匿名さん 2022-06-25 23:59:19 |
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っ…おう。
(同じ気持ちで居てくれる事がこんなに幸せな事だなんて。今思うとあの時思い切って告白して本当に良かったと思う。顔を赤く染め笑みを浮かべる彼女にドキッとしつつ、直ぐに笑みを浮かべて。「そろそろだと思うけど…良かったら外に出て観ないか?」食事も終えた事だし、バルコニーにはロッキングチェアと小さなテーブルも置かれている。お酒を飲みながらゆっくり鑑賞するのもいいだろうと提案を。そんな話をしていると最初の一発目が打ち上げられ、夜空に大輪の花が咲いて)
わぁ…っ!すごい…。
( 丁度打ち上がった一発目の大輪の花に思わず釘付けになるほど見蕩れて。暫くその落ちていく火花を見ていたが、相手の言ったようにバルコニーに出ようとグラスを持ち、外のテーブルに置き。バルコニーに出ると次の花火も打ち上がり。)
大迫力だな、こんなに近くで見れるなんてさ。
(グラスとシャンパンを手に持ち外に出れば、間近で見る花火の大きさと音の大きさに部屋で見るのとはまた違った大迫力を感じ。ロッキングチェアに座ると彼女のグラスと自分のグラスにシャンパンを注ぐと花火に釘付けになり。暫く夜空に上がっていた花火が落ち着いたかと思えば、下の方でも仕掛け花火が始まれば、椅子から立ち上がりフェンスに寄りかかる様にして観入り珍しいその花火に子供の様な無邪気な笑みを浮かべれば)
すげぇ、花火の滝だ!こんな花火もあるんだな!
( 次々上がる花火に目を輝かせ、自分もフェンスの傍に行き。相手の横に立つと花火の滝に驚きながら、横で子供のようにはしゃぐ相手を見て小さく笑って。「こんなすごい花火見れるなんて思わなかった。」と呟くとまた視線を花火へ戻して。)
…次来る時は俺達の子供も一緒だと良いなぁ…
(仕掛け花火が続く中、下の沿道にも沢山の人達が観ているのが花火の光に照らされてよく分かる。その中にはカップルや家族連れも多く、子供を肩車して花火を見せている人も居り。そんな光景を見ると何処か憧れみたいなものがあり、言葉に出すつもりは無かったのだが心の声が無意識に口に出てしまい)
…!
そ、そうね…。
( 相手の口から漏れた言葉には、驚きに目を丸くして。自分も同じことを丁度思っていたところだったので余計に驚きが増して。そして頬を赤くすると、彼の手をそっと取って「次は3人で、見に来よ?」と照れながらそう告げて。)
っ!…お、おう…
(彼女の反応から声として出てしまっていたのだと気付けば一気に顔を赤く染め、なんて言おうかと迷っていると自分の手に触れた彼女の手。彼女も顔を赤くしつつ同じ様に思ってくれた事を知れば、顔は赤いままながらも微笑を浮かべて彼女の手を握り返すとそのまま引き寄せ抱きしめて)
…っ、エド?
( 引き寄せられたかと思えば、すんなり相手に抱き締められていることに気付くと驚きはするも、その温もりに安心して相手の背中に手を回して。その間も、花火の音が耳に入るが、その音よりも自分の心臓の音の方が耳に響いて。)
…なんか嬉しくてさ。
(同じ様に思っていた事が嬉しくて衝動的に抱き締めてしまったのだが、いきなりで驚かせてしまったかもと思いながら解放する気はなく。背中に回された彼女の手、体温、鼓動を感じると更に緊張感が増して自分の鼓動も聞こえているかもしれないとさえ思えてくる。花火や歓声を気にする余裕はなくて少しだけ身体を離すと、彼女の左頬にそっと触れ真っ直ぐに見つめれば)
触れたい…駄目、かな?
…っ、そんなの、聞かなくてもいいのに。
( 暫く温もりを感じていたが、少しだけ離れると左頬に手が添えられ。彼の言葉を聞くと顔を真っ赤にして、そんな事を聞かなくたっていつだって触れてもらっていいのに、と思うと少し熱が籠った瞳で相手を見つめ。相手の背中にまわしている手は服の裾をきゅっと握り。)
ん、ウィンリィならそう言ってくれると思ってた…っ。
(熱の籠った瞳で見つめられると背中にゾクリとしたものが走るがここは理性で留めて。前にも言われたからか、聞いた所で彼女なら受け入れてくれると確信を抱いており頬に触れたまま微笑を浮かべるとゆっくりと顔を近づければ彼女の柔らかい唇に自分のそれを重ねて)
ん…っ。
( 相手の微笑みに、さらに心臓の音がうるさくなるのを感じ。ゆっくりと重なった唇に合わせてそっと目を閉じれば、その感触に暫く酔いしれ。時折花火が上がっては消えていくその音にわずかに肩を揺らし。)
っ、ん…はぁ、っ…
(最初は優しく触れるだけの確かめる様な口付けから角度を変えて甘い吐息を時折漏らしつつ次第に深いものへと変えていき。暫く堪能した後惜しみつつも彼女の唇をそっと解放すれば彼女の額に自分の額をくっつけて、ふっと笑みを浮かべ)
…っんぅ…っ。
( 深い口付けが交わされると、がんばってそれを受け入れようとして。暫くして少し離れると額と額が触れ合い、そのくすぐったさに身動ぎ。相手を見つめると、今一度相手の背に回した手にぎゅっと力を入れて抱き締め。 )
ウィンリィ…?
(見つめていたのはほんの数秒程度ではあるだろうが、その時間さえも長く感じられ。かと思えば抱き締めてきた彼女にどうしたのだろうかと名を呼び)
…ねぇ、もう一回、して?
( 相手の自分を呼ぶ声に反応すると、少し視線を泳がせるも、正直に思ったことを相手に伝えて。まるで甘えたようなお願いに、言ってから顔を赤くして、ちらっと相手の様子を伺いみて。)
!…っ、ん…。
(反応を待っているとその可愛らしい強請る様子と顔を赤くしつつその甘い声色に再度ドキッとして。こんな事言われて断る理由など無く、これまで何度この殺文句に打ちのめされて来た事か。彼女の願いに顔を近付ければ彼女の唇に自分のそれを重ね焦らす様に啄む様な口付けを)
…っん…ぅ…。
( 相手がお願いを聞いてくれたことが嬉しくて、でも焦らすような口付けにはもどかしさを感じ、背中に回していた腕を相手の肩へそっと回すと、自らも相手の唇に触れるような口付けを。)
ン…っ、積極的だな、ウィンリィ…っ。
(焦らす様な口付けにもどかしさを感じている相手。彼女自ら口付けして来てくれた事が嬉しくて欲望に任せて口付けを深くする。息継ぎの合間に上記を口にすれば熱っぽい瞳で彼女を見つめ、片方の手を彼女の後頭部に移動させ逃さまいとより深くして)
は…っぁ…ン。
( 徐々に深い口付けに変わっていけば、合間に苦しげに息を漏らしながらも、相手に応えようと必死で。段々苦しくなってきたが、相手の手が後頭部に回されているせいで離れることはできず潤んだ瞳で相手を見つめて。)
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