トピ主 2022-07-09 17:06:15 |
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エース
………。
(パルマに言われると目線を逸らすような仕草をすれば、ムスッとした表情は相変わらず変わらないままでいて。そして、小言で「その本人っていう人に、こっちの話とか聞いてもらえずに首輪みたいなのつけられたんだけど…。」とボソッと不満げに呟いて)
グリム
…まぁ、とりあえずなんか色々あったみたいだから、詳しく聞いてみるんだゾ。
(エースの様子とパルマがエースに対して言っているのを見ればグリムはジト目になり、「外で話すのもアレだから、とりあえず中に入るんだゾ。」とエースに声を掛けては彼をオンボロ寮の中へと入れようとして)
―――
(/すみません、大変返事をするのが遅くなってしまいました…!トピ上げいつもありがとうございます…!)
エース
……おじゃましまーす。
(グリムとパルマが中に入れるとエースはオンボロ寮のなかへ入っていき。そして、談話室へ移動すると大きなソファーがあったため、エースは手でソファーについている埃を振り払えばそこに座って。その表情はどこか気に食わなさそうな表情はしているものの疲れも見えていて)
グリム
なぁ、エース。オマエ、なんでそんなのつけられたんだ?
(グリムも談話室に行けば、ソファーに座っているエースを見ては腕を組みエースに聞いて)
エース
タルト一切れだけ食った。
(グリムに聞かれるとエースは眉が吊り上がったままな状態で一言彼らにハート型の首枷が付けられた理由を端的に答えて)
グリム
タルト一切れ?
(エースが不満そうな表情で理由を端的に答えれば、グリムはそれを聞いて首を傾けて)
エース
そーだよ、それだけ!
小腹が空いたから寮のキッチンに行ったら冷蔵庫にタルトが冷やしてあったんだよ。しかも、ホール3つ分もあって、それのたった一切れ食べただけで首輪!
(グリムがジト目になりながら首を傾けるのを見れば、エースは不機嫌そうに首枷が付けられた理由を説明して)
――――
《ハーツラビュル寮(キッチン)での出来事の続きー※ここは也の送信はいらないです》
リドル
美味しくって当たり前だ。だってトレイの作ったタルトはいつでも絶品だからね。
(エースの背後から冷たい視線で見下ろし、タルトを美味しそうに食べているエースに控えめで落ち着いた声で彼に声を掛けて)
エース
いやこれマジ美味いよ!店で売ってるのよりも……って……。
(背後から声がすれば、それがリドルの声であることに最初は気付いていないのか、その声に反応しては返答して。しかし、タルトの感想を言う間際で、「この声って…?」と声の持ち主が誰なのか嫌な予感がしたのか顔に冷汗をかけばゆっくりと後ろを振り向いて)
エース&リドル
…………。
(エースが顔を後ろへと向けると、そこには杖を持ち腕を組みながら寮服を着ているリドルが立っていて。リドルはエースを上から見下ろしている状態であるが、顔上半分が影ができているのと静かな怒りが漂わせていて。エースは後ろを振り向いた瞬間、そんなリドルの姿を見て固まってしまい、つい沈黙になりエースとリドルが数分互いを見つめ合う状態になってしまって。そして、エースが口を開くと…。)
エース
りょ、寮長!?
(エースはリドルを見て焦った表情になっては、大きめな声で言い、後ずさりするかのように後ろに下がろうとして)
リドル
ボクのものに手をつけるなんていい度胸がおありだね。
ハートの女王の法律 第89条『女王の許しなくタルトを先に食べてはならない』。タルトの窃盗は許しがたい重罪だ!
それに…、エース・トラッポラ。
君は昨日首輪を外してあげたばかりだというのに罪をまだ上塗りするなんて…よほどボクに首をはねられるのが好きなようだね。
いいだろう…、その願いをボクが叶えてやる。
(エースを見下ろすリドルの表情は血管が浮かび上がるほどに怒っている状態でいれば、エースが後ずさりをしているのと比べ、此方はエースに近づいて。そして、エースが犯した罪状を口で言えば、右手に持っていた杖を構え直し)
エース
い、いや…そんなことは…!
(杖を此方に向けるリドルにエースは嫌な予感しかせず、表情が青ざめていき。そして、リドルの言動を聞けばそれを否定するかのように返答をして)
リドル
【首をはねろ(オフ・ヴィズ・ユアヘッド)】!!!
(エースが青ざめた表情で慌てふためく姿を前に、リドルは杖を振り上げてはユニーク魔法を彼に容赦なく放ち)
エース
ギャー-!!?
(”ガシャン!”と音が鳴れば、エースの首元に赤と黒のハート型の首枷が見事に付けられたと同時にエースは叫んで)
――――
エース
…ってわけ。たかがタルトの一切れ食っただけで魔法封じされるのはおかしくね!?魔法士にとって手枷と足枷つけられるみたいじゃん。しかも、タルトっていっても3ホールもあったし、絶対1人で食い切れねーだろ!
あの寮長、心が狭いにもほどがあるし、法律だかなんだか知らねーけどそんなん気にしてたら身が持たねーわ!
(エースがハーツラビュル寮のキッチンで起きたことをパルマとグリムに説明すれば、溜息をついて。そして、自身に首枷がつけられている状態のため、嫌な表情になっては言い)
グリム
……。
(エースに首枷がついた理由とリドルの行動をエースの口から説明を聞けば、何か考え事をして)
…仕方ないんじゃない?彼は「Queen of heart」だし…
(エースの言葉を最後まで聞き、そう呟くと「というか、彼が横暴なのは認めるけど…エースくんもエースくんじゃない?勝手に食べるのはよくないよ。」と苦笑いを浮かべ)
グリム
聞いていたらどっちもどっちなんだゾ。
それに、3ホール分もあったならパーティー用かもしれないんじゃないか?例えるなら、誰かの誕生日とか…オレ様、名推理すぎるんだゾ!
(グリムは腕を組み眉が下がれば、そう言い。そして、タルト一切れにリドルが怒った理由について考えると、そのタルトは実はパーティー専用で出すものでは?と思えば、それについて追及するかのように言うとグリムは何故か自分を褒めて)
エース
誕生日…ねぇ。誰かの誕生日なんてあったかな…。
それに、オレ、パルマなら絶対に寮長が横暴だって言ってくれると思った!もし、これで寮長が横暴じゃないとか言われたら、こっちの身が持たねえし。
(グリムの口から”誕生日”という言葉を聞くと、顎元に手を添えてこの時期に誕生日が近い人を思い浮かべるよう考えて。しかし、エースの頭の中ではこの時期に近い誕生日は誰もいないんじゃないかと思っていて。そして、パルマを見ると「彼が横暴なのは認めるけど」という言葉を聞くと、エースの中で少し荷が軽くなったのかニコッと小さく笑って)
グリム
でも、パルマの言う通り、先に盗み食いしたオマエも悪いんだゾ。
(パルマを見るエースにジト目を保ったまま、エースにタルトを盗み食いをしてしまった件については、彼に言い)
エース
うっ…。
(パルマやグリムに言われると、エースは顔を引きつっていて)
……う~ん…多分だけどそのタルト…「なんでもない日」のパーティ用、じゃないのかな。
(考え込むようにしてそう言った後、急に思い出したかのように「不思議の国のアリス」の「お誕生日じゃない日の歌」を歌い出しては本人も困惑しているようで)
グリム&エース
……。
(パルマが急に歌い出すと2人は困った様子で互いの顔を見合わせていて)
グリム
…パルマ、急にどうしたんだゾ?
それに歌った後、パルマ自身が困っているのも変なんだゾ…。
(歌い終わった後のパルマの様子を見て、グリムは彼の事を心配するかのように声を掛けて)
エース
……。
あ、もしかしたら、ハーツラビュルで『なんでもない日』のパーティーっていう伝統の行事があるんだけど、オレの耳でしか聞いてなかったことだけどさ…。近々開くとか言ってたような…。
(パルマの歌と言動を聞いて、エースは考え込むと何かを思い出したかのように話して。そして、ハーツラビュル寮に『なんでもない日のパーティー』があることを思い出しては、それを口に出して言い)
グリム
ふなっ!?そうなのか!?
だとしたら、エースオマエやばいことをしたんじゃ…。
(エースの言動を聞けば、顔に冷汗をかき半目になり考え込むエースを見ては言って)
グリム
とりあえず、食べ物の恨みは恐ろしいんだゾ。
今日は遅いだろうから、明日の朝にでも謝った方がいいんじゃないのか?
(エースを見ると、とりあえずタルトを盗み食いしてしまったことに関しては寮に戻って謝罪したほうがいいんじゃないのかと彼に言って)
エース
えー…。
(グリムの言動を聞けば、エースは困り果てた表情で両肩を落として嫌そうな返事をして)
グリム
とりあえず、食べ物の恨みは恐ろしいんだゾ。
今日は遅いだろうから、明日の朝にでも謝った方がいいんじゃないのか?
(エースを見ると、とりあえずタルトを盗み食いしてしまったことに関しては寮に戻って謝罪したほうがいいんじゃないのかと彼に言って)
エース
えー…。
(グリムの言動を聞けば、エースは困り果てた表情で両肩を落として嫌そうな返事をして)
エース
…わかったよ、謝りに行く。
それにパルマも一緒についてくるなら、そっちの方が色々と安心するし…助かるっていうか…。
(両肩を落とし嫌そうな表情をしていたエースだが、パルマが「俺も付いて行くからさ」と言葉を聞くと、心中少しだけ安堵がでており。というのも相手は寮長のため、エース1人だと荷が重かったこともあり、パルマに対して感謝を言って)
グリム
ところで、エース。ハーツラビュル寮から出てきたってことはもしかして…。
(パルマとエースが話していると、グリムはエースがハーツラビュル寮から出てきた後のことで気に掛けていることがあったため、それを口走ろうとするものの、先にエースの口が開き)
エース
じゃ、とりあえず今日どこで寝ればいい?
(エースがそう言うと、ソファーから立てばパルマを見て気軽そうな声で出せば言い)
グリム
オメー、本当に泊まる気か。
なんでそこまでしてやんなきゃなんねーんだゾ!
(グリムは呆れた表情をすれば、エースの方へと顔が向いており)
エース
いいじゃん、別に。今朝からオレの方を見て「シャンデリアが~」とか「ハーツラビュル寮生として~」とかうるさかったし。飛び出した手前で、今から帰るのも気まずいじゃん。
(そう言うと、エースはパルマの方へグイッと身を乗り出し、ぱしんと両手を合わせては「頼むよ。」と声を出して。その表情は眉が下がっていて)
な?ここってお前ら以外いないんだろ?オレさ、他の寮生の連中とか知らないし頼れるところってパルマしかいないんだよ。
ほら、こんだけ広いんだしさ、…ちゃんと後で礼はするから。
(エースはパルマの目の前で両手を合わせ首を傾けては、パルマの方を困った表情で見て、まるでおねだりするかのような感じになっていて。しかし、パルマの足元にいるグリムは気に食わなさそうな表情をして)
グリム
ちなみに、オレ様とパルマの部屋以外はまだどの部屋も埃だらけなんだゾ。寝るなら自分で掃除しろ。
(パルマが受け入れる反面、グリムはエースの寝床については準備をしていないのも勿論だが、エースがオンボロ寮に泊まるなら自分で寝床は綺麗にしとけよと言わんばかりにエースの事を言って)
エース
げっ、掃除とか絶対やだ。
パルマ~、部屋に泊めてよ。オレ、こうみえてスマートだから幅とか取らないしさ。ねっ。
(グリムの言動から「掃除」という言葉がでると、エースはあからさまに嫌な表情になって。そして、パルマを再び見ると目がニッコリと細めになれば、パルマに言い寄って)
グリム
寝るところなら、エースの後ろにあるソファーでも十分寝られるんだゾ。
(エースがパルマに言い寄ってる矢先、グリムはジト目になりながらもエースが先ほど座っていたソファーに指を差して)
う~ん…そうなると俺が床かあ。ちょっと床では寝れないから、ソファで寝てよ。
(少し考えていた様子だったが、やはり受け入れられないらしく謝罪するように手を目の前で合わせつつソファを指差し)
エース
ちぇ、ケチ。いいですよ~。
オレは1人寂しく談話室のソファで寝ますよーだ。
おやすみ!
(グリムとパルマの2人の反応を見て、エースは口を尖らせるかのようにムスっとした表情になれば諦めて。そして、ソファに自分が着ている制服のジャケットをボタンを外して脱げば、それを丁寧に畳んではソファの背もたれのところに掛けて。そして、シャツ姿になるもパルマとグリムを見ては「おやすみ」の一言を掛けて)
グリム
…まったく、困ったヤツなんだゾ。
(エースの姿を見ては、グリムはボソッと小言を言い)
ゴースト達
オトモダチだぁ~。オンボロ寮がこんなに賑やかになる日がくるなんてねぇ~。
(壁をすり抜けて出てきたゴーストたちが、3人の姿を見ては大喜びで飛び回っていて)
グリム
うるせぇ!オマエらまで急に出てくんな!
(グリムが虫を追い払うように両手でパタパタと空中で振り。いつもの通りのゴーストとの追いかけっこが始まって。)
静かな夜のはずが賑やかになっちまったんだゾ…。明日もあるんだし、パルマ。オレ様達もそろそろ寝るんだゾ。
(ゴースト達を追い払うとグリムはパルマを見て、自室へ戻ろうと言わんばかりにパルマを誘導しようとし)
グリム
オレ様も眠くなってきたんだゾ…。
まぁ、外にいたのがエースで良かったが…すやすや…。
(自室へと戻ってこれば、グリムはベッドの上へと移動し布団の中に潜ればパルマを見て言い。「今度こそおやすみなんだゾ。」と彼に声を掛ければ、グリムは眠りに落ちて)
(早朝になり、小鳥のさえずりが聞こえるなかでドンドンというノックの音が聞こえてきて。どうやら、誰かがオンボロ寮のドアを叩いているみたいでいて)
エース
う~、誰だよ。こんな朝っぱらからドアをドンドンするの…。
はいはい…今出るからドアを叩くな。
…げ、デュース…。
(ソファで寝ていたエースだったが、朝早くからオンボロ寮のドアをノックする音が聞こえるとその音に起きてしまい。そして、起き上がればソファに掛けていた制服のジャケットを着直せば、オンボロ寮のドアの方へと移動し、ドアを開けるとそこにはデュースがいて)
デュース
エース、やっぱりここに来ていたのか。
他の寮生から話は聞いたぞ。寮長のタルトを盗み食いをして、首輪を付けられたんだって?2日しか経っていないのに2度も首輪なんて、お前相当バカだな。
(ドアを開けられるとエースがそこにいたため、デュースはホッとして。どうやらオンボロ寮に来た理由としてはハーツラビュル寮でいなくなったエースを心配(?)して探してたみたいでいて。しかし、エースの姿を見ると首元に例の首枷を付けられているため、他の寮生らから聞いた話を思い出せば、鼻でふッと笑って)
エース
うるっせ!つか、お前にだけは言われたくねー!
(デュースの反応を見て、少しイラっときたのか眉が吊り上がり強めにデュースに言い返し)
グリム
ん?さっきのノックした音はデュースだったんだゾ…。
(朝からドアのノックした音にパルマよりも早く目が覚め、自室から出るとエースとデュースと鉢合わせして)
――――
(/いえいえ、大丈夫ですよ。お気になさらずに。)
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