荒 2022-06-14 21:15:00 |
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ばか忙しいし、体調も宜しく無くて顔出すの遅れた。まじで悪い。そっちの文句こそ聞く。どんだけでも癒やしたるわ。( 慌ただしく入室したかと思えば眉下げて謝罪し、申し訳なさそうに一瞥 )
聞き捨てなンねェな、体調悪ィだって?、 熱か?頭痛?ハライタか? ( 額に掌を当てたり、側頭部を優しく撫でたり、腰の周りを摩ったり。大丈夫なのかよ、とやっと目線を合わせれば文句なんて在ったとしても出て来ることはなく心配そうに眉を顰め )
ん、…頭痛。…頭イカれちまったんかと思うくらい痛かった。けど、もう治まったから大丈夫。( 体の何処かしらに触れられる度にぴくりと肩を跳ねさせ驚きつつ、相手の腰へと両手を添えて引き寄せ柔く抱擁し、肩口に鼻先擦り寄せ控えめに甘え )…ん、千翠。
そうか。しんどかったな。 ( 淡く温もりを感じると安心した様で、肩を抱くと髪に唇を寄せて深く息をつき。 ) こんな男の抱擁でも癒されるか?
抜群に効いた。──…あ、なあ。目ェ瞑って。( 嬉し気に目元色付かせ笑った後にふと思い出した様に自身の鞄手繰り寄せ漁りつつ )口は開けて。…悪い様にはしねえから、早く。
そりゃアよかったな。 …あ? …んだよ、こうか? ( 緊張が解けたように表情を崩し。信頼からか首を傾げるも特に不満はなく言われた通り双眼閉じて口を開き )
そう。…これ、約束してた菓子な。( 透明のラッピングバッグから一口サイズのクッキーを一枚摘むと開かれた口の中へ放り込み )俺の手づくり、バタークッキー。どーよ、美味え?
…!、 これ、お前が作ったのか、? ( 口内にやってきたのは甘いクッキーで、嬉しさ興奮相まって咀嚼しながら隠せない驚きに目を見開かせ。ひとつ目を味わい終わるとまた口を開き ) もっと食いてェ。 あ。
そ。愛情たーっぷり込めて作った。──…あー?ったく、仕方ねえやっちゃ。( もっと、と要求する態度から味に対して不満が無い事読み取れ、大人しく甘える姿を温かい眼差しで見詰めた後袋からもう一つ摘み出して口に運んでやり )
ん、ん。 うめェ。 俺好みだ。 ( 再び口に運ばれたクッキーを、目を閉じ味と幸せを噛み締めご機嫌な様子。 腰を抱き寄せるとお礼に軽く触れる口付けをし、 ) ありがとな、春彦。
ン、…甘。( ほんのり香る甘い風味に片方の口端吊り上げて笑いつつ、唇の合間へ舌先をゆるりと這わせてから満足気に )どーいたしまして。こんなんでよけりゃ何時でも作ってやる。
ん。 すげー癒されたわ。 これが胃袋掴まれちまった、ってやつなんかなァ、 ( 満足げに笑みを浮かべつつ、啄むような口付けを繰り返してはいつになく幸せそうな声色で。 ) 俺の機嫌取りてェ時はこれ持ってくりゃあ一発だな。
ン…ん…、はは…惚れたか?( 唇を離してから欲秘めた瞳で相手見下ろし、数枚残ったクッキーを机上へ置いてから首元へ両腕回し相手の頭部抱き寄せ )そりゃあ便利なこった。…でも、出来るだけ機嫌損ねる様なことしねーから。
違うな。 惚れ直した、が正解だ。 ( 首を横に振るが表情は至って緩んだ儘、指の背で頬を撫で。大人しく抱き寄せられると、 ) 何もお前が俺の機嫌損ねるとは言ってねェよ。 あーなんだ、そうだな、俺がお前を恋しくなった時、この味思い出せば淋しくねェしな。 …割と小っ恥ずかしい事言ったな、俺。
ん…あー、聞いてる此方が照れる。やめろや。( 至極真っ直ぐな言葉を受けて胸の奥から愛おしさ溢れ、照れ隠しか眉間に皺を刻み込んで )つか、そんな回りくどい事せずに恋しくなったら俺の事呼べよ。
皺寄ってんのに可愛い顔だな。 ( 照れていると聞こえると顔をあげどんな表情かと見てみれば此方も愛おしさが込み上げ、両手で両頬包み込むと眉間の皺に口付けを落として ) 確かにな。本物がいりゃこれ以上のもンねェわ。 お前も呼べよ、淋しくなくても、な。
ン、…可愛い?男に使う言葉じゃねえよ。その甘ったるい雰囲気どうにかしろ。( 眉間に柔らかな唇が触れてぴくりと肩揺らし反応示しながら今度は皺を伸ばして促された通り徐に相手の名を呼び )寂しくなくてもいーわけ?おし、早朝に呼んでみっか。千翠ー、千翠。…犬呼んでるみてぇだわ。
まァた空いちまった。 そろそろ愛想尽かされてもおかしくねェんじゃねーの。 ( 自分に腹立たしく後頭部を強めに掻くと髪が乱れ。 ) 俺にしてほしいこと何でも言えよ、何でもする。
お互い様なとこもあっし。いーんじゃん?( ソファの肘掛けに頭預け寝転がり、相手の姿一瞥してから挨拶代わりに片手を小さく上げ )してほしいことね。じゃあ、まずは挨拶のちゅうを。…なんてな。
ん、…こんなんでいいのか、? ( ソファに寝転がる相手の上に覆い被さる様に手と脚をつくと、挨拶程度の口付けをし首を傾げ。 ) これくらいならお安い御用だがな。
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