匿名さん 2023-01-16 21:04:03 |
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んぇ…?(相手からの体についての言葉に寝起きの頭では理解がまだ追い付いてないのか抜けた声が漏れ出ながら首をかしげていたものの、絡めた腕を緩めながら自分の体の方へ視線を落とせば、自分の体はいつもの相手と比較すればまだ小柄ではあるものの、あの薬をやられる前の自分の体に戻ってる事に気付いて「ホントだ…アル兄、俺元に戻った!」とまた抱き付きながらはしゃいで)
へへ、やっぱりこっちの方がいいや(相手の良かったの呟きに相手の肩口に頬擦りしながら、背丈は相手に追い付けずともこうして少し背伸びをすれば相手の顔に口付けしたりできる今の方が良いのだと目を細めながら呟いて)
後でルファたちに伝えに行こ(相手の頭を撫でてやりつつ、相手にそう伝えては、「じゃあジェル着替えて、ご飯食べよ」と伝えて)
うん!(相手からの提案にコクンと頷き、ユルリと相手の背に回してた両手足をほどいてからゆっくりと身体を起こしては、ふと相手の方を見て「ね、アル兄。俺やっぱりアル兄と結婚式まで一緒に居たい…」相手と出来る限り居たい、勿論自分の姿が戻ったのだから自分が作ってる果物…ルミアスを食べたら相手は国に戻って結婚式まで会えないかもしれない。それでも抑えきれない願いを相手にねだって)
そりゃあ、俺もいたいけど…(相手が起き上がると、自分も起き上がり、相手からの強請りに、少し困ったように言い、「でも、俺も仕事あるし…何か他のことして我慢しよ?」と言い)
うぅ、それはそう、だけどぉ…(相手からの困ったような返答に相手を困らせてしまった、という事実に胸がキュウと締め付けられ、他の事で我慢を…そう必死に考えるも相手と過ごしたい、その想いだけがどうしても先行してしまい何を代替案として出そうか考えが纏めきれずにいて)
んー、デートなんてどう?(相手の様子を見て、考えられないんだろうなと思い、なにか無いかと考えては、浮かんだものを言い)
っ、する!したい!(どうしようかと頭を悩ませていたタイミングで提案された相手からの提案にパアッと表情を明るくさせながらそう伝えて。相手からの魅力的な提案にすっかりその気になりどうしようかなんて考えていればふと相手の耳元で「ね、アル兄…俺、女の子みたいになった方がいいかな?」と囁くように問いかけて)
うーん、俺はいつも通りのジェルとデートしたいけどなぁ(相手の言葉に、少し考えてはいつも通りの相手としたいと言い、「でも、公表前だしダメかな…」と考えて)
うん…公表してないもん、ね……(相手の呟きに相手とのデートで沸き立っていた心は幾ばくかの落ち着きを取り戻してしまい、少しだけ悲しさの籠る声で呟いて。しかし「…でも、デートしてるのが俺達って分からなければ良いはずだよね?」と相手の方を見上げながらそう問い掛けて)
前は抜け出してデートしたから怒られたけど、今回は目付け役にも許可貰うし、きっと大丈夫だよね(どうすべきか悩んでいたが、許可さえ貰えば大丈夫だろうと勝手に結論付けては、そう言って、相手の頭を軽く撫でては、「じゃあ着替えておいで。俺から話しとくから」と言い)
うん!(相手が悩んでいる様子こそあれど、相手が大丈夫だと思うのならきっと問題なく相手とのお忍びデートに行ける、そんな楽観的な思考の元相手からの着替えておいでという言葉に笑顔で頷いて、クローゼットの方にパタパタと駆けるように向かい、どんな服を着ようか、なんて考えていて)
あの、ジェルが戻ったんですけど…(部屋を出て、相手の目付け役を見つけると、声をかけ、相手の姿が戻ったことを伝えてから、デートに行きたいことを伝え、「もちろん、バレないように気をつけますから、ダメでしょうか」と頼んで)
「そうでしたか…勿論バレない事は大前提では御座いますが……」(相手に呼び止められ、どうしたのかと思えば幼子になったジェルミア王子の姿が元に戻ったと言う報告で、安堵していたところに相手からデートに行きたいと言う相談をされ少しだけ考えて。バレないようにすると説明する相手にバレない事は現状では当然の事だと伝えつつも自分の一存では明確にOKを出しづらく悩んでいたが「あれ、アルベルト。どうしたんだ?」と第二王子であり末子のジェルミア王子の兄であるルファ王子が声をかけてきて、それに一礼をして)
ルファ!あのね…(やはりダメだろうかと思っていると、ルファから声をかけられ、執事にした説明と同じ説をして。「俺もジェルも気をつけるし、頑張るつもりだけど…やっぱりだめかな?」と尋ねて)
「そっか、まぁ気をつけてさえくれりゃ良いぜ。母さんには俺から伝えておくよ」(相手と弟のお目付け役から大体の似たような説明を受け、ふむと軽く考えるも折角姿が元に戻れたのだしその嬉しさからの二人で決めたことだろうと考え至り弟とのデートの許可を伝え、母への連絡も自分が代理で行うと説明し。幸いにも弟の仕事の後任は今日の夕暮れ時に戻るらしいことも聞いていたため「とりあえず俺からの条件としてはバレない様には勿論だが、夕方までにはこっちに戻ってきて、ジェルミアの後任と会ってくれ。今日の夕方には戻ってきてる筈だからな」と相手に伝えて)
!わかった、ありがとうルファ(ルファから、母への連絡の代理と許可を伝えられ、嬉しそうにしては、条件についても頷いて、相手の部屋に戻れば、「ジェル、オッケーだって!」と伝えて)
っ、ホント!?(少し悩みながらも決めた服装に身を包んで、大丈夫かな…と不安になりながら鏡とのにらめっこをしていれば、戻ってきた相手からの声にヒョコッと顔を出してそう聞き返しては、水色と白のインナーに黒のアウターとチャコールグレーのズボン、という服装に身を包んだままタッと相手の元へ駆け寄り相手に抱き付いて「アル兄とのデート楽しみ…!」と幸福感の滲み出る声色で呟いて)
話してる時にルファが来て、許可してくれたんだ(相手を抱きとめつつ、ルファから許可をもらったことを伝え、ルファから伝えられた条件を相手にも伝えて、「ジェルたちの街、どんなとこなのか楽しみ」と言い)
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