匿名さん 2022-09-20 21:13:53 |
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工夫……確かに、壁には必ず手すりがあったし、壁に点字が沢山あったかな。あれは場所が分かるようにだったのかも。
怪我は良くないし。
キリスト教では、無いと思うよ。でも、僕が決めた訳では無いから知らないや。……ごめん。村山にはもう会えないけど、代わりに僕に生きて欲しいって言ってから。何があっても、生き延びなきゃ。
(家に目が悪い方に対する工夫がされているとは考えた事が無かった為、少し考えこみこの場所と比較して改めて思い出すと工夫と思われる物がいくつかあり、確かに、はっと気付いたことを列挙して。目が悪い人は村山以外いないと思うと言ったにも関わらず話された建物の工夫は一個人向けとは思えない。村山がそれだけ彼の家で特別視されていたのか、或いは……。
家の宗教に関してやんわりと否定するも、やや苦笑いして違うとも断定せず思う所があるのか知らない、と答え曖昧な答えしか出来ない事に申し訳なくなり謝って。村山の入水は彼にとって辛く悲しい事の為もう会えないと過去を振り返りながら少し涙目で言いつつ、村山の「生きて欲しい」という願いの為に無理に笑って)
……なら、お言葉に甘えて。もし追っ手が来たら迷惑をかけないように僕が必ず倒すよ。
(思っていたよりも軽い彼女の了承に、せっかくならとお言葉に甘える事にして。とはいえ、追っ手がもし彼女の前や家に来ては迷惑をかけてしまう為、そんなことはさせず必ず倒すと誓い。)
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(/いえいえ。毎回丁寧に返信が遅くなる事を言って下さり、律儀な方だなと感謝しています。多忙や体調不良等は仕方ない事ですし、気に病まないでください。私も丁度昨日はワクチンの副作用で寝込んでいましたし、お互い無理せずにゆっくりとやりましょう。こちらこそよろしくお願いします。
今回はロル内にて少しヒントを出してみましたが如何でしょうか。大まかな設定は作ってあるものの、やり取りしている内に増やした設定や1会話で何処まで出すかなど、実際にやり取りしていると思っていたよりも難しい部分もあり、設定が矛盾していないか危惧しています。もし既存の情報に変なところがあれば遠慮なく突っ込んでください(笑)毎回やり取りが非常に楽しいのは絢音さんのおかげです。ありがとうございます。)
あ、やっぱりそんな感じのお家なんだね。
奥さんが盲目だから手すりとか点字とかを付けたのかな?旦那さんは奥さん想いだね。
にしても、村山さんって重宝されてた人なのかな。そんな人が亡くなったら困るって言う意味で京君を後釜として引き取ったとか……?
(家には手すりや点字があったと聞けば、やはり目が悪い人の為の工夫が凝らせたお家なんだと少し感心すると、恐く手すりは業者が入って付けたか点字は恐く村山さんが付けたと思われるので、手すりも村山さんが付けたの2択になるが、それにしても度々出てくる村山さんは家にとって無くてはならない位価値のある人物だったのでは無いかと思う。そんな人も年月には勝てないから年が年だからと若い彼を引き取って村山さんの代わりになれるように村山さんが付き人になって色々教えていた可能性があるが、そうなると少し前に出た「返り血」と言う単語と「入水」と言う亡くなった事を指すであろうこの独特な言い回しが気になるし、何より目の前の彼の一般常識の欠如が気になる。その家で村山さんの代わりに働くにしても色んな人が出入りしていたと初めに発言していた事から、一般常識はあって損は無い。と言うより無いと困る事が多くある筈、それなのに必要ないとばかりに家の人もその村山さんも社会に出る上で必要な一般常識を教えてこなかった事が気にかかるが問いかけて答えてくれるかなと少し不安になり、できる質問も出来ずにいて)
キリスト教じゃないんだ。
生き延びてって随分物騒だね…え、それに追っ手って?
え、どういう事?逃げたら殺/害って事?
何仄暗いと言うか闇しか見えない家の環境だって事はわかったんだけど……もしかして、これまでも京君のようなは人は居たの…?
(キリスト教では無いと曖昧ながらも否定されれば、その辺の宗教観念はわかるのだなと思い、なるほどと1つ頷いて。そのまま、じゃあ家に来てねと言いかけた所で彼から飛び出た言葉に、は?と言葉の意味が分かりません。みたいな心底不思議そうな顔を見せると、意味を咀嚼して理解しようと彼の言葉を復唱するかのように質問と言っても良いか分からない質問がスラスラと出てきては。普通のお家ではなさそうと思ってはいたが、逃げたら追っ手が来て、恐く村山さんの遺言をそのまま受け取り、その前の鞄にお金を詰め込まれたと言う行動からして闇しかないお家の環境に?マークが乱立しており、ふと、その村山さんはお年で亡くなったらしいが、村山さんの言動からして、目の前の彼が初めて引き取る子供なら、今のうちにと言わんばかりにお金を詰め込み、生き延びてなんて言葉は残さない筈。それに返り血と言う単語も彼から出てきた事から、彼はお家にとって引き取った内の何人目かの子供で、目的は恐く村山さんの後釜としての家での役割を全うする事。それを拒否し脱走した場合は村山さんや彼がそのまま対象を探し出し、処刑していたのではないかと思い当たり、これまでも彼のような人は居たかと真剣な表情で質問して)
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(/ いえいえ、楽しくお相手させて頂いているので、お待たせするのは申し訳なくて、先に連絡すればホッとするかなと思い、させて頂いただけですので。
ヒントを下さりありがとうございます!
あれこれ考えて京君(?)の素性を暴くのが推理ゲームみたいで楽しくてこちらこそありがとうございます!
こちらも毎回どんな回答が返ってくるのか、どんな事がわかるのかワクワクしながらやり取りさせて頂いております。
これからもよろしくお願い致します、京君の秘密がわかり、謎が解ける日をワクワクしながらやり取りしており、その日を待ち遠しく思っています!)
いや、村山の奥さんは早くに亡くなったみたいだし、僕は会ってないから……村山の為か、お客さんの為か、もしかしたら下女の為かも。重宝、はされてたよ。村山は僕の付き人兼……監視役だったから。2人きりの時は優しかったけど。
(村山の奥さんの事は村山から又聞きしたのみで会った事もなく。盲だったらしいが早く亡くなったと聞いた為家の工夫には全く関係が無いため否定しつつ、なら家にあった工夫は何なのかとなるが、自分の付き人の村山の為なのか、家に来た客の為か、或いは下女の為かと、家に客が来ていた事や村山の他に下女がいた事を仄めかし。村山が付き人の役割だけでは無く、「監視役」だったとかなり重い話をするもその表現は柔らかな微笑みで)
えっと……とりあえず、その話は後でもいいかな。
(何気なく発した「追っ手」にそこまで食いつかれると思わなかったらしく少し驚き。また、話に夢中になりすっかり忘れていたがここは大学の食堂。追っ手や殺/害と言う物騒な単語に周りの人間がチラチラとこちらに注目したのに気付けば、困った様に眉を下げ。)
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(/やり取りが楽しいと言っていただきありがとうございます。そろそろ場面転換をしようかと思いましたが大丈夫でしょうか?また、これは余計なお世話かもしれませんが、これまでに出た情報一覧のような物を出そうか迷っています。必要でしたら次レス時に加えますね。)
え…そうなの…?
それなら、そんな工夫凝らす必要無いのになんで……?
村山さんはお年ででしょ、お客さんか下女って…下女って居るんだ…ってそこじゃない。
そんなに目が不自由な人って多いかな…、居ないとは言わないけど…普通お客様として家に行くならそういった不自由な部分がない人が行くのが普通な気もするけど……。
(てっきり奥さんの為の工夫の凝らされた家かと思っていたが、どうやら奥さんは早くに亡くなったらしいと聞けば、先程病気だったらしいと言っていたし、その病気が原因かな?と首を傾げ。そして何気なく出された下女やら監視やらまだどこか闇が垣間見えるそのお家のあり方にも疑問を持つが、1番の疑問は早くに亡くなったのならその工夫も邪魔というか必要が無くなり、彼に点字とかを教える必要は無いはずなのに未だにそれを教えている事。家に来る人か下女の為かもと言うが、普通何かの交渉の為に来る取引相手と言うのはそういった不自由な部分がある人は不向きでしかない。だから五体満足な人が来る筈だし、下女の為かもとも言ったが、下女という事は世話役の人の事の筈。その世話役の人が目とか耳が不自由では不便というか、その仕事そのものが不向きでしかない。何せ色んな部屋へ移動し、色んなものを運んだりしなくてはならないからだ。それなのに採用しているのも不思議だが、盲目の人と言うのは全体の人口から考えてもそんなに集まるなんて不自然極まりない。どんな家なんだと疑問は絶えず頭の中を駆け巡り、?マークが頭の上に乱立して心底不思議そうな表情でウンウン考えており)
あ、ごめんね。
つい…場所も考えずに……食べ終わったし、そろそろ移動しようか。
明るい話題の話をしようって言ったのに結局暗い話しになっちゃった……ごめんね。
その代わりじゃないけど、これから行く服屋さんでのコーディネートは任せて!
(彼がどこか居心地の悪そうな様子で場所を移さないかと提案されれば、ハッと我に返り。そう言えば彼の話が衝撃的過ぎて忘れていたが、ここは大学の食堂。つまり自分達以外にも人はいるのだ、そんな中物騒極まりない単語を連発して考え込む自分と困った彼の様子は異様でしか無かった筈。やってしまった!と申し訳なさそうにするとごめんねと顔の前で両手を合わせて謝り、ご飯を食べる前に明るい話題と言っていたのに結局暗い話題になってしまった事も謝って。流石にこんなに物騒な話をしていたのもあり、自覚すると自分も居心地が悪い。早く約束していた服屋に行こうと声をかけるとトレーを手にして立ち上がり場所を移動しようとかれに声をかけて)
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(/ 大丈夫ですよ、むしろ場面転換の流れを作って下さりありがとうございます!
次は約束していたお買い物デートという事でショッピングモールへと移動を致しますね。
おお、それはとても助かります!
書き出すのは大変かもしれませんが、忘れやすい性格ですので、書き出してくださるととても助かります。申し出ありがとうございます!)
うん、わかった。僕もつい答えてしまったからごめんね。
服屋さん、楽しみ。絢音ちゃんの服も選ぶよ。
(申し訳なさそうにする彼女が悪いのでは無く、聞かれた事に周りを気にせず素直に話していた事が悪く。また彼女や周りの注目から自分の家が特殊だったのでは、その話はあまり人が多い場所でするべきでは無いのではと感じ。服屋でのコーディネートを楽しみと言う彼女に、そういえば服にケチャップを付け返り血の様な自分の服を次いでに着替える約束だったと思い出して。服屋で服を選び買う事は初めてだが、彼女の服を決めるのはお絵描きの様で楽しみに感じ、彼女に対して無邪気な笑みを返しつつ、彼女に倣いトレーを手に取り立ち上がって)
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(/場面転換の了承ありがとうございます。デートが楽しみです。
☆ここまでの情報
彼自身について
・仄かに青のシャツに白の長ズボンの姿で空腹の余り中庭の木に寝ていた(気絶?)
・名前が無いのか、その場で名前を考え白神京と名乗る
・食堂や大学、金銭の仕組みなどを知らない世間知らず
・生まれてすぐ両親に捨てられ両親不明
・ポケットに万札の札束、他の金銭は鞄に詰め置いてきた
・食べた事が無いナポリタンをあれが良いと選ぶ
・返り血を人に見られ怖がられた事がある
・趣味は読書とお絵描き
・読み易いと言う理由で詩集が好き
・点字を打つのが得意
・怪我はよくない
・家出中?帰るつもりは無い
彼の家について
・彼の毒味係がいた(?)
・契りを交わす相手がまだいなかった
・大学に似ている
・お祈り
・手すりと点字があった(村山、客、下女の為?)
・下女
・彼の服装は決められていた
・追っ手
村山について
・元付き人
・ポケットに金を詰め出ていこうとした彼に対して鞄にお金を詰め渡してくれた
・老眼、白髪(60~70?)
・点字が出来、彼に点字を教えた
・入水自殺
出た情報を簡単に纏めてみました。お役に立てれば幸いです。)
楽しみにしててね!
きっと、色んなお店があるから驚くだろうし、人も沢山いるだろうからそこでもびっくりするだろうけど……。
服屋って言っても色んなジャンルの服があるから、その人に合う服を探すのって結構楽しいんだよ。
……トレーはここに返却ね。
返し終わったし、服を買いにショッピングモールに行こっか。大きくてそれにも驚くかもね。
(立ち上がってトレーを返却口へと置いて中に居る働いている人達にご馳走様でしたと言ってから、彼にもここに返すんだよと軽く説明をして。何はともあれ食事も終わったし、自分と彼の荷物を取りに行って彼の服を買いにショッピングモールへと移動をしようかと彼に声をかけると、彼がトレーを返却するのを待ち、ふと彼の荷物はどこに置いてあるんだろう?と気になり寝ていた中庭かな?と疑問を持てば「そう言えば、鞄を持ってきたって言ってたけど、鞄はどこに置いたの?寝てた中庭にそのままとか……?」と話を聞く限り鞄の中にはかなりの金額のお金が入っている筈。流石に閉めた鞄を開けてお金を取る人は居ないと信じたいが、置かれた鞄の持ち主を知る為に鞄を開ける人は出てくるかもしれない。そうなるとお金が盗まれないとも限らないのでちょっと不安になりながら鞄の場所を問いかけ)
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(/ とても分かりやすく纏めて下さりありがとうございます!
まだまだ謎がありそうなのと、ヒント達が点と点が線で結ばれず???状態ですが、頑張って謎解きしますね!
こうしてみると結構ヒント出てますね…頑張れ頭脳!となっております…。)
ジャンル?礼装とか、作務衣とか?
……うん、案内お願いするね。
(色んなお店があり沢山の人がいる様子は想像出来ず不思議そうな表情。家には服を決められており、色んなジャンル、と言われれば思いついたのは和装の種類と少しズレた回答をしつつ、彼女に倣ってトレーを返却し中で皿を洗っている方に感謝を込め笑顔で手を振れば小さな黄色い歓声があがり。本人は全く気にせず彼女の隣に戻り。)
鞄は村山に言われた通り、この近くの駅のロッカーっていう所に入れたよ。指紋認証式だから、手を切り落とされない限り開くから大丈夫。
(先程お金について説明を受けたことで、紙幣を詰めた鞄が非常に重要な物で彼女が所在について不安な顔をするのは納得し。村山は、鍵を無くす可能性を踏まえ指紋認証式を指定したらしい。ロッカーは分からないが指紋認証式は分かる微妙な知識の偏りが顕になり、加えて物騒な言葉も日常茶飯事なのか何気ないコトバのように変わらない笑顔で話して)
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(/またある程度新情報が出ましたらまとめようかと思っております。その前に解決しそうでやや焦っていますが…(笑)まだまだ出ていない情報がありますので焦らずに大丈夫ですよ)
それは和服というか、そもそも服を作る時の用語か何かかな……?
服屋さんだともう服は出来上がっているし、今私が着ているみたいな女の人が着る服屋だけでも片手の指じゃ足りない位はあるし……男の人の服屋も同じ位あるから見て回るだけでも結構時間経ってたりするんだよね…。
ジャンル…そうだなぁ、女の人なら可愛いレースとかフリルとかがふんだんに使われた服屋もあれば、今京君が着ているみたいな無地でシンプルな服屋もあるし、所々フリルとかがあるちょっと可愛い系みたいな感じで色んな服の種類があるの。
京君は見た目も整ってるし、どんな服が似合うのか色々試してみるのも楽しそう。男の人の服でも女の人位ジャンルは広いかって言われるとそこまでだけど、多少の違いはあるし見てみた方がわかりやすいかも。
(トレーを返却して笑顔で手を振った彼のように黄色い声が上がったのを聞けば、やっぱり見た目が整ってるって凄いなぁと思いながらも、隣に帰ってきた彼に服屋のジャンルについてなるべく分かりやすく説明をと口を開くと、こんな感じの服屋とかと指を折りながら説明をして。そして服のジャンルの説明の時に出てきた彼の服は確か、和装で使われるような名称じゃなかったっけ?となり、ちょっと疑問をなりながら小首を傾げて問いかけるが、その単語がすんなり出るという事は彼の家では服は決められていたという。今日は水色のシャツに白いズボンとカジュアルな服だが、家では和服が決まられた服だったのだろうか?と考えつつもショッピングモールに行く前に、自分の荷物を取りに行く為に、教室に寄っても良い?と問いかけて)
うん、駅のロッカーに預けたのは正解だし、村山さんナイスアドバイスと言いたい所だけど普通に暮らして居たら手首切断なんて無いからね……?
虹彩認証とかも5時間以内なら大丈夫とかそういうのがあるみたいだけど……。
(彼が駅と言うのを知っていたのかはまず謎なだが、ロッカーというのはまず知らなかったのだなとここで知ると、それを勧めた村山さんグッジョブと思いつつも指紋認証という事は早々盗まれ無いなと思っていたらまさかの物騒な単語に普通ならそういう事もないよ…と苦笑し。かと言って、目での認証システムである虹彩認証システムも5時間以内なら死んでいても認証可能らしいというのは漫画で知った知識ではあるが、普通に暮らしているならそんな事物騒な事も勿論だがそんな事が必要になる事も無い筈と説明すると、やっぱり目の前の彼はどこか物騒でなんかズレているなと再認識して)
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(/ ありがとうございます!
お、そんな事を言われるとある程度いい線を行っているのでは?と嬉しくなります。いい線を行っているのかはわかりませんが……。まだまだ謎もあるとの事ですので楽しみにしつつ情報の開示をお待ちしてますね!こちらからも質問をとして突っ込んで行けたらと思います!)
作るというか……礼装は豪華な奴で儀式の時に着て、作務衣はお客さんが着てたかな。れえす、ふりる、しんぷる。服のジャンルは奥が深いんだね。家の本には絵が一切無くて……文字だけどやっぱり分からない部分が多いから、実際見るのが楽しみだよ。
(和装に関しては身近だったのか、家での経験を元に話して。彼女の服屋の説明を真剣に聞きつつ、食堂にいる人をチラチラと見れば多種多様な服があり凄いなぁと感嘆。挿絵の無い本のみという厳格な家庭環境に囲まれ育ち服装を細かく決められていた彼にとって服は未知数の分野で目を輝かし。任意にも関わらずこれ程親切にしてくれる彼女に対して、教室に行く提案を断る理由は無いので快く了承し。)
よかった。
そうなんだ?だから村山が死体を担いでいたんだ。
(ロッカーに預けたのが正解だと言われると、褒められた事が嬉しく誇らしげに微笑み。手首切断については自分の生きてきた環境が外の世界の常識と違うという事を薄々感じている為、そっか、と呟くに留まり。虹彩認識が5時間以内なら~という事も知らなかったが村山の行動を思い出し、なるほどと納得し。)
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(/いい線かはまだ内緒ですが、村山がキーパーソンである事は確かです。今回、かなり重要な情報を出してみましたのでヒントとして考えて見て下さい。これからもよろしくお願い致します。)
じゃあ、まず教室行って私の荷物を取りに行ってから駅に寄って、京君の荷物を取りに行くだね。
ショッピングモールは駅から近いから丁度良かった。
まぁ、服は結構奥が深いかもね…自分の好きな服と似合う服って言うのは結構違ってたりするし、色も自分が好きな色=似合う色って訳でもないから。
文字しかない本だったんだ。それなら絵本なんて見たら驚くかもね。あとは……挿絵ありの小説なんかもあるし、やっぱり図書館に行くのは良い刺激になりそう。
(服というのは奥深いとの言葉に確かに、自分に似合う服や色と言うのは自分が思っているのと違っていたり、組み合わせ1つでガラリと印象が変わって可愛いや格好いい。逆に組み合わせが悪くて一つ一つの服は良いのに全体を見るとダサい。なんて事は多々ある。女の人は全体を見てもお洒落好きな人が多い分色んなジャンルの服が置いてあるから、その人に合う服のジャンルや全体の格好に色と色々と試してみて模索するのが一般的だ。それはプラスして化粧も同じなのだがそれを言うと彼もこんがらがってしまうかもと思い服にだけ着目して。そして本は文字だけの本だけだったと聞けば、それだと絵が毎回付いている絵本や小説でも挿絵ありの小説もあったりする。本屋だと最近は立ち読み禁止のために本がラベルとか帯で囲われて読めなくなっているので、本屋も勿論行くが、色々と読むのならやはり図書館が1番だと思うと、図書館には後日行こうねと約束をして。とりあえず教室までに荷物を取りに行こうと声をかけるとこっちだよと指さして方向を示すと自分の荷物を取りに教室へと歩き出して)
うん、ちょっとした豆知識を披露したつもりがそんな物騒な事と言うか単語が出てくるなんて思ってもなかった…。
何?村山さん、一体何してた人なの……?と言うかその認証がいるって事はよっぽど大切な物をどこかにしまってるって事だよね。何しまってたの…?
(彼から度々出てくる物騒な単語からして人の1人や2人殺めてそうとは思っていたが、こんな風に明確に死体と言う単語が出てくれば、自分としてはちょっとした豆知識披露のつもりがまた物騒な単語に話が押し戻され、その認証システムを使って管理していたという事はよほど大切な何かをしまっていたという事だろうし、その5時間以内と言うのを村山さんが知っているという事は、恐らく手馴れているのだろう。そんな彼が付き人で尚且つ色々な事を教わっていたと言うことは彼も人を殺めた事が何度か有りそうとちょっと考えて。その殺めた理由や目的等は分からないが、村山さんが殺めたという事は彼の家に何らかの不利益が生じたか、そうしてでも手に入れたい何かがあったかのどちらかになる訳だが、そんな村山さんも先程入水したと聞いた。結構なお年だったらしいが、良心の呵責に耐えられなかったのだろうか?何にせよ村山さんという人物について、彼の家やお金の流れ、彼が教わったであろうあれこれを知れれば彼についてわかるかもしれないと考えながら、村山さんについてちょっと質問を投げかけてみて)
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(/ 村山さんがキーパーソンなのはそうだろうなと思いながらやり取りをしていました!彼がしていた事や入水した理由が分かれば、グッと謎も解けるのではと思っています。家にあった大金はどこから来たものなのか、京君は恐らく村山さんの後釜として引き取られるなりして教育兼脱走防止、もしくは脱走した時の処理の為に村山さんが監視としても付いていたのかなとも考えてますが、こうしてまたヒントが出てきたのでワクワクしながらやり取りをさせて頂いております!
謎解き、とっても楽しいです!)
わかった。
……そうなんだ。僕は赤色が好きだけど、似合わないかな。
女の人の服は分からないし……
図書館に行くのも楽しみ。また案内してくれる?
(経路について了解しつつ、服選びは自分が思っていたお絵描きとは違い難しそうだと感じて。どうやら自分が好きな赤色の服を彼女に選ぼうと思っていたのだが、選択に不安を感じ始め。絵本や挿絵付きの本を読める図書館も楽しみだが、全くの未知数なので案内をしてくれるか頼み。彼女と話しながら教室へ向かう廊下を歩いていると昼休みが終わったのか先程よりも通りかかる人は少なく。とはいえこの時間に講義の無い学生もいる為、かなり薄い青色のシャツにケチャップを付け顔立ちの整った彼は目立って)
何って……村上は僕の付き人だったよ?小さい頃から僕の傍にずっといたんだ。あの部屋にしまってたのはさっき言ったお金だよ。家の人が貯めてた分。村上がそこから鞄に詰めてくれたんだ。
(何してた人、と言われてもよく分からず付き人だったと繰り返し。小さい頃から、ずっと、と絆の深さ、或いは四六時中監視されていたとも言える発言をするも、その表情はにこやかで。虹彩認証の部屋にあったのは、確かに大切な物であり。)
赤色が好きなんだ。
でも、赤色って一括りにしても、唐紅色とか紅葉色とか他にも色んな名前で呼ばれててちょっと色味の違う赤色もあるし、何よりデザインが良ければ赤色でも似合う服とか組み合わせが見つかるかもよ?
だから、そんなに不安にならなくても大丈夫!
女の人の服は男の人よりもデザインとか色かも多いから見るのも大変だけど、結構悩んじゃう事もあるんだよね……。京君は初めてのショッピングモールなんだし、そんなに深く考えずに見てみるだけでも良いし、私の服も私に似合いそう!って直感で思った物とかでも全然良いよ。
図書館もまた今度行こうね、約束だよ。
(赤色が好きと聞けば、色素がうすい彼にしては結構派手な色が好みなんだなと少し以外に思って。今着ている服も家で決められていた服なのかはわからないが、色素が薄いからかどうしても彼の服=パステルカラーの服というのが結びついてしまっている。だが、赤色が好きという新情報に少し嬉しそうに笑ってどこか不安そうな彼の様子に赤色でも色んな種類の赤色があるしデザインも豊富なのだ、きっと彼に似合う赤色や服の組み合わせも見つかる筈だよと前向きな言葉を投げかけ。自分の服を選んでくれると言っていたが、女の人の服は男性服よりも色合い、デザイン、ジャンルが豊富なので服屋が初な彼には中々難易度が高いかもと思うと、悩むのも良いが彼が自分に似合いそうと思った服でも十分嬉しいからそれでも良いと笑い。図書館への約束もきちんと後日行くからねと約束を取り付けて、ふと周りを見れば、色素の薄いイケメンがケチャップで衣服を汚した状態で歩いているのだ、目立って当然だろう。しまった、ケチャップは水場でハンカチを濡らして叩き汚れだけは落とすべきだったかなと考え、今からそれをした方が良いかなと隣を歩く彼の服に目をやり、汚れを落とすべきかそうすることで水の跡が残るのだがそちらの方が目立つから辞めるべきか悩んで)
いや、うん…それは………そうなんだろうけど……。
うん。質問の仕方を変えるね。村山さんがそうやって人を運んでいたのは何回かあった?それとも1回だけ?
(付き人だったとの回答に、自分が欲しい回答はそれでは無いのだがとちょっと苦笑した後、幼い頃から監視も兼ねて常に共に行動を共にしていて、2人きりの時は優しかったと発言したいたのを思い出し。それは一種のストックホルム症候群と呼ばれるものかそれに近しい何かでは?とふとそれが頭によぎり。それは彼自身の感覚によるし、少なくても彼はその村山さんに対して信頼や友好的感情を抱いていて、彼がしてきた事に関して何の疑問も持っていない様子。まぁ、幼い頃からそれが当たり前の環境で外部との情報、常識から離れさせた状況なら、それらに対して疑問に思わないのも理解と納得が出来る。だが家で重宝されていたであろう村山さんは入水し、その前に逃げろとばかりに鞄にお金を詰め込んで家から彼を出した行動を見る限り根っからの悪者とは思えないし、ある程度の良識や良心があった人物だったと思える。だが、死体を運ぶというのは穏やかでは無いし、普通ならばそんな状況にならない。村山さんが死体を運んでいたのは日常的だったのか、それとも家を出る時にお金を取り出すためにその認証人物――恐らく彼が居た家の主人になると思うのだが、その為だけに1回だけだったのかどちらだと問いかけ、回答によっては彼の家について首を突っ込み、巻き込まれる事を覚悟する必要があるなと真剣な顔で質問をし)
うん。真っ白の中の赤が特に好きだよ。赤、でも色んな種類があるんだね。……とりあえず、直感で選んでみる。
ありがとう。
(赤、特に白の中の赤という光景が見た事がある様な独特な説明をして。赤色には沢山の種類がある事は知らなかったが、周りを軽く見てなるほどと思い納得して。直感で大丈夫だよ、とフォローしてくれた彼女の優しさに感謝しつつ、図書館に行った時は服選びの本も見てみたいと話し。ふと、彼女がチラチラとケチャップの汚れを見ている事に気づいてシャツを脱ぎ真っ白なタンクトップ姿になると、シャツで隠れていた首元や腕に真っ白な包帯が巻かれていた。)
死体を運んでいるのを直接見たのはその時だけだよ。……村山は係じゃないからあの時だけじゃないかな?あの時は……ちょっとね。
(死体を運ぶ、という特殊な事象が有り触れているのかありふれた日常の様に話し。「直接」見たのはその時だけ、と1度含みのある言い方をするも、数秒思い出した後、それは村山の仕事では無く専用の係がいたと思い出して。村山が死体を運び金庫と思われる部屋を開け金を持ち出した「あの時」は何か特別な事象があったらしい。)
白色の中に赤色があるのが好きなの?
……パッと思いつくのは国旗とか、あとは日の丸弁当みたいなのしか思いつかない…。
でも白と赤って紅白って言われてて縁起が良いって言われてるから良いよね。
京君はどこでそういうのを見て綺麗だなぁって思ったの?
どういたしまして。選んでくれるそれが良いからって感じだし、深く考えないでね。
図書館にも服のコーディネート本はあると思うよ。ただ…男性用ならともかく女性用は種類とか色々だから、まずは男性用のを見て勉強!って感じかな。
(赤色で特に白色の中に入っている赤色が好きと聞けば、中々に見ない具体案と思うとこちらもそれっぽい物をと少し考えれば、日本の国旗は白地に赤色の丸。日の丸弁当も白いご飯に赤い梅干しと彼が好きという色合いとにっこり笑うが、きっと彼は実際にそれを見て綺麗だと思ったから好きなのだろうとこれまでの性格等を思考すればわかる。白い中に赤色となると、部屋一面が真っ白でその中で溢れ出る赤い血。もしくは病室である白いベッドに広がる赤い血のシミのどちらかじゃないかとこれまでの会話の物騒な等から考えてしまう。もちろんそうでない可能性もあるし、出来ればそうであって欲しくないのが本音だ。好きな色なんて人それぞれの感性なので本来ならなぜ好きなのかなんて聞かない。だが、彼の場合は事情がかなり特殊な筈、それが好きになった理由もきっと自分達のような一般人とは違う可能性がある、それを踏まえると何故それが好きなの?と何でもないような軽い口調で問いかけ。お礼を言われれば、こちらこそ知識不足の中一生懸命選んでくれようとしているその気持ちが嬉しいのだ、笑顔でどういたしましてと返し、図書館で本を見て勉強したいとの言葉には、確かに図書館にも本屋にもファッション雑誌と言うのは置いてある。だが、彼の場合買ってしまうよりも先に図書館で勉強するのが1番だなとこちらも考えれば良いよと快く頷くも、女性用は恐らく種類や本の数も多いから勉強としてまずは男性用のを見て組み合わせとか色についてを見ると良いかもとアドバイスをし。そんな話をしながら彼の服に付いた汚れを見ていたからか、唐突に彼が服を脱げばシャツで隠れていた包帯が公然の前に晒されることになり、首元や腕と言った場所に巻かれた白い包帯を見れば、驚きの表情を隠せず「ど、どうしたの?これ。首とか腕とか……。血は滲んで無いっぽいけど、痛いんじゃ…と言うかこんなところにか普通付ける?お家の人がやったの?」と心配と懸念が混じってあれこれ質問攻め状態にしてしまうと、ハッと我に返りこのままでは別の意味で目立つし、汚れを落とす為に水を含んだハンカチでトントン叩いて汚れを落としても水色の服を着ているからもしかしたら包帯が透けて見えるかもしれないと色々な事を瞬時に考えれば「脱いでくれた所を申し訳ないけど、包帯目立っちゃうし服は来ておこうか。汚れも目立っちゃうけど、買いに行くまでの辛抱って事で」とやや早口になりながら彼に服を着てとお願いをし)
その時だけ。
係………死体を運ぶ係の人が…。
その村山さんが運んだのはお家の旦那さんとか、お家の人…旦那さんの息子さんとかを含めた家族の誰か?
(係がいたと聞けば、やはり彼の周りで人死は日常の一部。そして係が居るということはそれだけ沢山人を殺めている人、もしくは団体がいてその後始末係も存在しているという事は、少なくても正攻法でお金を稼いでいるとは思えないとお家のお金の収入源に何となくの推測を立て。そしてその時だけと言ったその1回はよっぽど重要でこれまでそんな係をしなかった村山さんが運んだという事は、他の誰かに運ばせると自分、もしくは彼にとって不都合が生じるからという事になる。そうなると考えられるのは、彼の為にお金を鞄に突っ込んだあの時に金庫に保管していたお金に手をつけたという事では無いだろうか?金庫なんて無さそうと思ったが、先程の会話からしてお金をきちんと金庫にある程度は保管し、あとはポンと置いているようなお家だったのだろう。そうなると次の疑問はその死体は誰であったのか、これになる。金庫となると管理人が居る可能性もあるにはあるが、普通なら着服されるのを恐れて家の主人が金庫の認証人となる事が多い、その死体は旦那さん、もしくは旦那さんに連なる家族かと彼の目を見つめて問いかけ)
……コッキ、ヒノマルベントウ。それらは赤白なんだね、見てみたいな。縁起がいいのかは分からないけど、お絵描きは偶にしてたよ。最初に白の中の赤が綺麗だなって思った時は、自分の指が紙で切れて赤色が出てきた時かな。
分かったよ。絢音ちゃんも雑誌を参考にしているの?
あと……僕は痛くないよ。大丈夫。
(彼女の視線から脱いだ方がいいのかと思い脱いだが、どうやら間違えたらしく慌てて服を着る様に言う彼女に申し訳なり謝りつつシャツを気直して。彼女の言葉を一言一句覚えているかの様に最初から答え始めて。まず、白の中の赤、ときいて彼女の口から出たそれらは聞いた事が無いものの、文脈から自分の好きな「白の中の赤」だと分かり見てみたいとワクワクして。彼の中では「白の中の赤」=お絵描きらしくその頻度ときっかけを嬉しそうに話して。見た事がない為よく分からないが、とにかく女性のファッションは難しいのだなと思い男性の雑誌から読むのを了承し。また、彼女はきちんと身なりを整えているが雑誌を読んで勉強しているのか気になり。あとは……と彼女の言葉を思い返し包帯の事を聞かれたのだと思い出せば詳しい事情は話さず大丈夫だよ、とはにかんで。)
あれは……岸辺さんかな?お金の管理は多分彼だと思う。
怖いから僕は苦手だったなぁ。
(「あの時」は村山が運んでいた死体が誰かなど考える余裕もなく。ゆっくり記憶の中の映像を辿りつつ過去の言葉などを踏まえて多分「岸辺」では無いかと推察して。その男は彼にとっては苦手な部類だったらしく苦笑いしながら怖かったと話して。)
え、あ…国旗見た事無かったんだ。
日本の国旗はこういうのだよ。ね、白色の中に赤色で京君が好きな色そのものでしょ?日の丸弁当もこれと全く同じ配色の位置だから、国旗が分かればイメージしやすいと思う。
………うん、物騒な事で好きになったのかもとは予想してたけど、まさか自分の指を切って紙に滲んだ赤だったとは思わなかったかな。普通は指が痛いって言う感想を抱くと思うんだけど……。
私も雑誌みたり、あとはネット使ったりして服とか化粧とかを研究してるよ。今だとネットワークが普及してるからどちらかと言うとネットの方が主かも。
痛くないの?そんなに傷だらけなのに……あんな風なのか聞いても大丈夫?
(国旗や日の丸弁当と言うのを知らなさそうな彼の様子を見れば、これだけはと思って持ってきていた内のスマホで国旗を検索すると日本の国旗である、白色四角の真ん中に真っ赤な丸が描かれている画像を彼に見せると、日の丸弁当もこれと同じ配色位置だと教えて。そして彼が何故その色が好きなのかの理由を聞けば、それなりに物騒な事柄なんだろうなとこれまでの彼の言動や家の諸々で考えていたのである程度の予想はしていたが、自分の予想が少し外れ、まさか自分が傷を負った時と聞けば痛みが先に来そうなのに、それよりも綺麗が先に感想として出てきた彼の感性はやはり一般とどこかズレていると再認識して。
傷だらけの包帯だったので心配だったが、痛みは無いという彼に安心しつつも何故そんなに包帯だらけなのかと言うよりも包帯を巻いているという事は傷があるのだろう。何故そんなに傷だらけなのかと心配半分、家のあれこれを知る為の情報を引き出す為の探り半分で問いかけて)
岸辺さん……その岸辺さんが金庫の管理人さんだったって事は、村山さんは金庫からお金を取り出す為に岸辺さんを殺めたって事だよね……。
金庫の管理人って旦那さん?からしてみたら信頼の置ける人でないと出来ないと思うし、家の環境は分からないけど、一緒に働いてきた人を殺めるって相当だよね……。入水したのは良心の呵責半分、責任を取るための行動だったとか……?
岸辺さん、怖い人だったの?怒鳴りつけるとか殴るとかそういう人だったとか?
(彼の事を聞けば聞くほど、疑問が増え彼の家についても彼自身についても謎が増え解き明かしたう気持ちも出てくるが、一般と大いにズレすぎているその環境の歪さが顕著に出てくる。人死は日常的だったらしいが、恐らくそれは依頼を受けてとか逃亡した使用人?達の処理とかだろう。だが村山さんは目の前の彼の為に本来なら殺めなくて良い同僚を殺めた。これまでならまだ自分を正当化させられる理由があったから耐えられたし、依頼や処理ならばまだマシだったのだろう。だが、岸辺さんの時は完全に彼の独断で必要の無い事だったと推理すると、責任の追求もあって入水を選んだのかもしれないと口に出し。彼の口から岸辺さんの印象を聞けば、どんな事をしてきたり、どんな性格の人だったのかと首を傾げ)
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(/ いつもお世話になっております。
楽しくやり取りをさせて頂いており、大変感謝をしております。
背後の方が年末に向けてかリアルがバタバタしてきており、なるべく返信できる時に致しますが、返信が数日ほど空くことが出てくることが増えるかもしれません。1週間以上かかる時は再度ご連絡を致しますが、ご報告までに失礼しました)
綺麗だね。ヒノマル、火の丸って事かな?有名な物なんだね。……んん、ごめん。ネットか。山田さん達が担当していたかな。確か、安置とか……出前?とかを潰すって。危ない物だからあまり関わるなって言われて入った事が無いんだ。
痛くは無いよ、というか……どれだけ傷付けても分からないんだ。
(彼女の見せてくれたコッキは正に彼の好きな白の中の赤であり、感慨深い表情をして綺麗だと思わず呟き。ヒノマルベントウ、は分からない物の、火の丸かと考え。彼女の様子からしておそらくかなり有名な物だろうとは察し。指に滲んだ血が綺麗だと感じたのは彼女の住む「普通」とズレていると分かれば思わず謝り。ネットについては、彼自身はよく分からない物だが、担当者がおり、安置(アンチ)や出前(デマ)を潰していたと話して。また、ネットを誰かに危ない物と言われ触れたことが無いと残念そうに話し。包帯に対して心配そうに聞く彼女に申し訳なく思いつつ、痛くは無いと笑って繰り返し、加えて上手く通じるか不安に感じるも正直に「どれだけ傷付けても分からない」と話して。)
えっと……あの時は死体の山だったから、村山が運んでいた死体が岸辺かなって言うのも正直今思っただけで、怪しいんだ。……多分そうだと思うけど。岸辺は僕がいない所で村山をよく叱ってたんだ。だから、ちょっと……
(村山が金庫の金を持ち出す為に岸辺を殺した、という彼女の推理に対して何か誤解をさせていると分かれば訂正する様に、「死体の山から村山が死体を運んでいてそれが岸辺だと推察しただけ」とゆっくり話して。改めてこれまでの記憶を踏まえて、「多分岸辺」と断言はせず。岸辺は村山をよく叱っており、その声が大きく部屋で待つ彼にも聞こえ恐怖を感じた事を話して。)
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(/こちらこそお世話になっております。これほど長くやり取りを続ける事が出来ると思わず、感謝しきれません。こちらも仕事と共に身内の看病があり、返事がすぐ出来る日とお待たせしてしまう日があるので気になさらないでください。お互いリアル優先でゆっくりやり取りいたしましょう。)
そうでしょ。赤い丸は太陽を表しているから太陽って意味の日で日の丸。
燃やす時とかに使う火の方じゃ無いからね?
安置…アンチの事かな。出前?……ネット用語だからデマかな。ネットは使い方次第ではな危険だけど、ちゃんと上手に使えば便利なものなんだよ。
これからの生活で使えるようになるのも良いかもね、連絡手段も増えるし。
こっちこそ、色々ごめん。急にあれこれを普通じゃないって言われて困惑したよね。
浅慮だった、本当にごめんね。傷ついたりとかしてない?
痛くない……?
もしかしてだけど、痛覚が麻痺していない?
(日の丸、国旗について軽く説明をすれば、これが日の丸弁当だよと次はスマホを操作して白米の真ん中に梅干しが乗せられたあの定番のお弁当の画像を彼に見せ。そして日の丸の部分のイントネーションがちょっとおかしかったので炎とかの火ではなく太陽の意味を持つ日の方だと言うと、日本の国旗と好きな色が同じなのはいい事じゃないかなと笑い。そしてネットを使った事がないと言う彼に用は使い方次第次第と言うと、これから外で暮らすのならばスマホ代は何とかして彼に払ってもらう事にはなってしまうが、連絡手段の1つ、調べ物をする時のツールの1つとしてスマホでネットを使えるようにするのもありだろうと言い。
自分の言葉に謝った彼を見れば、ふと自分は先程から「普通」と言う言葉を使っているが、それは自分から見て普通。なのである。つまりは人によってはそれが普通でなかったりするし常識が間違っている場合だってある。彼の場合は自分の普通が普通じゃなく、自分の日常が非日常だったと言う環境だったのだ。それを普通じゃない、常識が云々言うのは彼にとって自分の居た環境がいかにおかしかったのかを自覚すると共に、これまでの普通を否定されて困惑や怒りを感じていてもおかしくない。これまでそこに行き着かなかった自分を内心恥じるとこちらもごめんねと謝り、心が傷ついてないかと心配して。そして痛みは無いと言うより、痛覚そのものが無いと言っても良いような言葉の内容に、それだけの状態になるのにはかなりの傷を日常的に受けないと無理な筈。痛覚が麻痺しているのではと心配一色の表情で彼を見て)
え、あ……そ、そうなんだ……?
慕ってる人をよく怒る人って苦手になるよね、その気持ちは良くわかるよ。
(てっきり村山さんがと思っていたが、まさかの死体の山から取り出した発言に一瞬だけ理解が追い付かず反応が遅れたが、何とか意味を咀嚼して理解すればちょっと疑問形になりながらも頷いて。そして彼が岸辺さんを苦手としている理由を聞けば、彼は村山さんを慕ってたようだしその人が怒られていて尚且つ怒鳴り声ともなれば恐怖感や苦手意識を持ってもおかしくないと納得し)
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(/ いえいえ、こちらこそ楽しくやり取りをさせて頂いておりこちらの方がお礼を言いたいくらいです。ありがとうございます。
リアル優先になってしまうので、返信が遅れがちになりますがこれからもよろしくお願い致します。)
ああ、太陽の日なんだね。あんち、でま。そう、それだよ。絢音ちゃんはネットをつかいこなしているんだ、すごい。上手く使えたらいいけど……僕には難しそう。傷ついてはないよ、僕の家が特殊なのはなんとなく分かってたし、……大嘘つきだったから。
麻痺というか…生まれつき、かな。今思えば、村山の「監視」には僕の怪我防止も含まれてたかも。
(ひのまる、が火ではなく日だと理解して成程と頷き。ネットを使いこなしていると思われる彼女に対して素直に羨望しつつ自分には難しいだろうなと思って。家で使っていた連絡手段は点字の手紙だけなんだ、僕は文字を書くのが下手くそだから手書きでないのは良かったけど、と笑って。恐らく此方の家を否定している事に対して謝る彼女だが、全くその必要は無く。家にいた頃から客の話を聞く度に自らの環境がなんとなく特殊だとは察しており、加えて家は彼、或いは誰かに対し何か「大きな嘘」を付いていた事で嫌疑を感じていた。麻痺、という言葉や心配そうな表情から「痛みが麻痺するほど傷つけられた」と勘違いさせたと慌てて訂正して。)
うん、綺麗だったよ。
絢音ちゃんも似た経験が?
(彼女の疑問に同意する様に笑顔で頷き、綺麗だった、恍して答え。気持ちがよく分かる、という言葉から似た経験があるのかな?と思って)
あ、やっぱりそれで合ってたんだ。
アンチにデマを潰すって一体何してた家なんだろ。たまにセレブ生活してる人達とかにアンチコメントがついたりするけど、そんな感じの投稿……と言うかSMS自体発信して無さそうだし。
それなら尚のことアンチとかデマとか言うって出にくい筈なんだけど……お家の仕事関係でそういうのが出やすいお仕事だったって事かな……?
何してたのか知ってたりする?
まぁ……ちょっと特殊だよね、大嘘つきって?あ、本当の書かれてるのにデマとかアンチとかで誤魔化して嘘の発言をネットに上げたとかそんな感じ?
あ、生まれつきなんだ…びっくりした。
どこまでなら痛いとか境界線はわかってたりするの?
(彼が日の丸についてきちんと理解出来たようだと察すればそうそうと頷いて笑い。そして、ネットでの言葉として自分が言ったアンチとデマで当たっているとわかると、インスタなどのSMSとかでセレブ生活、パパ活によるブランド品の写真をさりげなく移したり、彼氏がいると思わせるような所謂匂わせ発言と言うのはアンチが付きやすい。だが、彼の家は彼の言うように特殊な家だと自分でも思っているし、そんな家がSMSで情報発信をするようには思えない。それなのにアンチが出た、デマを潰す等の言葉が出るということは情報発信をしていないのにそういう発言が出てくるような事をしているということになる。そして彼が今言った嘘つき発言に首を傾けると、思いついた!と言う表情を見せ、本当の書かれてるのにデマとかアンチとかで誤魔化し、嘘をつくことでネットでの家の体裁を守っていたのではないかと推理すると、次に気になるのはそんな事が日常的二書かれるような事とは一体何かである。彼の言葉を思い返すと、死体の山や返り血、追っ手と仏僧極まりない言葉ばかり出てくる。そうなるとやはり正攻法でのお金の稼ぎ方ではなく所謂闇取引や誰かを暗殺といった裏稼業になるのだが、彼は村山さんについてあれこれ教えて貰っていたと言っていたので、家がどんな仕事をしていたのか知っている?と首を傾げ。
そして痛覚については生まれつきと聞けば、てっきり麻痺させられるまで痛めつけられたのかと思ったので少しだけ安心するも、痛覚が鈍いという事は自分が怪我をしていると気付くのも遅れるという事になる。痛みを感じるのはどこからなのかわかるのかなと問いかけ)
まぁ、バイトしていたらそれなりに似たような経験もするし、なんなら自分もバイトで何か失敗したら怒られたりするからね。気持ちはわかるよ。
(こちらも学費や家賃等の生活費を稼ぐためにバイトをしているので、慕っている人や他のバイトの人、正社員の人が社長等の偉い人に怒られている所を見ることもあるし、自分も何か失敗すれば勿論注意をされるし、人によってはその日の気分で理不尽に怒られたりもするのでそれなりにねと苦笑して)
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