匿名さん 2022-09-05 03:30:03 |
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…ふ。あっはは、やっぱり陛下の眼を欺くのは不可能だったみたいだね?( 去り際に放った陛下の言葉。どうやら自分たちの隠し事は完全にお見通しだったらしい。思わず此方も今までの苦労を振り返り笑ってしまった。陛下のあの得意げな表情からして、してやられてしまったこの感じに無自覚にも入れていた力も抜けて。「やれやれ、陛下は相変わらずだね。…でも。うん、あの御方のああいった一面を見られる様になったのは…ちょっと面白いかも。」小声でそう呟き。ふっ、と陛下の動揺する姿を思い出せばクスリとまた小さく笑って。自分の膝の上に戻されたマスターに目を合わせ。「お疲れ、マスター。君のおかげで何とかなったみたいだ。これにて一件落着、かな──私が見てない間に陛下と何をしていたか問い掛けるのは…またの機会にしよう。」と、笑顔のままそう相手に労いの言葉を掛ける。)
…さて、ともあれこれで一番大きな難題は無事に解決。これなら僕も安心して出撃ができるという訳だ。( 陛下の許可さえ降りたら後はもう何も問題はない。微小特異点の発見まで、いつも通り過ごせばいい。「このまま夕食の時間までゆっくりするといい。特異点は何時現れるかわからないのだろう?明日なのか、それとも今この瞬間にも…ね。」今日の業務や戦闘訓練、そして陛下との相手もあって相手の疲労も溜まっているだろう。丁度自分が膝を貸しているこの時を使って眠ることをお勧めすることに。)
うん。アヴァロンの時と比べると、丸くなったというか、柔らかくなったというか。
(頭から、相手の膝の力のこわばりが抜けていくのを感じるとクスリと小さく笑った相手の言葉に同意するように上記を述べて。妖精國ではまさに氷の女王という印象だったが、今では冷徹な部分はところどころ残しつつも、雪解けを始めているような一面も見え始めて。どうにか壁を乗り越え、自分の体からも緊張が抜けていくと頭の上から物騒な言葉とねぎらいの言葉が聞こえてくれば、問題は解決したというのに新たな問題も発生したためか「あ、はは…。」と苦笑を浮かべて。)
いや…でも…。
(このまま相手の膝の上に頭をのせたまま眠ること促されると、いつものワーカーホリック症と相手の膝の上という場所によって眠ることを躊躇してしまい。…いや、ここは一緒に氷の女王に立ち向かった戦友として、お言葉に甘えてしまおう。それに、陛下の膝を借りて休んだこともあるしこれで相手もおあいこというものだ。緊張から解放されたためか意識がはっきりした体に疲労と睡魔が押し寄せてきたのか「…じゃあ、このまま膝をお借りしようかな。」と眠そうに声を発すれば「ありがとう。おや、すみ…メリュジー、ヌ…。」と瞼を閉じ、眠りについて。)
うん。おやすみ、マスター。( 最後に小声でそう言って、彼が眠りについたのを確認し一先ずホッと一息吐いた。瞼を閉じてから直ぐ静かに寝息を立てているその様子から、やはり結構疲れを溜めていたらしい。無理もない、朝からずっと多忙だったし、それも殆ど毎日の様に続いていた。いくら人類最後のマスターとは言えど、ここまで彼をこきこき使うカルデアはやはり滅ぼした方が良いのでは?と毎回思ってしまう。まぁ、それを提案する都度マスターに止められてきた訳だが。さて、この後のことは特に何も考えていない。夕食までの時間はあと1時間と少し程度、このまま膝枕を続け時間が来たら彼を起こすことに決めた。が、 )
──マズいな、今になって眠気が…今日は珍しく午前に起きた影響か…。( まだ20分程経った今、自分にもそこそこ眠気に襲われてしまった。この程度なら散歩なりして軽く体を動かせば問題ないとは思うが、この状況下の為難しい。何とかグッと堪えてみても、その反動で大きく体を動かしてマスターを起こしてしまう恐れもある。「時間まであと1時間あたり。大丈夫、私なら問題ない…!」自分なら問題ないという自信を持ちこのまま耐え抜くことを選択した…その数分後、先程の自信から呆気なく睡魔に敗北し座ったまま寝てしまい、時刻も夕食の時間まで容赦なく迫っていき。)
ん…っ。
(眠りについてからしばらく経ち。夢現の意識が現実へと引き戻されると目をひらけば、そこには深い蒼のドレスの布が視界いっぱいに広がっていて。未だ微睡みを揺蕩う意識の中で必死に状況整理をしていると、メリュジーヌに膝枕をされながら眠りについたことを思い出して。であれば、眠っている間に無意識に寝返りを打った結果、顔が相手の方に向き、今の状況なのだろうと冷静に把握して。乙女の膝の上でなんと行儀の悪いことをしてしまったのだと目を覆えば恐る恐る頭上の相手を見上げて。茶目っ気のある相手のことだからどんな言葉を紡がれるのだろうかと覚悟していたのだが、いつまで経っても相手の声は聞こえず、どうやら相手も同じく眠りについていたようで。そういえば、今日の相手の活動時間はいつもより早かった気がする。その分の睡魔が今になってきたのだろうか。相手を起こさないようにそっと頭を上げて身を起こせば、気持ちよさそうに眠りについている相手を起こすには忍びないと、これまで膝を貸してくれていたお礼と相手の身をそっと寝かせて今度はこちらが相手に膝枕をしてあげて。)
「(夕食は…今日は遅めにしようか。)」
(マイルームの時計を見れば、いつもなら既に夕飯を食べている時刻をゆうに過ぎているが、膝の上の妖精騎士の安眠を守るためにも、一緒にカレーを食べる約束を果たすためにも、今日は少しだけ時間をずらすことにして。これは後で赤いアーチャーに小言を言われるなと苦笑しながら、相手のきめ細やかな銀髪を梳かすように頭を撫でていれば、突然マイルームの扉が開いて。『マスター、既に夕飯の時刻は過ぎているぞ。早急に食事を済ませてもらいたい。』と、入ってきたのはカルデアの食堂の番人、赤いアーチャーことエミヤであり。大きめの声で入ってきたためか、膝の上の相手を起こしかねないと「(し~っ)」と己の鼻に人差し指を当てるジェスチャーをして。状況を察したエミヤは『(す、すまない…。)』とひそひそ声で話し始めて。「(本当は僕が寝てて、夕飯の時刻になったら起こしてくれるって言ってたんだけどね、寝ちゃったみたい。)」と、改めて状況を説明して。)
『(なるほど。しかし、こうしてみると騎士などではなく姫のようだな。)』
「(本当だね。頼りになるのは間違いないんだけど。)」
『(マスター、夕飯はどうする。他の英霊も君のことを探していたぞ。)』
「(メリュジーヌが起きてから行くよ。もし、なかなか来なかったら二人分のカレー用意してくれると助かるな。)」
(と、二人で妖精騎士を挟んでひそひそ話しを続けており、『(承った。遅くなるようだったら、ここまでデリバリーしよう。英霊たちにもこちらで話をつけておく。)』と、エミヤなりの気遣いをしてくれて「(うん、ありがとう。)」と、その心遣いをありがたく受け取って。『(それでは失礼する。精々、今は眠り姫を守る騎士に徹することだな。)』と、笑みを浮かべながら去り際に茶化されると「(エミヤ…!)」と膝の上の相手を起こさないように、抗議の声を上げて。)
ん、…んん…ッ。( 眠ってしまってからどれだけ経ったか、微かに聞き覚えのある声と何かの音で閉じてしまっていた瞼を開いた。まだ視界がハッキリせず、ぼんやりとした状態で今の状況は読み込めていない。「(あれ…私は、何をしてたっけ…?確か…。)」と何とか思い出そうとする。どちらかと言えば、自分は寝起きが悪い。早朝に起きることなど稀で、いつもは午後になってようやく起きるといったのが日常だ。少しずつ目に映る景色もハッキリと見えてくる。その景色の内容は何処か誰かの部屋で、自分の部屋じゃないことはすぐに気付けた。意識が途切れる直前の記憶を戻そうと必死に頭を動かし、「(戦闘訓練、それから陛下と会って…それで、後は夕食まで──そうだ、夕食の時間になったら眠ってしまったマスターを起こさないと、ってトコで寝てしまったのか。)」と、何とか思い出すことができた。結局眠ってしまったがそれも大体1時間ほど、恐らくまだマスターも寝ていることだろう。だったら約束通りにそろそろ起こさなければと思い横にしていた体を戻そうと視線を天井に向けた、その時だった。次に見えるものが天井だけと予想していたのが、何故か天井の前にマスターの顔が見えた。アレ?とこの状況の理解が追い付かず、呆然としてしまった。まだ彼は寝ている筈、なのに何故起きているマスターの顔が見えるのだろうか。そもそも自分は先程で彼に膝枕をしていた筈だった。どうしてを繰り返している次第に、この謎も次第に晴れていく。これはまさかという嫌な予感も次第に出てきた。相手はまだ寝ていると寝惚けながらそう思い込んでいただけ、本当は既に起きていた。そして部屋の枕とは違ったこの感じ、ここでようやく寝惚けていた状態から完全に覚め、今の自分の状況を完全に理解して。)
──わかってるよ、マスター。うん、ただ今は何も言わないで欲しい。…あ、いや…でもただ一言だけ。…おはよう、マスター。よく眠れた?( 片手で顔を隠しながら、理解した状況を受け止めようと必死になる。それでも目覚めの挨拶はしっかりしておきたいと思って、やや小声になりながら、そして顔を隠していた手を退け笑顔で"おはよう"の言葉は口にできた。「…因みに、夕食の時間はもうとっくに過ぎてしまった、のかな。」と時計を見ればわかることを、わざわざ彼から確認しようとして。)
うん、おはよう。メリュジーヌ。
(膝の上からくぐもったような声が聞こえると、どうやら眠りについていた姫が目を覚ましたようで。片手で顔を隠しているのはこの状況に恥ずかしさを感じているからなのだろうか。隠れていた顔が現れ、笑顔を浮かべながら問いかけられると「うん。とっても。」と、やはり人肌の暖かさというのは安眠を招くらしく、おかげで快適な休息を得ることができたと感謝して。「メリュジーヌも、よく眠れた?」と、こちらとしては初めて人に膝枕をしたのでこれでいいのだろうかと心配して。)
過ぎちゃってるね…。誰かが寝過ごしたから。
(と、相手が夕食の時間まで休むといいと言ってくれたのだからこちらは信じて眠りについたのにと、いつも相手に心をハラハラさせられてばかりなので、仕返しにとチクリとした言葉を返して。するとそこにマイルームのドアが開く音が聞こえてくると『マスター。約束通り二人分のカレーだ。む?お邪魔だったかな?』と、相手が眠っているうちに交わした約束を果たすために二人分のカレーが載ったお盆をもったエミヤが入ってきて。『邪魔者はさっさと退散することにしよう。洗い物は気にしなくていいからゆっくり食べたまえ。』と、いらない気を利かせて足早にマイルームから出ていく相手にま「うん、ありがとう。」と、見送って。「エミヤに持ってくるよう頼んでおいたんだ。食べれる?」と寝起きにカレーは重いだろうかと心配しながら膝の上の相手に問いかけて。)
そっか。うん、それなら良かった。私の膝枕も陛下とは引けを取ってないだろう?( フフン、とよく眠れたと答えた相手に対して、いつもやって貰ってるであろう陛下にも負けてないと自信げにそう言って。そして彼からも睡眠はよく取れたのかと聞かれ。「…ふ。そうだね、よく眠れたよ。どうせなら、このまま次の日まで眠ってしまいたいくらいに。」と微笑みながら満足だったと答えた。どうやら相手の様子からして膝枕をする側になるのは初めてだったみたいだ。…まぁ、こちらも膝枕をされたのは初めてではあったが。)
ぐ。は、反省はしてるとも…勿論。( 相手の言葉がチクリと刺さり、グヌヌと唸りながら反省はしている様子。言い訳の言葉も用意しているが、それを使う気にはなれなかった。今回は此方に非がある、素直に反省と謝罪の言葉だけを使うことに。と、そんなやり取りの最中に部屋の扉から誰か入ってくる。その正体は主に食堂でよく見るあの赤い弓兵だった。その者の両手には2人分のカレー、といったこの状況に理解が出来ずポカンと首を傾ける。マスターはどうやらこうなることをわかっていた模様、そしてその来訪者は早々と部屋から出て行ってしまった後でマスターからこれらの事情の説明を聞けば。「成る程、そういうこと。後で私からも礼を言っておくかな…ん、そうだね。マスターがあーんってしてくれるなら食べれるかなぁ?」と彼からの問い掛けに対してそんな要求をぶつけてみる。そして返事を待たずにヨイショと彼と向かい合う様に座り直し、ジーっと相手の方を見つめて。早くしないと冷めちゃうよ?と急かす様に一言付け足して。)
(先刻のモルガン女王との一触即発により、相手が知らない間に女王に膝枕をされていたということを知られてから対抗心を燃やしているようで、なんだかまた新しい火種が出来てしまったようなと苦笑をして。初めて誰かに施した膝枕はどうやら成功だったようで、相手が一晩それで眠ってしまいたいなどとまた歯の浮くような台詞を述べれば「陛下に見られたら怖いなぁ。」と、その状況を想像しながらまたあの女王も女王で対抗心を燃やしそうだと冷や汗をかいて。)
(向かい合うように座りなおした相手が空腹でないからというわけでもなく、寝起きで重いからというわけでもなく、食べさせてくれるのなら食べると甘えてくると、成程、そう来たかと戸惑ってしまい。まるで恋人同士がやるような(相手は一方的にそう思っているが)その行為に躊躇いが生じ、どうするかと考えあぐねていれば相手から急かされるような一言に背中を押されると「しょうがないなぁ…。」と、仕方がなさそうに、されど嫌そうにはしておらず、ベッドから立ち上がってカレーの置かれたテーブルに二人で座りなおして。ほかほかと湯気の立てるカレーをスプーンで一掬いすれば相手に向けて「あ、あーん…。」と、まだ多少恥ずかしそうにして。)
あはは、確かに今見つかったら…次は大変かもね?( 何てまるで他人事の様にケラっと笑いながらそう呟く。ただ怖いと彼は言うが、そんな相手によく先程の様に怯まず押し切れたものだと思う。単純に恐れ知らずなのか?いや、それは違う。それだけでモルガンの圧に怯まない理由にはならないだろう。ならば他に、と考えていた途中「…と、すまない。勝手に考え事をしてしまってた。とにかく、陛下には引き続き気を付けないとね…?」無意識に考え事をしてしまってたことにハッとし、今は一旦それらの答を探すのを辞めにした。)
あーん──んっ、やっぱり美味しいね、此処のカレーというのも。( 口許に向けられたスプーンをパクリと一口。甘さと辛さもどちらかには偏っていないなど、カルデアの出す食事はどれも味の評価は良い。そうカレーを味わっている際にチラリと相手の様子を見ると、どうやら少し恥ずかしそうにしているその様子に、クスリと可笑そうに笑った後「じゃ、今度は私の番だね──はいッ、マスター。あーん。」と今度は自分のカレーからスプーンで一掬い、火傷してしまわない様に軽く息を吹き掛けてから彼の方へと向けた。自分としてはごく自然な流れだ、して貰ったから自分もする。恋人同士なら尚更のことだろう。そこに悪意などは一切無い、ただ彼にもカレーを食べて欲しいと思った、それだけだ。)
い、いや俺はいいよ…。
(相手に対して向けたスプーンにぱくりとくいつかれ、カレーを味わっているとやはりカルデアキッチンでは今日も変わらず美味しい料理を作っていることが伺えて。相手の要求を飲むためにこちらの食事を差し置いて相手に食べさせたため、早速こちらも一口目を頂こうかとしていると、聞き捨てならない台詞が聞こえてきて。ハッ、と己のカレーから相手へと視線を向ければそこにはスプーンに掬われたカレーを冷ますように息を吹きかける相手がおり、その様が妙に色めいて見えてしまったらしく、頬を赤らめて。そしてお返しとばかりに相手の皿から一掬いされたカレーを向けられれば、魅了から覚め、呆然としていたためか思わず上記のように遠慮して。しかし、相手の瞳にはからかいなどの色は灯っておらず、ただ純粋に食べて欲しいといった表情を浮かべているようで、ぐぬぬと葛藤に苛まれていればしばらくして根負けしたようで「あ、あーん…。」と相手から向けたスプーンに食いつき)
美味しい。
(/今更ながら一つご相談なのですが、藤丸立香の一人称はどうさせましょうか?「俺」とも「僕」ともなんだかしっくりこなくて、主様のご意見を伺いたいです。)
ふふ、だろう?…って、マスターはこの味にはもうお世話になってるのかな。( 素直な味の感想を聞けば、自分が作った訳でも無くとも嬉しく感じられた。自分が美味しいものだと感じたのを相手も同じくそう感じてくれているからか、共通の感覚を持てることは嬉しいものだった。「…普段は一人だから、こんな感じにマスターと一緒に食事をするというのはまた違った感覚がするよ。美味しいし、楽しい。」と、無邪気に笑い掛ければその後はこの時間を楽しむ様に食事を進めていった。先程の恋人行為は一度だけで満足なのかと聞かれると、ハイとは言えない。ならこの後も続ければいいとは思ってたしそのつもりではあったが、彼の様子を察してかこれ以上は止めておいた。こういったことはまだ不慣れであることなど一目でわかる、確かに実際にやると自分も少し恥ずかしいといった感じはあった。気付かれない様にと振る舞ってはいたが、もしかしたら続けていたらバレてしまってたかもしれない。お互いの為にも敢えてあの行為は此度一度きりに。)
──ご馳走様っ。うん、満足な一日だったかな!( 食事が終わり空っぽになった皿の前で両手を合わせ軽く頭を下げ、そして今日を振り返れば満足げな様子で色々と充実してたと感想を述べる。「マスターはどうだった?」と少し顔をズイっと寄せ、素直な感想を聞かせて欲しいと微笑み乍問い掛けてみて。)
( / そうですネ…私としては"俺"が一番しっくり来てますかね。その2つ以外でしっくりくる一人称はあまり出てこないですねぇ…それかあまり一人称を出さずに進めるとかもアリ?かもです。あくまで此方の意見として検討して頂きたく! )
それは光栄だね。
(相手からもらったカレーを味わいながら咀嚼していると、無邪気に笑いながら今、二人でいるこの時間さえも味わっているかのような相手の発言を聞けば、己との時間をそこまで楽しんでくれていることに胸の奥がじんわりと暖かくなって。頬をほんのりと赤く染め、表情も緩めながら上記の様に述べれば「あぁ、ほら口についてるよ。」と、口元についた米粒とカレーをナプキンで拭ってあげればそこからはお互いに自分の分のカレーを食べ進めて。)
今日は…。
(空になったカレーの皿に向けて手を合わせ、完食の挨拶をすれば向かいの相手から今日の一日はどうだったかと問いかけられると、ふと天井を見上げながら今日一日を振り返ってみる。資料室から帰ってきたら相手がいて、相手のシミュレーションに付き合って、妖精騎士と妖精國女王の一触即発の場に居合わせて…。思い返せばはちゃめちゃな一日であったが退屈はしなかった。どたばたとした一日に思わず「ふふっ」と吹きだせば「面白かったよ。とっても!」と清々しい笑顔を浮かべながら自信満々にそう告げて。)
(/なるほど、了解しました!それでは極力一人称は使わない方向で、どうしてもという場合は「俺」を使わせていただきます!
これからどのように物語を展開させていきましょうか?)
ん──あ、ああ…すまない。( 口許に米粒が付いてたことは気付いてなかった、彼がこうして拭って貰わなければそのままだったろう。ついこの楽しい時間に気を取られていたのか、そんなことを考え乍も彼に感謝する…が、その行為に対して後々自分もやってみたいという思いが段々と染まり、食事中チラチラと相手に視線を度々向けるも最後までその機会はなく。「…お行儀が良いね、マスターは。」何て頬杖をつき乍、若干不貞腐れた様子でそんな一言を。/ )
──そっか!なら良かったよ。( 清々しい笑顔と共に出た言葉に嘘は見えなかったことから、相手も同じく楽しんでくれたことに満足げに頷く。「…さてと。気付けば就寝時間も近くまで、この皿は私が食堂に持って行くよ。で、私もそのまま部屋に戻ろう。…ホントならこのまま此処で明日の朝まで眠りたいトコだけど、ね。」何てことを呟き乍、両手に平らげられた2枚の皿を持ったままヤレヤレといった態度を取り仕方無くこの部屋から出ることを決める。これ以上は彼と長居すると"あの御方"から声を掛けられそうだ、ならばお仕置きを受ける前に撤退するのがお互いの為だろう。「じゃあお疲れ様、マスター。…あ、勿論寂しくなったら僕の部屋に来ても構わないからねッ。」と去り際に大きく手を張り、いつでも来訪は歓迎するということを残して出て行った。)
( / 今後はまた日常的な感じに進めるか、その場合は他妖精円卓の他キャラも交わる展開とか──それとも微笑特異点に突入するか。他の想定外的なトラブルでも構いませンよ!当然其方に良き案があるならばそちらも飲むのもアリかと! )
ん?まぁカルデアには王様がたくさんいるからね…。
(最後の一口を口に運び終わったあと、口の中を流すように水を呷れば目の前の相手は何故か不貞腐れているらしい。頬杖を突きながら放たれた言葉は純粋に受け取れば誉め言葉なものだから、相手の思惑に気付くはずもなく、上記の様にきょとんとしながら答えて。いった通り、このカルデアには本物の王様が多数存在しており、そんな相手を前に粗相は許されない。いや、許されないことはないだろうが米粒を口元につけただけで愉快そうにする王もいるため(特に英雄王と太陽王)そうならないためにもマナーのようなものが自然と身についてしまったかもしれないと述べて。)
うん、ありがとう。
(二人分の皿を持ち、マイルームから去っていく相手をこちらからも手を振り返しながら見送って。そうして一人になったマイルームで、眠くなるまで読書をしたりなどして過ごすが、昼に昼寝をしたためかどうやら今日は睡魔は遅刻してきているようで。時計を見れば就寝時間を10分ほど過ぎたころ。たまには夜更かしをしたって誰も文句は言わないだろう。そう自分に言い聞かせれば、マイルームを出て、目指すは竜の妖精騎士の部屋…と、その前に食堂へと向かい。たどりついた食堂には…やはりいた、赤いアーチャーが。)
「マスター、ホットココア二つ。」
『マスターは君だろう。』
(明日の食事の仕込みをしているらしいエミヤに、まるでバーテンダーに注文をするかのように、そして己がマスターであるのにそうおどけて言えば、やれやれと呆れたように返されて。『夜更かしは感心しないな。』と、チクリと小言を言われると「うん…昼寝したからなんだかすぐには寝付けなくて。」と困ったように微笑みながら自分でもどうしたものかと困っており。『仕方のないマスターだ。』と、仕方がなさそうに笑うエミヤが出してきたのはココアではなくホカホカと湯気を立てているホットミルク二つ。『ココアはカフェインが少量入っているから夜に飲むのはお勧めしない。何か飲むのならそれにするといい。』と細部まで気遣いを見せる相手に「うん、ありがとう!」と感謝をしながら受け取れば台所から出て行って。)
メリュジーヌ。起きてる?
(そうして二人分のホットミルクを持ってきたのは、竜の妖精騎士の部屋の前。マイルームから出ていくときに歓迎するとは言っていたがそれを真に受けて大丈夫だったのだろうかと心配しながらも、今夜はもう少し話し相手が欲しいと思い、ドアをノックしながら声をかけて。)
(/なるほど。今の話に区切りがついたら妖精騎士を出させてみたいですね。そのあとに微小特異点に赴く段落にしたいかなと!
想定外のトラブルであれば、二人で過ごしている時間にマスターLOVEめのサーバントを出演させてみたいですね…。例えばメルトなど…。)
…ふぅ、流石に疲れたな。( 二人分の食器を食堂に返した後に自分の部屋に戻ってきた。今日は楽しかった反動なのか疲れもそれなりにあった。このままベッドに倒れ込みそのまま眠りたいという欲はあったが、シャワーと着替えをしてからそうしようと決めその欲をグッと我慢して早速部屋のシャワーを使うことに──それから数分、いつもはあまり時間を使ってなかったが今回は無意識に少し長めに浴びていてしまった。さてそろそろ、と思っていた時、扉の先から自分の名を呼ぶ声が聞こえた。)
え──ま、マスター…ッ?あ、ちょっと待ってねすぐ出るから…ッ。( 声の主がマスターのものだと直ぐにわかれば、慌ててお湯の出るシャワーを止めて体を拭き、何か適当に着れるものを取り出して扉の前まで彼を迎える為にドタドタと移動してから。「…ッと。いらっしゃい、マスター?あはは。まさか本当に来るとは、ちょっと予想外だったかな…これは。うん、まだ起きてたよ。」と、先程までの鎧姿とは違ってこれといった特徴のない、自分の体よりもやや大きめなセーターを身に纏った姿で頬を掻き乍苦笑いを浮かべ相手を迎えては。「おや、飲み物までとは周到だね。じゃあ立ち話をさせるのは酷というものだし、早速入って入って。」ほらほらと素早く相手を自分の部屋に促す様にご招待、突然の訪問に驚きはしたが来てくれたことはやはり嬉しいといったご様子。にっこりと微笑み乍"それで、私に何か御用かな。それとも、ただお話に来てくれたり?"と首を傾げ問い掛けてみては。)
( / 承知しました!段落とトラブルの内容はそちらで試してみましょかッ。メルトは上手く出来ないかもですがガンバリマス…!
いえ、特に違和感も問題もありませぬ。寧ろもう少し此方からがグイグイいくように仕掛けるべきかと思っとります…! )
(ノックをした扉の向こうからはなにやらドタドタと、慌ただしい物音が聞こえてきていて。なにか都合が悪かったのだろうかと申し訳なくなりながら、扉の前でそわそわしながら相手の方から開けてくれるのを待っており、そうして開いた扉から見えたのは、普段の蒼と白のドレス姿でもなく、鎧の姿でもなく、まるで至福のようなセーターを身にまとった相手であり。よくよく見れば髪にはほんのりと水気をまとっており、頬にも赤みが滲んでいるところが確認できると、風呂上りであることがわかって。湯浴みの時間を邪魔してしまったことを悪く思い「ごめん、慌てさせちゃったみたいで。」と申し訳なさそうに眉根を下げながら謝って。)
うん、昼寝したからなんだか上手く寝付けなくて。
(相手の部屋に入りながら、相手が笑みを浮かべて問いかけてきたことに対して、まだ寝付くには時間がかかりそうなものだから”話し相手が欲しかったんだ。”と返して。その話し相手になぜ相手を選んだのかはあえて告げず、相手に促されるままテーブルに向かい合うように座り、早速エミヤから渡されたホットミルクを一啜り。ほんのりと感じる蜂蜜の甘さに「ほぅ…。」とリラックスするように一息ついては)
おいしいね、これ。
(/了解しました!メルトについては難しそうでしたら、ほかにやりやすそうなサーヴァントがいればそちらでも大丈夫ですよ!
そう言っていただけるとありがたいです。一つ質問なのですが、今はまだあいまいな関係性でありますが本格的な恋人同士にはいつ発展させましょうか?個人的に、微小特異点の際にどちらかを瀕死の状態にしてお互いの大切さを確認して…というようなシチュエーションがいいのではと思うのですが…!)
ううン、大丈夫さ。嬉しい想定外だしね、歓迎するよ。( 申し訳なさそうに謝る彼を前に、気にしてないと首を左右に振る。「あー…満足なおもてなし、ちょっと出来てないけどさ。」歓迎したのはいいが、マスターが来ることを全く頭に入れてなかった為に特にこれといったもてなしが出来ないことを苦笑いを浮かべ乍告げて。)
あはは、成程ね。うん、ならマスターの眠気が限界になる迄に話し相手を務めますとも──今度は先に寝たりしないから、ご安心を…?( マスターが自分を訪問してきた理由を聞けば、納得した様にクスリと笑って。その相手に自分を選んだのも、去り際に吐いていった台詞が原因なのか、そンな風に想像をし乍も此方からソレを聞くことはしないことに。そして彼の頼みもしっかり聞くことを約束する、眠気がゼロという訳ではないが限界に近くもない。今回はいつの間に寝てしまった、何て失態も起こさないと思う。彼と向かい合う様に机を挟み座り、彼からもう一人分のホットミルクを受け取り早速一口「うん、美味しいし…温まる。」甘さも丁度いいし、温まる。疲れを抜き取る一杯として最適なものだ。これを用意したのは恐らく彼だろうなと、カルデアに来てまだ周りより浅い自分でも察しがつく。)
…話し相手になるとは言ったけど、肝心の話題が見つからないな。うーん、こういう時の恋人同士としてピッタリな話題って何だろうね。( ホットミルクで両手を温めながら、ウーンと話題探しに頭を回らせては。「マスターは何かあるかい?」と相手からの意見も頼ろうと視線を向け、コテンと首を傾けて。)
( / リョーカイしました!動かすキャラについても今後考えさせて頂きマス
そうですね、関係性発展の起点はお相手様の展開で私も全く問題ないと思います!ではでは瀕死側になるのはその時の状況から決めましょうかッ、 )
急に押し掛けてきたのはこっちなんだし、気にしなくていいよ。
(相手は苦笑いを浮かべながらおもてなしが出来ないと述べるが、こんな夜分に訪ねてきたのはこちらの方。たとえ相手がいつでも歓迎すると言っていたとしても、レディの部屋に訪ねるというのはいささか不作法だったと反省しながら上記を述べて。)
(お互いにホットミルクを啜っていると、不意に恋人同士の話題とはと首をかしげながら問いかけられると「ング…っ!」と不意打ちに発言に思わずホットミルクを吹き出しそうになってしまい。まったくこの妖精騎士はと咳払いしながら気を取り直すと「そうだなぁ…。」とどんな話題がいいだろうかと天井を仰ぎながら考えて。約十秒ほどたてば、どうやらそれらしき話題が見つかったらしく、視線を戻すと「恋人同士の話題…かはわからないけど、メリュジーヌはさ、この旅が終わってもし座に還らなくなってもいいことになったらどんなことがしたい?」と、もし、相手が英霊としての使命を全うしたあと、英霊としてではなく、一人の少女として、ひとつの命としてなにかやりたいことなどはあるのだろうかと問いかけてみて。)
(/申し訳ありません。某感染症を発症してしまい返信が遅れてしまいました…。主様もお気を付けくださいませ。
提案を採用いただきありがとうございます!また何かありましたらその都度相談させていただきます!)
ふむ。どンなこと、か…うーん、そうだね。( 不意に此方から投げ掛けた問い掛けに対しての返事は、もしもの話題。英霊としての役目を終え、その後座に帰る必要がなくなりその後を自由に生きれるならどうしたいという質問に、うーんと少し考え、ホットミルクをもう一度啜った後「…ただ普通に、ヒトの様に過ごしてみたいのはあるかな。」と答える。ただ普通に、例えるならば人間の様に過ごすことには多少の興味はあった )
って、ちょっとベタな回答だったかな?でも実際興味はあるンだ。戦う必要がなくなった私はどうなるのかなー、って。( あはは、と頬を掻き乍苦笑いを浮かべ、回答としては普通過ぎたものだったと感じ面白い返事が出来なかったことに少々申し訳なさを感じては。「私も想像つかないな。平凡に、平和に生きる…何てさ?」フフ、と静かに笑った後、視線をホットミルクから相手の方へと向けては。「…マスターは、やっぱりこの旅は早く終わらせたいとは思ってるのかい?」と、彼からの質問に今度は此方からも一つ問い掛けてみる。人類最後のマスターとして役割の重さから、逃げ出したいとか早く終わらせたいとか思っているのかと、ジッと見つめたまま彼からの返事を待つ )
( / 某感染症に…今でもまだしぶとく残ってやがりますからね、私も一度最近掛かりましたがッ。お体にお気をつけて、お大事にです!)
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