創作者 2022-07-10 14:03:12 |
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──っ、ぅ……!
(大魔女の名前を口にした瞬間、ぐわんと頭が揺れるかのような感覚と共に、経験と感情を伴った記憶が濁流のように流れ込んで来る。思わず片手で頭を押さえて痛みを堪えるように表情を歪めては、部屋に響く水音を聞きつつ、何とかそれをやり過ごそうとして。そして漸く記憶の奔流が止まり、痛みにも似た感覚が引いていけば、理屈ではなく感覚で自身の置かれた状況を理解する。この身は紛うことなく大魔女のものであり、どうやら自分は大魔女となってしまった…らしい。と言うことは、つまり、この天使は──と、勢い良く顔を上げたところで、こちらに向かって来た少年と相対する形で視線が交わって。告げられたのは食事のお礼と、お伺いを立てるような言葉。用意されていた食事の内容につい暴走しかけるのを何とか踏み留まれば、魔女が彼に課している、死の危険と隣り合わせな鍛練の内容に、痛いような悲しいような表情を浮かべる。それから身を屈めて彼と視線の高さを合わせれば、おずおずとそんな提案をして)
お、お粗末様でした…?──いやほんと、粗食にも程があるね…!?お昼はもっとちゃんとしたものを用意するから──じゃなくて。えっと…鍛練、鍛練ね。……うーん、今日はお休みにしない…?
( / 今後の展開について承知いたしました。ひとまず鍛練お休みを提案させていただきましたので、ぜひ親睦を深めていければと思います!推しを前にして背後にも若干制御不能なヴィアローサですが、暖かい目で見守っていただけましたら幸いです…!
お互いに楽しみながら物語を紡げればと思います!そしてアーサー様とヴィアの二人に幸あれ…!←
それではこちらも一旦失礼させていただきますね。場面転換についてはまたご相談させてください!それでは改めまして、よろしくお願いいたします…!)
っ、。……おやすみ?、…俺もっと頑張れます。少しくらいなら寝なくても耐えられますし、だから、まだ捨てないでください。まだ、強くなれます。
(頭を抱える相手と視線が交われば、大丈夫かという心配の言葉をかけようとするも、何故か悲しみに似たような表情を浮かべられ言葉を詰まらせ。己が言葉を詰まらせている間に魔女の口から出た数々の言葉と初めて合わせられた視線の高さに思考が追い付かず身を固めては思考停止。引っかかったのは最後の言葉。彼女に拾われた際、毎日休まず鍛錬を行い、強くなる見込みがなければ捨てると言う冷酷な宣言を思い返しては持っていた剣を離さないようきつくぎゅうっと握りしめて。生きる術を失うことは避けたく、弱いところを見せないよう冷静に、捨てられないようにと強い眼差しで懇願してみるも、彼女の声音が優しかったせいで瞳を揺らして俯いて。)
あ、ちがっ…違うよ!そう言う意味じゃなくて、ええと……今までみたいに無茶な鍛錬じゃなくって、アーサーがちゃんと成長できるような鍛錬にしよう?それを一緒に考えるために、今日はお休みにするの。
(痛々しい言葉と共に強く射貫くような瞳で見つめられれば、己の失言を悟って焦ったように目を見開く。彼を拾った大魔女のこれまでを思えば、そう受け取られてしまっても当然の言葉。紅玉の瞳が不安げに揺れて前髪の奥へと隠されてしまえば、いよいよ慌てたように首を横に振って否定の言葉を口にする。同時に床へと膝をつき、推しにあんなことを言わせて、あまつさえこんな表情をさせてしまった罪悪感から今にも泣き出しそうな表情で、彼の目線よりも更に下から窺うようにそっと見つめて。それから少しでも彼を安心させられればと、剣を強く握り過ぎて白くなった手をそっと包み込むように触れては、推しへの愛をめいいっぱいに詰め込んだような柔らかい笑みを浮かべて)
捨てたりなんてしない。――大丈夫。あなたは誰よりも強くなるよ、わたしが保証する。だからどうか、生きて――誰よりも幸せになってね、アーサー。
(つい視線を落としてしまい何を言われても涙は落とさず耐えるしかない状況。無意識に力のこもった僅かな手の痛みに気付く事なく思い詰めていたのも束の間、己の手を包み込む暖かな体温と床に膝をついた彼女の行為、何故か自分よりも泣きそうなその表情に目を丸くして驚いて。昨晩までとは別人の様に変わってしまった魔女、これも鍛錬の一環で実は己の精神力を試しているのかと背筋を凍らせたものの、産まれて初めてと言ってもいい暖かな体温と優しい言葉や彼女の表情が虚偽のものとは到底思えず。しかし優しさに慣れていないせいで、どう返事をするのが正解なのか分からないまま口を噤んだ状態が続くも目前の彼女の表情が泣きそうだったものから柔らかな笑みへと変わった瞬間、思わず見惚れてしまい肩の力も自然と抜けて。幸せというものには現実味がなく触れず、強くなるための休みと理解した後自分の決意を表明。そし至って真面目に休み方を問い。)
──── はい、仰せのままに。誰よりも強く……俺は生きるために強くなりたいです。魔女様、おやすみの仕方を教えてください。
――っ、そ…そうだね……のんびりお茶したりお菓子食べたり、ゲーム…はここには無いだろうから、読書とか?外へ出るなら森を散策したり、街までお買い物に行くのもいいかも。
(強張っていた身体からも適度に力が抜けたようでほっと胸を撫で下ろしたものの、次いで真剣におやすみの仕方を問うてくる様子に、変な声が漏れそうになるのを何とか堪える。推しの可愛らしさに悶える気持ちと、休息の取り方すら分からないような生活を送ってきたと言うことへのやり場のない気持ち。ぐるぐると渦巻くそれらをなんとか飲み込んでは、触れていた手を離して指折り提案を述べて。そこでこの家の食糧事情を魔女の記憶から引っ張り出せば、どうやら魔女自身は食事を必要としていなかったようで、最低限アーサーを生かすだけの備えに思わず頭を抱えたくなる。あとは、そう。あの独房のようなアーサーの部屋も何とかしなくてはいけないし、もちろん明日からの鍛錬についても考える必要がある。やることは盛りだくさん。しかしそのすべてが推しのためと思えば、むしろお礼を言いたい――と、つい目を閉じ、合掌しそうになったところで我に返って咳ばらいを一つ)
……こほん。どうかな。アーサーは何がしたい?
………。俺ですか?
(おやすみとは何をすればいいものなのか、彼女に問い掛けた所、お茶、お菓子、げえむ(?)読書、散策に買い物と己には殆ど縁のないものが候補に上がり。幾分緊張して返事を待っていると、いつの間にか自分のしたい事を述べるという流れに。これは試練なのか、何も考えず苦しい鍛錬に耐える方がよっぽど楽なのでは?と何の縛りもない自由な時間を与えられてしまえば困惑気味に眉を下げるも、試練だと思いしっかり考え初めて数十秒。少し前の鍛錬終わり、先に帰った魔女の後をすぐ追う体力すらなかった日。ふらふらとした足取りで道を間違い、偶々辿り着いた森の奥に甘酸っぱい実がなる木とその奥にあった花畑を不意に思い出しては閉ざした口が漸く開いて。自分の願望を他人に話すなど今まで行った事がなく、おずおずと彼女の様子を伺いながら。)
──── 森…。森の奥に美味しい木の実がある事を魔女様は知っていますか?花畑もありました。そこにもう一度行ってみたいです。
わぁ、そんな場所があるんだ…!教えてくれてありがとう、アーサー。
(選択肢をいくつか提示した上で問いかけてみれば、彼にとっては思わぬ質問だったようで、困惑気味に口を閉ざしてしまった様子を優しく見つめたままじっと待つ。やがてこちらの様子を窺うようにではあるが要望を口に出してくれれば、ぱっと喜色を浮かべて笑みを深くして、肯定するように何度も頷いてみせて。自分がどうしたいかを考えること、そしてそれを伝えること。それらは間違いなく、彼が幸せになるために必要なものなのだから。そうした変化にしみじみと喜びつつも告げられた内容へと意識を向ければ、”森の奥の花畑”というキーワードに、魔女の記憶にその情報はあっても景色が思い浮かばないことに、訪れたことがないのか、それとも記憶するに値しないと思ったがためなのかとぼんやり考えてしまう。が、どちらにせよ今の自分は知らない場所なのだからと思い直せば、素敵な場所を教えてくれたことへのお礼を述べて。そうと決まれば早速、と膝をついた状態から立ち上がれば、彼に向けて片手をそっと差し出し)
ーーそれじゃあ、まずはそこまでお散歩に行こっか?その木の実と、他にも食べられそうなものがあれば集めていこう。
……!いいのですか?お散歩、木の実……はい!俺が集めま──── ……???
(偶々思い出した己の行きたい場所、それを伝えた後にどんな返事が来るのかと少しの期待を胸に待てば彼女の口から出たのはお礼と承諾で。お礼にはとんでもないと首を横に振り、笑ってはいないものの目を開き、初めてぱあっと花が咲くような表情を浮かべて。あの偉大なる魔女様に木の実の採取などやらせてはいけない、そういう事は仕える者が行うべきである、そう自信満々に志願途中、彼女は立ち上がり己に向かって手を差し出し。差し出された手の意図が掴めずきょとんと目は丸くフリーズ。騎士は忠誠を誓う時、手の甲にキスをするが魔女と騎士の間では掌にするものなのだろうか。まだまだ知らない事がたくさんあるなと、見様見真似で片膝をつけば差し出された手を下から掬うように己の片手を添え、掌ではなく口づけやすい手首に軽く口付けて。上手くできていますか?(※違う)とでも言いたげに、眉を八の字にして照れたような困ったような笑みを微かに浮かべ、小首を傾げて彼女を見上げ。)
(彼の表情が目に見えて明るくなるのと同時に、その背景に咲き誇る花が見える。――なんと言う神スチル。早くタペストリーとアクスタ出して???心の中でそんな要望を認めつつ、差し伸べた手の先で動きを止める彼に、どうしたのだろうかと小首を傾げ――直後。推しと手を繋ごうとするなど烏滸がましいにも程があるな!?と愕然としていれば、何故かその場に跪いた彼に手を取られ、小さな唇が手首へと触れる。温かく柔らかな感触に理解が及ばず、ぽけーっと彼を見つめたまま思考停止状態に陥っていれば、トドメとばかりに照れたような困り顔を向けられ、完全に撃沈して。吐血でもしているのかという呻き声を上げて片手で顔を覆えば、へなへなとその場にへたり込む。顔は耳まで赤く、触れられている片手も微かに震えており、語彙力は完全に消失。ネットか何かで見た”手首へ口づける意味”というのを思い出してしまい、この無垢な推しにそんな意図はない!と慌てて打ち消しつつ、僅かに顔を上げて潤んだ瞳を覗かせれば、か細い声で訂正しようとして)
――?……ぐはっ…!?えっ、まってまってむり。尊い。え?なに今の?可愛すぎていっそ罪深くない…??――――や、えと……そうじゃなくて…いやアーサーはいつだって百点満点なんだけど。ええと……わたし、あの。手を繋ごうとした、だけで…。
っ、魔女様────!……え?手を繋いでくださる…?…そうでしたか。
(吐血でもしたのかと心配になるほどの呻き声とへたり込む姿に驚いて立ち上がり、彼女の震える手を両手で包み込むもどうやら吐血ではない様子。急に体調が悪くなったのか、己の行った忠誠が余りにもお粗末なものだったのか…そんな不安がほんの一瞬だけ脳裏をよぎるも彼女の表情とか細い音で紡がれる言葉に即座不安は消滅。手を差し出されたのは繋ぐと言う意味だと知れば、間違えたことに関して恥ずかしがる様子はなく、それよりも何処か嬉しそうな表情で。間違えたことを恥じ、己が赤くなるより先に耳まで赤くなった彼女の姿。その姿を子供ながらに可愛らしいと感じては思わず口元だけを緩めてしまうも、いつもより下手な無表情を作り、ぎゅっと手を握り直して。今の彼女といると心が温かくなる初めての経験ばかり、試練だとか嘘だとか直ぐに疑心暗鬼になってしまっていたが、意図も容易く懐柔されてしまえばそのまま彼女をじっと見詰めて観察。微かに震える手、紅潮した頬、潤んだ瞳、そんな彼女を見て己の鼓動が早くなるのを知れば、これはどう言った感情なのだろうと瞳を輝かせ。か弱さを感じる彼女をエスコートする気満々。)
……あの、とても光栄です。魔女様と手を繋いで花畑までいけるなんて。…俺がエスコートしますね。
(供給過多で死にそう――と言うか、これは確実に死んだ。死因、尊死。推しの嬉しそうな表情がとても眩しい。なるほどこれがお迎えの天使か。ああ、短い魔女生だったな……などと完全なるキャパオーバーによって逃避気味に頭の悪い思考を展開していれば、より強く手が握られる感覚に意識が引き戻される。多分、きっと、いや絶対、情けない表情をしているのは百も承知で、そろりと顔を上げて再び目の前の彼へと焦点を合わせれば、無表情――の中にも隠しきれない喜色が浮かんでいるような、そんな表情に不意を突かれる。理屈は抜きにして、大魔女の記憶にはないその表情がひどく嬉しい。そのままじっとこちらを見つめる視線にそわそわと落ち着かない気持ちになりながらも、何やら新たな発見があったようなきらきらした瞳で、やる気十分にそんなことを言われてしまえば、思わずふにゃりと気の抜けたような笑みを浮かべて。それからゆっくりと立ち上がって繋いだ手に力を籠めれば、眩しいものでも見るように目を細めつつ、アーサーの頭を優しく撫でるように触れて)
――うん、ありがとう。……ふふ、アーサーはもう立派に騎士様だね。
……いえ、立派ではありません。でも、もっと魔法を正確に扱えるよう努力します。
(じっと彼女の顔を見つめていると、次は気の抜けた柔らかな笑みへと変わって。表情だけでその辺の集落ひとつ凍らせてしまいそうな冷たい魔女の表情が短時間でこんなにもころころと変わるだなんて本当に何があったのか。元々見惚れてしまうほど綺麗な顔立ちではあるが、こうも優しい表情をされてしまうと心臓が落ち着かず変な気持ちになり。しかしこの優しい表情や言動は一時的なもので、明日には元に戻ってしまうかもしれない、そう緊張が走るも繋いだ手に力がこもるのを感じては今はこの時を大切にしようと立ち上がる彼女を見上げて微笑み。続いて優しくかけられた立派という言葉にピクリと反応。最近の鍛錬は自分でも自覚できるほど失敗続きのお粗末なもので。お世辞にも立派だとは言えない状況下に立たされていることを思い出しては一瞬視線を落とし瞳が曇るも、ただ落ち込んだわけではなく頑張る意志を示し。髪を撫でられたことで、ふと何かを思いつけば微かに曇った瞳は輝きを取り戻し、思いついたひとつの願いと、あとに思いついた願い。どちらを取るか悩んだ挙句、図々しいのは承知の上で問いかけて。)
────── 魔女様。行く前にひとつだけお願いを…、いや、ふたつ聞いていただけないでしょうか。
――うんうん。さっきも言ったけど、アーサーはちゃんと強くなる。だから心配しなくて大丈夫だよ。
(つい込み上げてくる愛しさのままに手を伸ばし、彼の頭を撫でてしまっているが、これは――これは、許されるものなのだろうか。少し推しに触れ過ぎなのでは?と、2%くらいの良心が囁く中、残り98%の意識は指先に触れる銀糸の髪の感触に持っていかれており。ほわほわと幸せそうな表情でアーサーを撫でつつ、決意を新たにした様子に頷いてみせれば、安心させるような微笑みを浮かべて。それからお願い事があると言われれば、ぱっと嬉しそうに表情を輝かせ、一度頭から手を離せば真剣に聞く姿勢をみせる。ここで言う”できることなら何でも”はまさに額面通りの意味。あり得ないことではあるが、例えばアーサーが”王国を滅ぼして欲しい”と言ったのなら、間違いなくやる。できる。何故なら推しのためだから。そんな重すぎる思考を嬉しそうな笑顔の裏に隠しつつ、彼の次の言葉を待ち)
ん、なぁに?――わたしにできることなら、何でも言って?
…はい!俺は強くなります。頑張るので、鍛錬がうまくいった日は今のように頭を撫でて貰えないでしょうか。─── あと、もうひとつは……ヴィアローサ様と呼びたいです。
(髪を撫でられる感覚に瞳を細め、感じたことのない心地良さを体感しながら彼女の手を受け入れ言葉を聞き入れて。色んな不安はあるものの、大丈夫だと言われてしまえば何の抵抗もなくその言葉をのみ込み。一転分かりやすく輝く彼女の表情に自分の願いが叶うかはさておき、彼女へ届くのだと実感。何かを強請るのは初経験で、うまく伝えられるか少し緊張気味に口を開けば己にとって一世一代の願いをひとつ打ち明けると、続いて2つ目の願いは先ほどよりも小さな声で打ち明け。強欲にも2つ願ってしまったが、本命は2つ目。今日初めて彼女からアーサーと名前で呼ばれたことに呼ばれるたび密かに感激し、何度かさり気なく自分も名前で呼ぼうと試みてはいたが、さすがに許可なしでは難関で。二つとも大魔女と恐れられる彼女に言う願いとしては中々に大胆なもの。他の者が聞けばそれを想像しただけで気絶してしまうほどハードルが高いにも関わらず己に恐怖心は一切なく。ただ少し、照れたような年相応の恥ずかしそうな表情でもじもじと。)
――うん。でも鍛錬だけじゃなくて……アーサー頑張ったなぁ、偉いなぁって思ったときは、撫でさせて欲しいな。――二つ目ももちろん。アーサーの好きなように呼んでくれると嬉しい!そう畏まらなくたって……ヴィアでもローサでも、様付けだってなくてもいいもの。
(何が何でも叶えるという強い意志を持って彼の言葉へと耳を傾ければ、告げられた可愛らしくもいじらしいお願いに思わず表情が緩む。一つ目、そんな条件など付けずとも、アーサーが望むのならいつだっていくらだって撫でる心積もり――なのだが、それを言うのは何だか違う気がして。しかし今のように気付けば手が伸びていると言うパターンも往々にしてあると思えば、ちょっとだけ条件を緩和するようにお願いを。それから二つ目、アーサーの口から初めて”魔女様”以外の呼び名が出てくれば、少しばかり驚いたように瞳を丸める。何故なら作中において、彼が大魔女の名前を呼ぶことはついぞ無かったはずだから。しかし驚きはしたものの、これもまた良い変化には違いない。何より恥ずかしがっている様子がもう満点で花丸だし、未だ”キャラクターの名前”という認識が強いものの、今現在における自分の名前を呼ばれて嬉しくないはずがなく。ふわりと花が咲くように微笑んでは、その願いを受け入れるように頷いて)
…!!いいのですか?それは、…俺にとって凄く幸せなことです、ありがとうございます。…えっと、では、ヴィア様。
(初めて願った自分の想いが届いて叶い、思わずその場でぴょんと跳ねて喜べば先ほどまでの無表情はどこへやら、輝く瞳に彼女だけを映し嬉しさのあまり興奮から少し頬を赤く染めて。日常であれど己が頑張れば先ほどのように頭を撫でて貰える、それはあまりにも幸福なことで、つい大きな声で食いついてしまうも嬉し恥ずかしそうに笑みを浮かべた後、ほんの少し呼び名を悩んではさすがに敬称を省くという考えはなかったのか、親しみを込めて名を呼んで笑顔を咲かせ。彼女の背後にある窓から差し込むのは穏やかな光、その光にちらりと視線をやれば優しい手をぐいぐいと引っ張り、名前をもう一度呼んでは扉の方へ。最早エスコートなどというスマートなものは忘れてしまった様子。)
……ヴィア様!日が暮れる前に花畑に行きましょう、花冠を作って差し上げたいのです。
(/ 突然背後から連投失礼いたします。いつも楽しくやり取りさせていただきありがとうございます…!可愛らしく聖母のような魔女様に毎度歓喜しておりますが、神スチル、アクスタとタペストリーの下りが未だにとてもお気に入りです(唐突な告白)
そして、背後登場の訳なのですが、今後についてご相談があります。いつ頃大人に成長させようか迷っておりまして…。この後は
花畑でのほほん→キリのいいところで翌日に変え、鍛錬→その後月日が立ち成長した
…という流れですぱすぱっとやっていくか、もしくは鍛錬の後にもう何展開(例! 城下町に出かけて部屋の模様替え、森に出た魔物に襲われそうになったところ、ヴィアローサ様に助けていただくプチハプニング )などを挟んだ後、成長とも考えております。
(もしくは今から行く花畑での平和エピに魔物プチハプニングをつけてもいいかなと!)
当方的にはとりあえず幼い頃の鍛錬を組み込みたいと思っておりますが、他にご希望の展開がございましたら教えていただけますでしょうか?特に希望の展開はなく、すぱすぱっと進める場合もOKです!お返事ゆっくりで構いませんので、宜しくお願い致します/* )
喜んでくれて嬉しいけれど……お礼を言うのはわたしの方だよ、ありがとう。
(願い事を受け入れてお礼の言葉を受け取ることは、何もおかしなことではない。しかし相手が推しともなれば話は別で、むしろ”撫でさせてくれてありがとう”となるのは当然のこと。頬を上気させて全身で喜びを表現する様子が何とも可愛らしく、先ほどから表情筋は緩みっぱなしだが、圧倒的感謝を胸に真摯なお礼の言葉を口にして。それから名前を――しかも愛称で呼ばれれば、噛み締めるように返事をしつつ、とびきりの親愛を込めて彼の名前を呼ぶ。そんなやり取りがただ嬉しくて、幸せな時間に浸るように微笑みかけていれば、年相応にはしゃぐアーサーに手を引かれて扉の方へと歩き出し。待ちきれないとでも言うような様子に微笑ましそうに破顔しては、繋いだ手に僅かに力を込めつつ、細やかなお願い事を一つ口にして)
――――うん、アーサー。ふふ、そうだね。そろそろお出かけしよっか。――アーサーは花冠が作れるの?それじゃあ、作り方を教えて貰おうかな。
( / こちらこそ、いつも楽しい時間をありがとうございます…!萌えどころしかない可愛いの化身のような推し様に、日々推し活を楽しませていただいております!
アクスタのくだりはグッズ欲しさについ暴走しましたが、お気に召していただけたのでしたら良かったです…!後日、魔女が魔法でグッズを生み出し、自室に祭壇を築く可能性もありそうだなぁと思う今日この頃です(←)
今後の展開についてご提案いただきありがとうございます!幼少期の鍛錬、ぜひ入れましょう!魔物ハプニングも、花畑への行きや帰り、あるいは鍛錬中に想定外の遭遇などで、ぜひ取り入れられればと思います。
成人後のアーサー様を早く拝みたいと思う反面、今の可愛らしいアーサー様を永遠に推していたくもあり…魔女共々たいへん贅沢な悩みを抱えているのですが、それはさておき。当方としてはお部屋の模様替えの一幕が欲しいなと思っておりまして、街に出かけて家具や服を揃えたりする展開を組み込めると嬉しいです!(推しに貢ぎたいオタク感))
……?はい、幼い頃からひとりで遊ぶことが多かったので、自己流ですけど…光栄です。俺が教えて差し上げますね、とても簡単なんですよ!ヴィア様はすごーいお方なので、一瞬でマスターできると思います。
(願いを叶えて貰った側が何故お礼を言われるのか、きょとんと目を丸くするも陽だまりのような優しい笑顔を向けられ名前を呼ばれてはそんな疑問もどこへやら。きゅんと心臓が締め付けられるのを手を引きながら感じ、暇手で扉を開けてまだ日が高く眩しい外へ。以前は外に出たところで空を仰ぐ事などなく、俯いて歩いていたため、新鮮な気持ちでいっぱいになり心を躍らせると、ふと城にいた頃を思い出し。幽閉されていて、小さな庭で花を摘むことくらいしかやることがなくいつの間にか自己流で作っていた花冠。その思い出に悲観になることはなく、それよりも作り方を初めて誰かに教える事、誰かのために作れる事に心底幸福さを感じては彼女の目を見て大きく頷き得意顔。)
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