従順な狂犬（〆）

家事はいいですよ。今までもやってたので。消毒は……なんていうか黴菌をやっつける…的な…？……あのホントに命狙われるんですかね…狙われても話せばわかる的なのってないですかねっ？…というか夢でしょうか…？
(家事はひとりもふたりも変わらないし…と断りなぜ消毒なんかでなおるかといわれたので律儀にうーんと考え説明しようとして。…命をねらわれるというのには夢なんじゃないかと言ったりこのごにおよんでまだ呑気なことをいっており)

家事ができていたらあんなに散らかってないと思うが？菌をやっつける…そんなことできるのか
狙われてる、中には話してわかる奴もいるかもしれないが、分からないからな…現実だと分からせて欲しいのか
（家事についてあまり知らないが、あれだけ散らかってるのは流石に違うと思って。相手の説明にどうでも良さげに呟きながら夢だという相手に近付くと相手の頬をむにぃっと引っ張り）

ちがっ…あれは…その…ちょっと急いでただけで………いひゃいれすっ…！
(部屋のことをいわれたらなんにも言えずもごもごとくちごもることしか出来なくて。急に頬を引っ張られ痛いです！と講義するがきちんと発音出来ず涙目になりながら現実なのか…と今更ながらおもい)

俺は、仕事以外はこの部屋で大人しくお前の帰りを待つからその間くらいはしてやる。それと俺に字を教えるんだろ、契約書に名前を書くためにも俺の名前の綴りを教えろ
（口籠った相手にほら見たことか、と思いながら基本は大人しくしておくと言って。?から手を離してから字を教えろと言って自分からペンを持とうとするものの、握りしめるような持ち方で）

ら…乱暴……。別に家にいるぐらいは自由にしてていいんですよ？小説とかなら少しはありますし……あ。その前に文字を教えないとでした……えっと字の綴りは………………まずペンの持ち方から覚えましょうか。そんな握りしめなくていいんですよっ！凶器じゃないんだから凶器じゃっ……こうです。
(小声で文句をいいながら頬をさすり、小説と言う言葉を出すが相手が文字を読めないことを思いだし。字の綴りを教えようとするも相手のナイフでも持つかのようなペンの持ち方につい突っ込んでしまいながらも別のペンを取りだし持つと見せ)

小説……いつか読みたいな。は？こうじゃないのかよ…こうか？
（いつかあ読みたいと言いながら相手が違うと言ったため少し持ち方を変えて相手の真似をし。まだ少し不慣れなものの一応書けそうな持ち方は出来て）

ひらがなと片仮名さえ覚えてしまえば児童文学などにはふりがながついてるので読めますよ。面白いですしね。はい！そうです。でネロ…はこうです！こっちがひらがなでこっちがカタカナです！
(小説の話をしていると少し懐かしくなったのか今度自分も久しぶりに読んでみようかななんて思いながら持ち方を確認しながら近くの紙に一応ひらがなとカタカナで2種類ネロと書いて見せる)

……ガキじゃない…ね、ろ…と、ネロ…こうか？
（不満げに児童書が子供向けだということはなんとんく理解しながら不満げに２種類書かれた自身の名前を少し歪だが書き終えるとどこかドヤ顔で紙を見せ）

…児童書は大人でも面白いと思いますけど…ホラーなどもでてますし。はいっ！あってますよ！…あっそれと近所には弟とでも言っておくので合わせてくださいね？……まぁこの時期この年でって言うのもいささか不振に思われるかもですが…
(児童書について少し考えながらもまずは五十音表や漢字ドリルでも買おうと思い、ドヤ顔でいった相手に対し本当に子供みたい…と思いながら頭を軽く撫で。さすがに近所からはもしネロが家から出てきたときに変なボロがでないように……正確に言えばそれによって変な噂がたたないように釘を指す)

そうなのか、ホラーってお化けだろう？どうせ幼稚だ。ふーん、こうやって書くのか。弟…わかった、外では姉さんだな。そこら辺は俺が上手く言い訳してやる、そういうのは得意だ
愛想がいい方がいいのか？
（相手の児童書も面白いという言葉に子供騙しだと言って。頭を撫でられて不満げに相手を睨み。暗殺の際も様々な言い訳で侵入したりもしたため任せろと言って。弟なら姉扱いするか、と思いながら相手に頷きながらどういうふうに相手の弟なら愛想良くするかと思い）

幼稚って……愛想は……………大変です…私兄弟がいないので普通の兄弟がよくわかりません…！…ということで任せました。
(ホラーは幼稚と言う言葉にどう反応すればいいか少し困りふとお化け屋敷にでもつれていったら驚くのだろうか…と思い。愛想のよい弟…と考えるとこの少し生意気な少年が愛想がいいと言うのと普通の弟というのが想像できなかったようでうなだれた表情で得意だと言うネロに丸投げするかのようにポンと彼の肩に手を置いて)

幼稚だろ、あんなの子供騙しだ。成る程……俺が愛想良く振る舞うなら
いつも姉がお世話になってます、僕、今日からちょっと用事で姉の家に住むことになったんです。よろしくお願いします……こんな感じか？
（お化けなどは信じないタイプな上にお化け屋敷も言ったことがないため怖くないと言って。任せると言った相手に呆れたようにため息をついてからにこっと笑顔を作ってお行儀良くすれば痩せ細っている上に髪で隠れるがそこそこ容姿はいいからか好感は持てるがすぐに切り替えて、どうだと尋ねて）

まぁ確かに怖くはないですが……わっ…！猫被るのが上手なんですねっ！
(自分もお化け屋敷はそんなに怖くないからか子供だましという言葉に同意すべきか反論すべきか少し考え。相手のあまりの変わりように豆腐の角に頭ぶつけたらこうなるのかな…なんて少し失礼なことを考えながら誉めているのかけなしているのかわかりないことを言い)

まぁ兎に角、本は楽しみにしておく、出来れば面白いのでな。お前…時々失礼だって言われないのか？
それと今日からここに住むわけだが…俺はどこで寝ればいい？
（怖く無いという相手に本のことを頼んでから、自分に掛けられた言葉に少しぽかん、とした後に他の人の反感を買わずによくこれまでやってこれたなと若干呆れながら、契約書に自分の名前を書くと立ち上がって）

失礼………私としては誉めたつもりだったんですが…。えーっと物置にしてる部屋の物を片付けて掃除しないといけないので片付くまでは私の部屋のベッドを使ってください。私はリビングで適当に寝るので。
(相手の失礼という言葉に自分は誉めたのにと少し首をかしげて。寝る場所を聞かれ一人では部屋数がそんなに必要ないので物置にしてしまっていた部屋を思いだし掃除するの大変だろうな…と少し思い)

あれが褒め言葉…良くこれまで嫌われなかったな。いや、もう嫌われてるのか？……じゃあ片付くまでそのベッドで一緒に寝れば良い、雑魚寝は普通にするだろ？
（首を傾げる相手に呆れたようにため息を吐いて。相手の言葉に次は自分が首を傾げて何故別々で？と言いたげに言って。前までいた場所では寒さを凌ぐために男子女子関係なく冷たい地面で一緒に寝るのが普通なため少々感覚がおかしく）

嫌われっ………あなたの方が失礼ですよっ！？……一緒…………っていやいやいや！雑魚寝なんて普通はしませんよ！？
(あきれたように嫌われてると言う相手に少し頬を膨らませながら反論し。一緒にという言葉が理解できなかったらしくワンテンポ遅れて顔を少し赤くしながら驚いたように見て普通について説明しようとするもよほど動揺したらしく言葉がパッと出てこない様子で少し取り乱し)

そうか？思ったことを言っただけだ。なんで顔を赤くするんだ？……安心しろ、お前を暴漢のように襲うことはない…興味ないからな。ただの契約者だから、それか契約書にこう書いとけ『恋愛感情は抱かない、無断で触れない、共に寝てもそれ以上はしない』そういうことだろ？
（反論に首を傾げ、思ったことを言っただけだと述べて。赤くなった顔と取り乱す様子に少し考えてからなんとなくわかって。意識するようなことでもないだろうと言って追加事項を契約書に書いてもいいと言って）

暴漢って失礼なっ…！とにかくっ！そもそも私は一人で寝ますからっ！決定事項です！それとあなたには常識と礼儀と言うものを覚えてもらいますからっ！
(自分のどこが暴漢なんだとばかりに反論し、無理矢理にでも一人で寝ることを決心して。この子にはまず文字よりなによりも常識を学んでもらおう…じゃないとボロがでます…！なんて考え。契約書はあとで考えよう…というか不安しかないやはり夢なのか…悪夢なのかなんて失礼なことを思って。)

そうか、あとベッドでと言われたが……正直慣れないから、床かソファーといってたやつがいい。だめか？お前がベッドで寝ればいい。常識と礼儀……お前の方が無さげだけど
（相手の言葉を若干右耳から左耳に流しながらベッドはふかふかすぎるイメージがあり慣れないから他がいいといって。常識があればこんな奴を家にあげないし猫被りなんて言わないだろうと思いそう言って）