三丁目のミケネコさん 2022-11-16 22:09:01 |
通報 |
はは、ありがと。
言われて悪い気はしないから。
( 謝る彼女がなんだかおもしろくて、思わず笑ってしまい。言われて悪い気はしないから気にしなくていいと伝えると。周囲にそれ程お客さんもいないし、少し世間話をと高校について尋ねてみて。)
君のその制服、ここの近くの高校だよね。
( 笑われたというよりも、その無邪気な表情に頬を染めて。)
あ、そうです!実はこのお店ずっと気になってて、行きたいなって思ってたんです!今日は学校すぐ終わったので、寄るなら今日だなって。
( ぱ、と顔を上げこちらもにこりと笑顔を浮かべて。一度言葉を出せば話は弾み、人差し指立てくるくる回しながら楽しげに話し。)
そうなんだ。
ここ、ケーキがすごく美味しいから。ぜひ、これからも利用してね。
( 相手がここに来た経緯を聞くと、今日出したケーキも日替わりで色々な種類があることを伝え、ぜひこれからも利用してほしいと微笑んで。「ごゆっくり」と告げると、自分は仕事に戻ろうと踵を返し。)
はいっ、また友達とかと一緒に来ますっ!
( ケーキに目がない友人たちならきっと来るだろうとこちらも微笑み浮かべた。)
......連絡先とか無理、だよなぁ
( ごゆっくり、と踵を返す彼の後ろ姿に、らしくないしおれた声を出した。頭をがし、と軽くかけば、気を取り直しケーキを食べ、ミルクティーを飲んだ。女子高生らしからぬスピードで食べ終えれば、”あ、写真撮るの忘れてた” と呟いた。また来るしいいか、と席を立ちレジへ向かった。)
お支払いお願いします!
( スマホを取りだし電子マネーのアプリを立ち上げて 、)
はーい。お待たせしました。
ケーキどうだった?
( レジから先程の女子高生の声が聞こえると、中からレジへ。慣れた手つきでレジの画面を操作し。ケーキの感想を聞きながら、電子マネー決済をして。)
え、もうめっちゃくちゃ美味しかったです!絶対絶対また来ますね!
( 感想聞かれれば満面の笑みで返した。中身の無い感想だな、なんて思ったがまあ気にしないことにする。)
じゃあまた......、
...や、やっぱ、あの!お、お名前お聞きしてもいいです、か...
( 一度は別れの言葉を告げようとするも、手をきゅっと握って覚悟を決めて、まずは名前を!と耳をほのかに染めながら聞いてみて。)
よかった。うん、また来てね。
( ケーキの感想を聞くとほっとする。すすめたはいいが気に入って貰えなかったらどうしようかと思っていたところで、ほっとする。ふと、会計が終わり挨拶をしたかと思うと何やら動かない相手を不思議そうに見て。相手の様子から、すごく勇気を出して聞いてくれたことが伝わり、柔らかく笑って。)
あぁ、木越優也っていいます。ちなみに大学2年生です。
木越さん!...今覚えました!多分!
エッだ、大学二年...めっちゃ大人......
( 笑み浮かべながら名を述べる彼に驚きの表情。思ったより歳上だった。いや、大人っぽいなとは思っていた。普段の大学生としての姿も見てみたいものだが、流石にプライベートは初対面ではなと気が引け、)
えっと、色々ありがとうございました!ココ、来てよかったです。...また来ますね!
( また ”会いに” 行きますね、なんて恥ずかしくて言えなかった。いつもハツラツな自分でも、こういう時には弱いのがなあ、と一人反省会。にぱ、と明るい笑顔残し、ぺこりと小さくおじぎをしては早々と退店した。)
うん、また。
ありがとうございました。
( 相手が退店してから、片付け作業などをしていると、こちらも名前を聞けばよかったなと思い。またすぐに会えるだろうしそのときにでも聞けばいいかと再び作業に戻り。)
( 帰り道、笑顔を浮かべつつ ”良いことあったな” と帰路を急いだ。)
・
・
・
( 次の日、友人に ”ここの近くにすっごいイケm...いいカフェができたんだよ!行こう!” と声を掛け、数人を連れてまた来店した。)
こんにちは...!
( 勢いよく扉を開けようとしたものの、ぐっと堪えて控えめに開けた。入ってすぐ、友人たちがはしゃぐのを横目に彼の姿を探す。一通り店内を探してその後ろ姿を見つければ、あっ木越さん、と小さく声を漏らして。)
( 帰り道、笑顔を浮かべつつ ”良いことあったな” と帰路を急いだ。)
・
・
・
( 次の日、友人に ”ここの近くにすっごいイケm...いいカフェができたんだよ!行こう!” と声を掛け、数人を連れてまた来店した。)
こんにちは...!
( 勢いよく扉を開けようとしたものの、ぐっと堪えて控えめに開けた。入ってすぐ、友人たちがはしゃぐのを横目に彼の姿を探す。一通り店内を探してその後ろ姿を見つければ、あっ木越さん、と小さく声を漏らして。)
あ、いらっしゃいませ。
今日はお友達と一緒なんだね。
( 名前を呼ばれれば、振り返り。本当に約束通り来てくれたのだと嬉しそうに笑い。彼女の後ろに友達の姿を見れば、「席に案内するね。こちらにどうぞ」と、少し広めのソファ席に通し。)
...!
はい、皆連れてきちゃいました!
( ふわりと笑う表情に目を輝かせると、こちらもまたにこりと微笑み返した。案内されている間、友達から ”え、あの人と知り合いなの?” などと聞かれると、恥ずかしくなったのか ”いやっそういう...もう、うるさいっ” と少し頬染めつつ返したり。席に着くと、早々とメニューを開く友達たちの姿を眺めて。)
ご注文はお決まりですか?
ちなみに本日のケーキは、こちらからお選びいただけます。
今のオススメはモンブランですね。
( 席に案内した後1度離れ、お冷を人数分届けると注文は決まったかどうか尋ねて。一応今日のケーキの説明を加えてすると、オススメも伝えておき。)
えっとー...、じゃあモンブラン3つでお願いします。
...あ、それとミルクティー2つと、レモンティー1つで!
( モンブランと聞けば口はそれの味に、有無を言わさずモンブランを人数分頼んだ。その次にドリンクも頼めば、ふと彼の顔を見つめた。本当に綺麗な顔をしているな、と胸臆で思えば、睫毛長いな、お肌綺麗だな、なんてずっと見つめてしまって。)
かしこまりました。
…、どうかしました?
( 素直にモンブランを頼んでくれてオススメした甲斐があったななんて思い。注文を機械に打ち込みオーダーを飛ばしていると、視線を感じて思わず相手を見る。何か他に注文でもあるのかと不思議そうな顔で相手を見つめ。)
えっあっ、わぁっすみません何でもなくて!
ただ、お顔が綺麗だなぁって思っ........、
...あっ、えっと...
( 半ば無意識にじいっと見つめ続けてしまい、相手に不思議がられれば慌てて視線を外す。綺麗だなんて零してしまい、しまった、と口ごもるも赤くなった頬は冷めずに染まりきってしまい。)
え?
ははっ…、本当に君面白いね。
顔真っ赤だよ。
( 不意に相手から出てきた言葉に、びっくりするも少し面白くて笑ってしまい。男に対して「顔が綺麗」なんていってくる子は中々いない。そして言った直後顔が真っ赤になっている相手を見て可愛いな、なんて思いながらつい少しからかってしまい。)
わああーっ、もうっ、ホント...!
言わないでくださいー!
( 失言に微笑む顔さえ眩しくて見蕩れそうになるも、首をブンブン振って恥ずかしさを全力で表す。相手に顔が真っ赤と言われれば両手で頬を挟むようにする、その熱にすぐに手も熱くなり、パタパタと手で仰いでは )
...き、聞かなかったことにしてください。
( しばらくして少し落ち着けば、顔を伏せつつそう呟いて。)
えー?どうしようかな。
あ、とりあえず一旦失礼します。少々お待ちください。
( 何だかついついからかってしまいそうになる子だなと再び小さく笑うと、他の客から声がかかったので一旦その場を後に。オーダーを聞きに行ってから、ケーキや飲み物を用意して。)
トピック検索 |