名無しさん 2022-06-26 12:22:50 |
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こんちはぁ、また買い取りお願いしたいんだけどー?(次の日、早速壺を箱に入れた状態で持って来て。軽く手を挙げて店に入ればすぐに要件を伝えて)
ハ~イ、コレまた凄いの持ってきたねェ。
(手をひらりと振って出迎えれば、手に抱える箱に苦笑いを浮かべる。ちょうど相手をしていたらしい例の「蒐集家」である美女が振り向き、「おお、彼か!私のコレクションがまた増えるんだな!?」と嬉しそうな表情を浮かべていて)
俺も遠慮したかったんだが、おまけが魅力的でついなぁ…。そこのお姉さんは誰だ?(自分の持っている箱に目をやり苦笑いすると、自分でも不本意なのだと伝えて。美女がこちらを向き、嬉しそうな表情を向けられればこの人物は誰なのだろうと疑問に持って)
あ、この子が例の「蒐集家」だヨ。
(蛇骨がそう紹介すれば彼女は「ふむ、君には自己紹介が必要かね?私は「いわくつき」蒐集家の狐狸(フゥリィ)だ。君のお陰で順調にコレクションが増えている、感謝しよう」と長い脚を組み直しながら薄く唇を持ち上げて)
あぁ、赤い靴の引き取り先なぁ。こちらこそ、置き場所に困ってたから有難いよ。(蛇骨の説明と狐狸の自己紹介に納得すると、自分こそ厄介払いが出来て良かったと述べ。「俺は紅花、娼館の主人をやらせてもらってるぞぉ」と軽く自己紹介して)
じゃァ折角だシ、直接買い取ったラ?
(蛇骨がそう提案すると狐狸は頷き、「それはいい。幾らで譲ってくれるのかね?君の言い値で払おう。」と手を差し出す。するとどこからか現れた彼女の部下なのか下僕なのか分からない黒服の男がアタッシュケースを彼女に手渡し)
んー…俺は引き取ってくれるだけで満足なんだけどなぁ。こいつはおまけみたいなものだし。(融通を通してくれるようだが、こちらとしては引き取ってくれるだけで有難く金が欲しい訳では無いので悩んでしまい。「むしろ金じゃなく、あんたの連絡先を対価にしてくれないか?俺が曰く付きを手に入れれば取引できるように」と逆に提案して)
「私の連絡先、かい?」
(彼女はきょとんとしたような表情で紅花の話を聞いていたが、すぐに持ち直して「ふむ、良いだろう。いわくつきが手に入ったらいつでも連絡してくれたまえ」と携帯電話の番号を手渡し)
ありがとう、手に入ったらすぐに連絡するなぁ。(携帯の番号が書かれた髪を受け取れば、自分も袖から紙とペンを取り出し自分の携帯番号を書いて渡し)
「ああ、君からの連絡ならいつでも歓迎さ!」
(彼女も紙を受け取りながら笑い、「それでは…それを私に譲ってくれ。」と紅花の持つ箱に目を移し)
明るくて元気な人だなぁ。曰く付きのもん集めて楽しんでるなんて、パッと見は想像つかないがなぁ。(箱を持って店を出ていく姿を見送ると、軽くなった手をぷらぷら振りながら蛇骨の前に座って)
でも人生楽しんでる感はすごいなぁ。あ、買い物ついでの相談なんだが……。(笑顔で箱を受け取る姿を思い出せばあはは、と笑って。ふとそこで壺の買取以外の要件を思い出し「俺、月に2、3回は男娼として客の相手してるんだけど、蛇骨的にはどう?やっぱり嫌?」と尋ねて)
そう?じゃあ遠慮なく仕事としてやらせてもらうなぁ。(蛇骨の言葉に軽く頷くと、頬杖をついて目を細めて笑い。「蛇骨って嫉妬とかするのかなぁ。怒ったりするイメージ無いんだけど」と軽口を言い)
ふぅん、でも蛇骨は人並みって所から離れてるしなぁ…。龍鷹とちゅーしたら嫉妬する?(あまり蛇骨に合わない言葉に眉を寄せると、例えばの話で言ってみて)
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