエメラルドが良いんじゃないかという結論に落ち着いて、指差して店員に伝えて)

どうしようかな…(2人に合いそうなものを呟きつつ悩んでいて、しばらくすれば、アイリスにはピンクサファイア、相手にはアクアマリンにしようと思い、店員に伝えて)

へへ、楽しみだなぁ(相手も無事に決まったようで店員から「出来上がりに少々お時間いただきますのでお待ちください」と言われれば相手やアイリスと待つ間ワクワクとしながら呟いて)

そうだね、俺も楽しみ(ワクワクとしている相手の頭を撫でつた言っていれば、周りの客に、自分たちの関係性はどうなのかとヒソヒソと話しているのが聞こえては、なんでもいいだろと思い)

…これからも仲良くしていこうね、同じアルの奥さんとして…ね？(周囲の声は自分とアイリス、そして相手の関係性を疑問視するものであり、帽子で顔を見えないようにしているため幸いにも身分がバレた訳では無さそうで安心しつつも、周囲の声を黙らせるほど仲良くしてしまえば良いと相手の隣に戻り相手の腕に抱きつきつつアイリスに満面の笑みでわざとアイリスと自分は相手の奥さんであると明確に周囲に聞こえるよう言えば少し目を丸くしていたアイリスも意図を理解したのか相手の反対側の腕に抱きつきながら「えぇ、勿論ですよ第一夫人。仲良くこの方に尽くして行きましょうね」と幸せそうに笑って自分とアイリスで周囲に幸せだと言うことをアピールして)

！…なるほどな(突然の相手の行動にきょとんとしていれば、アイリスも同じように返していて、2人に腕に抱きつかれ、その会話から意図を理解しては、小さく呟いて、「2人の奥さんと、こうして仲良く過ごせて、旦那としても嬉しいよ」と周囲に伝えるように言いつつ2人の頭を撫でてやり。その様子を見ては、互いに同意した上で一夫多妻だと解釈したらしく、納得したように噂話をする人はいなくなり)

別に嘘じゃないもんね(周囲の声も無事に収まり、頭を撫でられれ照れ臭い気持ちも入り交じりながらポツリとそう呟いてれば近くにいたアイリスも少しだけ恥ずかしかったのか「はい、そうですね…」と顔を赤くして同意の言葉を漏らして)

…アイリスって結構ウブだよな(アイリスの様子を見れば、顔を赤くしていたため、小さく呟いて、悪戯にアイリスの耳元で「すげぇ可愛い」と言ってみて)

ホント、アイリスかーわいぃ(相手に可愛いと囁かれたアイリスはより顔をより赤く染め「うぅ…勘弁して、くださいよ…お付き合い、アルベルトが初めて、なんですから…」と呟きながら恥ずかしげに相手の片腕に顔を埋めており、そんな2人のやり取りを見ながらフフ、と笑いながらそう呟いて)

…ふはっ、ごめんな、アイリスが可愛いから意地悪しちゃった(顔を真っ赤にして、自分の腕に顔を隠すアイリスを見て、くすくすと笑いながら、頭を撫でてあげ、「じゃあ、俺たち全員初めて同士だな」と微笑みながら言い)

だね。俺もアル兄も、お互いが付き合うの初めてだし(相手を宥めてる言葉に同意しながらアイリスへそう伝えていれば今度は相手への悪戯を思い付いては「あ、でもアイリスとアル兄って関係で見てみればアル兄は初めてではないよね。その時にはもう俺とお付き合いしてるんだもん…ねぇ？」と相手の方を見上げながら少しニヤニヤしつつそう問い掛けて)

！…で、でも、女性と付き合うのは初めてだからいいんだよ(相手に言われた言葉に、少し詰まっては、少し焦りつつ初めてだと主張していて、「ね？そうでしょ？」と2人に言い)

ふふ、まぁ確かに女性とは初めてだね？(相手の焦る様子が何だか可愛くて女性との交際という部分をわざと強調させながら相手の様子を楽しんでればアイリスも少しだけ余裕が出来たのかクスリと笑えば「大丈夫ですよ、ジェルミア。私とが女性との交際が初めてなだけでも嬉しいですから」と素直に相手を援護して)

…アイリスは優しいなぁ？(相手が楽しんでる様子に少しむとすると、意地悪し返してやろうと思い、あえて相手は違うと言うように、アイリス"は"と言い)

俺が優しくないならアルにもう一人の奥さん作るの許してないもん(相手の意地悪な言葉に頬を膨らませつつそう言い返しながら相手の身体に抱き付いて。勿論側室を作ることを促したのは自分ではあることは覚えてるものの、今は王子の身分を隠しているが為の言葉で)

冗談だよ、ジェルも優しいのは知ってるし(予想通りな相手の反応に、くすくすと笑いながら、頭を撫でながら知ってると言い、「俺に意地悪して楽しんでたから、ちょっと仕返しにな」と言い)

だってアルの反応可愛かったんだもん、しょうがないじゃん(相手から仕返しだったと言われれば相手の胸元に顔を擦り寄せながら相手の反応が良すぎたせいだと相手だからこその理由を伝えて)

もう、可愛いのはジェルの方でしょ(相手に可愛いと言われると、少し顔を赤くしつつ、相手の方が可愛いと言い。そうして相手らと話していれば、店員が来て、出来たと言って完成したものを見せてくれて)