社長秘書 2022-06-22 19:11:42 |
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類が甘えるの苦手と知っているが無意識とか無自覚に類から甘えられたら嬉しいと思ってしまった。
( 支払いが済むと袋の中へ買ったものを入れ乍我慢しなくていいと言って貰えてどうやって甘えようかと考えると嬉しそうに笑い。秘書として完璧になる迄時間がかかったがその分、色々と彼から学び今では自分に厳しく完璧をも求めたりと完璧な姿以外見せられなくなっており。プライベートや甘える時くらい完璧ではない姿を見せようと心に決めて。全て袋へ入れ終わるとカゴを戻してから袋を両手で持ち出入口目指して歩き出して。これから毎日きっと彼と一緒に料理をしたり手伝って貰うだろうと考えると口元は緩み「 俺は類を好きになった時点でもう魔法に掛けられたようなものだからな。好きという魔法に掛けられて、類のどんな姿も愛おしいから弱い部分とかこれから少しずつ俺に見せくれないか?料理も一緒に作れたら幸せで、何なら隣りに居てくれるだけで俺は安心するくらいだぞ。だから邪魔邪魔とか言うな。 」はっきり気持ちを伝えると外に出て今度は己の住まいであるマンション目指して歩き、思いがけないからお誘いに対し即決で行くと宣言し、二人で何処へデートしようか悩み。 )
大切なピアスを好きな人につけて貰えると、とても嬉しくて幸せな気持ちになるな。ピアスといえば類はピアッサーとか持っていたりするのか?今度の休日に出掛けるのも大賛成だぜ。好きな場所とか行きたい場所が決まっていたら遠慮なく言ってな。
俺が甘えて凌が嬉しくなるなら、俺も無意識とか無自覚でも良いから御前に甘えれる様にならねェとな。凌には結構甘えてる気がするけどな俺は。
( 自身が甘える事等が苦手だと理解してくれている彼が、甘えられたら嬉しいと言ってくれるのなら頑張って少しずつでも甘えれる様になりたいと思い。無意識では有るが彼には十分甘えている気がしたが、彼からすればそうでも無いのだろうか。袋に全て入れ終え両手に袋を持つ彼を見遣れば片手をスッと差し出し「 俺も其れ持つから1袋頂戴、凌。 」と声を掛け乍スーパーの出入り口へ向かい。料理が出来なくても傍に居てくれるだけでも良い、という言葉に内心嬉しくて。料理が出来なくてもきっと彼なら色々な分からない事は優しく教えてくれる気がして。其れに毎日彼と一緒に料理を作るのも悪くないし、毎日幸せだな。「 其の凌に掛かった魔法は解けねェの?弱い部分か、ネガティブ発言も弱い部分に入るか?凌はどんな俺の姿見ても受け入れてくれるんだろうなきっと。そうだな、凌と一緒に料理を作れるなんて幸せだよな。凌の邪魔にならねェなら良いんだ。 」と彼の住んでいるマンションへと歩き乍言葉を紡いで。誘い掛ければ彼からの返事は即決で思わず其の返事の速さに珍しくふは、と声に出して笑って。誘ったが断られなくて良かったと安堵して。彼と呑みに行く事はあれど、出掛ける事は無かった為次の休日が楽しみで。 )
凌からの大事な貰い物だからな、早く付けてェわ。ピアッサーを持ってねェから今度の休みに凌と出掛けた時に次いでに買いに行く。凌は?俺と行きてェ所有る?
両想いになってから俺の方が抱き締めたりキスとかスキンシップして甘えまくってるから……類の方からもキスとかスキンシップしてくれたらすげェ嬉しい。という我儘言ってみた。
( 言葉に表して伝えるのは恥ずかしいのか珍しくはっきりと伝えられず、俯き加減で喋り。早速スキンシップの我儘を言ってから様子を伺うように俯いていた顔を上げ上目遣いでそっと見遣り。両想いとなってから嬉しくて幸せすぎて逆に怖いという感情も生まれ、この幸せがずっと続くようにと考えていると歩いている途中で彼の片手が伸びて差し出されると、自然な動きで片方の袋を手渡し「 荷物持ってくれてありがとな。 」御礼を伝えマンション迄歩き続けると近所だったのもあり数分で住まいのマンションへ到着し。オートロック解除後中へと入りエレベーターへ向かって。ボタン押すと直ぐに扉が開いて中に入ったのを確認してからボタンを押し上昇していき。途中止まらず直ぐに階へ到着すると扉が開き部屋へと向かって歩き。カードキータイプのキーで解錠し、先に部屋の中へ通して入るのを確認してから続いて入りしっかりと施錠を。「 類の住んでいる部屋と比べたら狭いが、自宅だと思って寛いで貰えたら嬉しい。 」リビング迄案内してから広々としたダイニングキッチンへ移動し、大きな冷蔵庫へ買ってきた食材を仕舞いながら「 類は魔法が解けて欲しいのか?…なんて意地悪だったな。類に掛けられた魔法はきっと解けることはないだろう。誰にだって欠点とかネガティブな時はあるだろうし、そういうのも引っ括めて愛おしいから。どんな時でも愛おしいが勝っているから類を邪魔だとか思わねェよ。 」改めて気持ちを伝えると邪魔と言う言葉に有り得ないという表情になって首を傾げ。料理の事やデートの場所について考えると楽しみで仕方ないのかずっと笑顔で想像を膨らませ。 )
ピアッサー買うついでに類の使う食器とか揃えたいからさ、ショッピングモールで買い物しないか?類が他に行きたい場所があれば喜んで付き合うからな。
凌、我儘が可愛いな。自分から御前にスキンシップをする事には何処か躊躇してたかもしんねェな。俺が触れて凌に拒否されたらって思うと怖かったんだ、でも凌が可愛い我儘言ってくれたからな、俺から触れていいか?
( スキンシップの我儘を恐る恐る言い、上目遣いで自身を見る彼を可愛いな、と思い乍見遣れば頭にそっと手を乗せて優しく数回撫でて。恋人にスキンシップをしようと時に思い切り拒否された事を思い出し、自分から触れる事に無意識に躊躇していた事に我儘を言われて気付いて。自身の気持ちを吐き出し乍、スキンシップをしても良いなら此からは沢山彼に触れようと思い。片方の袋を受け取り御礼を言われれば小さく頷いて、彼のマンションへと到着して。部屋へと着けば促される様に先に中へと足を踏み入れ靴を脱いで上がり「 お邪魔します。 」と一言呟いて。リビングへと入れば少し周囲を見渡し、綺麗な部屋で彼らしいな部屋だと思い乍、手に持っていた袋を冷蔵庫の前に置き買ってきた物を仕舞うのは彼に任せてソファへと腰を下ろして、冷蔵庫に食材を仕舞う姿をじっと何気無く見詰め「 俺の所と広さは変わらねェだろ。ん、寛いで良いなら寛ぐけど、料理作るの手伝う時は呼べ、俺に出来る事は何でもすっから。 」と言い。魔法が解けて欲しいのでは無く、解けたら俺なんか好きじゃ無くなってしまうのでは無いかという不安から来る言葉で。「 否、解けて欲しくねェな。解けたら俺なんかぽいっとされそうで不安だから聞いてみただけだ。俺も、凌の全部を俺が受け止めてやりたいと思ってる。…やっぱり嬉しいな、そういう風にストレートに言ってくれるから安心出来る。 」彼には邪魔だと思われない事とストレートに言ってくれる彼に安堵して。俺と出掛ける事が嬉しいのかずっと笑顔な彼を可愛いなと思い言葉を紡いで。 )
俺の食器とか買い揃えてくれんの?ショッピングモールならピアッサーも有るだろうし色んな物揃うしな。行きてェ場所か、凌となら何処でも良い。
( 冷蔵庫へ食材を全て仕舞い終わると調理する前に着替えようと「 着替えてくるな。 」一言伝えてから寝室へ行って着替え。リビングへ戻ると少し休憩した後調理しようと甘える様にくっついてソファに座り、彼の肩へ頭を傾けて。触れて拒否されたら怖いという発言を思い出すと過去の記憶が思い出され、同じ経験をした事があるので痛い程気持ちがわかり「 俺も触れようとして拒否された経験あるから怖くて触れられないよな。俺は類が愛おしいから拒否するなんて有り得ねェわ。触れられるのは大歓迎だから今日から沢山触れて来てな。 」最後は安心してもらう為に優しく微笑みかけて。過去に交際していた人物の記憶が呼び起こされ、いつかは話さなければと思っていた。此奴と交際するなら秘密という程の内容ではないが、全て話しておかなければとゆっくり話し始めて。「 …類。俺も過去の恋愛で辛い思いをした経験があってさ。自分では気づかなかったんだが、俺は恋するとかなり重いらしくて。束縛とかしていないんだが、気持ちが重すぎと言われて浮気されそのまま一方的に別れて欲しいと言われた。そんな過去があったからいつか不要になって必要とされなくなるんじゃねェのかって。類の事は信頼しているから平気だが、こんな風に不安になる気持ちは痛い程分かる。 」話している間その当時についてのことは辛い過去だったので膝の上に乗せている両手は微かだが震え。それを悟られぬように笑って誤魔化すとデートの話題へ。 )
一緒に暮らすなら類が使う食器とか色々揃えたいし、交際記念にお揃いのものも買いてェなって。ショッピングモールなら色々なショップがあるだろうから1日過ごせるな。
俺は凌になら触れられても嫌じゃねェし、拒否なんてしねェから安心しろ。俺は今日から少しずつ凌に触れようと思ってるから覚悟しておけよ。
( 着替えて戻って来た彼は隣に甘える様にピッタリとくっつき肩に置く頭の重みに、スっと彼の背後に片腕を回せば其の侭そっと頭に触れ優しく撫で乍言葉を紡いで。彼のスキンシップを拒否した人が居る事に少し驚きで、其れと同時に彼を拒否した人に対してモヤモヤと嫌な感情を抱き。過去の事だろうけれど彼を傷付けた奴を此奴が許しても一生許さないな俺は。ゆっくりと過去の恋愛の話をする彼の言葉を静かに聞き乍、両手が僅かに震えているのをちらりと手元を見遣り。背後に回した腕を戻し膝の上で僅かに震える彼の両手を包み込む様に自身の両手を重ねて、安堵させる為に強く包み込み「 過去の恋愛の事話すの緊張したろ、俺にちゃんと話してくれて有難うな凌。…俺は気持ちが重い方が安心出来る、其れだけ凌が好きだと思ってくれている証だと俺は思うからな。過去の恋愛を忘れる事なんて出来ねェだろうけど、俺には沢山気持ちを伝えてくれ。重くても其れが御前の愛情だろう?俺は御前を受け止めてェからな。だから、無理してそんな顔で笑ってんな馬鹿が、其れに隠すんじゃねェよ。 」気持ちが重いのは其れだけ其奴を好きだったからだろう。其れだけの気持ちを此奴から向けられていた過去の奴にはモヤモヤとするが、彼が今好意を抱いてくれているのが俺だと思えばモヤモヤとする気持ちは少し落ち着き。俺も恋人に別れのメッセージ送らないとな、なんて頭の片隅で思い出し乍デートの話題に耳を傾け言葉を紡いで。 )
俺が使う食器とか此処に置いてくれんの嬉しいな。お揃いの物とか俺も買いてェと思ってたから、気が合うな。そうだな、其の日はショッピングモールで外食とかでも良いだろうし。
類にそう言って貰えてすげェ救われた。愛してるから沢山触れられたいし、触れたいと思うのは普通、だよな?
( 返ってきた言葉に優しく触れられて泣きそうになるとそのまま肩へと顔を埋めながら彼の背中へそっと腕を伸ばしてぽつり、本音と共に自分の考えは間違っていないかと言葉紡いで。此奴がいるおかげで過去の拒否された悲しい記憶は今まで忘れていたのだが、話しておかなければと思って思い出したついでに俺の話を。愛する気持ちが重く、それが原因でお別れという恋愛のトラウマや悲しさを話したお陰で気持ちが軽くなったのか涙は少し引っ込んで。ゆっくり顔を上げると「 愛する気持ちが重くて恋愛には少し臆病になっていたから安心出来ると愛してる類から言われて、すげェ嬉しい。重すぎて嫌われるなら、類には恋人がいたしずっと片想いのままでいようという時期もあった。…けど、俺は欲張りだから類が欲しいって思ったら、あらゆる手を使ってた。両想いになれると思ってなかったからこうして受け止めて貰えて嬉しい。類、類…。 」最後は愛おしく名前を呼びながら顔を近付けて唇を優しく塞ぎ。暫く口付けを堪能すると名残惜しく唇は離れ、楽しみなデートのプランを考えながら嬉しそうに優しく微笑むと笑顔を見せて。 )
俺の使用している食器を使わせることは出来ねぇからな。一緒に食器選んだりするの想像したら、恋人や夫婦みたいだなって。お揃いのものはアクセサリーにするのどうだ?ショッピングモールは飲食店たくさんあるから迷うよな。
俺も触れるし凌も触れろ、お互いに触れ合う方が安心するだろ。俺は凌よりスキンシップは少ねェかもけど触れたいし触れられたいって思うから、普通だ。大丈夫だ。
( 肩へと顔を埋める彼の頭を優しく何度も撫で乍ぽつりと言われた言葉に安堵させる様に確りと言葉を紡いで。彼よりもスキンシップをする事が少ない自身だが、触れるのも触れられるのも彼ならと思い。愛情の重さが此奴は人より重いだけで、其れだけ彼が其奴を好きで愛している事だと言うことでも有り。其の愛情の気持ちをぶつけてくれるのが俺ならと思ってしまい。ゆっくりと顔を上げる彼を何時もの表情の侭見詰めて「 其れだけ凌の愛情が深いって事だろう。此れからは沢山御前の気持ち伝えてくれ、何度でも俺は聞きたいから。十分凌の気持ちとかは伝わってるけど俺が安心出来るからな。…欲張りであらゆる手を使ったのか?良いじゃねェか、もっと欲張りになっても良いぞ。両想いになったから凌の話を聞けて受け止めれるんだ、有難うな凌。…ッ、ん。 」彼に何度も名前を呼ばれる事は嬉しい、必要とされてるみたいで。唇に感じた温もりと至近距離の彼の顔に普段よりも心拍数が上がるのを感じ。離れた唇に名残惜しさを感じもっとと思ってしまう自身に内心困り。笑顔を見せてくれる彼に安堵した様に少し息を吐きデートプランを考え言葉を紡いで。 )
ん、俺は其の辺気にしねェけど凌が気にしちまうなら食器類買わねェとな。確かに?一緒に選んだり買いに行くの良いな。嗚呼勿論、アクセサリーでも良い、凌とお揃いなら俺は何でも嬉しい。仕事の付き合いとかで外食すっけどプライベート1人で外食しねェしな。
触れて貰えると求められているみたいで良いよな。俺は類から触れて貰えるだけで嬉しいからスキンシップが少ないだとか気にしねェよ。不意打ちでキスとかされたり、抱き締められたらすげェ嬉しいと言っておく。
( スキンシップは回数よりも触れてくれる事自体が嬉しくて、其れを言葉にして表わし。ずっと愛情が重すぎて悩んでいたのだが此奴の言葉で救われて、もっと欲張りになったら手に負えなくなるぞ。と言いたくなったがグッと堪えて心の中に留め、言葉の代わりに求める様に唇を塞いで優しい口付けで表現し。願わくばずっと唇を求めていたいのだが料理もしなければと名残り惜しむように唇を離して。デートプランを話終えるとそろそろ料理を作らないとな。とソファから立ち上がり。 )
気にすると言うよりかは、恋人と選んで何か買ったりしたいんだよ。お揃いのものはアクセサリーできまりだな。…俺そろそろ料理してくるから、その間暇かもしれんがテレビ観たりして寛いでいてくれないか?途中で類を呼ぶから、その時手伝って貰えると助かる。
( / 土日は仕事だったり用事で、お返事ができず遅くなってしまって申し訳ございませんでした! 仕事の都合で一日一回の日もあったりしますが、余裕のある時は一回以上お返事返せますので!貴方様も暑さで体調が悪かったり、お忙しい時は無理しないで休んで下さいね!
此方は目を通して貰えたら蹴ってしまって構いませんので! )
凌の事を求めてるからな俺は、触れたいし触れられたいって思う。不意打ちに触れるのも御前は嬉しいんだな、其れなら俺が触れたい時に触れるから。凌も沢山スキンシップしてくれよ?
( 触れる回数は少ないだろうけれど、其れでも彼に俺が触れる事で嬉しいと言ってくれるのならスキンシップは沢山してやりたい。彼に触れられるのは今ではもう無くてはならなくて、彼が離れたら名残惜しいとさえ思ってしまう。愛情が重い位が自身にとっては心地良くて、恋人は俺にそんな愛情なんて与える事無くて浮気をし他の奴にはそういう愛情を注いでいて。彼からの愛情なら重過ぎても寧ろ足りない位だな、なんて愛情に飢えてる考えをし乍求められる様に唇を塞がれ応える様にそっと瞼を閉じて。ゆっくりと離れていく温もりに名残惜しさを感じ乍瞼を開けて彼を見詰めて。料理を作る為に自身から離れて立ち上がるのを見上げ「 嗚呼、凌と一緒に選びに行くのも嬉しいな。アクセサリーにも色々有るけど、…やっぱ周囲に牽制するならネックレスとかが1番だよな。…ん、了解。手伝って欲しい時に声掛けて呼んでくれ。 」彼が料理をしている間に自身は恋人と別れる為のメッセージでも考えるかと携帯をポケットから取り出して開き。何時もの様に相変わらずメッセージのひとつも無い奴に思わず小さな溜息をつき。奴を逆撫でしない様な怒らない様な暴力を振るわれない様な、彼に迷惑が掛からないそんなメッセージを考えなければいけないな、嗚呼やっぱりちょっとだけ怖ェなと若干の息苦しさを感じるのと少し震える手を気にせず、ぼんやりと携帯の画面を見詰め乍別れのメッセージを考えて。 )
…類。手が震えてる。メッセージ送るのは今すぐでなく、気持ちの整理がついてからでもいいと思うぞ。
( 一人暮らしが長く、ほぼ毎日自炊していたので料理は手馴れたもの。お気に入りの黒いシンプルなエプロン姿でキッチンとテーブルを忙しなく行き来しており、いつも通りつい癖で時間を忘れ調理に没頭すると大きなテーブルにはお互いの好物である料理が盛られた器やサラダボールが並べられており。最後に七夕をイメージした杏仁豆腐の入ったフルーツポンチを作れば完成なのだが、好きな分だけ食べて欲しくボウル一杯に作り手伝って貰おうとリビングへ。ゆっくり隣へ座ると手が震えている事に気付き、メッセージを考えているのではと何となく察し。空いている方の手へ伸ばしそっと手を添えて触れながら優しく語りかけ。少しでも安心して貰えるように微笑むとリビングに来た目的を忘れかけており、思い出すとその理由を説明して。自分に置き換えて考えると彼の腕の痣を見る限り、報復も考えられそうだと恐怖で震える気持ちが痛い程わかって横から優しく包み込む様に抱き寄せ、背部を優しく擦り。 )
デザートに七夕をイメージした杏仁豆腐入りのフルーツポンチを作ったから、盛りつけを手伝ってくれないか? 多めに作ったから類には食べたい分、器に盛り付けて貰いたく。手伝いは気持ちが落ち着いてからで構わないから今は何も考えなくていい。
…あ、凌。料理は出来たのか?…メッセージは、今考えねェと後回しにしたらその分凌をもっと待たせちまうし、俺も進めねェと思ったから。
( キッチンとテーブルを忙しなく動く彼に目を遣る事無く、ただ画面をじっと見詰め乍メッセージをぼんやりと考えて。別れてくれ、というシンプルな文言だけで別れれるて良いならこんなに悩む事無くて楽なのにな。自然消滅だけは自身が納得いかないし、やっぱりちゃんと考えねェと。なんて色々と考えていれば、不意に隣に座る彼からの声にハッとした様に勢い良く顔を上げて彼へと目を向けて。震えていると言われてた気付いた手に落ち着かせる為に少しグッと握り、手に触れる彼の温もりに若干安堵した様子で。肩に力が入り先程迄少し息苦しさを感じていたが其れも少し治まりふ、と小さく深呼吸する様に息を吐き出して微笑む彼を見詰め言葉を紡いで。たかがメッセージ、実際に会って伝える訳では無いのに何を緊張して怖がって躊躇しているのだろう。直ぐに考えて送れば彼を待たせる事も無いだろうと考えて。嗚呼良い匂いだなと彼の背後のテーブルに少し目を遣れば沢山の手料理で。短時間であれだけ作ったのか、やっぱり此奴すげェな。俺全然手伝えてねェな。とリビングへと来た理由を話すのを聞けば小さく頷いて手伝うと伝えて。横から優しく抱き寄せられれば心地良い温もりに一瞬瞼を閉じて、直ぐに瞼を開けばスマホの電源を一度落としてソファに投げる様にポイッと置いてフルーツポンチを盛り付けて飯食おうと抱き締める彼の背に腕を回してみて。 )
杏仁豆腐入りのフルーツポンチなんて簡単に作れるんだな、やっぱり凌すげ。嗚呼当たり前に手伝うよ、俺何もしてねェしな。…優しいな本当。大丈夫だぞ、凌が今こうして落ち着かせてくれたしな。凌腹減ったろ?
料理は大体完成したが、類の気持ちや心の方が大切だから喩え時間かかっても気にしてねェからな。俺は類との幸せを第一に考えている。その為には類が幸せに暮らせる毎日でないと納得いかねェよ。
( 気持ちを表すように抱き締める力は強まり、全て話し終えたならこの一時が幸せで幸福感を噛み締める様に顔を近付け。彼へ甘えたり求める様に再びお互いの唇が合わされば唇を舌で優しく舐めたりと暫く堪能し。矢張り彼とのキスが最高らしく、彼でないと満足出来なくなってしまったようで唇が離れたと思いきや再び重なり合ってそれを数分繰り返してやっと解放させ。食欲よりも愛しい此奴とキスしている方が勝っているらしく、恥ずかしくて直接言えないが食後にまたキスを求めて甘えようと内心決めてからゆっくりと体も離して。その為には早く食べてしまおうとソファから立ち上がり、テーブル迄手を繋いで案内しようとそこまで肌を触れ合っていたいのか、手を繋ぐ為に手を差し出すと頬を紅く染め上げ乍食後の話を恥ずかし気に始めて。 )
類の為に頑張ってご馳走作ったから2人で沢山食べような? …で、その後類とゆっくりと時間過ごせたら嬉しいのだがどうだろうか。キスしたり沢山甘えて類を求めちまうかもしれねェから、もしも仕事で疲れていたら遠慮なく言ってくれ。
俺の事そんなに大事にしてくれるの凌だけだな本当。待たせたくねェの、俺も凌を幸せにしてやりたいからな?今抱えてる問題とか早く全部解決させて凌と一緒に幸せになりてェの俺も。
( 抱き締める力を強められれば肩の力をスッと抜いて抱き締め返して。自身の気持ち等も全て大事にしてくれる彼は相変わらず優しくて彼の傍に居る事がとても安堵する。自身の唇に触れる温もり有る彼の唇に応える様にキスをして。どのくらい時間が経ったのか数分離れたりまた唇が合わさったりとキスをして漏れる吐息に鼓動が僅かに速くなり。解放されれば彼と離れるのは何であっても何時も名残惜しさが残り内心困り。身体を離してソファから立ち上がる彼を少し見上げる形で見て、手を差し出されれば其の手に自身の手を重ねて緩く握り締めてソファからゆったりと立ち上がり。恥ずかし気に話す彼にくっと口角を上げて笑い「 短時間で手際が良いな凌、其れにやっぱりすげェ美味そう。嗚呼、一緒にゆっくり過ごすつもりだったからな。沢山甘えて求めてくれるのは嬉しいし、今日は俺の無自覚な嫉妬とかで凌の事傷付けてしまったからな。 」今日無自覚に女性社員に対して嫉妬し傷付けてしまった事も有るし、嫉妬した分自身もスキンシップを沢山したいと思い。テーブルに並ぶ彼の手料理に今日色々有り昼飯を抜いていた事を思い出し目の前の彼を見遣り。 )
腹減った、今日昼飯食ってねェからすげェ食えそう。
お互いに相手を幸せにしてやりたいって良いよな。類に愛されてるって強く感じられてすげェ嬉しい。
( 喩えダイニングテーブル迄の短い距離だろうと触れ合っていたくて離れ難く、指を絡ませる様に手を繋いで歩きながら照れ笑いで返事を返すと、頬は相変わらずほんのりと紅色に色付いており。テーブルへ到着してしまうと掌から伝わる体温の心地良さを名残り惜しむよう指を解き、キッチンから杏仁豆腐の入ったフルーツポンチのボウルと入れる器を持ってテーブルへ戻るなり、真ん中の開けておいたスペースへボウルと器を置き「 類もすげェ優しくて、俺に甘いよな。其れが嬉しいから俺もとことん甘やかしてしまう。七夕で折角だから杏仁豆腐を星の形にしてみたから好きなだけ沢山食べてくれ。 」説明終えたなら椅子を引いて向かい合う形で着席し、空腹だったらテーブルに沢山並べられている料理を綺麗に平らげてくれるだろうと想像しつつ手を合わせて挨拶後、取り皿で食べる分よそってから食べ始めて。 )
…類が俺の料理を沢山食べて、其れで笑顔になってくれたらすげェ嬉しい。愛しい人の為に料理を作るってやっぱ幸せだな。…いただきます。
凌が俺の事を幸せにしたいって言う様に、俺も凌を幸せにしてやりてェからちゃんと一緒に幸せになろうな。其れは俺の台詞なんだけど、愛されてるみてェで嬉しい。
( 直ぐ近くにダイニングテーブルが有るが其の距離でさえも触れていたい彼の仕草に嬉しいと感じ乍、絡められた手を少し強く握り締めて。幸せになる為にはやっぱり恋人に早くメッセージを送って全て解決させないとな。なんてぼんやりと考えていれば、指が解かれて名残惜しさを感じつつ先に椅子へと腰を掛けて美味しそな手料理をじっと見詰めて。テーブルの真ん中に置かれたボールの中のフルーツポンチを覗き込む様に見遣れば「 美味そ。 」と思わずぽつりと声を出して。「 そうか?凌だからじゃねェの、他の奴に優しくした所でだからな。凌はずっと俺なんかの事を甘やかしてくれるからな、そんな凌だから俺は甘やかしたくなるんだよ。…普通にすげェな、七夕なの忘れてたし初めてだから良いな。流石凌、星の形とか器用じゃねェと崩れたりして難しそうだよな。 」腹が減り早く食べたい衝動に駆られながらも言葉を紡いで。自身を甘やかしてくれる彼だからこそ更に甘やかしたくて堪らなくて。手を合わせて挨拶後、お皿によそい食べ始めて。彼の手料理が美味しいらしく無意識に上がり緩む口角に気付かない侭、美味しいと彼に目を向けて確りと伝え乍昼食を摂っていなかった為かぱくぱくと口に入れ夢中で食べて。 )
頂きます。…やっぱ凌の料理美味いな。俺多分既に凌の手料理に胃袋掴まれてるわ。此れから毎日食えるのすげェ嬉しいな、有難う凌。御前の手料理じゃねェと満足出来ねェ身体に此れからなりそうだな。
好きな人と両想いになるってすげェ事だよな。類には恋人がいたからもっと確率は低くなる。こうやって両想いになれたのは奇跡だから周りが嫉妬するくらい幸せになろうな?
( 食べ進めて行き、空腹だったのでまだまだ食べられるがデザートのフルーツポンチへ手を伸ばすと星型の杏仁豆腐は白以外に黄色、水色、ピンクと色鮮やかで食欲をそそり。透明な硝子の器へおたまを使ってよそいつつ「 類の笑顔の為なら難しい凝った料理もチャレンジして作れるし、傍にいてくれたら心強くて仕事も毎日頑張れる。類を好きになった時から俺の生き甲斐になっていたのかもな…って、こんな事急に言われても重すぎるか。 」最後はまた彼へ重い感情を向けてしまって苦笑、話終えるとボウルへおたまを戻してから食事を再開。自分の手料理を目の前で夢中で食べる姿は夢の様で自然と口角は緩んでにやけ顔を晒してしまい。この笑顔の為なら毎日喜んで手料理を振る舞えると緩みきっており、見ているだけで満腹になりそうだとこっそり思いながら己も夢中になって沢山食べ進め、次々と完食しては器を綺麗にしていき。 )
俺の手料理に胃袋掴まれてるは美味しいと言われるよりもすげェ嬉しくて、毎日献立を考えるのが楽しくなる。ありがとな、類。俺の手料理でないと満足できなくて身体は受け付けない。そうなったら夢のようで幸せだ。
確かにな、俺には恋人が居たのに俺の事を支えてくれた凌に惹かれるのはすげェ運命的だな。何十年経ってもずっと凌と二人で幸せで居てェな。
( 色とりどりでカラフルなフルーツポンチへと手を伸ばし透明な硝子の器によそうのをじっと見詰め乍言葉を紡いで。俺はフルーツポンチは後でよそって食べようかな。ただ美味しいという言葉以外に溢れ出る言葉は無くて毎日手料理を食べれる事に幸福感を感じて。「 難しい凝った料理も凌はきっと何度も練習するのだろう?其の時は練習したやつも食わせてな。俺は凌の生き甲斐になってるのか、其れは嬉しいな。ずっと俺は凌の傍に居るから安心だな。…凌という存在が俺の生き甲斐だ、御前が居なければ俺は救われなかったからな。其れに全く重くねェからそういう風に毎度想ってる事とか伝えてくれ。 」苦笑を浮かべる彼に目を向ければ自身の気持ちも伝えて。彼の其の気持ちが重いのなら、自身もそれなりに気持ちが重い自信はあって。普段余り食に関心が無くそんなに食べる方では無いが彼の手料理ならそれなりに量が食べれて。もしこれで彼が俺の傍から居なくなった時、俺はもう独りでは生きていけない身体になっているだろう。次々とお皿を綺麗にしお腹が一杯になったのかふ、と息を吐き出し透明の器にフルーツポンチをよそって。 )
外食とか出来ねェ身体になっちまうなこれは。もう俺今日のこれだけでも胃袋掴まれてるから、此れから毎日凌の手料理じゃねェと満足は出来ない。俺も料理が出来たら凌に食わせて胃袋掴みてェんだけどな。
何十年経ってもって最高だな。老いても類の傍に居られたらすげェ幸せだ。やっぱ類は俺の運命の人だったんだな。
( テーブルの上の皿は全て綺麗に空になり、運びやすい様に空いた皿を重ね合わせてからデザートのフルーツポンチを食べ始めて。成る可くフルーツの甘さだけに頼ろうと砂糖をあまり使用しなかったのは正解だったのか、蜜柑や桃のフルーツの甘さだけでも十分に甘さを感じられて。更に彼からの嬉しい言葉に笑顔が溢れて「 例え話だが練習して出来上がったのが真っ黒な炭みたいな料理でも旨いと言って食ってくれるか?…何だよ、もう。愛しい類から俺が生き甲斐とか言われたら泣いちまうだろう。幸せすぎる…。 」泣きそうになるのを堪えながら何とか話終えると料理教室を開くのも良いなと思いつき、勢いのまま断られるのを承知で提案してみて。一緒に料理を作れたら幸せだし、教えるとなれば至近距離で傍に居られるので偶になら料理を教えるのは良いかもと想像を膨らませ。 )
俺は類に心を掴まれているから、俺は既に御前がいないと駄目な身体になってる。類を求めて甘えたり……って、其れだ!類がやる気だったら料理を教えるけど、どうだ?
老いても俺は凌の傍を離れらんねェ気がするわ。何十年経ってもずっと凌が居てくれるなら、俺はきっと幸せだろうな。俺は凌の運命の人になれてるか?
( デザートのフルーツポンチをよそい終えればゆっくりと食べて、フルーツを食べる機会が滅多に無い為か久しぶりのフルーツの美味しさに口角を僅かに上げ。フルーツポンチ自体を食べないが毎日飽きずに食べれる美味しさだな。笑顔が溢れる彼を見遣り乍フルーツポンチを口にして「 旨いって言うよ俺は。其れが凌の作った物なら全部残さずに食うしな。真っ黒な炭みたいな物がどんどん形になっていくのを見るのも楽しいだろうし。…凌が俺の生き甲斐だから、ちゃんと俺の傍に居てくれな。御前が幸せなら俺嬉しい。 」泣きそうになる、と言う彼の瞳を思わず見詰めて彼に触れたい衝動に駆られながらも、食べ終えてから幾らでも彼に触られると思い留まり言葉を紡いで。料理を教えてくれるらしい彼に一瞬考え込む仕草をしたが、彼の為に少しでも学ぶのは有りだろうと思い頷いて御願いをしてみて。料理を一緒に作れるし傍に居られるし彼の為に手料理を振舞う事も出来る。家事に関して駄目な自身だが、こうして彼に一から教えて貰えるなら家事とか駄目で良かったとさえ思って。フルーツポンチを食べ終えれば手を合わせ挨拶して感謝の言葉を述べお皿を流しに持って行こうと重ねて。 )
俺が居ないと駄目な身体になってるなら一生離れらんねェな俺から。…凌が大変じゃねェなら料理教えて欲しい、御願いしても良いか?──ご馳走様でした。腹一杯だわ凌美味かった、有難うな。
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