匿名 2022-07-20 22:19:23 |
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「……何なりと命令ください。わたしは貴方様のボディーガードですからね」
「今宵はどの様に仕留めましょうか。……畏まりました。一分以内に終わらせて戻って参りましょう」
「わたしの使命はいつ如何なる時でも御主人様の盾となり身を挺して御守りすること。きれいだなんて身に余るお言葉に恐縮です」
「本日は砂糖の代わりにメープルシロップを加えた、優しい甘さのロイヤルミルクティーとなります」
/ ロスカ( Loska ) / 外見年齢(10代後半から20代前半)
名前のロスカは『溶けかけの雪』という意味合いを持つ。名前は変更可能です!
猫の獣人(♀)種類はラグドールをイメージ。
容姿:混じり気の無い透き通った白雪ような白い髪。腰辺りまで伸ばされた癖のあるロングヘアで、長毛種らしく毛量は多いのでボリューミー。毛先にかけて淡いグレーのグラデーションカラー。ボディーガードの時はシンプルにポニーテール。毛量が多いのでポニーフックと紙紐を使用してなるべくコンパクトに広がらぬよう注意を払っている。二重でキュッと上がった目尻とくりっとした大きな瞳が特徴的な猫目で透明感のあるブルーの瞳(例えるならスカイブルー)目元の印象と滅多に笑わない様子からクールな印象が強く、綺麗系な顔立ち。身長は160cmで無駄な脂肪がなく身体全体引き締まっており、軽やかな身のこなしで機敏に動き身体能力の高さが伺える。動きに一切無駄がない靱やかさ。狙った獲物は確実に仕留め、その強さと実力は誰しも認めている。おでこからまっすぐ鼻筋までつながっている凹凸のないギリシャ鼻、程よい厚みで口角の上がった唇。淡いグレーがかった白い猫耳とふさふさな尻尾。首には金色の小さな鈴のついたシンプルな黒いチョーカー。左腕には腕時計。
ボディーガード兼使用人。外出時は基本的にシンプルなデザインスーツ。スリットの入った膝丈のタイトスカート、パンツスタイル。スーツには黒いストッキングを合わせる。家にいる時はスーツの時もあればヴィクトリアン朝のシンプルなメイド服姿の時も。パフスリーブ袖、ロングスカート。後ろが三角巾タイプのフリルの付いたヘッドドレスに髪型は三つ編みシニヨン。TPOに合わせて髪はアレンジしており、戦闘時は基本的に動きやすさ重視の髪型。
即行動、守れるよう寝る時も関係なく常に太腿にはレッグホルスターを付けて小型リボルバー、ナイフを収納。その時の状況に合わせて銃とナイフ使い分けている。体術も得意なので相手によって体術だけで仕留める場合も。接近戦、遠隔戦どちらも得意。いつ如何なる時も御主人様の身の安全を第一にお守りするのが最重要なので、街中で遭遇した際は住民に配慮しながらなるべく短時間で敵を仕留めるように心掛けている。薬草など薬学の心得もあってかすり傷は薬草で治したり、簡単な薬草の調合なら可能。
性格:いつ如何なる時も冷静沈着、先を見据えて行動。どの様な場面でも冷静さを忘れない。前主人の影響で使用人としても働かされていたらしい。自身よりも相手優先に。並外れた身体能力の高さを見出されてから徹底的に仕込まれて今に至る。ボディーガードとしても使用人としても完璧であろうと完璧主義に。主人の命令は絶対で主人第一主義でもある。毎日命を懸けて主人をお守りしている。表情は変わらず滅多に笑わないが、無意識に笑った時の表情は柔らかくて優しい。あどけなく笑うその姿は愛らしさがある。
出生が強く関係しているのか喜怒哀楽が欠如していたり、感情に乏しく機械的であまり人間味を感じられない。愛情を知らずに育ったので愛したり愛されるというのを知らない。完璧を求めすぎて誰かに甘えることを知らない不器用な性格に。冬になると猫なので寒さから無意識に人肌を求めて主人にくっついて触れたり。くっついた所で我に返り照れながら慌てて離れる姿は人間味がある。主人に害を及ぼすものは誰であろうと排除したりと主人愛に溢れている。
備考:親の顔を知らず道端で倒れていた所を前主人に拾われる。貴族だったのでマナーを徹底的に仕込まれて完璧にマスターする。最初は使用人として育てられていたが、並外れた身体能力の高さを見込まれてからはその能力を活かして体術、武術に限らず学術等徹底的に覚えさせられた。学んだ分だけ吸収し、その吸収力は凄かったが呪術だけは苦手らしい。身体能力を買われてからはボディーガードへとチェンジ。その後は常日頃から前主人の傍で命を守ってきた。その前主人が病で亡くなるまでずっとボディーガードとして屋敷にいたのだが、主人亡き後は再びひとりになってしまい、心無い屋敷の者によって獣人という理由から身を売られて奴隷のオークションへ。前主人が良い人だったので人間に対して恨んだりしておらず友好的。今の主人に対して最初こそ警戒心を抱いていたが直ぐにそれは薄れる。前主人同様に徹底的に忠誠を尽くして献身的に支えている。
ロルテ:
(前主人亡き後は屋敷の者によって地下に隔離され静かに過ごしていた。地下は暗闇で光から遮断されており久しぶりに光の当たる場所へ移動させらたと思ったのも束の間、硬く頑丈な檻に入れられると何処かへ連れて行かれてしまい。何時の間にか眠ってしまっていたのか室内に充満する噎せ返る程の香水の香りとステージに当たる眩しいライトの光で目が覚め、上体を起こすと目の前に広がる光景は己からしたら地獄のような景色に見えた。獲物を狙う下卑た視線の数々を見て、それは何方が本物の獣なのかと疑ってしまう程。金額はどんどん競り上がっていき一億で一度止まる。己の値段は一億で次はどんな主人に仕えさせられるのか。ある程度覚悟していたが更に金額が上がった瞬間会場内からどよめきが起こる。五億という金額に対してざわついているのもあるが、その金額以外に提示した相手について話し声が聞こえ、呪い屋や祓い屋など聞き慣れぬ言葉に小首傾げ。五億以上の金額を提示する者はその後現れず、木槌の叩く音でオークションは幕を閉じた。落札した者の姿を見ようと視線をさ迷わせていると、闇に溶ける黒い髪に映える赤い双眸が印象的な男性が目に留まり。黒一色の袴姿と相まって黒という印象が強烈に残り、白と対極的な黒はかなり印象深い。次の主人になるであろうあの黒い人は己をどうやって扱うのか。檻の中で微かに聞こえる程の声量にて今の気持ちを赤裸々に呟き)あの人が新しい御主人様か。どういった人物であろうとあの人が御主人様なのだから、彼に従いましょう。またこんな日が来るなんてね。
( トピ主様。>17にて発言した参加希望者です。締切ギリギリの声掛けで申し訳なさ満載ですが選定候補のひとりとして審査をお願いしたく、プロフィールとロルテをお披露目いたします。)
(/ 敵の多い人間に仕える獣人、といった仄暗くもアングラで心躍る設定に惹かれ、参加を希望致します。事前に声掛けはしていないのですが、PFを作成したのでご一考頂ければ幸いです。
仁科様の容姿を想像し、闇夜と見紛う程の黒髪と黒一色の装いに並ぶにおいて、真反対の純白の身で隣に立ちたいとの考えの元白い獣人を作り上げましたが、如何せん最後の二択をどうしても決め切れず。お手数お掛けしますが何方も候補に入れて頂ければ幸いです。また猫の獣人においては黒猫となり共に闇に紛れるのも一興かと考えております。
いずれにせよ性格は統一させておりますので、違う点は容姿と戦闘スタイルになります。また名前は是非主人となる仁科様に付けて頂きたいと考え、敢えて無名にしております。)
♀ / 名無し / 20代前半程度
「仁科様、アレは殺すべきモノですか?…じゃあ、上手に出来たらご褒美ください。」
「貴様のような蛆虫以下が、我が主に楯突こうなど笑止千万。」
「ロイヤルミルクティーに罪はありませんが、ご主人様の唯一の欠点だと思います。」
(オークション会場の裏側にて、周囲より特別頑丈な檻と手錠にて拘束され最奥に閉じ込められた状況下。周囲からは人間の奴隷の啜り泣く声とそれをかき消すかのように表から聞こえる値段をコールする興奮した男達の声が聴覚を擽り、漂ってくる体臭と強い香水の匂いに想像する未来は暗いものばかりで。やがて己以外の全ての奴隷が出払った後、促されるままに舞台へと足を踏み入れれば照り付けるライトの眩しさに僅かに顔歪めるように目を細めて。肢体の凹凸を目立たせるように肌にぴったりと沿ったシンプルな服を着させられた己の体はライトの影でよりその凹凸を際立たせ、浴びる視線に不快感抱きながらも伸ばした両手を前で合わせるように姿勢良く立ったまま目は伏し目がちでただ聞こえてくる値を叫ぶ声を達観した心持ちで聞き流して。じき決まるかと思った矢先、今迄の下卑た男共の声色とは打って変わって澄んだように通る声色が最高値を告げればその音に惹かれるように視線を上げ、その眼が漆黒の若者を映せば意図しない胸の高鳴りに1度ぱちりと大きな目を瞬かせて。)
性格:普段は冷静沈着で悠然とした態度。基本的に従順な性格だが、主からの愛情をきちんの認識しており時折それに甘えるように自我を出すことがある。全てに頷く訳ではなく、特に防衛面においては自身の考えを伝えることも。またわざと主を肯定しない言葉を口にしそれを受け入れて貰うことで愛情確認とする癖がある。戦闘時も冷静に対処することが多いが、主に少しでも危害が加わると激昂する。主の呼び名はコロコロと変わる。
白猫の獣人
麗しい容姿と華奢ながらも艶やかな身体付きから愛玩動物としての売却を想定されていた。
柔軟な体、強靭な脚力、発達した五感等平均して高い戦闘能力を誇る。戦闘時は指先に鋭利な刃物の着いたフィンガーリングを両手に着用し引き裂く様に使用する。
容姿:目の上で切り揃えられた前髪と腰まで真っ直ぐに伸びた白絹のような艶やかな純白の長髪。猫のように吊り上がった真っ青な瞳。小さいながらも通った鼻筋と小ぶりで薄い唇を持ち、気高さを思わせる顔立ち。身長160cm。滑らかな凹凸の肢体には随所に締まった筋肉。着物やドレス等礼服に近しい服を着用し、何方も動きやすいよう太腿までのスリットが入っている。主に白練色に同色のエンボス加工や刺繍が施された物で、シンプル故の上品さをその肢体を活かし表現している。
白兎の獣人。
その容姿の愛らしさとそれに反した肉体の艶めかしさ、情欲を象徴するような兎の獣人ということから愛玩奴隷としての売却を想定されていた。
めざましい脚力を持ち合わせており、逃げるも追うも右に出る者は居ない。戦闘時は主に足技。また聴覚にも優れ、耳から得た情報で周囲の状況を把握することを得意とする。
容姿:眉毛が出るくらいの短さで切られた前髪と腰まで伸びたふわふわとウェーブを描いた細く柔らかな白髪。ぱっちりとした大きな紅い瞳。小ぶりな鼻とぷっくりと存在を主張する唇で可愛らしさを押し出した顔立ち。身長は153cm。顔立ちと身長に反し女性特有の凹凸が目立つ肉体。着物やドレス等礼服に近しい服を着用し、何方も動きやすいよう太腿までのスリットが入っている。主に白練色に同色のエンボス加工や刺繍が施された物で、シンプル故の上品さをその肢体を活かし表現している。
名前/ 小春
年齢/19から22辺り
性別/♀
容姿/春を感じさせる薄ピンクの柔らかな髪。ふわふわとウェーブがかっていて、腰辺りまで伸びている。戦う時は後ろで一つに結び、邪魔にならないようにする。童顔で10代前半に見える顔立ち、瞳は丸く二重幅の広い目、濃い桃色。身長は155cmほど、華奢で小柄。日焼けを知らない色白な肌、焼けると赤くなるタイプ。服は白も黒のメイド服、丈は足首まであり長め。メイド服の下、太ももにナイフや拳銃などを仕込んでいる。人間の耳と同じ位置に垂れるタイプの犬耳、尻尾。それ以外は人間と同じ。
備考/普段は臆病でびくびくしながら、主人に託すタイプ。主人の事は少し怖いと思っている。戦闘スイッチが入ると人が変わったように冷静に対応することが可能。小型ナイフを投げたり、拳銃で撃ったりが基本的な戦い方。投げナイフの腕前は百発百中、狙った場所へと投げる事ができる。拳銃の腕はまあまあで、投げナイフが切れた時用のもの。小型犬に見えるが狼の獣人。
「ご、ご主人様。さすがにハエに喩えるのは可哀そ…ーーーーー は、はい!小春、蹴散らして参ります!!!」
「ロイヤルミルクティーが品切れでして、ミルクティーしかないのですが…ロイヤルでないと買い直し、ですか?」
(汚れた手、汚れた身体、目の前には自分を見る大勢の人間。恐怖から気を失いそうになるも、瞳をぎゅっと瞑ることで何とか耐えて。自分の金額がどんどんと上がっていき、1億という多額で止まった所、薄く瞼を持ち上げ、その声の主を見遣れば絶望。容姿で判断するのは良くないが、完全にダメなタイプの主人だと半ば泣きそうになりながら蹲り。1億で可決する数秒前、5億という飛び抜けた金額を提示されては驚いて顔を上げ。「わ、わたしが5億?!」そんな声が思わず出そうになるもギリギリで台詞をのみこみ、何を考えているのか分からない5億の提示者に視線は釘付けで、別の意味で半泣き状態。)ひい……ご、5億の価値なんてないよぉ…。
(めちゃくちゃぎりぎりに参加希望失礼いたします!!事前にお声かけはしておりません。候補に入れて頂きたく、至急作ってまいりました。よろしくお願いいたします!!)
「ご主人様の仰せのままに。命尽きるその瞬間まで貴方を御守り致します。」
「はは、揃いも揃って脆くて惨めでほんっと可哀想な人達。大丈夫、成る可く苦しまなくて済むように一瞬で息の根を止めてあげる。ーーほら、最期くらい笑って?」
「ご褒美なんてそんなッ、恐れ多いです!……うう゛、そうですね。何でも私の望みが叶うとするならば、ハグ、して、欲しいかもしれないです……でも、今は返り血を浴びてしまって汚れているので全て洗い流して綺麗になったらご褒美頂けますか…?」
祭( Matsuri )♀ / 19歳(※変更可)
《 容姿 》 白狼の獣人。腰まで伸びた癖の無いストレートの黒髪は戦闘時のみ高い位置で赤い紐にて結っている。何故か生まれつき毛先だけ白く変色しておりこの現象は母親譲りだとか。鋭く光る切れ長の瞳は真っ白な睫毛で縁取られており月光のような金瞳で、良い意味でも悪い意味でも相手に威圧感を与える。ふっくらとした血色の良い唇と艶のある色白な水光肌。目鼻立ちがはっきりしていてフランス人形のような整った顔立ちだが、表情筋が死んでいる所為で全て台無し。身長157cmで平均より少々華奢。漆黒のレザー生地を使用した袴と白、黒、金を基調とした鶴柄の振袖を着用している。小柄な体型を気にしてか黒光りする厚底の編み上げショートブーツを愛用しており、それだけで身長は5cm増。頭部から覗く立派な白い獣耳とフサフサの純白な尻尾。鋭利な犬歯と爪。
《 性格 》 警戒心が強く誰に対しても敵意剥き出し。基本的に自分以外の生物に対して情が湧くことはなく、弱者にはとことん蔑み誰彼構わず平気で甚振る。思い遣りの欠片もない。しかし心を許している人も片手に収まるほどだが極僅か存在し、主人もその一人である。頭脳明晰な長所を生かしあらゆる場面を想定した上での臨機応変な立ち回りを魅せ、主人を守ることだけに命を懸けるほど従順。常に冷静沈着で最適解を見出すことが出来る男気溢れる性格。心許した人にのみ影響されやすい一面もあり、その一例として主人の好物であるロイヤルミルクティーを嗜むようになった。独占欲や支配欲が異常に強い。寂しがり屋な一面も隠し持っており、極稀に二人きりの空間でのみ甘えることも。
《 備考 》 飛び抜けた身体能力を生かして鋭利な歯や爪を使った接近戦を得意とし、胸元に収められる程度の短い双剣にてとどめを刺す。遠隔戦にも対応できるようクロスボウを背負っている。厳しい人間の父と優しい獣人の母を持ち、慈しんでくれた両親を守れるほど強くなりたいという一心で自主的に武術を習っていた。しかし、いつしか父が酒に溺れ暴力を振るうようになり耐え切れなくなった母は娘を置いて失踪。そんな父の元に取り残された自分は殺めることも逃げることも出来ないまま、金目当てでオークションへと出品される。幼い頃は人懐っこく明るい性格だったが、この暗い過去を機に闇に染まる。そんな時に主人である彼と出会い、久しく味わうことのなかった愛情を向けられ段々と絆されてゆく。
《 ロルテ 》
(過去に愛し愛されていたはずの血縁の父から売り出された人生最悪の日。否、母が私を置いて家を出たあの日から毎日が人生最悪だった。それと比べれば見知らぬ男に飼われることなんてマシなのかもしれない、遂に気が狂ってしまったのかそんな感情すらも芽生えてしまい不覚にも少しだけ心が軽くなった。オークションに出品されると決まってから数日間、鳥肌が立つほど豪華な食事を与えられ商品だと扱われるその様に言葉にできない程の不快感に襲われその度に吐き気を催した。そんな苦々しい日々を意味もなく思い浮かべながら周りを見渡せば、案の定血相を変えて珍しい獣人を競る気色悪い観客達。どんな奴に買われようとも結局道具として好き勝手扱われることなんて容易く想像できるため、金額が迫り上がるこの状況に大して興味も湧かない。ぼんやりと視線を宙へ這わせながら行く末を考えていれば、唐突に提示された破格の金額に目を見開いた。5億?獣人に5億も?驚愕な金額提示をした彼へ吸い寄せられるように視線を向ければ、想像していた以上に若い青年であり。獣人を傍に置く理由など皆同じようなものだという固定観念を抱いており、そんな大金を積んでまで玩具が欲しいのかと静かに嘲笑って。)……ふ、馬ッ鹿じゃないの。
( / お待たせ致しました…!>19にて参加希望を出していた者です。此方の提供としては最初から従順という訳ではなく時間を経て従順になってゆくという形を想像しておりまして、最終的には上記の三つ目にある台詞のような甘々な女の子にしていきたいなと思っております。勿論『守る』行為は出会った当初からさせて頂くつもりですが、心を許すという意味では時間をかけて築けていけたらなと…!締切ギリギリに飛び込んでしまってとても申し訳ないですが、是非御検討頂けると幸いです。長々と失礼致しました…! )
皆さま、参加ご希望/PFのご提出誠にありがとうございました。募集は此処で締切とさせていただきます。想像していた数倍ご希望頂けまして、夜のテンションで雑に投下するのではなく、もっとしっかり設定を練れば良かったと若干悔やんでおります( … )
※ 下記私が見返しやすいように一旦羅列させて頂きました。万が一名前がなければお手数おかけしますがご指摘ください。
>4(撫子)さま
>12(桃)さま
>13(優瑠)さま
>15(リリー)さま
>21(ロスカ)さま
>22(白猫、白兎の無名)さま
>23(小春)さま
>24(祭)さま
大変恐縮ですが、本日、明日中に選定させていただきますので今しばらくお待ちくださいませ。
皆さま、この度は参加ご希望頂きありがとうございました。何十往復し、プロフとロルを見て贅沢にもギリギリまで悩ませていただいたのですが、今回は >22 (白猫、白兎の無名)匿名さんさまにお相手をお願いさせて頂きたいと思います。
選定遅くなり大変申し訳ございません…。また何処かでご縁がありましたらその時は何卒よろしくお願いいたします*本当にありがとうございました…(!)
>22 匿名さんさま
( 選定遅くなり申し訳ございませんが、お相手願えますでしょうか?お返事のほど、よろしくお願いいたします* )
(/ >22の匿名です。錚々たる美姫の皆様の中から選んで頂き喜ばしい限りです、これからどうぞ宜しくお願い致します…!
立候補した手前大変な失礼だとは承知の上ですが少々急いでpfを作成した故に抜けている点がありましたので、追加で獣の耳と尻尾を加えさせてください。
黒猫を含めると候補を3人提出しましたが何方に目が止まりましたでしょうか?不備や気になる点がありましたら修正も致しますので遠慮なく仰ってください。年齢や身長なども主様の萌に合わせて変更可能です。 )
( この度はお相手希望頂きましてありがとうございます*此方こそ、何卒末永く宜しくお願いいたします!
PFの追加に関しましては勿論無問題でございます、お手数ですがPFの再投下お願いいたします。年齢や身長含め、ご提出頂いたPFには当方の萌が凝縮されておりましたので此方から変更をお願いする点は見当たりませんでした!仁科に関しましても不備や追加点、不明点ございましたらお聞かせ願えますでしょうか?
なお、仁科と真反対の純白と言う案、並びにサンプルで頂きました台詞から白猫ちゃんの印象が強く、お相手は白猫ちゃんを希望させて頂きたく存じます! )
( 此方も仁科様の口が悪く敵を作りやすい一匹狼のきらいがある反面、ロイヤルミルクティーに拘ったり呪いに面白さを求める可愛らしい部分に強く惹かれた為、特に変更をお願いする部分はございません。ひとつだけ確認点なのですが、貴族の仮面舞踏会に参加ということは仁科様も貴族という判断で宜しいでしょうか。またその場合、後々何かしらでモブとの絡みがあった時の為、公侯伯子男の何れに属しているかもお尋ねしたいです。
白猫ちゃん、了解致しました。正反対の純白も勿論のこと、瞳も赤と青と対な見た目でしたので2人で並ぶ姿が今から楽しみです。pfには着物やドレスを着用と表記しましたが、我儘を言うならば仁科様から下賜されたいと考えています。可愛がるついでに買い与えて頂けたらと。また明治時代のドレスはバッスルスタイルでシルエットが座った猫のような曲線を描く為個人的には気に入っているのですが、袴姿の仁科様と並ぶと少々アンバランスとなる可能性を懸念しています。もし仁科様が上流階級との社交場等に行く機会があるのなら(仮面舞踏会も然り)、その時だけ着用など使い所を絞った方が宜しいでしょうか。
更新したpf提出にあたって、名を付けて頂いても構わないでしょうか。奴隷という設定上、名を賜わる方がらしいかなと考えたので、是非仁科様らしい名を頂きたいです。 )
( ご質問頂きましてありがとうございます!ちょっと考えていなかった部分もありますので、ここで一旦整理させて頂きますね。下記ご質問頂いた分の追加設定となります。※下記で問題なければ、後ほど此方も仁科のPFに追加して再投下させて頂きます。
貴族産まれではありますが、両親に捨てられ絶縁状態のようなものですので貴族ではない設定と致します。しかし呪い屋(兼祓い屋)は貴族との繋がりが深く、仮面舞踏会などには舞踏会に参加する貴族や主催者から特別招待枠のような形で招待された時のみ参加いたします。基本的には遊びに行っているわけではなく、貴族からの呪いの依頼…要するにお仕事ですね。"今夜の舞踏会に参加する者を呪ってほしい"など。呪いに関しましては、髪や爪は無くとも呪う対象の顔や名前くらいは把握しておく必要があります。その確認のための参加という形です。ちなみに呪い屋です!とオープンに参加するのでは無く、舞踏会や何かしら公の場では副業の祓い屋として参加いたします。今回の舞踏会に関しましては獣人がオークションに出品されると聞きつけ、以前仕事で知り合った貴族のコネを使って参加。…と、脱線したようにも思えますが、お答えになっておりますでしょうか?
仁科に服選びのセンスは皆無ですが、早速舞踏会後の次の日辺りに調達しに行きましょう。袴とのアンバランスさは当方としては余り気にしていませんので、ドレスでも良いかと思います!容姿の色も正反対ですし、衣服もおかしくはないかなと。ドレスの場合は、仁科は自分の身なりに無頓着で袴を着ている理由も"楽だから"程度、しかし自分の所有物は輝かせておきたい、といったところにしましょうか。うちの子が1番かわいい精神ですね。なので、使い分けはお任せいたします。普段は着物、舞踏会などではドレスでももちろん構いません。今回は割と下品な仮面舞踏会でしたが、"上流階級との社交場"に招待された際はさすがに袴が浮くので仁科が正装する設定にいたします。めちゃくちゃ嫌そうに洋服を着ていくという回が目に浮かびました。
命名をお任せ頂き恐縮です…。お相手依頼させていただく前から少し考えていたのですが、六花(リッカ)は如何でしょうか?雪の異称となります。仁科は名をつけるにあたって意味などは考えないタイプですので相手の見た目、つまり白=雪という単調なイメージを浮かばせ六花(リッカ)と名付けた…ぐらいが自然かなと。あまり気に入らないようであれば遠慮なく言ってくださいませ。名前は大切ですので!
長くなりましたが他、お答えできてない部分がもしございましたらお気軽にお尋ねくださいませ。 )
( 特別招待枠、孤高の仁科様らしい設定でとても魅力的です。そういう理由の方がより自然にお仕事と絡められますし、敵も多いが頼ってくる人も多いであろう仁科様の特別感に相応しいですね。奴隷オークション参加の経緯も把握致しました。目当ての物の為にはコネも使いこなすあたり、相手を利用することも厭わないステキな性格が出ていて微笑ましいです。
嫌々洋装を纏って社交場に赴く仁科様を想像し可愛らしさでつい笑ってしまいました。今後そういったシーンのやり取りもしてみたいものです。うちの子は輝かせておきたい、うちの子が1番可愛い精神、まさに当方の萌に合致していて嬉しい限りです。是非存分に着飾らせて頂けたらと。折角普段和装の仁科様の隣に立つので、此方も普段は着物ということにして、正装が必要の場ではドレスを着用させようと思います。またきちんと化粧も施し、仁科様の隣に立つに相応しい身なりをさせようかと。仁科様に恥をかかせぬようにとの思考の元、奴隷という立場、獣人といった種族の壁があって尚、気高い気品を纏わせられたらと思っています。
六花、とても素敵な名前をありがとうございます。単調な連想からの名付けも仁科様らしさが出ていて、所有物として相応しい命名かと思われます。是非六花と名乗らせてやってください。
では改めてpfを作成した物を、次レスにて提出させて頂きます。仁科様に購入されるまでの過去も記述すべきか悩みましたが、六花は恐らく仁科様に仕えているという事実が今の自分の全てであり過去など振り返る価値も理由もない、と考えるでしょうし、仁科様も恐らく六花の過去にそこまで執着はしないのかな、と思いましたので省略させて頂きます。
もし六花が奴隷になるに至った経緯を用いたシチュエーションや、息抜き程度に所謂復讐劇などの展開をお求めでしたら、再度深く過去を考えますのでその際は仰ってください。 )
六花( rikka ) / ♀ / 白猫の獣人 / 20代前半程度
「仁科様、アレは殺すべきモノですか?…じゃあ、上手に出来たらご褒美ください。」
「貴様のような蛆虫以下が、我が主に楯突こうなど笑止千万。」
「ロイヤルミルクティーに罪はありませんが、ご主人様の唯一の欠点だと思います。」
容姿 / 目の上で切り揃えられた前髪と腰まで真っ直ぐに伸びた白絹のような艶やかな純白の髪。猫のように吊り上がった真っ青な瞳。小さいながらも通った鼻筋と小ぶりで薄い唇を持ち、気高さを思わせる顔立ち。肌は透き通るほどに白く瑞々しい。目元と唇には主の瞳と同色の紅を乗せ白い肌を彩っている。ヒトより犬歯が発達し鋭く尖っている。頭部には髪と同色の猫耳、尾骨付近からも同色の猫の尻尾が伸びている。身長160cm。滑らかな凹凸の肢体には随所に細く引き締まった筋肉。普段は着物を、正装が必要な際はドレスを着用する。何方も特別製で護衛として動きやすいよう太腿までのスリットが入っている。主に白練色の生地に同色の光沢ある糸で柄があしらわれ、一見シンプルだか一流の技を持って作られた物で決して質素にならず絢爛な上品さを醸し出している。脚の見えるスリットや白一色の出で立ち、纏めず下ろした長髪に並ぶ2つの猫耳と目新しく斬新故に相当目立つが堂々とした立ち振る舞いや気品のある顔立ちで浮くことはなく、その全てが相乗効果で美麗さを際立たせている。
性格 / 冷静で毅然とした態度を取り、獣人だから、奴隷だからと自分を卑下することもなく主の所有物としての価値を感じている模様。基本的に主にのみ従う従順な性格だが、主からの愛情をきちんと認識しており時折それに甘えて全てに頷かず自我を出すことがある。またそれに倣いわざと主を立てない言葉を口にし受け入れて貰うことで愛情確認とする癖がある。その時の些細な攻防も気に入っている。戦闘時も淡々と対処することが多いが、万が一主に少しでも危害が加わると激昂する。主の呼び方はコロコロと変わる。
備考 / 麗しい容姿と細身ながらも艶やかな身体付きから愛玩動物としての売却を想定されていたところ、護衛として購入される。以降その購入価格に相応しい働きを見せ、巷では主従共に敵う者なしと言われるまでに。柔軟な身体、強靭な脚力、発達した五感を駆使し、更に生まれ持った運動神経やセンスの良さもあってか獣人の中でも飛び抜けて高い戦闘能力を誇る。戦闘時は指先に細長く鋭利な刃物の付いたフィンガーリングを着用し切り裂く様に使用する。ブレスレットとアーマーリングを繋げる手の甲部分で護符の呪文のような形を形成しており対魔にも効果的。下駄や靴の爪先にも刃物が仕込んであり足技も可能。また遠距離にも対応出来るよう、着物時には袂に、ドレス時には幾重にも重なったスカートの裏地に小さく細長い両刃のダガーを隠し持っており、ダガーの柄頭にも護符が紐で結び付けてある。
/
呪い屋(兼祓い屋)理由など関係なく、金を積んで依頼されれば簡単に呪い人を殺める。面倒だと言いながらも悪霊を祓うという祓い屋もオマケでやっている、勿論金で動く。自分の身は自分で守ってきたが、悪霊からも人間からも恨みを買い過ぎて面倒になってきたという理由で獣人をボディガードにするため5億で落札。お金とロイヤルミルクティーが好き、ロイヤルでないとだめ。物凄い自信家。優しい口調ではあるが高圧的。お口が悪い。自分以外の人間は全て見下しているような奴。両親は貴族。両親から神の子という意味で神子と名付けられ、祀られていたが、あまりにも不気味な力を持つ為捨てられてしまった。特に気にしていないのでこの話は地雷ではない様子、両親の安否は不明。主に呪い屋の仕事をする上で貴族との関りが深く、舞踏会などには基本的に招待を受け仕事で訪れている。貴族だろうが客であろうが横柄な態度は変わらず。呪いは主に相手の髪などを使うが、仁科は己の血で描いた魔法陣のようなものだけを使い、儀式を行う。仁科曰く「そりゃあ、髪や爪があったほうが完璧に呪い殺せるだろうけど、不完全な方が面白いだろ。」とのこと。ちなみに呪う相手の名前や容姿の確認は要。悪霊を祓う時は札を括り付けた弓で急所を狙い祓う、特に面白くないのに面倒で、危険なため悪霊祓いの依頼はあまり受けたくない。呪いの代償は寿命、1人殺める度1分寿命が縮むらしい。本人は割とコスパいいなと思っている。呪えたり祓えたりする異常な血の持ち主。初めて手に入れた獣人は仁科なりに可愛がっている様子。自分とは正反対で雪のように白い事から六花と名付けた。血が映える彼女の白さがお気に入り。六花にはちょっと優しい。いや、自分に意見することを許すほどにはとても甘い。
/ sample
「お前の主人は今日から僕だ。僕の言うことには全て従いなさい。いいね」
「ハエのように群がって、この程度か。ざまあないな。虫如きが僕の暗殺計画なんて企てるんじゃないよ。お前たちの力じゃ僕の髪1本持ち帰れない。……さあて、獲物だ。蹴散らせ。」
「ゴテゴテに着飾った貴族の女より、血みどろになって僕を守るお前のほうがきれいだよ。だから俯くな、自信を持ちなさい。」
「はあーー???ロイヤルミルクティーがないなら僕は動かない。ふん、屍として扱えばいいさ。」
/ 仁科 神子( Nishina Miko )♂ / 年齢不詳(20代)
女性のような名前のため、仁科としか名乗らない。
闇に溶ける黒の髪。少し癖っ毛気味で所々跳ねていて、ウルフカット。後ろ髪だけ腰まで長く赤い糸で結んでいる(いつか使う時が来るのだとか。)気怠そうな赤い瞳、目の下には薄ら隈。何処となく色気がある整った顔立ち。薄い唇の右下に目視可能な小さい黒子。身長177cm。華奢に見えるも程良く筋肉はついている。両耳に金色のシンプルな垂れピアス。何着もある普段着はすべて同じようなもので黒一色の袴、羽織。正装が必要な場のみ洋服を着るが此方も黒単色、中に着ているワイシャツは白。悪霊を祓う際は弓も持ち歩く。
( 薄っすら浮かんでいた設定だったので、問題ないようで安心いたしました。度々物凄く雑にコネを使いまわすと思いますが、見守っていただけると幸いです。
自分は嫌々適当に選んだ洋服を着るものの、六花のドレスに関しては気に入ったもの全て購入してしまうほど情熱的なスタイルでいこうかと思っております。どれを着ても似合うから金銭感覚が緩みに緩んで全部買おうとする予定ですね。不器用ながら全力でうちの子可愛い精神を貫きますので何卒宜しくお願い致します!普段は和装にて承りました。どちらでもいいと申しましたが、そう設定頂けた方が正装の場に出る際、ドレスに特別感が出ていいかもしれません!
六花と言う名前を受け入れてくださりありがとうございます、大変光栄です。復讐劇などの展開も組み込めるのもとても魅力的だと思いました!今すぐではないので、追々練って頂けると大変有難いです。PFの再投下もありがとうございます。…とりあえず、仁科につきましてもPFの再投下をさせていただきました。もし不備などなければ、ロルテに絡むような形で話を進めさせて頂こうと思うのですがいかがでしょうか?
流れ的には舞踏会会場の裏口に待機させてある馬車に乗り、そのまま自宅へ向かう予定です。馬車の中で自分の護衛として雇ったという話をざっくり行い、命名も出来たらなと思っておりますが、他に希望の流れがございましたら遠慮なくお申し付けくださいませ。 )
( 物語をスムーズに進める為のご都合主義も大歓迎ですので、是非是非コネを使い回してください。
金に物を言わせたうちの子可愛い、情熱的な不器用でとても萌えます。六花はそんなご主人様に呆れつつもそこまで大事にされていることに誇りを持って臆せず着こなすかと。自分の服を適当に選ぼうとしている仁科様に対しては、主に決して恥をかかせぬよう、また自慢の主人の魅力をめいっぱい際立たせられるよう、それなりの質の物を選ぶように誘導していくスタイルで行こうかと。ドレスにおいても着物においてもですが、希望の柄や色合いが御座いましたら買い与えてくださる時や此方が着替える前の描写にて示して頂けたらそれを着用しようと考えていますので、是非好みやセンスを存分に発揮して頂けたら嬉しいです。
PF再投下及び追記までありがとうございます、血が映える色として気に入って頂けてとても光栄です。では復讐し甲斐のあるような過去を練っておきますので、その際は宜しくお願い致します。
ではロルテ後、オークション会場の関係者室のような所で奴隷の受け渡し及び契約書などの譲渡を済ませ、その後仰られた流れで話を紡いでいけたらと思います。奴隷商人やオークション関係者などのモブの動きをある程度描写内で確定してしまうこともあるかと思いますが、露骨にモブを動かすことは致しませんのでご容赦下されば幸いです。
/蹴り可 )
(1億で盛り上がりを見せた後、それを打ち消すかのように遥か上回る金額を提示しては会場は静まり返って。司会者が5億と叫び落札の金を鳴らした瞬間、客席の盛り上がりは二人を除いて最高潮となり。平然とした己と、狙った獲物を逃した男。悔しさから小刻みに震え、こちらを睨みつける視線には興味がないといった様子で一瞥することもなく、己の視線は舞台上に立たされた5億の獣人に注がれて。司会者に促され壇上へ上がれば5億の入った金庫の鍵を司会者に手渡し、代わりに獣人の手錠の鍵を受け取るも肢体の凹凸際立つ服を着た彼女に注がれる視線を背中で感じては邪魔に思い、己の羽織を彼女の頭から乱暴に被せて高圧的な言葉で盛り上がりに水を差し。気分がすっきりした所でここにはもう何の用事もないため、会場の裏口から早々に帰るべく目前に佇む彼女の手錠は解かないまま裏口へ続く扉へと足先を向け、ついてくるようにと静かに命令。)…コレは今しがた僕のものになったんだ、無遠慮に見ていい代物じゃない。そのくらいの礼儀はわきまえろ。___……そのままでも歩けるだろう、ついてきなさい。
___…はい、ご主人様。( 可決を宣言する声で見惚れていた自分に気が付けばすぐさま視線を下げ、不躾に見詰める視線で不快に思われぬよう壇上へと昇ってくる彼の足元より下から視線を上げぬよう心掛けて。諦聴しようと彼を追った耳が金属音を捉えれば次の瞬間、ふわりと全身を覆ったまだ体温の残る柔らかな羽織。登壇してからずっと晒されていた値踏みするような下品で賎しい視線がその布によって遮られれば、次いで発せられた視線を叱咤する声に諦観していた眼差しに希望の色が微かに滲んで。喋る許可のない状態での移動を促す命令には気分を害さないよう、無駄な言動は控え必要最低限の言葉だけで応えて。羽織によって視線の上部が遮られた状況下、従属を示すように相手に並ばず数歩後ろを足音一つ立てずに歩みを進め、彼の背にて揺れる闇色の髪を漠然と目で追い掛けて。)
(5億で競り落とされたばかりの獣人が指示に従い、やけに素直な反応を見せた事で己の苛立ちは無意識に薄れ。静まり返る会場に慌てる司会者の声、そんなものに反応する訳もなく使用人により開かれた扉の外へと足を踏み出しては大人しく己の羽織で覆われた彼女の方へと向き直り優しく羽織りを頭から肩へとずらしてやるも、下がった視線が己の視線が交わるよう顎に手を添えては強引に上向かせ。まるで宝石でも埋まっているかのような真っ青な瞳に透き通る白い肌、一見か弱そうな印象を与えるも毅然とした態度を貫く彼女に俄然興味が湧き。端正な顔立ちが恐怖で歪み、涙で揺れる瞳を見たさにわざと不安を煽っては口の端に皮肉な笑みを浮かべて。)…既に受け入れているようだけど、お前の主人は今日から僕だ。僕の言うことには全て従いなさい。いいね?… … 何をされようともそれを拒めない、嘸かし絶望的な気分だろうな。
( 歩を進める相手の足音が止まったかと覚えば振り返った足元に此方も倣って足を止め、優しく頭から肩へと降ろされた羽織の開放感にぱたぱたと数度猫耳がはためき。目線を下げていた為に此方に向かう掌察しつつもされるがままに受け入れれば強制的に相見える瞳。自身の背後から会場の光が相手の瞳に入り込み暗闇で鮮やかに赤く輝く彼の瞳と反して、達観した生気の見えない青色を絡ませて。意地の悪い笑みと共に口にされる脅迫めいた言葉に浮かぶ感情は諦念のみで、一度瞬きすれば顔の角度はそのままにあからさまに目を薄め視線を下に背けて。そのまま淡々とした物言いながらも精一杯の嫌味で言葉を始めれば、感情の籠らぬ無機質な声色で唯々諾々。)……確認せずとも、私の四肢五体、身体髪膚全て貴方様のものにございます。なんなりとお申し付けください。
はあ。なんだ、泣かないのかい?僕はお前が泣いて赦しを乞う姿を期待したというのに。…まあ面白みはないが、使えそうで安心したよ。…─── さて、先に乗りなさい。(涙で揺れる処か輝きの無い瞳がほんの一瞬己を映して伏せた事に冗談まじりに軽く肩を竦めては顎から手を退け態とらしい溜息を吐き、心底残念そうな口振りで手錠の鍵を解いてやると不要な金属となった手錠は適当にその場に放り投げて破棄して。泣く事を期待したと吐き捨てたものの、こんな事で泣き喚く様な軟弱者であれば5億はただの肉塊に。奴隷として飼われる事を受け入れているのか、全てを諦めているかの様な表情に無機質な声音、しかし一切感情が伝わらない言動に乗せられた反抗的な文句の始まりは大変愉快で。隠しきれなかった笑みを口端に浮かべては近くに扉が開かれた状態で待機してある馬車へと視線を移し、顎で先導を促して。)
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