主 2022-06-13 21:21:45 |
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>all
……はぁ、何処に行こうかな。
( 丁度腹が減ってくるような夕日が沈む時間帯、三週間ほど自宅に泊めてくれたネットの友人を家を出て行く宛もなくネオン街を歩き回る。最悪野宿も慣れっこなので不可能ではないが、今の気分的には好ましくない。適当にナンパでもして捕まえるか。そう決めては辺りを見渡し、声を掛け易そうな誰かを探して。)
(/初めまして!家出少年プラス面倒くさい性格という癖者ではありますが、仲良くして下さると幸いです!)
>七海様
おや、随分とお困りのようでいかがしました、七海様
(カジノの隠れ蓑であるBARの前を掃除していると財布を開けて呟いている相手が見えて声をかける。おそらく金がないのか、と思いながらにこやかに微笑み首を傾げ)
(/絡ませていただきました!賭け事好きとの事なので顔見知りに勝手にさせてもらいました。もし嫌でしたら仰ってもらえると助かります!)
>鹿野様
買い出しに少し手惑いましたね…
(夕日が沈む前に帰るつもりが近所のホストの勧誘を断り続けているともう夕方で。少し足早に歩きながらBARの表口から入ろうとするとあまり見たことがない青年を見かけて一瞬そちらを見遣り)
(/絡ませていただきました!もし余裕があれば絡んでいただけると嬉しいです!/蹴り推奨)
>広津くん
広津くんは優しいなあ。 それはそれでミステリアスキャラで行けそうだけど。
( 常に笑顔浮かべる彼の内心揶揄するようにわざとらしく褒め称える言葉並べ。椅子に座って落ち着いた彼にまだ冗談半分に会話続けつつも問いにぱちりと瞬き一つしては「んーそうだなあ。あんまお金ないんだけど広津くんのアフターって高い?」とホストムーブに乗っかって茶化すように問いかけ )
>七瀬くん
…ねぇねぇ、お兄さん。タバコ間違って買っちゃったんだけど良かったらいる?
( 店も閉めて家に帰る最中、何時ぞやの賭場の情報網から聞いたホストクラブで働いている根っからのギャンブラー狂の情報と一致する人物が目の前を歩いている事に気付き。彼を上手くうちの店に引き込めば良客になってくれるかもと打算働けば追いかけるように近付き声を掛け。吸っているタバコが随分短くなっているのを見れば懐から新品の買い置きしていた煙草取り出せばすらすらうそ吐きながらその足止めようとして )
(/早速絡ませていただきました、よろしくお願いします! )
>鹿野くん
休みって言ってもやる事ねぇんだよなあ…、変なもの押し付けられたし。
( 珍しく仕事自体が休みになったものの慣れ親しんだこの街以外での過ごし方が分からずに結局は夕方頃に戻ってきて。馴染みの客にパチンコの景品だとかで押し付けられた缶チューハイ片手に繁華街の隅っこに座り込んで飲む姿は服装も相まって大学生にしか見えずチビチビ飲みながら暇つぶしを探していて )
(/早速接触しそうなロル回させて頂いたので上手くお声掛けしてもらえると助かります、これからよろしくお願いします!)
【 現段階 まとめ 】
□結城 律:裏スロ店長 >>3 / >>14
□広津千夏 :裏カジノのディーラー >>8 / >>13
□七瀬 郁海:ホストクラブの黒服 >>9 / >>21
□東雲 旭 :メンズ地下アイドル >>11
□鹿野 一真:家出少年 >>18 / >>22
>広津
……あ、ねえ、お兄さん。ちょっと良い?すんごい綺麗な顔してたから声掛けちゃったんだけど、忙しかった?
( 暫く道行く人達を観察していたが大体人を連れていたり話し掛けにくい雰囲気だったりで諦め掛けていたその時、BARに入ろうとする貴方の姿を見付け。チャンスだと言わんばかりに近寄り人の良い笑顔を浮かべては声を掛け、ナンパのお手本のような言葉を次々と紡ぎ。更には「もし良かったら何だけど、僕と飲み行こうよ」と酒を飲んではいけない年齢にも関わらず此方から酒の席へと誘ってみて。 )
>結城
お兄さん、こんばんは。こんなところで一人で何してるの?待ち合わせ?
( 賑わう雰囲気とは一変し、隅っこの方でお酒を飲む大学生のような貴方の姿を発見。他と比べると話し掛け易い雰囲気に釣られて近寄り、目線を合わせながら声を掛けてみる。貴方が暇をしているようならば仲良くなって家に泊めて貰おう。ゆるりと笑みを浮かべては「お兄さんがもし暇なら僕と一緒に遊びませんか?」と手を差し出しながら返答を待って。 )
(/絡んで下さり有難うございます!宿泊目的のナンパをさせて頂きましたので仲良くして下さると幸いです!蹴り可)
>ALL
ああ゛~……無理、今日しんど。家帰んのすらだりィ。
( 今日は記念すべき所属グループのライブ開催日だったにも関わらず、ネオン街の一角にて煙草片手に座り込み項垂れたままドスの効いた低い声で怠惰な一言を吐き捨て。歌うだけなら未だしも、ライブ後の握手会では取り繕った可愛いキャラを全力で演じなければならないため格段と疲労が溜まっており。イベントが終わり次第何分、否、何時間此処で休んでいるのか定かではないが目の前には自身が吸ったであろう吸殻の山が積まれており。 )
( / 主様、参加許可ありがとうございます…!改めまして、皆様宜しくお願い致します。ALL文提出させて頂きましたので、余裕のある方は是非声を掛けて頂けると嬉しいです! )
>鹿野くん
…、ん、とね友達にドタキャンされちゃった。
( 人間観察にも飽きてきた頃、近付いてくる人影に気付き。顔馴染みかと顔を上げればいかにもな地雷系といった初めて見る人物で思わず観察するように視線向け。この街で見知らぬ人が話しかけてくるのは大体客引きかスカウトか援交か、ろくでもない事は明らかではあるが暇潰しにはいいかと結論づけると困った表情でそれらしいこと語り。「いいよ、遊ぼ」なんて笑いながら手取って立ち上がり )
>東雲くん
うわ…、俺より吸ってる人久々に見たわ…。お兄さん、ストレス溜まってんの?
( コンビニに煙草の調達したついでに吸っていくかと一角に立ち寄れば先客の姿あり、気にせず近づいた所でアイドルのように整った顔立ちに似つかしくない量の吸殻が山のように積まれているのを見れば思わず思ったことがそのまま口から漏れ。日常的にってより突発的という印象受ければ此方も煙草に火つけて吸いながらも話振ってみて )
(/早速絡ませていただきました、よろしくお願いします!)
>結城様
優しいと言うよりは店の客を逃さないためでもありますね。ミステリアスですか…まぁ、柄ではありませんね
(態とらしく褒める相手に素直に笑顔で店のためだとも言って。瞬きをして高いのかと聞かれて少しだけ考え「そうですね、当店で一番の美形なので…いえ、冗談です。どうもこう言うキャラは出来ませんね。プライベートで、遊びたいのでしたらタダですよ」茶化すように乗った相手に冗談めかしく言ってから珍しく恥ずかしくなったのか少しだけ頬を色付かせてから問いに答え)
>鹿野様
綺麗……ふふ、ありがとうございます。ただ私、見ての通り仕事のお手伝い中で。もう少しすれば時間はありますが何か御用で?
(視界に入った青年に声をかけられた上に綺麗だと言われて、思わずそんな台詞をさらっと言えるなんて素晴らしいな、と感心しながらお礼を言い、仕事がまだ残っているが用事があるから話しかけたのだろうと思い。「飲みですか、しかし見たところ未成年では?飲むのは宜しいですが提供してくれるお店があります?」と特に誘いを断らずに)
>東雲さん
だいぶ煙いですね…
(お使いとして出掛けていると、だいぶ煙い場所を見つけて思わず咳をし煙を手で払いながら低い声が聞こえて見てみれば相手がおり、噂に聞くアイドルの人だろうかと思いながら「あまり吸いすぎは体に良くありませんよ」と言って)
?(/絡ませていただきました、よろしくお願いします!/蹴り推奨)
>広津くん
あは、まあそうだよね。お金落としてくれるお客様は大事にしないと。
( 先程と変わらずの笑みのまま本音を吐くものだから思わず噴き出すように笑い頷き同意してはそれらしい事述べ。冗談めかしく僅かに頬染めつつ答える彼にくすくすと笑って「タダより高いものはないって奴? じゃあ広津くんお持ち帰りで」と茶化しながらもプライベートの方選択して□)
>結城くん
ふふ、このことは内緒ですよ?
(相手の言葉に笑顔を見せながら目を細め、人差し指を口に置き妖艶に笑えば内緒だと告げて。クスクスと笑う彼に優しく微笑み「おや、私をお持ち帰りですか。構いませんよ、では着替えて参りますので裏口で待ちいただけますか?」と言ってから店の後輩の差し出すタオルを笑顔で受け取り、上がりますねと告げて。)
>東雲
お兄さん、火持ってない?
( 先程コンビニで年齢確認を回避して購入した煙草を吸おうと取り出すが、ライター等を持っていないことに気付き。買いに行くのは面倒くさいなと適当に歩きながら考えているところに山程ある煙草の吸い殻を目の前に座り込む貴方を見つけ。煙草を持ち近寄っては同じように隣に座り込み、人の良い笑みを浮かべては火をつけてほしいと言いたげに煙草を見せて。 )
(/絡ませて頂きました…!どうぞ気軽に仲良くして下さいませ!蹴り可)
>結城
お兄さんドタキャンするとか友達さんセンスないね、僕なら絶対しない。
( ドタキャンをされたと困った様子の貴方には慣れた雰囲気のまま甘い言葉を返し。手を取って貰えると嬉しそうに口角を上げ、「居酒屋いこ、オススメあるんだ」と適当な居酒屋へ行こうと手を引き歩き始め。居酒屋で会話をすれば友人ぐらいにはなれるだろうし、という考えからの特に作戦もない行動で。 )
>広津
んー…まあ用事は特にないかな。所謂ナンパとかいう奴だよ。
( 用事があるのかと訊ねられては慌てて首と手を振り、話し掛けた理由を教え。本当は家に泊めて貰う為だが嘘を伝え、興味が沸いたからナンパしたと不純な理由にし。未成年らしき相手に年齢確認をしない店は此処ら辺なんかでは珍しくなく、特に問題はない。クスリと笑みを浮かべては「此処ら辺じゃ年齢確認される方が珍しいよ、僕」と大丈夫だと遠回しに伝えて。 )
>28 / 結城
あー、……まあちょっと。───流石にこれは一気に吸いすぎたな、気持ち悪ィ。
( 物思いに耽ている最中、足音とともに飛んできた質問に愛想笑いを浮かべながら曖昧な返事を。口に咥えた煙草を地面へ擦り付け火を消した後、更にもう一本とシガレットケースへ手を掛けるもいつの間にか空になっており。やっとのことで目の前に積まれた吸殻の山に気付けば、無意識の内に新品の煙草を空にしてしまう程ストレスを感じていたのかと痛感し。煙草の過剰摂取の所為か、ストレスの所為か原因は不明だが途端に胃の不快感を感じ胸擦ってみて。 )
( / 絡んで頂きありがとうございます…!口の悪いメン地下くんですがどうぞ仲良くしてやってください! - 蹴り可。 )
>29 / 広津
……あ゛あ? なに、アンタも吸いたいの?一本くらいなら分けてあげてもいいけど。
( 微かに拾った煙いという言葉を文句と捉えれば、じゃあ近寄んなきゃいいだろ、と言い返そうと顔上げるも間髪入れずに自分の心配をするような言葉が飛んできて。予想外の言葉に数秒程ぽかんとしたまま見上げるも、知性の無い脳で考えた結果一緒に煙草が吸いたくて声を掛けてきたんだろうという結論に至り。残り一本しか入ってないシガレットケースを差し出せば珍しく誘いを持ち掛けてみて。 )
( / 絡んで頂きありがとうございます…!これからどうぞ宜しくお願い致します!蹴り推奨とのことでしたが最初なので挨拶だけ失礼します…! - 蹴り可。 )
>32 / 鹿野
持ってるよ、……ほら。つかアンタ未成年なのに煙草吸ってるとか、碌な大人にならねェな。
( 隣へ腰掛けた彼へと視線向ければ、見た目から明らかに未成年だと気付くも躊躇いもなくポケットに入ったライター取り出し差し出された煙草の先端へと火をつけてあげ。人のことを言えた立場ではないが未成年で煙草に手を染めていることは少なからず良い事ではないと認識しており、嘲笑うような笑みを湛えながら上記溢して。 )
( / 絡んで頂きありがとうございます…!こちらこそ口の悪いメン地下くんですが仲良くしてもらえると嬉しいです! - 蹴り可。 )
>広津くん
分かってるって。 了解、じゃあ裏口で待ってるからゆっくりで良いよ
( 内緒という独特の響きにこちらも目細めて囁くように了承して。アフターの約束を取り付けるとご機嫌に見える笑みで頷けば「これチップってことで先輩お借りするね」とタオル差し出す後輩の服に札差し込んでからカジノを後にし。裏口の端の方にくれば煙草一本吸いながら彼を待ち )
>鹿野くん
ほんと?君みたいな子が友達だったら良かったかも
( ドタキャンされた自分を気遣うような甘い台詞に相当慣れた雰囲気感じつつも乗っかるようにへらりと笑って隙を見せて。「居酒屋っていいね、お酒飲みたい気分」と持ち上げること口にしながらも引かれる彼の手を自然と握り返しつつ素直について行き )
>東雲くん
まあ色々あるよね。 ……ミネラルウォーターで良かったら飲む?少しはマシになるでしょ
( この街にいればストレスの元など数え切れない程あり、彼のその内の1人だと思えば深く事情に踏み込むことなく同感の言葉告げ。数時間ぶりのヤニの摂取を味わいながら彼の様子何気なく観察して、煙草も無くなり気持ち悪そうに胸擦る姿見れば少し迷った後に先程煙草と一緒に買ったミネラルウォーターのペットボトル差し出し )
>32 鹿野様
……そうですか、普段なら乗りませんがたまには良いでしょう
(経験上、大抵未成年がナンパやら声かけをしてくると高確率で家へあげてほしいや金を貸してが多いのは重々承知だが特に家にあげても金をやっても自分的には支障はない、と判断しナンパに乗ると言い。「そうでしたか、あまり未成年に勧めたくありませんが…程々にするんですよ?」と軽く相手の将来もあるため注意をしてから自分が入ろうとしていたBARを指差して「ここ、私の友人がバーテンダーをしてるのでここにします?」と提案し)
>33 東雲様
うーん、普段はタバコは付き合いでしかしませんが…せっかくですし
(シガレットケースを横目に見て残り一本の煙草を差し出してきてくれた相手には悪いが仕事の付き合い程度の自分が吸うよりは相手がした方がいいだろうと思うも断るのも気が引けてその一本をもらい、ライターなどは仕事場に置いてきてしまったため相手を見つめ「シガーキスでもします?」と初対面ではしないであろうことを冗談混じりに言って火をもらえないか遠回しに言い)
>35 結城様
お待たせいたしました、少々服に手間取りまして…
(長めのロングコートを羽織り、何処となく儚げに見える服装に着替え裏口の端にいる相手の方へ行き。当初の予定では自分が着ていた服で行きかけたがダサいため後輩に止められ、急遽店のものを拝借したため少し時間がかかり。あまり仕事後にこのように誘われることもディーラーはないため何故自分は誘われたのだろう?と少し疑問に思いながら「結城様は何処か行きたいところがあるのですか?」と尋ね)
>広津くん
お疲れ様。…、服似合ってるね。
( 丁度数本吸い終わった頃に彼がやってくれば携帯灰皿に吸殻入れつつ声を掛けて。ディーラーの服じゃない格好は初めて見るがロングコートも着せられた様子もなくお似合いでその旨を素直に告げ。とりあえず裏口から大通りに向かい歩き始めつつも「ぶっちゃけ特に決めてないんだよね…、とりあえずどっかお酒でも飲みに行く?」と軽い調子で意見伺い)
>東雲
ありがとう、おにいさん。てか未成年バレ流石にするよね。もうちょい大人の雰囲気さえ出せれば色々楽なのに。
(人懐っこい笑顔で感謝を伝え、慣れた手付きで煙草を吸い始める。見た目で未成年バレしてしまう自分の未だに幼さが残る容姿には嫌気がさし、唇を尖らしてはヤレヤレと言わんばかりに肩すくめ。未成年だと思われなければ年齢確認を切り抜ける必要がなくなるし、色々と楽なのだが。貴方の顔をジイっと見詰めては「おにいさん格好いいけど何かしてる人?」と訊ね。)
>結城
おにいさん酒強い人?
(手を握り返してくれる感触には満足気に口角を上げて瞳を細め、振り向きながら質問を。自分は特別弱い訳ではないが正直酒には強くなく、お互いに弱いと店に迷惑を掛ける可能性を考え配慮。もし貴方が強いので有れば酔って家に連れて帰って貰おうか、心の中では既に作戦をたてていて。)
>広津
おにいさん優しいね、気を付けるわ。
(既に落ちぶれている自分の将来すらも気に掛けてくれる様子は善人にしか見えず、自分とは大違いだなと引け目を感じながら感謝を伝え。貴方が指差すBARに行く案には首を縦に振り乗り、BARの入り口へと突き進み。「おにいさんの友達すごいね、バーテンダー?とかなんかかっけぇ。」と素直に貴方の友人を褒めては扉を開け、遠慮なく入店を。)
>結城様
そうでしょうか、ありがとうございます
(相手の言葉に首を傾げてから感謝の言葉を述べて。明日にでも後輩にお礼のお菓子を買おうと思いながら歩きながら特に考えていなかったと告げる相手に少し微笑みながら「えぇ、お酒ならいいお店がありますよ。……ここなんてどうでしょうか」と言って綺麗な看板のバーを指差し)
>鹿野くん
まあそこそこいけるクチかな。…それに俺がいれば多分年確パス出来ると思うから良いとこ紹介してよ
( 彼からの問いにこの街基準なら普通だが一般的に考えれば強い方だと答え。見た目の雰囲気と勘から恐らく未成年であると推測して直接それは言わずともそれとなく察していると匂わせて。危ない店でも顔は知れてるから大事にはならないだろうと考えつつも緩い笑み見せていて )
>広津くん
いいんじゃない? 早速入ろっか
( 不思議そうにしつつも礼を言う彼が指さした店は入ったことがない場所で。新規開拓で顔馴染みを作るのも悪くないと賛成すれはそのままバーの中に入っていき。落ち着いた雰囲気の店内で奥の方の2人用のテーブルを選べば「広津くんは何にする?」と尋ね)
>35 / 結城
おー、……さんきゅ。──でもこれ自分のために買ったんだろ、赤の他人が貰っちゃっていいの。
( 曖昧な返事をしたにも関わらず深く詮索してこないことに何処か心地良さを覚え。ただ単に他人の事情に興味が無いだけなのは百も承知だが、少なからず詮索を嫌う自分にとって同調してくれたことは大袈裟に言えば救いになっており。ふと差し出されたミネラルウォーターへと視線移せば、遠慮も無く貰おうと手を伸ばすも思い留まり。勿論欲してはいるものの赤の他人がこんな易々と貰っていいものかと躊躇い手の行き場に困っている様子。 )
>36 / 広津
俺が誰かを誘うなんて行為自体珍しいんだから、断ったらアンタのことぶん殴る。…───!、何言ってんの気色悪ィ。
( 断るような雰囲気を醸し出してきた彼に何故かショックを感じているも、結果的には誘いを受けてくれたことに安心感を抱けばそれを隠す為に物騒な一言を。そんな複雑な感情と闘っている最中、飛んできた衝撃的な誘惑にあからさまに動揺の色を見せ。戯言とは分かっていてもドクドクと脈打つ心臓に不快感を覚えれば、無理矢理掻き消すように強引に自身のライター手渡して。 )
>38 / 鹿野
あー……、でも今のままのアンタが可愛くて好いてくれるヤツって山ほど居ると思うし上手く利用すればいんじゃね。大人になったら可愛がられることなんて滅多にねェし。
( 自分自身大人染みた雰囲気を持っている訳ではないものの、幼い頃は大層可愛がられながら育ってきたが成人になった途端そんな甘えた環境も一瞬で消え去り今では遠い昔のように感じ。それを不幸に思っている隣の彼を随分贅沢な悩みだと嫉視すれば、惘と天を仰ぎながら上記呟いて。不意に痛い程の視線感じ其方へ目を向けると同時に飛んできた褒め言葉に目を丸くして。現状の自分とは似ても似つかないアイドルの自分を晒すにはそれなりの勇気が必要で、暫しの沈黙の後「 そりゃどうも、まあニートみたいなもんだよ 」と返答し。 )
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