真夜中のピエロさん 2022-08-04 18:44:32 |
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>フォギイ・マクスウェル
……変わりましたよ。人を沢山殺せるようになって、痛みも何も感じなくなりましたから。
(唇を重ねられても目を閉じることはせず、じっと彼を見つめたままで。唇が離れれば、自分は変わらないという言葉を否定する。師匠に技術を教わるうちに感情も痛みも感じられなくなったことを告げて。)
>城崎晴人
…よし!ボス撃破!
(クエストのボス戦まで行けば、彼の手をあまり借りずに突破することが出来た。少しだが、自分の成長を感じることが出来、笑みがこぼれてしまう。嬉しい気分のまま「ありがとうございます!」とにっこり笑った顔文字まで付けて返信し)
>ヴィンセント・サリバン
それは…迷惑になるんじゃないか?ヴィンセントに部屋を借りているのに、余計に手間をかけさせてしまう…。
(ありがたい言い出しだが、部屋を借りている上に自分の世話までかけてしまうのは申し訳なくなり、眉を下げて)
…ううん、変わらないよ。きみは、何も変わらない。
(彼は静かに首を横に振り、男の瞳をもう一度覗き込んだ後独房を出て行き)
…やるじゃん。
(前よりはサポートもせずにクリアできた相手に薄く笑いながら「凄いですね」とメッセージを送り)
…気にするな。
(首を横に振ると相手の言葉を否定し)
>フォギイ・マクスウェル
…なぜ君は、そんなことを言えるんですかね…。
(彼が出ていく後ろ姿を見ながらポツリ、と呟いて。子どもの頃とは違うのに、自分は変わっていないなんて言えるのだろうか。不思議な思いを抱きつつ、窓の外をじっと眺めてその日は過ごして)
>城崎晴人
えへへ、褒められたー。
(ポンっと軽快に送られてきた自分を褒める言葉に頬を染めると興奮したように足をバタバタさせて。ルンルン気分のまま次に行ってみたいクエストを送ってみて)
>ヴィンセント・サリバン
……じゃあ、仕事がない時は…頼みます。
(うろうろと視線を惑わせると、決心したように緩く頭を下げてお願いして)
……
(自室に戻ると本を読み始め、ゆっくりと頁を捲り)
…あー…これね。まあチョロいっしょ。
(次のクエストの難易度を見てはそう呟き、楽しげに笑って「いいですよ」と送り)
……分かった。
(男は静かに頷いて食べ終わった食事をシンクに突っ込み)
>フォギイ・マクスウェル
……朝ですか。
(時々微睡みつつ、意識は常に独房の外に向けて人の気配がすれば目を覚ましていた。そうしていればいつの間にか外は明るくなっていて、ぽつりと呟けばいつ自分の処罰が決まるのか気になり。まだ決まってはいないだろうがいつか決まる未来を考えながら壁に埋め込まれている通気口を眺めて)
>城崎晴人
良かったー、頑張ろう。
(自分が送ったリクエストは難なく承認されたようでほっとして。自分が希望したクエストに進もうと画面をタップして)
>ヴィンセント・サリバン
そしたら今日はお仕事どうなんです…?
(自分の分のリゾットを皿に盛り付けてもそもそと食べ始めれば恐る恐る聞いてみる。仕事があるなら心配させないようセーブするし、休みならば見張ってもらう段取りをつけなければと考えていて)
……おはよう。
(独房に顔を覗かせ、朝食の乗ったプレートを男の前に置いて)
…マジか、亜種じゃん。
(クエスト中、敵モンスターが進化するレア現象に遭遇して興奮しており)
…今日は、休みだ。
(男はそう答えてソファに腰を下ろし)
>フォギイ・マクスウェル
おはようございます。美味しそうな朝食ですね。
(扉が空いた音に顔を向け、挨拶を仕返し。手錠がついたままだが、食べる分には問題ないだろうと注意しながらパンを持ち1口分ずつちぎって口に入れ)
>城崎晴人
えっ、わ、わ。この時はこうすれば良いのか…?(滅多に出会うことのないレアな現象に戸惑い、どう行動すれば良いのか悩む。まだ自分は出会ったことがなかったため、どう反応すればいいのか疑問しか無かった。そのため、彼の邪魔にならないよう動いて)
>ヴィンセント・サリバン
あっと、じゃあこの後…お願いします……?
(朝食を食べたあと、少しシャワーを浴び、それからまた絵を描き始めようと考えていた。なるべく今日中に完成させたい思いもあり、モデルとなる彼が近くにいるならそれも早いだろうと考え、戸惑いながらもお願いして)
…きみの処罰が決まったよ。
(男が朝食を食べ終わるのを見計らい、そう声を掛ける。「…僕のところで預かり処分だ。」と言って)
…おし、いけるな。
(器用に攻撃を積み、モンスターにダメージを与え9
…ああ。
(男は軽い調子でそう言うと腕を組み)
>フォギイ・マクスウェル
随分と軽い処分ですね。死刑になると思っていたので脱獄の手段まで考えていたのですが……無駄骨ですか。
(満腹、とまではいかないが程々の満足感は得られ口の端に付いたソースを指で拭って。食事後、彼の口から告げられた処罰に思わず目を丸くして。彼の預りということは命の保証はされたということで、死刑か無期懲役くらいの重いものでは無いことに気が抜けたように息を零して)
>城崎晴人
とりあえず援護…!頑張れー!
(自分が出来ることと言えば彼を援護することで、キャラクターを今日に動かし彼に攻撃力と守備力アップの支援をして)
>ヴィンセント・サリバン
……シャワー浴びてくるので、休憩しててください。(リゾットを食べ終えるとシンクに浸け、シャワーを浴びてくることを伝えて。あまり長く待たせては申し訳ないと汗を流すようにざっと浴びてから出ると「お待たせしました」と言い)
……僕だって知らない。
(彼はそう呟いたあと、「上の指示だよ。知ってるなら君が管理しろ…って。体のいい責任転嫁だ。」と嫌そうに漏らして)
…おっし。疲れた~…
(サポートもあってか無事モンスターを倒し、報酬画面になったのを確認するとゲーム機を投げ出してベッドに埋もれ)
……待っていない。
(男は先程と微塵も変わらない姿勢のまま、相手を待っていて)
>フォギイ・マクスウェル
ふふ、君のことが嫌いな人も上層部には居るんですね。
(彼が嫌そうな顔をするのを見て、そんな顔もするのかと面白そうに笑って。ふと、彼の軍服に視線を向けては眉を寄せ「君の預りになるということは軍警察の狗になれということですか?それはお断りしたいのですが」と低い声をだして)
>城崎晴人
ふはぁ~クエスト完了ー。
(彼がボスを撃破すれば達成感に満ち溢れ気の抜けた声を零して。自分が倒した訳では無いが、サポートをした甲斐があったとぽやぽやとした幸福感に包まれて)
>ヴィンセント・サリバン
えっと…じゃあどうぞ……?
(元々は彼の部屋であるため招くと何だか変な気持ちになり首を傾げてしまう。だが、そのまま部屋に招き、彼が座るように椅子を勧めると自分もキャンパスに向かって座り色を塗り始めて)
……人手は足りてる。
(彼は首を横に振った後、「…言い方は悪いけど、飼い殺しにしろってことなんだと思うよ。」と呟くように)
…あ、ヤバ。
(しばらく寝落ちしていたようだが、起きると相手にメッセージを送り)
…
(男は無言で頷くと椅子に腰を下ろし、ぼんやりと窓の外を見つめていて)
>フォギイ・マクスウェル
そういう事ですか…ふふ、ではそれもお断りします。生憎僕は家畜では無いので。
(軍警察は自分を死ぬまで彼と一緒に居させるつもりだと、何もやらせないまま家畜のように殺すつもりだと理解すれば目だけ弧を描かせて。「飼い殺しにされるくらいなら脱獄させてもらいましょう。ここも飽きました」と告げて)
>城崎晴人
……あ、メッセージ来てる。
(クエスト達成後少し画面を見ていたが反応がなく、寝落ちでもしたのかなと考え、夕飯とお風呂を済ませて来て。頭を拭きながら部屋に戻れば携帯がメッセージが来てることを知らせていて画面を見て)
>ヴィンセント・サリバン
そっか…ここをこうすれば……。
(色や構図に迷ったら窓の外を眺める彼の姿を視界に入れてまた考える。ぼーっとしている姿でも絵になっていて、いつかこんな絵も描きたいなと考えながら構想が決まると絵に集中して)
…逃がすわけにはいかない。
(彼は静かな声でそう告げ、男の顎を掴み上げては「…きみは、僕の預かり処分だ。僕にはきみを預かる義務がある。」と今にも撃ち殺しかねない瞳で額に拳銃を突きつけ)
…やっぱ同じ学校のやつだったりして。
(やり取りの中で漂う学生臭に嫌な想像をしつつ、「今日はありがとうございました。よければ明日オフ会あるんですけど、そこで会いません?」と恐る恐るメッセージを送って)
…
(男はしばらく窓の外に目線を向けたままだったが、ひらりと舞ってきた蝶を見つけると手を伸ばし、指先に止まったそれを眺めていて)
>フォギイ・マクスウェル
それはそちらの都合でしょう?僕がそれに付き合う義務はありません。
(じっと彼の目を見つめれば淡々と答える。額に突きつけられた拳銃の冷たさと硬さを恐れる様子はなく、自分の意見をただ突きつけていた。手錠を嵌められた手で顎を掴む手と拳銃を持つ手を振り払えば「僕を逃がしたくないのなら拘束具でも使えばいい。こんな手錠は意味は無いのですよ。……ほら、こんな風に」と述べ手首を一時的に外し手錠から手を抜いてみせ)
>城崎晴人
オフ会…うーん、行ったことないけどチャレンジしないとなー…。
(オフ会の文字に、まだ未経験なことを考え首を傾げる。行ってみたい気はするがどんな事をすれば良いのか分からないのも本音で…だが、彼がいるなら何とかなるだろうと思えば「初めてで不安ですが、お願いします!」と返答して)
>ヴィンセント・サリバン
……よし、出来た。
(最後の一筆がおわり、完成した絵にほっと息をはいて。納得の完成度に満足して、彼に声をかけようとしたが蝶々を指に止まらせている姿に、無意識にスケッチブックと鉛筆を手に取るとガリガリと描き始めて)
…そう。じゃあ遠慮なく。
(彼は普段の彼らしからぬ冷めた瞳で男を見下ろすと振り払われた拳銃を持った手で男の両足を躊躇なく撃ち抜き)
…マトモな服買うか。
(オフ会への参加を了承する返事が返ってくると自分の服に目を遣り、財布片手に大衆向けファッションショップに繰り出して)
………終わったのか?
(しばらく指先で輝く蝶を眺めていたが、やがてそれがひらりと逃げてしまえば相手の方を振り向いて)
>フォギイ・マクスウェル
言ったでしょう。僕は痛みを感じないんですよ。
(足を撃ち抜かれても眉を寄せることなく、ただ淡々と言い返す。何かで貫かれた感覚はしたが痛みはなく、打たれた箇所は熱を持ったような気がしていた。近くにあった毛布を掴めば彼の視界を遮るように被せ、自分の姿が見えなくなった隙に横を走り抜け独房の外に出て)
>城崎晴人
えっと、オフ会の時間はっと……。
(誘われたからには遅刻しないようにしなければ…とオフ会で集まる時間や集合場所を確認して。友達と遊ぶことは何度も経験しているのに、初対面の人と会うことにこんなにも胸が踊るのは初めてで口角が無意識に上がってしまう。頬が熱く、くふふ、と笑い声を零しながら明日を待って)
>ヴィンセント・サリバン
待って、動かないで。そのまま。
(瞳の表面が乾いて少し傷みを感じてしまうほど彼を見つめてはスケッチする。自分の方に彼の顔が向いて終了の確認をしてきたが、まだ終わってはいない。まだ描き終わっていないことを告げると、ページをめくる。まだまだ書き足りない気がして、手の横が黒くなるのも気にしないまま描き続けて)
……
(彼は黙ったまま溜め息を洩らし、拳銃の銃口を生真面目に拭きながら部下に「…逃げたよ、捕まえて」と指示を飛ばし)
…あ、いた…って、サイアク…
(翌日、何度目かのオフ会に到着して相手を探していると、やけに陽のオーラを放つ人間…悪い予感は見事に的中、クラスの陽キャで思わず溜息が)
……そうか。
(男は相手の言葉を聞くと頷き、また視線を窓の外に戻して)
>フォギイ・マクスウェル
…あぁ、今日もいい天気ですね。
(自分が逃げたことで館内はザワザワと騒がしくなった。物陰に隠れていれば自分を探す声が聞こえるが、血の跡を追って来る物音もした。途中でシーツのようなものを手に入れると引き裂いて打たれた箇所に巻き付け止血しつつ、建物の階段を昇って屋上を目指して。無事に着けば、煙草に火をつけ煙を吐き出しながら周囲を確認して)
>城崎晴人
あ、城崎くん。城崎くんもお出かけしてたんだ!
(集合場所に到着し相手を待っていれば学校で王子様と呼ばれる彼が見えて声を掛ける。彼がゲームをしているなんて予想していないため、買い物にでも来たのかと考えて人懐っこい笑みを浮かべていて)
>ヴィンセント・サリバン
……はぁ、描けた…。
(こちらを見る正面の顔や窓の外を見る横顔だけでなく、腕や足、胴体まで部分的に描き分けて行く。一通り描き終わればはぁ、と息を吐くと腕の疲労感と共に、満足するまで描くことが出来た達成感に胸が暖かくなる。椅子に背中預け脱力すれば徹夜した睡眠不足から頭が重くなり、徐々に瞼を降ろして)
……
(彼自身は自室に戻り、静かに本を読み耽っていたがふと気付いたように窓の外を眺め)
……あ…まあ、ね。
(曖昧に答え、周りにゲーム仲間がいないか確認する。あんなオタク丸出しの名前で登録してるんだし、呼ばれたらマズイ…)
……無理をするな。
(男は椅子から立ち上がり、崩れそうになる相手の体を支えると寝室へと運び)
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