預言者 2022-09-30 14:09:19 |
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【 ! ハロウィンの神様 ! 】
「神様の寝床」はハロウィン仕様となっていました!ところ狭しと並んだジャック・オ・ランタンに、天井から吊り下げられたコウモリの紙飾り。クッキーの模様でできた床は時々ププと音が鳴ります。壁一面に張り巡らされた、目玉模様のガーランドはなんだか不気味かも。そのほか、あなたの思うさまざまな飾り付けがされているようです。
板チョコを模したテーブルの上には、お菓子の入ったかごが置いてありました。
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+1 / お菓子を食べてしまった神様。出てきたお菓子はどれでしたか?どんな見た目の、どんな味のもでしたか?食べた後は混乱していましたか、冷静でしたか、それとも?
*****
+2 / お菓子にイタズラをされてしまってから、横に小さな貼り紙があることに気付きます。
『お菓子は美味しかったですか?
これから“彼ら”を送るので、どうにか切り抜けてくださいね!』
*****
①パイを食べた:突然現れたのは黒いフードを目深に被った老爺。『予定にない花だ、摘み取ってしまおう』と言いながら、あなたの身体に生えた花を毟ろうとしてきました。
>>毟られても痛くはありませんが、何か大切なものが奪われる感覚はあるようです。
②キャンディを食べた:突然現れたのは緑の帽子を被った男の子。ふわふわ飛び回る小さな妖精を引き連れながら、『ずっと子どもでいたいよね?』と聞いてきました。
>>伸ばしてきた手に捕まってしまえば、6歳以下の思考能力しか残らなくなってしまいます。
③チョコを食べた:突然現れたのは黒いドレスを纏った妖艶な魔女。片手に大きな針を持ちながら、『その姿、勝手が違うでしょ?あなたの衣装を仕立ててあげる』と言いました。
>>その針は糸車の針。縫ってはくれるのでしょうが、針に刺されればきっと痛みでのたうち回ります。
④クッキーを食べた:突然現れたのはカタコトの言葉を話すゾンビ。『どうぶつ ゴハン たべる』あなたに生えた耳と尻尾を見て、齧りとろうと襲いかかってきました。
>>危機的状況です、噛まれればゾンビの仲間になってしまうかもしれません。
⑤タルトを食べた:突然現れたのは冴えない風貌の農夫の男。衝動に耐えるあなたを見て、『君も一緒に悪いことをしよう』と笑いながら、持っているクワを振り上げてきました。
>>グチャグチャに壊したところで神様の寝床は元通りですが、この男の『悪いこと』はあなた自身も含めて破壊するという意味です。
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+3 / 化け物達の攻撃をなんとか切り抜けられたでしょうか?お疲れ様でした!貼り紙の文字が変わっています。
『 お疲れ様でした!彼らは美味しかったですか?切り抜けられても切り抜けられなくてもこれでおしまい、状態はリセットされます。
こちらのハロウィンイベントに参加された方は、今回のお菓子のラインナップを本編でいつでもお使いいただけるようになります。(※NPCとして登場した人物(怪物)たちは付属致しません。)楽しんで頂けたら幸いです! 』
*****
※お菓子のラベル※
①「身体のあちこちに花が咲くパイ」:死神のパイ
②「若返りor歳を取るキャンディ」:ピーターキャンディ
③「性別と身長が変化するチョコ」:13番目のチョコ
④「動物の耳と尻尾が生えるクッキー」:ゾンビクッキー
⑤「衝動に駆られるタルト」:とある父のタルト
【ハロウィンイベント】
>>19 / ハロウィンイベント概要
>>20 / 遊び方とイタズラお菓子
>>21 / 展開シート
わかりにくい点などございましたら、遠慮なくご質問ください。
例として遊んでみますね。トリック・オア・トリート。
【ハロウィンイベント:千草の場合 表記例 1】※例なので、この通りにする必要はありません!
+1 /
出てきたお菓子は性別と身長が変化するチョコ。甘くほろ苦い洋酒の味。瞼の上で切り揃えられた前髪と、腰までのロングヘア、本来の自分の胸元までの身長へと変化。顔のパーツは全体的に小振りな作りに。まさかの事態に混乱し硬直。
+2 /
現れたのは黒いドレスを纏った魔女。針を片手に脅してきたけれど、慌てた自分が転んだ拍子にドレスの裾へと引っかかり、凶器を落とした。落とした針を拾って、『裁縫を教えて』と言った。
+3 /
裁縫を教えてもらうことになった。いろいろなものを作り、最後にバレッタをもらった。バレッタを留められた途端に、部屋は元通りになってしまった。
+食べたお菓子 / 「性別と身長が変化するチョコ」:13番目のチョコ
+得た道具 / 羽織の胸元にある模様と、同じ細工が施されたバレッタ
【表記例 2】
+1 /
>>22の投稿時刻は『2022-10-21 17:00:35』でした。一番右の数字は5なので、出てきたのは③身長と性別が変化するチョコです。銀紙に包まれているそれからは、微かに洋酒のような匂いが漂ってきたため、チョコレートボンボンのようです。
かつて大好きだったお菓子の甘い匂いにつられてか、赤く光沢のある紙を破いて、丸っこいそれを口に入れました。甘ったるく少しだけほろ苦い味が広がると共に、突然ドクンと心臓が高鳴ります。その場に蹲って数秒、黒髪の短髪は腰までの波打つ豊かなロングヘアへと変わり、縮んだ背丈は本来の姿の胸元までとなりました。まばたきをして近くの鏡を覗き込んで見れば、目以外のパーツの作りも全体的に小振りとなっています。よく見れば、うっすらお化粧も施されています。自分の姿に腰を抜かすほど驚き、しばらく固まってしまいました。
+2 /
突然現れたのは黒い帽子とドレスを纏った魔女でした。人間の姿をしていますが、この場に唐突に現れたということは恐らく人の理を超えた存在でしょう。警戒心を持ちながら『君は誰?』と問いかけます。服を仕立ててあげる等と抜かしていますが、あまりに大きなその針でどうやって縫うというのでしょうか。近付いてくる足音に冷や汗がたれます。無意識に逃げようと腰を引いたのですが、普段度と重心の位置が違うからか、走ろうとした途端に斜め前へ転倒してしまいました。その拍子に魔女のドレスの裾に引っ掛かり、同時にバランスを崩した魔女の手から針が零れ落ちます。チャンスとばかりに手を伸ばし、その針を掴みました。魔女は慌てて取り返そうとしますが、形勢逆転。魔女に針を突きつけながら、こう言いました。
『殺されたくなかったら、俺にも教えて。裁縫』
+3 /
魔女は躊躇っていましたが、やがておずおずと手を伸ばしました。それからしばらく、魔女と一緒に裁縫を楽しみます。幾何学模様の刺繍が上手く出来上がったときは、二人して喜びました。魔女からは柔らかな髪質に合うようにと、その模様のバレッタを貰いました。男に戻れば使う機会はないのでしょうが、それでも大切にすると握り締めます。そうして髪を編み込んでもらい、バレッタを留められた途端、室内も己の姿も元通りとなってしまいました。あたりを見回しますが、魔女の姿もありません。先とは違い男の髪に無理矢理留められたようなバレッタだけが、ぽつんと残されていました。
+食べたお菓子 / 「性別と身長が変化するチョコ」:13番目のチョコ
+得た道具 / 羽織の胸元にある模様と、同じ細工が施されたバレッタ
>>19 / ハロウィンイベント概要
>>20 / 遊び方とイタズラお菓子
>>21 / 展開シート
>>22&>>23 / こんなふうに遊びます。
お時間があるときにでも遊んでみてくださいね!もしご不明点などありましたら、お気軽にお尋ねください。
>15 瑠璃様
問5への回答:「”七つまでは神のうち”って言うくらいだから……ふふっ、人間だったこと、あったのかしら」
バールでゾンビを薙ぎ倒す女子高生、胸熱ですね…!バレー部の仲間たちとサバイバル学園生活をしている様子をつい想像してしまいます。
ウツギに選ばれた中では一番長く神様をやっているけれど、誰よりも人間であろうとする瑠璃さんの生き様、格好いいなと感じました!人間成分の薄い朽葉にはきっと不思議に映るでしょうが、その分瑠璃さんから学ぶことも多いのではないかと思います。
>24 千草様・【ハロウィンイベント】
愉快なハロウィンの気配につられまして、ぜひ遊ばせていただこうと思います!
先のアンケートの回答やそれに付随するコメントが各所に散りばめられており、思わずにやりとしつつ……勇ましくも可愛らしい千草ちゃん(あえてこう呼ばせていただきたい)のハロウィンの一夜も、楽しく拝読させていただきました!魔女とお裁縫を始めてしまうとは予想外で、二人で刺繍の完成を喜ぶ姿にほっこりとし、大変和みました…!
それでは、のんびりと綴らせていただくことにはなると思いますが……トリック・オア・トリート!
>【七つまでは神のうち】
いつか朽葉に言わせたかった本キーワードを使う機会に恵まれましたので、少しばかり裏話を語らせていただこうかと思います。
朽葉の「七歳の誕生日を迎える直前に神となった」と言う設定は、この言葉より着想を得ました。解釈や来歴には諸説あるようですが、七歳を迎える前の子供は神様からの預かりもので、現世より幽世に近い、魂が定まっていない存在――此度はそのような意味合いで使用しております。
人間だった時間と、神様になってからの時間。その比率は圧倒的に後者に寄っており、それは朽葉本人も自覚するところです。人としての個性を確立するよりも前、情緒が発達するより先に神様になってしまっているので、本来であればそれらと引き換えにするはずの幼気さは残したまま。かつ、人や世界に対しては少し当事者意識に欠けるので、傍観的・俯瞰的になりがちだったりします。
>>25 / 朽葉様
朽葉さんの生誕について、興味深く拝読させて頂きました!個人的に『魂の定まっていない存在』という言葉に感銘を受けた次第です。幼い見目と無邪気さを備えながら達観した考えを持つ朽葉さんの魅力は、『定まらないからこそ生まれる』のかもしれないと思いました。誰しも当たり前に当事者意識を持つ中、一人眺める姿勢を取る朽葉さんは、たしかに最も神様らしい神様と言えそうですね!
またハロウィンについてのご感想もありがとうございます!本編ではありえない自体の連続ですが、楽しく綴らせていただきました。そして、朽葉さんはどうやら『体のあちこちに花が咲いてしまうパイを食べた』ようですね。どんな朽葉さんの姿が見られるのでしょうか…!朽葉様の綴られる、朽葉さんのハロウィンも楽しみにしております!
>ハロウィンイベント
+1 /
>25の投稿時間は「2022-10-23 16:46:01」なので、出てきたお菓子は「死神のパイ」です。はてさて、何やら運命じみたものを感じますね。……ただの数字の羅列に大げさかもしれません。ともかく、机の上のかごには黄色のパイが山盛りです。色からしてハロウィンにちなんだカボチャのパイでしょうか。その割には、何やらスパイシーな香りが辺りを漂っているようですが……。
何だか覚えのあるその香りに惹かれて、少女はパイを一口食べました。さくりと軽快な食感と、途端に溢れるスパイスの旨み。これは――「カレーだわ!」そう、カレーのパイのようです。……大丈夫でしょうか。お菓子の括りで良いのでしょうか。そんな心配をよそに、少女はパイを食べ進めます。仕方ありません。ライスでは無いとはいえ、好物なのですから。やがてひと切れをぺろりと平らげ、満足そうに息を吐き出したところで、ひらりと白い花弁が視界を掠めました。天井を見ても、あるのはハロウィンの飾りだけ。はて、と首を傾げたところで、胸元で揺れる髪に現れた蕾が、一瞬にしてふわりと綻びました。
本来であれば、それは水面に浮かぶ花。驚きに瞳を丸めている今この瞬間にも、身体のあちこちで睡蓮が花開きます。あっけに取られているうちに突然片目が見えなくなったので、何事かと壁にかかった鏡へと駆け寄れば、ひと際大きな花が小さな顔の半分を覆っていました。流石に邪魔なので引き抜こうとしますが、何だかちょっと嫌な感じがして、ひとまず思い留まることにします。
+2 /
どうしたものかと思案していれば、禍々しい雰囲気の老爺が突然目の前に現れました。黒のローブに、思念による移動。新しいウツギの神様かとも思いましたが、彼には他の神々のような気配がありません。ただ、どことなく親近感を覚えます。言わば、そう、同業者のような……。だからでしょうか。老爺の放った一言には、物申さずにはいられませんでした。伸びてきたしわくちゃの手をひょいと躱し、フードの下から覗き込むように見つめます。「予定にない? ……そんな軽率な行いが許されると、本当に思っている?」そう静かに発せられた脈略のない問いかけは、それでも老爺を動揺させるには十分だったようです。禍々しい雰囲気も消え去り、伸ばしていた手を力なく下げて、すっかり消沈してしまいました。そんな老爺に仕方がないなとでも言いたげな表情をした少女は「話を聞くくらいならできるけれど」と、近くの椅子を勧めます。いくら美味しいと言っても得体の知れないパイをお出しする訳にはいかないので、指を一振りして淹れたての紅茶をそれぞれの前に。もっとも、その芳しい香りもスパイスの香りで台無しなのですが。
+3 /
少女は老爺の語る声に耳を傾けます。曰く、職務に忠実なだけなのに憎まれるのは悲しい。必要なことのはずなのに嫌われるのは苦しい。――ええ、ええ、そうでしょうとも。人間は基本的に、死を厭う生き物なのですから。時に共感し、時に自身の経験も交えつつ、少女は老爺と語らいました。互いに理解者にはなれないけれど、ただ一時、どうにもならない悩みを共有することはできるのです。そうしてポットが空になる頃には、幾分かすっきりした顔の二人がそこに居ました。
老爺はお礼の言葉と共に、ローブのポケットから何かを取り出します。促されて差し出した手の平に乗せられたのは押し花の栞で、色褪せた紙と対照的な数枚の白い花弁は、先ほどから視界をちらつくものとよく似ているようです。これは一体……そう問いかけようと顔を上げたところで、少女に咲いた花が一斉に散り、世界が白で埋め尽くされました。やがて視界が戻った頃には花も老爺も消え、神様の寝床もいつも通りです。ただその手の内の栞だけが、お茶の時間が夢ではなかった事を教えてくれるでしょう。
+食べたお菓子 / 「身体のあちこちに花が咲くパイ」:死神のパイ
+得た道具 / 睡蓮の押し花の栞
そんな訳でハロウィンイベント、楽しく遊ばせていただきました…!
始めは笑えるようなお話が書きたいなと思っていたのですが、思った以上に引き当てたお菓子及びハロウィンの怪物との親和性が高く、気付けば人外談義のような様相を呈しておりました。咲いた花は白い睡蓮。花言葉はいくつかありますが、「純粋・無垢・信仰」などの言葉に加えて「滅亡」と言うものがあるそうで、終わりの神様らしいなと思って選択した次第です。
>>27 / 朽葉様
扱いの難しい力を持つ者同士の歓談、楽しく拝読しました!朽葉さんの達観した考えに死神が意気消沈するシーンは、危機的状況ながらくすりと笑わせていただきました。似た苦労をしている者同士、通じ合う部分もあるのでしょうか。
また睡蓮に滅亡と言う意味が込められていることを初めて知りました!良くも悪くも強制的な終わりを持つ朽葉さんにとって、親しい花となりそうですね。
そして、カレーのパイがとても美味しそうでした…!良い匂いが漂ってきそうでお腹が空きますね!
──ハロウィンイベント 終了──
お楽しみいただきありがとうございました。次回の開催をお待ち下さい。
なおイベント案・意見については随時募集しておりますので、遠慮なくお聞かせください!
▼イベント参加賞
朽葉様…『イタズラお菓子』『睡蓮の押し花の栞』
千草 …『イタズラお菓子』『幾何学模様のバレッタ』
>28 千草様
イベントへのご感想、ありがとうございます!
投稿時刻によるランダムな展開を含め、楽しみながら綴ることができました。また、お話を考えるにあたって花言葉に対する知識も増え、有意義な時間を過ごせましたことをお礼申し上げます。
参加賞として素敵なお菓子もいただきましたので、ぜひ本編でも活かすことができればと思っております!
>【本編No.105 幕間】
風が吹いた。そして同時に、気配が消えた。
当然にあった何かがぽっかりと欠けるような感覚。はじめは小さな違和感だったそれが次第に輪郭を持ち、己の知る限りではあり得ざる現実を象れば、眠りにつこうとしていた意識が浮上する。
寝ぼけているだけではないかと言う疑惑が捨てきれず、ぱちんと両手で自らの頬を叩いて再度意識を集中させてみるも、感じ取れる気配はやはり足りない。
そんなことが起こり得るのだろうか。起こるとするならば、だって、それは――。
「神様の、終わり……?」
何年経っても変わらない姿。どれだけひどい傷を負っても思念一つで元通り。神様同士でその能力が機能したと言う話も聞かない。だからきっと、あの日に失くしてしまったのだと思っていたもの。
しかしそれ以上を考えるより先に、もう一度、風が吹いた。
「ぅ、夜風が染みる……」
冷えて痛む頬を白うさぎの頭へと埋めて、小さな体を更に小さく丸める。朽葉色のローブが毛布のように足先までを覆えば、目が冴えてしまった理由もなくなった。
「――おやすみなさい」
これは何でもない日の出来事。記憶に残ることのない、星芒瞬く夜のお話。
(/他の神様の気配が消えたその時、朽葉は何を思うのかなと考えました。存在の消失から記憶の消失まで、ほんの一瞬ラグがあったのなら…というもしものお話なので、こちらにそっと置かせていただきます。
また、最後になりましたが、4/1生まれの竜胆様と6/4生まれの卯の花様へ感謝を。お話しさせていただいた時間は楽しく、PFについてもわくわくしながら読ませていただきました。お二人のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます!)
>>30 / 朽葉様
幕間のIF、興味深く読ませていただきました…!個人的には「おやすみなさい」の伏線回収に脱帽した次第です。先のアンケートで回答されていた手向けの言葉がここに来て見事に生かされていて、神であってもスタンスの変わらない朽葉さんの強さが垣間見えるなと感じました。
竜胆さんと卯の花さんに向けての言葉にこれ以上横槍を入れるのも何ですので、このあたりで口を閉じますね。最後に、千草からも二人に向けて、「ありがとう」の言葉を贈ります。
【 誰かの手記 】
+手記① / 神は幾度も創られる
お前たちは創られた存在だ。この混沌の世界に産み落とされた偶像だ。壊れてゆくこの世界に、まやかしの救いを与える象徴だ。しっかりと務めを果たせ。それは、【黒塗りされている】。
蘇芳は十五回目?
梔子は十七回目……?
千草は三十回目…?
瑠璃は三回目……?
竜胆は二十五回目?
朽葉は…何回目だったか?
消える度に忘れ去られ、また新たな神が生まれる。
【黒塗りされている】。
最初の頃は苦労した。
神になった傍から消えてゆく。こんな力などいらないと喚いては、神である己を隠してゆく。あの頃は神であることを否定されると、【黒塗りされている】のが難しかった。
けれど今は大分上手くなった。たとえ神であることを否定しようと、保たせることが出来る。
卯の花という存在を【黒塗りされている】のが大きかっただろう。卯の花はいずれ、【黒塗りされている】存在になる。いや、なってもらわなくては困る。
+手記② / 預言者
消える。この世界の『今』から。
過去に逃げよう。幸い己には力がある。
そうして、何度だって改変しよう。何度だって世界を作り替えよう。どうせ気づかれないのなら、言葉に託してしまえばいいんだ。
【この先は破り取られている】
(/本編でも少しだけ登場した手記について、断片を記しておきます)
【 倉庫について 】
諸々の設定について、情報の倉庫をご用意致しました。特に把握しておく必要はないですが、知っておくとちょっと楽しいかもしれません。
もしも倉庫についてご意見や質問などございましたらこちらにどうぞ!
▼ 倉庫はこちらから
https://m.saychat.jp/bbs/thread/683895/
【 余談 】
完全な余談ですが、こちらではPL様を『~様』、キャラを『~さん』と呼んでいます。今更ですが混乱させていたら申し訳ないと思いまして、ここに記させていただきます…!
>預言者様
(/諸々のお返事や反応につきましては、申し訳ないのですが一旦脇へ置かせていただき、トピックの主である預言者様にお礼とご報告に参りました。
不明なエラーには驚きを禁じ得ませんでしたが、主様の毅然としたご対応に、一参加者としてとても安心することができました。ありがとうございます!
当方も利用規約に則り通報を行いましたので、一助となりましたら幸いです。/返信不要です)
>31 千草様
ご感想ありがとうございます。自己満足のような一幕でしたが、こうしてご反応いただけて嬉しいです!
記憶にない誰かへ手向けの一言を伝えるには?と考えた結果がこの場面でしたので、伏線回収とまで言っていただけて感無量です…!
また、>32の手記や>33の設定資料集につきまして、大変興味深く拝見させていただきました…!
気になっていたことへの答えがあったり、資料集を踏まえて本編の補足説明やイベント説明を読むと納得や発見があったり、ちょっとどころかとても楽しませていただいております。ありがとうございます…!
テンション上がって思考が取っ散らかっているのでいったん控えますが、そのうち感想なども呟かせていただければ幸いです。
そして便乗に便乗を重ねるようで恐縮なのですが、>33の余談につきまして、当方も途中から同じ使い分けとさせていただいております。
始めは「~様」で統一していたのですが、文脈で分けるのも難しい場面があり…これ幸いと乗っからせていただいた次第です。
>>35 / 朽葉様
素敵な一幕を綴っていただいてありがとうございます!朽葉さんの内面を違う角度から窺うことが出来、とても楽しく読ませて頂きました…!
また設定資料集についてもご覧頂けたようで大変嬉しいです。朽葉様の楽しみになることが出来たならば何よりでございます!今後もひっそりと更新していこうと思っておりますので、宜しければ覗いてみてくださいね。
>>34
返信不要とのことでしたが、こちらからもお礼を申し上げたいため、少しだけ触れさせていただきます。通報のご協力ありがとうございます!さぞ驚かれたことだろうと推察致しますが、そのような中でもこうしてトピックにご協力頂けて嬉しいです。皆様が楽しめるよう尽力する所存ですので、宜しければ今後ともお付き合いくださると幸いです…!
【こぼれ話】
眷属を作られた皆様。宜しければあなたの眷属の名前をどのようにつけたのか、教えて頂けませんか?「フィーリング!」「なんとなく!」でも全く構いませんので、宜しければお答えいただけると嬉しいです!
例:千草 / コガネ
「体毛の色が…なんというか、稲穂の黄金色?それだけだよ」
PL視点 / コガネ
コガネというのは黄金の他に、小金や古金/古鉄などと変換することができます。それぞれ「少額の金銭」「金属の使い古したもの」といったような意味を持ち、どちらも輝かしい黄金のイメージからはかけ離れているものです。
人知を超えた力を持つように見えて、実際は大したことのない千草の内面を比喩的に表現してみました。
(それからお稲荷さんを連想させるため、稲に関連したものをつけたくて…!)
>36 千草様
資料集、更新分も楽しく読ませていただきました…!
前回の更新や手記より感じるところはあったのですが、想像以上に情緒豊かなウツギ様に驚き、「イライラヤケクソ期間」と言う表現には思わず笑ってしまいました。そしてその一方で、正しさと真実を同位と考えるウツギ様は、まさしく神様っぽいなとも思いました。また、【 ウツギの神様裏話2 】より、上位の神々を除くと世界で唯一連続性を保持しているが故に、良くも悪くも一番変化していく存在で、かつその変化に意味がある存在なのかなと感じた次第です。
そして国内外宗教問わず、様々な意味を持つ7と言う数字は実に浪漫だなと思いました…!
お礼のお言葉もありがとうございます!いつも楽しく、そして素晴らしい世界を提供してくださる主様に、少しでもご協力できたのなら幸いです!
>37 千草様 / 眷属の名前
和装の千草さんと狐のコガネさんの調和に大変和んでいたところで、お名前の由来をお聞きすることができて嬉しいです!ちなみに当方のコガネさんへの第一印象は、西日を受けて輝く稲穂でした!
また、千草様視点での音に込められた意味もとても繊細で、感服しきりです…!もしかしたら千草様の思惑とは外れてしまうのかもしれませんが、使い古した金属には相応の味があって、人として、そして神様として重ねてきた時間が、千草様の持つ魅力に繋がっているのかなと感じた次第です。
そして素敵なお話を聞かせていただいたテンションのままに、せっかくなので当方も回答させていただこうと思います!
【朽葉 / ミコト】
「ふふ、偉大な神様だからよ。それに……生きている、と言っていたから。それを忘れてしまわないように、ね」
オオカミ、音より転じて大神。あるいは眞神。ゆえに神の尊称である「尊」から。そして同じ意味と音を持つ「命」から。
【PL視点 / ミコト】
朽葉視点の由来にプラスして、神様である朽葉の「巫女」であり「神子」。それから天の声(紙ですが)によるものとして「詔」、「勅」または「御言宣」の意味が加わります。「みことのり」の「みこと」です。
オオカミは古来より神格化されてきた生き物で、時に神様そのものだったり、眷属だったりするそうです。
ちなみに朽葉に神話的な知識があるのは、「人の思う神様とは」をひたすらに調べていた期間があるためだったりします。遺された書物を読む傍らで、民俗学のフィールドワーク的なこともしていました。(そして時折自分が祀られちゃう)
>>38 / 朽葉様
資料集へのご感想、名前の由来へのご感想共にありがとうございます!深く読み込んでいただけて大変嬉しいです。また(特に名前については)意識していなかったような新しい視点等をお聞きすることができて、自身としても参考になる部分があると感じました…!ありがとうございます!
ミコト / 名前について
拝見した当初から素敵なお名前だと思っていたのですが、由来をお聞きすることができて大変嬉しいです。ウツギの「生きている」という発言を組み込んでの名前の構成、狼の持つ神としての一面、朽葉さんという神様との関連、物語の装置である書き込みの紙等のメタ的な視点、どれをとってもお見事で感心しきりでした…。個人的には、『御言』への変換が特に刺さりました!
また、いつか朽葉さんのフィールドワークの様子も拝見したいな、と思った次第です。今のところ一番幼くして神となった朽葉さんがどのような過程を経て今に至るのか、とても興味が湧いた文章でした…!
【こぼれ話】
展開と眷属についてのアンケートを実施します。今後のイベントに皆様のお考えを組み込んで行こうと思いますので、宜しければお答えいただけると嬉しいです!※良ければ選んだ理由もお聞かせください…!
尚こちらは『現在』の情報収集のため、期限を12月いっぱいまでと区切らせていただきます。
**********
+ / 今後の展開について
1:神としての力が使用できなくなる期間(※例なので必ずしもこのイベントが起こるわけではありません)など、世界に関する重要展開をイベントに組み込んでいこうと考えています。これについて、『強制全員参加』/現在のイベントのような『選択式』どちらが良いでしょうか。
A『強制全員参加』
B『現在の選択式』
C『その他』
2:イベント期間についてマンネリ化を防ぐため、定期的に入れ替えを行おうと考えています。どのくらいのイベント期間が適当だと思いますか。
A『一ヶ月』
B『二ヶ月』
C『その他』
その他:その他、ご質問・ご提案があればこちらにどうぞ!
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+ / 眷属について
1:眷属の数は今後増やしたいと思いますか?
2:眷属は言葉が使えたほうが良いですか?
3:眷属に何らかの能力が欲しいですか?
その他:その他、眷属についてご質問・ご提案があればこちらにどうぞ!
**********
【回答用テンプレート】
今後の展開について
1:
2:
その他:
眷属について
1:
2:
3:
その他:
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