匿名さん 2022-11-06 14:13:22 |
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あの子……
(気を利かせたであろう店員の背を少し恨めしそうに見たあと、相手に向き直る。「今日のことのお詫びとお礼をしたいわ、ぜひ食事に付き合ってくれないかしら」と食事誘い)
ありがとう、今から車持ってくるわね
(少しすると入り口にかなり高そうな1台の車が止まる。運転席から相手に声をかける)
どうぞ、乗ってちょうだい
…わ、高そうな車──は、はい!お邪魔します…!
( 目の前に見たことのない高級車が止まり思わず独り言を呟き一瞬立ち尽くし。しかし声がかかるとハッと我に返り恐る恐る助手席のドアを開けて乗り込み )
そんなに緊張しないで
(相手の様子にクスクスと笑いながら車の中に招く)
何が食べたいかしら、貴方の好きなものを言って
(サングラスをかけ直しながら聞く)
だって、こんな高級車に乗ったの初めてなので…。好きな物…洋食が好きです。
( 未だに緊張が消えることなく、どこを見ればいいのか分からず俯きがちで。好きなものを聞かれると素直に答え )
あら、貴方だったらいくらでも乗せてあげるわ
(軽くウインクしながら言う。緊張してるのがこっちまで伝わってきて思わず小さく笑ってしまう。好きなものを聞いて、つぎは逆に「嫌いなものはない?」と聞き)
ぇえっ!いや…それはさすがに図々しいと言いますか…申し訳ないと言うか。
( オーナーの思いもよらない言葉に慌てふためきながらも徐々に小声になり。嫌いなものを問われると「そうですね…特にはないかな」と答えて )
それとも、アタシの言葉は信じられない?
(赤信号で止まったのをいいことに、相手に顔を近づけて聞く。伸ばした手が空いての口元に触れる寸前に、青信号になり体制を戻して車を走らせる。「嫌いなものは無いのね、分かったわ」とさっきまでのことをなかったかのように)
えっ…あの、今のってどういう…?
( 赤信号で止まった時の事を思い浮かべながら、何事もなかったように運転を続けるオーナーの横顔を見つめ問いかけて )
もう少し大人になったらきっと分かるわ
(イタズラっぽく笑って誤魔化す。いつも行くお店に着き、電話していたのか、オーナーらしき人が出てくる。「待ってましたよ、佐々木さん」「あなたの所もなかなかなんでしょう?」と世間話をしていると、レストランのオーナーが「そちらの方は?」と相手を見て)
(/大変申し訳ございません!返信を送ったつもりでいました…!またこれからよろしくお願いします!)
あ、私は雲雀さんのお店に通ってて…。
( オーナーの言葉を理解出来ずにいれば、レストランのオーナーに気付かれ慌ててお辞儀をしながら答え )
いえいえ!大丈夫ですよ。こちらこそこれから宜しくお願い致します!
お得意様なの、あまり失礼のないようにして頂戴
(レストランのオーナーとは仲がいいのか、冗談も混じえて話している。オーナーもお辞儀をして「ああよく佐々木さんから話は聞いてますよ、かなりのお気に入りだそうで」と相手に耳打ちする)
え?お気に入りってどういう意味ですか?
( レストランのオーナーからの耳打ちに反応すればこちらも同じように耳打ちで聞き返し )
変なこと吹き込まないで
(オーナーの耳を引っ張って引き剥がす。「いつも僕のところに来たら話してるじゃないですか、彼女でしょう?」と言うオーナーに「…ご想像にお任せするわ」とはぐらかす。窓際の席に案内される)
あのー…さっきからなんの話しを…?
( 2人のやり取りを不思議そうに眺め首を傾げながら問いかけ。窓際に案内されて席に座ると「すごく素敵なお店ですね。お洒落で落ち着いた内装だし、こういう雰囲気のお店好きかも…」と店内を見回し )
気にしないでいいわ
(ニヤニヤしているオーナーを押しやって、席に着く。「ここの景色、貴方に見せたかったの」と窓の方をガラスを指で叩く。「気に入ってもらえてよかった」といつもとは違う優しそうな笑顔を向けて)
わあ…綺麗な景色ですね!雲雀さんはよくこのお店に来られるんですか?
( 窓の外を眺めると見たこともない景色が広がっており目を輝かせながら窓に映るオーナーに視線を向けて問いかけて )
そうね、もう2年くらいの付き合いかしら
(指先で数えながら答えながら、本題にどう入ろうか考える。さっきの自分に対して怖がらせてないかとか、これからもお店に来て頂けるのかとか。最初はお客さんの1人と思っていたけど、今じゃ来ない日の方が少し寂しくて)
ここはアタシもお気に入りなの
(目をキラキラさせてる相手にクスッと笑って答えて)
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