常連さん 2022-08-28 08:17:00 |
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…お、やっと起きたか。おはよう。ハル。
( 朝から部屋の掃除などを済ませ、ゆっくりとリビングのソファーで本を読みながら寛いでいたところ、日も高くなった今ようやくこちらに顔をだした相手を見て、にっこりと笑い。「何か飲むか?」と尋ね立ち上がると、ふと彼の寝癖に気付き、そっとその寝癖の部分を撫でて。)
( 相手を見つけ“おはよう”と挨拶を返せば、相手からの問いにこくりと頷く。髪を撫でられてからようやく寝癖の存在に気付けば、自分でも手櫛で整えて。)
… 流石。ノアは休みでも早起きだね。
( 飲み物を取りに行ってくれる相手に雛鳥のごとくひっついて行きながら部屋の中を再度見渡せば、既に綺麗に掃除されており感心しながら上記を呟いた。)
ん?あはは、癖でな。早く起きてしまう。
コーヒーたてたけど、カフェオレでも用意するか?
( 寝癖を直す姿ですら可愛いと思ってしまうのだから重症だ。早起きの事を言われれば、小さく笑いながら。朝型人間のため、自然と太陽が上ってくる時間に目が覚めてしまう。朝一でたてたコーヒーがあるが、甘党な相手にはカフェオレでも用意してやろうかと尋ねてみて。)
俺には無理。仕事がある時以外は寝てたい。
( 相手の返答を聞き、カフェオレに頷けば、ふぅんと鼻を鳴らしながらそう言って。早起きができない訳では無いかどうも朝は苦手だ。かといって相手にばかり家のことを任せるのも申し訳ないので、たまには早くから起きねばとは思っている、一応は。
相手からカフェオレを両手で包むように受け取ればお礼を言って、顔には出ずとも嬉しそうにソファへと腰掛けた。相手の入れるカフェオレは美味しくて好きなのだ。)
ははっ、ハルは夜型だからなぁ?
( 相手の言葉にはクスクスと笑いつつ、いつものように淹れたてのコーヒーと牛乳、砂糖などを混ぜ合わせてカフェオレを作ると相手に渡し。自分も愛用マグカップにコーヒーを入れて、先程同様ソファーに戻ると相手の横に腰を下ろし。コーヒーを一口飲んで、一息。)
そう。だから、今度早朝の任務があったらノアに任せる。
( 自分も隣に来た相手と共にカフェオレを1口飲めばふぅと息をついて、冗談交じりに上記を述べた。
任務は不規則だし、早朝の場合もあらば真夜中のこともあり極端だ、だからこそ健康的な生活を送れる相手は凄いと思う。
そんなことを考えつつ、そういえば とまた言葉を続ける。)
盗聴器とインカム治した。次からちゃんと使えると思う。
一緒に頑張って起きないと、な?
あぁ、ありがとう。さすがハル。
( 冗談にはまたクスクスと笑って。相棒がいないと仕事にならないと思うと、頑張って起きようと励まし。ふと壊れていたものを修理してくれたと言われれば、さすがだと誇らしげに笑って。)
はいはい、分かってるよ。
まぁ、早起きはできない代わりに夜更かしは得意だから。
…今日は何も仕事ないよね?お昼、食べにでも行く?
( 励ましの言葉を聞けば、肩を竦めて笑いながら返事をして。続け様に、夜に篭って作業をする方が合っていると自分でも思いつつ、褒められて少し照れくさそうにもう一度コップに口をつけた。
そして、晴天模様の空を窓から覗けば久しぶりの休日だし外出でもしようかと珍しく提案してみて。 )
そうしようか。デートだな。
( 珍しく相手からのお出掛けの誘いには少し驚きながらも、嬉しそうに顔を綻ばせて頷き。こんなゆっくりできる休日も貴重なため有意義に過ごさないと、と思い。そうと決まればさっそく用意しようと立ち上がる。)
( 顔を綻ばせる相手を見て、フッとこちらも頬を緩ませれば、相手の発言は否定せずに自分も準備するかと立ち上がる。
自分達は恋人同士ではないが、仕事を初めてからずっと一緒にいるし、住む家も一緒だし、相棒という言い方を変えれば、まぁそうも見えるのかもしれない。)
俺のダーリンはオシャレだからなぁ、何着ていこう。
( 再度自室へ向かいながら、今日は機嫌が良いのか楽しそうに上記を述べる。相手がデートなんて言うものだから少しは身なりに気を使うつもりらしい。 )
( ご機嫌そうな相手を見てこちらもにっこり笑うと、相手の言葉に合わせてそのように返す。実際シンプルな服装を好む彼だが、それもよく似合っている。)
ハニーは何を着ても似合うから、何でもいいさ。
( 鼻歌交じりに自室へ向かうと、紺のスラックス、白のTシャツに紺色のジャケットを羽織り。最後に伸ばした髪を後ろでひとつにまとめる。先に1階まで下りて、相手が用意できるまで先程いれたコーヒーを飲みながら待ち。)
( 自分から言っておいて相手から返されると少し照れたのか、目を逸らしてそのまま自室へ。
暫くクローゼットの中身とにらめっこをすれば、黒のスキニーと大きめの襟なしシャツ。黒の長いベストを着ると、ピアスと寝癖を再度チェックしながら相手の元へ。)
お待たせ…、変じゃない?
( 先に準備を済ませコーヒーを飲む相手をみれば、自分には無い色気を放つ姿に羨ましいやら悔しいやらで謎の腹立ちが湧く。決して嫌いではないが。)
変じゃないよ、かわいい。
( コーヒーを飲んでいる間に横に来た相手の質問には、きょとんとした表情を。そして、相手の姿を上から下まで眺めて頷くと感想を述べる。自分より年下ではあるが、本当に若く見えて羨ましいなんて思いつつ、立ち上がると「じゃあいきますか?」と声をかけて。)
…そこはかっこいいって言えよ。
( 可愛いと感想を告げられば、照れ隠し混じりにそんな事を呟いて。そして、次の言葉に此方も頷くとベストのポケットに両手を突っ込んだまま玄関へと向かい外へ。)
ノア、何か食べたいのある?
いつも掃除とかしてもらってるし、ノアの好きな所でいいよ。
( 陽の眩しさに目を細めながら隣の相手へ視線を移すと、そのまま上記を述べた。)
んー…そうだな。
じゃあ、俺のオススメの店に連れてってあげる。
( 外はとてもいい天気。絶好のデート日和だなんて、また冗談めかしたことを言えば、歩き始める。店は任せると言われると、少し悩んでから、時折利用させてもらっている洋食店を思い出し、そこにしようと決めて。)
デートに相応しい店かどうか、俺が採点してやるよ。
( 冗談交じりの言葉を聞けば、肩を竦めてこちらも上記を返す。相手は、この手の言葉を外部でも平気で口にするため時々驚かされたが、今となってはすっかりと慣れたもので自分もとぼけながら返すのが日常茶飯事だ。
それにしても、こうしてゆっくり外食に出かけるのも久しぶりだなんて考えながら、案内してくれる相棒の隣を歩いていく。)
おっと、ハルの採点は厳しそうだな。
でも、きっと気に入ると思う。
( まさか相手にそう返されるとは思わず、でも楽しそうに笑いながら。自分がオススメする店だ、きっと相手も気にいるだろう。細い路地を進んでいくと、あまり目立ちはしない場所にレトロな雰囲気の店。「ハニーどうぞ」と、彼女をエスコートするかのようにドアを開けると、店内は狭めではあるが綺麗な内装で。)
…へぇ、こんなところにあったのか。
まさに“ スパイの隠れ家 ”みたいな店だな。
( 相手について行きお店へたどり着けば、落ち着いたレトロな店外に上記を呟いた。こういう雰囲気の店は嫌いではないし、寧ろ好きだ。
ドアを開けてエスコートされれば、“どうも”と肩を竦めて笑いながら店内へ。控えめに流れるジャズの音に、綺麗で昔ながらの内装には彼の言う通り気に入った様子で。店員に席へと案内されると、さほど表情には出ないが嬉しそうにメニューを眺めてみる。)
そ、隠れた名店ってやつ。
( 相手と共に席につくと、思ったよりも店を気に入ってもらえたようで少し安心する。頬杖をつきながら、メニューを選ぶ相手を眺めて、にこにこ微笑み。自分は来なれているので、メニューを見なくても大体選ぶものは決まっていて。)
( 暫くメニューをペラペラとめくりどれにしようかと真剣に悩んでいると、ふと視線を感じで顔を上げる。)
…….見すぎ。
ノアは頼むもの決めてるの?
( 顔を上げると、微笑みながら此方を見つめる相手と目が合って、呆れたように笑いながら一言返した。
そして、メニューを開かない様子をみれば、もう頼むものが決まっているのだろうかとそのまま質問し、運ばれてきたお冷を一口飲む。 )
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