名もなき創生者 2022-06-02 20:47:38 |
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> 2B ALL
スプリングフィールド「お口に合ったのなら何よりですわ。ーーまぁ加減は人それぞれですからゲダツさんは甘みのある方がお好みだった様ですね。今度はカフェオレをお試し頂くと良いかも知れませんわ。」
ゲダツ「ズゾゾゾゾゾジャリバリ(コーヒーを飲…食べる音)」
2Bの美味しいと言う初めての珈琲とマフィンの感想に嬉しそうな笑顔を浮かべながらスプリングフィールドこと春田は二人とも宿泊する点では同意した事を確認してーー
スプリングフィールド「では後でお部屋にご案内致しますわ。ーところで2Bさん、ご自身の整備や調整のあてはあります?よければ私(達)が使っている設備をご利用して頂いても良いですよ?」
と同じ機械の身である異世界のアンドロイドを気遣う様に、春田はそう提案する。
>レン
【2B】
一緒に行動していた9Sは少年型アンドロイドだった。基本的にS型モデルは少年型だし、レジスタンスキャンプにいるアンドロイドの中にも男性型アンドロイドはいる。
なるほど、こういう時人がいると人類の事を知れるから凄く助かる。
(少年型アンドロイドはいたと肯定し、一緒に行動していた9Sが実際に少年型だが、その見た目はとてもでは無いがパッと見ではアンドロイドとは分からない位に関節部分なんかは出ているのが特徴で。彼女から同室で衣服についてもこれで問題ないと聞けば、脱ぎ着が出来ないからそれでも良しなのは助かるのは勿論だが、1番助かるのは人の暮らしについて知らないのが自分達アンドロイドの為人の暮らしや建物の用途、食べ物等を知れる事で、それについては感謝してもしきれず)
>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
なるほど、珈琲と言うのは色々な味があるとは思っていたけどより甘いものもあるのか…。
……ただ、それは飲んでいる内に入るのか疑問に思う。
(春田からの言葉に食べ物でもひとえに蕎麦と括られていても種類は豊富だったし、この珈琲やマフィン等も自分が知らない程の種類があるのだろうと想像するのは容易かったが、より甘いのもあると聞けばどこか納得し。そしてゲダツの方からジョリジョリ音が明らかに砂糖と言うのを噛み砕いている音に変わった事に気づき、ついまたポツリと呟いて。春田から自身の機体に用いられそうな素材は使っても良いと言われると、こちらはメンテナンス費用が高くなるかもと思っていた為、その申し出はとても有難く、それなら使わせて欲しいとお願いをし)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「雲の様な海とも言えるし海の様な雲とも言う真っ白な海だな。俗に(海雲)とも呼ばれている。ただもし行く機会が在っても考え無しにはしゃいで潛るのはお勧めせんぞ。――地上の海と違って(底)が無いからな。うっかり突き抜けたら…」
と語る目の前の蜘蛛頭(ゲダツ)自身がその(突き抜けて落下した)張本人故に説得力が有る様な無い様な…
ゲダツ「身体に奇妙な性質を付与したり奇妙な現象を起したり、何か動物に変身したり―千差万別よ。そうだな。身近で知る例としてはかつて仕えた“神・エネル”―あの方は(ゴロゴロの実)の能力者であった――文字通り比喩では無く正真正銘の自然現象である(雷)そのものに成れ―且つその力を拡大出来ていたな。確かにうっかり海にでも落ちれば普通は一人では先ず助からんだろう…だがそのデメリットを知った上でも補って余り得る程の途方も無い力でもある…そしてそのデメリットは非能力者が能力者に対して付け入る数少ない(弱点)の一つになっている。」
と知る限りの(悪魔の実)の性質とその能力の一例を興味を持った相手(レン)に話して
ゲダツ「古代遺物<アーティファクト>…“超常の力”か――管理する組織(教会)が存在する程に強力で危険な代物なのだな―下手を打てばどんな事になるか分からんという事か。しかも複数存在して性質も様々とは――確かに似ているな(悪魔の実)と」
と彼女(レン)の居た世界に存在している古代遺物<アーティファクト>の話を聞いて腕を組み(ちゃんと組めていない)ふむふむ興味深そうに頷きつつ…
ゲダツ「うむ、おれはお前の事をちゃんとレンと呼ぶから安心しろ。――む、褒めても何も出んぞ。少なくとも心綱(見聞色の覇気)は――多少向き不向きはあるが元来万人が扱える力よ。無論使える力として会得するには長い修練が必要になるがな。」
前述通りその辺りの踏み込んだ話には触れずに――自然、件の心綱(見聞色の覇気)の話になり極めれば読心やら未来予測めいた離れ業すら可能になると蜘蛛頭の巨漢は簡単に説明する。
スプリングフィールド「…お二人の話は中々興味深い御話ばかりですわ。―正確には当時80億以上存在した人類の半数以上になりますね。―西暦2045年4月15日から2051年6月29日の6年に渡る世界大戦。(コーラップス大災害)により崩壊粒子雲が成層圏まで広がった事による通信障害で、ほとんどの衛星が通信不能になり、これによって長距離弾道ミサイルは迎撃手段の回避が困難になり、飽和攻撃を実施しても効果的に目標を無力化することは困難になりました。開戦直後のミサイル攻撃は、国家に大きな損害を発生させず、膠着状態を招く形になり無線封鎖を行っていた各国の戦略原潜は、大量のICBMによる飽和攻撃を確認後。核戦争が始まったと判断し、搭載していた中距離SLBMを発射、それらは誘導手段が効果的でないために大都市には命中せず、代わりに高放射線量の地域を複数発生させただけでしたわ。こうした状況は直接的に核戦争の激化を阻止する事になり国家間の戦いは成層圏での航空戦に移行し、核巡航ミサイルを搭載した戦略爆撃機が核攻撃へ向かい。空からの敵を排除し自軍の航空部隊を守るため、3度に渡って大規模な海上での航空戦闘が発生しました。その結果艦隊と航空兵力の半数が失われ、戦争は最後の段階へと進み。戦争の目的が政治的なモノから汚染されていない土地の確保という本質的な生存条件の欲求へ変わったことで、地上での戦闘はこれまでにないほどに激化し人類史上前例の無い激しさになりました。戦争は人口減少に拍車をかけ、更に多くの非汚染地域が破壊によって無人地帯になり。6年にも渡る戦いで3000個師団以上の兵員が消滅し、最早新たな戦闘は不可能となりました。――其処までやって漸く停戦協定が結ばれましたが、現在も国家間の睨み合いは続いていますわね。…結果として不毛で汚染された居住が出来ない土地と、崩壊液由来の人類の脅威である(E.L.I.D)の蔓延・侵食の増加だけが残されて今に至ります。」
と、彼女(スプリングフィールド)の居た世界に於ける三度目の破滅的な世界大戦のあらましを淀みなく話した後、――此処へ来る前の戦闘による被害と自身のメンテナンスに関しては…
スプリングフィールド「―私のダミー人形が身代わりになってくれたお陰で物理的な損傷は避けられましたがやや、視覚系センサーの動作パフォーマンスが下がってる気がしますね…整備に関してはある程度はメンテナンスフリーな設計になっていますので今の処は大丈夫ですわ。それにある程度の整備でしたら一緒に飛ばされて来た設備でどうにかなりますからね。」
とパスタをするるっと食べ切りながら説明する。
> 2B ALL
ゲダツ「バリバリジャリ…カフェオレか、それも良いな。―仕方が無いだろ2Bよ。これは苦過ぎるのだ。」
間違いなく2Bの指摘は正しいが、言われた蜘蛛頭は苦いから仕方あるまいと言いたげな様子でそう答えて…
スプリングフィールド「味もですが、使う珈琲豆などでも風味や後味がかなり異なりますからそれらも含めると組み合わせは沢山ありますわ。――多少規格が異なっても簡単なスキャンや修復に関しては問題なく出来る筈ですので必要であれば遠慮なくお使い下さい。――部屋に関しては個室と相部屋と私の個室の三つがありますけど如何致します?」
ゲダツ「―― 一つ目の提案は分かるが、後の二つの提案は良く分からんな。うーむ…流石に相部屋はお前も問題あるだろう?2B…まぁおれは構わんが」
ニコニコ笑顔のままスプリングフィールドが提案する泊まる部屋の話に蜘蛛頭の巨漢は白目を向きながら首を傾げて2Bに如何するか尋ねる。
>2B
少年型…男性型、女性型と言ってもそこまで種類があるわけではないのかしら…
それは何よりね。でも、貴女みたいに精巧な作りなら普通の人はアンドロイドだって分からないと思うわ。私も最初は分からなかったもの…さて、少し待ってもらえるかしら。
(壮年タイプ等とかもあるのかと思ったけど、と呟きながら、考える仕草をして。助かると言われれば悪い気はせず。黙っていれば他の人も人間だと思うくらいには精巧に出来ていると言い。目的のホテルに着き、受付をしてくると言いながら待機をお願いして)
ごきげんよう、部屋を用意できるかしら。えぇ…部屋は1部屋。ツインで…宿泊で。
(ホテルに着けばすぐに受付に行き、手慣れた動作で会話して。少し時間がたった後、部屋の鍵とカードの様なものを受け取って貴女の元へ戻ってくると)
お待たせ。部屋は5階らしいから、あちらにある昇降機を使うわよ。
(ウインクしながら、少し奥にある扉を見て)
>ゲダツ、スプリングフィールド
確かに…突き抜けたら地上へ真っ逆さまね?空を泳ぐっていうのもなかなかすごいけど…
驚いたわ…こちらは導力を用いて詠唱を行い、炎や氷を出す<導力魔法(アーツ)>があるけれど、雷そのものになれるだなんて…。良い事だらけではないって事ね…
(よくよく考えてみれば当たり前のことだが、空を泳ぐという発想自体無かったために今更ながらの反応を示して。悪魔の実と呼ばれる代物の話を聞き、魔法の類はあるが現象そのものになれるのは無い為、想像を膨らませて)
そうね。最悪精神や魂なんかを持っていかれたりする呪具みたいなものもあるようだし…危険極まりない代物よ。
ふふっ、ありがとう。どれだけの時間を費やしたのかは分からないけど…きっと途方にもない時間なんでしょうね。私も適応力には自信があったけど…これは身に着けたくて付けた物じゃなかったし…
(まさに呪いね、と肩をすくめて。きっとそんな力を得るには長い時間が必要なことは分かってはいたが、改めて凄まじい時間を費やした末に会得したものだろうと推測すると)
・・・・・・・・・・何て事なの。全てが悪手で悪戯に星の寿命を縮めるどころか同じ人類で破滅の道を歩むだなんて…
(スプリングフィールドの世界の話を聞き、信じられないとばかりに頭を抱え、絶句する)
そう…ならいいわ。メンテ出来ないとなったら最悪私がハッキングしてでも治して…と思ったけどその心配はないようね。
(ある程度のメンテナンスが出来ると聞けばほっとした顔を浮かべて。構造さえ分かってしまえば、自分も整備くらいならできると言うも、杞憂だったようね…と続けて)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「元々地上の海とは浮力が違う故に水中抵抗が少なく潜りが得意でない者でもスイスイ深く潜れてしまうのだ。其れだけに落下事故は懸念されて然るべきとという訳よ。へそ!ふぅむ…‘導力’<導力魔法(アーツ)>とやらはもまんま魔法の類ではないか、寧ろそちらも相当便利そうに思えるところだが――無論、強力な力だが対抗手段が無い訳ではない―恐るべきは能力そのものより其れを行使する能力者本人であろう。(能力のみにかまけた者)は組みしやすいが、自身の能力の性質を正確に把握し、尚且つ技量を研ぎ澄ましている猛者は非常に厄介な敵となろう。」
(空の海)の性質と(悪魔の実)――正確には其れを食して能力者になった者の脅威の本質を相手(レン)に話つつ、彼女から出てきた‘導力’由来の魔法染みた力(アーツ)の話を聞いて其方のほうが何だか便利そうだと伝え
ゲダツ「むう、確かに恐ろしい代物だな其れは――何処か人目につかぬ所へ放り込んで蓋をして厳重に封印せねばなるまい。――生半可な修練では確かに得られんな…レンよ。そう卑下にし続けるモノじゃないんじゃなかろうか?碌でもない無い経緯で得てしまった自身の特性であれど、今まで役には立ってきたのだろう?―喰らって毒をも糧にした気概があるのだからお前は十分誇って良いと思うぞ。へそ!」
ある種(肝が据わり過ぎている)とか(場の状況を読み込んで速やかに慣らす)と言った要領の良さや度胸は本人曰くその高い(適応力)から来ているらしい、だが不本意で望んで身に着けたものでは無いと呪いの喩えで肩をすくめる彼女(レン)に蜘蛛頭の大男はそんな言葉を掛ける。
無論、目の前の年頃で華奢だが大人びて利発的で行動的な少女が(そうなる)までにどれだけ凄惨でどす黒い地獄を経験して来たのかなど知る由もないが…
スプリングフィールド「―滅びと再生を繰り返して堂々巡り、人は過ちを繰り返すとは良く言うものですが――私の上司…指揮官は(堂々巡りに見えて何度も失い破滅しながらも螺旋は少しずつ上昇している)と言います。…あの方曰く(我々人は愚かかも知れないがそれ以上にしぶとい生き物だ)と…ね。
相変わらず争いは続き、地獄の様な光景は延々と続いていますが…その中を行く私達の創造主(人類)
の行く末がどうなろうとも、私達…私は最期までお付き合いしようと思っていますわ。」
何処か遠くを見据えた空虚とも腹を据えて覚悟しているとも言える様な表情を浮かべて過去の名銃の名を奉る一人の戦術人形(スプリングフィールド)はそう話して…少し間をおいて、あらあら私としたことが、ごめんなさいねと蜘蛛頭(ゲダツ)と少女(レン)に謝って
スプリングフィールド「暗い昔話を聴かせてしまったお詫びと言っては何ですが、食事の後私の受け持っているカフェにいらっしゃいませんか?」
と提案する。
【トピ汚し失敬、No.205にて抜けてた部分を追加です。】
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「元々地上の海とは浮力が違う故に水中抵抗が少なく潜りが得意でない者でもスイスイ深く潜れてしまうのだ。其れだけに落下事故は懸念されて然るべきとという訳よ。へそ!ふぅむ…‘導力’<導力魔法(アーツ)>とやらはもまんま魔法の類ではないか、寧ろそちらも相当便利そうに思えるところだが――無論、強力な力だが対抗手段が無い訳ではない―恐るべきは能力そのものより其れを行使する能力者本人であろう。(能力のみにかまけた者)は組みしやすいが、自身の能力の性質を正確に把握し、尚且つ技量を研ぎ澄ましている猛者は非常に厄介な敵となろう。」
(空の海)の性質と(悪魔の実)――正確には其れを食して能力者になった者の脅威の本質を相手(レン)に話つつ、彼女から出てきた‘導力’由来の魔法染みた力(アーツ)の話を聞いて其方のほうが何だか便利そうだと伝え
ゲダツ「むう、確かに恐ろしい代物だな其れは――何処か人目につかぬ所へ放り込んで蓋をして厳重に封印せねばなるまい。――生半可な修練では確かに得られんな…レンよ。そう卑下にし続けるモノじゃないんじゃなかろうか?碌でもない無い経緯で得てしまった自身の特性であれど、今まで役には立ってきたのだろう?―喰らって毒をも糧にした気概があるのだからお前は十分誇って良いと思うぞ。へそ!」
ある種(肝が据わり過ぎている)とか(場の状況を読み込んで速やかに慣らす)と言った要領の良さや度胸は本人曰くその高い(適応力)から来ているらしい、だが不本意で望んで身に着けたものでは無いと呪いの喩えで肩をすくめる彼女(レン)に蜘蛛頭の大男はそんな言葉を掛ける。
無論、目の前の年頃で華奢だが大人びて利発的で行動的な少女が(そうなる)までにどれだけ凄惨でどす黒い地獄を経験して来たのかなど知る由もないが…
スプリングフィールド「うふふふ…まぁ、レンさんって中々大胆ですのね。―心配して頂きありがとうございます。でも其処まで貴女の手を煩わせる様な事はさせたく無いですのでお気になさらず。お気持ちだけでもとても嬉しいですわ。」
と、心配してハッキングしてでも整備してくれるという少女(レン)に自律人形な彼女(スプリングフィールド)はそう答えて…
ゲダツ「むっ…レンよ、春田を整備すると言うが素手で解体でもするのか?やはり逞しいものよ。」
と蜘蛛頭は相変わらず人聞きの悪い誤解を口にし…
――
スプリングフィールド「―滅びと再生を繰り返して堂々巡り、人は過ちを繰り返すとは良く言うものですが――私の上司…指揮官は(堂々巡りに見えて何度も失い破滅しながらも螺旋は少しずつ上昇している)と言います。…あの方曰く(我々人は愚かかも知れないがそれ以上にしぶとい生き物だ)と…ね。
相変わらず争いは続き、地獄の様な光景は延々と続いていますが…その中を行く私達の創造主(人類)
の行く末がどうなろうとも、私達…私は最期までお付き合いしようと思っていますわ。」
何処か遠くを見据えた空虚とも腹を据えて覚悟しているとも言える様な表情を浮かべて過去の名銃の名を奉る一人の戦術人形(スプリングフィールド)はそう話して…少し間をおいて、あらあら私としたことが、ごめんなさいねと蜘蛛頭(ゲダツ)と少女(レン)に謝って
スプリングフィールド「暗い昔話を聴かせてしまったお詫びと言っては何ですが、食事の後私の受け持っているカフェにいらっしゃいませんか?」
と提案する。
>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
甘いのが好きすぎる様な……。
それは最早飲んでいると言うより噛んでいる事から食べているに近い気もする。
私は別に相部屋でも構わない……人類だと男女が共に同じ部屋で寝泊まりするのは問題なの?
(仕方ないと言いたげな顔で珈琲が苦すぎると言うゲダツに、確かに苦くはあるが砂糖と言うのを入れすぎて最早噛んでいる様子を見れば、いくら珈琲を初めて見た自分でも入れすぎなのは明白で。春田の2つの提案にメンテナンス素材なんかは合うかどうか、使えるかどうかと言った問題はあるが、もし使えたとなれば費用がだいぶ浮くのでありがとうとお礼を言い。そして部屋についての提案には、本来なら人同士ならば一時の間違いを無くす為に同室というのは無いのだが、アンドロイドであり、何より生殖機能を持たないのもあってこれまで共に行動していた少年型アンドロイドの9Sと同室でレジスタンスメンバーが貸してくれた部屋で休憩も兼ねて寝泊まりするなんて言うのはあった為、ゲダツの様子から本来なら控えるべき行動なのはわかるが、自分はアンドロイドなのと人同士で起こる一夜の過ちと言うのがどういったものなのかよく知らないのもあり、別に同室でも良いと小首を傾げながら答えて)
>レン
【2B】
あぁ、あれはエレベーターと言うやつ。
以前は遊園地と呼ばれていた場所にあって使った事がある。
(レンが受付しているのを聴覚センサーが聞き取るが、その内容は自分にはよく分からず話を右から左に聞き流す形で聞いており、その間は手持ち無沙汰な為、自身が履いているニーハイの位置を直してみたりしていればレンが帰って来て。そうして部屋は5階でエレベーターを使うと示されれば、以前遊園地で使った事のある昇降機に、こういう所も一緒なのかと1つ頷くと、それなら行こうと声掛ければ歩き出して)
>ゲダツ、スプリングフィールド
浮力もそうだけど重力や水圧も普通の海とは違いそうね…
えぇ、種類も7つ…火、水、風、地の4つに上位属性と呼ばれる時、空、幻…誰でも使えて便利だけれど技量によって威力や詠唱時間に大きな差が出るわ。また属性を組み合わせて発動できる導力魔法もあるからより複雑になっている…
(空中にあるのだから当然と言っては当然だが、どんな感じなのか…純粋な興味は尽きないようで。アーツについて聞かれると、門戸は広いが極めるとなるとやはり修練が必要なようで。更に属性の概念もある為に一概に便利とは言えないと言い)
武芸と同じようなものね…修行なくして極みには至れない。ある意味当然と言えるかもしれないわ…
さっき言った<教会>はその古代遺物を回収して回ってるのよ。女神からの過ぎた贈り物だ何だと難癖をつけて外法認定して精鋭の実行部隊である<星杯騎士団(グラールリッター)>が探索、回収を行っているわね。
(能力者でもやはり努力なくしては高みには至れないのね…と呟き。そして七耀教会のとある部隊がその遺物を回収して回ってる事を言い)
…そうね、ありがとう…
(相手の言葉に顔を綻ばせ、笑みを浮かべる。
あくまで最悪の場合ってだけよ?知らない世界の極秘事項にも近い代物にハッキングするなんて経験、進んでしたくないもの…でも、良かったわ。
……まぁ、ある意味素手ではあるわね
(コンピュータを使って処理する為に彼のいう事は強ち間違ってはいない)
長すぎる平和は人の腐敗を招くとも聞くわ。ある意味で人類が進化、発展するのにはよかったのかもしれないわね…犠牲が大きすぎるけど。
カフェ…いいわね。私は賛成だけど、ゲダツさんはどうかしら?
(何もない時間が多いとかえって組織などは腐敗し、停滞することを言い。戒めではないがそうして人類が発展してきたことは強ち悪い事でもないとドライな考えであり。相手からカフェと聞いて年頃の女子でもある為、すぐに承諾の返事を出し。そしてゲダツの方を見て「貴方はどうするのかしら」と彼の意見を求め)
>2B
遊園地…貴女の世界にもそういうのがあったのね。まぁ作りはどこも似たようなものだと思うけど…
(荒廃とした彼女の世界に、嘗てそう言うものもあったのかと驚いた顔をして。ボタンを押して少し待つと、扉が開いて中に乗り込めば「5」と描かれたボタンを押す…)
ふぅ…あっという間の1日だったわ…
(迷い込んでからここまで、色々な事があったとふと呟いて…)
> 2B ALL
ゲダツ「そうか?まぁ腹に入ってしまえば同じであろう、へそ!…うーむ、実を言うとおれも(そういう経験)には疎いのでな、そもそも元神官故――ただ、まぁ女人(にょにん)と臥所(ふしど)を共にするというのは余程の事だという事位なら分かるぞ。」
珈琲へ過剰に放り込んでいた角砂糖がメインとなっていた蜘蛛頭に対する彼女(2B)からの突っ込みにそんな大雑把な返事を返すが、その後の相手(2B)の疑問に対しては確かにアンドロイドの視点からしてみると不思議に見えるだろうと思いながらも当のゴリゴリの武闘派な元神官自身そういう色恋沙汰の類にはまるで縁が無いのでややその無骨でこわもてな顔を少し赤らめて答えつつ…
ゲダツ「そもそも春田よ、どうしてまたそんな提案をしたのだ?」
スプリングフィールド「うふふ、選択肢は提示するべきかと思いましたの――ちなみに私の部屋を提案したのは、御二人と夜通し御喋りがしたかったというのもありますね。何せ滅多に逢わない(迷い人)の方なので個人的には話題が尽きませんわ…どうでしょう、宜しければ私と一緒にお休みしませんか?」
何でまたそんな提案をしたのかと当のスプリングフィールドこと春田に問うが、当の春田は純粋に選択肢は示すべきだと答え――自分の部屋に二人を誘ったのはまだまだ話し足りないので夜通し喋っていたかったかららしい。そうして改めて誘われるが…
ゲダツ「まぁ話がしたいのならば付き合うがな、おれも聞きたい事はそれなりにある。…だが寝床は一つだろう?まさか三人で場所を奪い合う訳にも行くまい。」
スプリングフィールド「御安心を、ベッドはお二人の分も御用意致しましたわ。勿論三人で御一つでも私は構いませんが…」
ゲダツ「それは断る!へそ!」
という形で何だかややスプリングフィールドに誘導される形で三人で同じ部屋を使う方針になりつつあったが…
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「まぁ大分異なるだろうな。おれは初めて青海(地上の海)に行ってその違いに驚いたものよ、まさかあんなに青いとは…ほぉおお…成る程、やはり呪文を唱えるのだな――やはり魔法よ。で…それらも修練が必要なのは同じか―どちらかと言うと頭を使う複雑な分野の様だな。…レンよ、何かこうこの場でパッと出来るモノはあるか?実際に見てみたいのだ。こう炎を吹くとかな。」
スプリングフィールド「“逆コーラップス技術”の類とも異なるのですね。…何だかとってもファンタジックですわ。」
少女(レン)の説明する‘導力’<導力魔法(アーツ)>という文字通り魔法な力に何やら幼子の様に目を輝かせる大の大人な蜘蛛頭(ゲダツ)、食事を終えたスプリングフィールドこと春田も興味深げな様子で話を聞いていたらしい――というかゲダツに至っては大道芸めいた注文をしてる始末である。
ゲダツ「うむ、そうだな日々の修練は欠かせぬし能力の(応用)には柔軟な発想も要るのだろうよ。ふむ、その<教会>には専門の回収部隊が存在するのだな…だが危険でも便利な代物であれば、当事者がおいそれと渡す様な気もなさそうに思える…否、だからこその精鋭…荒事も厭わんのか。」
と<教会>の遺物回収の話を聞いて、やはり争奪戦の類は起きていそうよな。と一人で納得して
ゲダツ「礼には及ばん――確かに下手に弄ると春田が壊れてしまいそうでもあるな、というかやはり素手か。」
スプリングフィールド「うふふ、確かに私達(自律人形)の身体的なハードウェアに関しては割かし改修や整備は容易かもしれませんが、所謂内部構造の(コア・システム)関連はI.O.Pの企業秘密になっていてブラックボックス化されていますわ。―自壊も辞さない防衛機構も結構あるので相当時間を掛ける事になるでしょうね。」
少しは憂いが晴れたのなら良いがな、と笑顔で礼を言う相手(レン)に蜘蛛頭はそう答え首を振りつつ――やはりそれなりに内部構造を弄るのはリスクが付き物であるらしい事をスプリングフィールドも簡単に説明し
スプリングフィールド「―嘗ておきた二つの大戦も人類史を良くも悪くも人類史を塗り替えて変革をもたらしましたが―殆ど半永久的に自然環境を変えて、且つ拡散した(コーラップス液)によるE.L.I.D(広域低放射性感染症候群)という人類の新しい脅威を生み出してしまったのは致命的な悪手でしたわ。―確かに技術的にはそれなりに発展しましたが…数十の大小の国々が住民ごと消え去ったのは犠牲が大きすぎました。使う人間が少なくなってしまったのは…本末転倒なのかも知れないですね。」
と、現状も着実に滅びは進んでいると言う含みのある言葉を口にしつつ…
ゲダツ「そうだな、カフェか…何やら小洒落てそうな店ではある。うむ、ではレンよ行ってみるか」
とどうするか尋ねて来た少女(レン)に頷いて席を立ち会計に向かう。
スプリングフィールド「では御案内致しますわ。」
―だが此処でゲダツは一つとんでもないミスを犯しているのを忘れていた、―この蜘蛛頭の巨漢は(穴から脱出したあとそのままこの食堂に来た)と言っていた訳で――所持金の(ベリー)をこの世界の通貨である(リッチェ)に換金していない…
>レン
【2B】
その時にジェットコースターと言う乗り物に乗ったけど、何が良いのかさっぱり分からなかった。ポッドは人類はスリルを求めてあれに乗ると言っていたけど、スリルそのものの意味がよく分からずに乗ったことがある。
(恐らく人類が居た時よりもかなり廃れて居たのだろうが、建物やジェットコースターやエレベーターと言った機械類はまだ動くものがあり、司令官からの命令で遊園地付近で消息が消えたヨルハ部員の捜索の為に、ジェットコースターに乗ったが、何が良いのかさっぱり分からなかったのと2Bと9Sはジェットコースターの正しい乗り方を知らなかったのもあり立ったままジェットコースターに乗って居たのだが、あれのどこが良いのか分からなかったと感想を言って。エレベーターのボタンが複数あるのに気づけば、自分達が使うエレベーターには上と下ボタンしかなく、こんな風に数字の書かれたエレベーターは無い為、これが正しいエレベーターなのだろうかとエレベーターのボタン部分を見つめ。ふと隣の彼女から零れた言葉を聞き取れば)
この世界に迷い込んで、お互い手探りで街を探していたから、時間が過ぎるのが早く感じたのかも。それに私は初めて夜と言う現象を見れて少しここに来れて良かったのかもと思っている。
(自分の居た世界では夜なんて無い為、時間の経過なんて自分達だけでは分からないがこうして人類が居た時と同じように昼と夜という現象の違いや夜になれば人は休むという事を知れて良かったと言い)
(/ また新しいキャラを投入したくなったので書き込み失礼致します。
下記にpfをお乗せしておりますのでご確認をお願い致します。)
名前: 御坂 美琴(みさか みこと)
作品: とある魔術の禁書目録&とある科学の超電磁砲
性別: 女
年齢: 14歳
容姿: 茶髪の髪を肩に届く位のボブ辺りでカットしてあり、外ハネしており、花飾りのヘアピンをしている。瞳の色も髪同様茶色く尚且つ二重でぱっちりとしているがやや切れ長。
顔立ちは整っているのだが、スタイルはそこまでで自身のコンプレックス。
服装は校則により休日でも出かける際には制服着用の為、服装は自身の学校である「常盤台中学」の制服である、夏服の半袖のシャツに茶色のニットベスト、スカート、ルーズソックスにローファーと言った格好でスカートの下には常にクリーム色の短パンを履いている。
性格: 竹を割ったようなサバサバした性格で、誰とでも気さくに話せるが、礼儀や常識と言った一般常識はきちんと弁えている。
責任感が強く、尚且つ自身の中で抱え込みやすい性格で本当に辛い時や困った時は自分だけでなんとかしようと悩み、とんでもない策を思いついてそれを実行しようとする程には行動力もある。
壁があるならその壁を乗り越えたいと思えるくらいには負けず嫌いの努力家。その努力によって今の立場に立っているのは自覚済み。
尚、好きな人には素直になれないツンデレ属性持ち。
備考: 少女趣味でマスコットキャラクターの「ゲコ太」を始め、パジャマや水着も子供が好きそうな可愛らしい物を好むが本人は隠しているつもり。
超能力者を作り出す学園機関「学園都市」と呼ばれる外部と切り離され、外部と学園都市との文明レベルは20~30年違うと言われるほど進んでいる。
学園都市にて超能力者になるべく230万人の学生が暮らしているのだが、能力者の中でもランク分けされており、下から
レベル0(無能力者。精密機器を使わないと測定不可な者達)
レベル1(低能力者。スプーンが曲げられる等日常生活ではあまり役に立たない)
レベル2(異能力者。1よりは上だが、やはり日常生活には役に立たない)
レベル3(強能力者。目に見えて強く、日常生活でも役に立つ事が多い)
レベル4(大能力者。外部組織では実現不可な現象を起こせる位には強く、戦闘面においても戦術的価値があると言われている)
レベル5(超能力者。学園都市でも7人しかおらず、その能力の高さは1人で軍隊とやり合えると称される程強力。そしてまたレベル5でも1位~7位でランク分けされており、1位と2位、2位と3位とではかなりの差がある。)
その学園都市にて暮らしており、7人しか居ないレベル5の内の第3位に君臨しており、能力は電撃マスター(エレクトロマスター)。最大出力は10億ボルトと雷と同等レベルまで可能、その為かスタンガン等の電撃攻撃はほぼ無効化出来る。他にも電子機器等のハッキングや監視カメラの映像を盗み見るものから、電気を流して砂鉄を地面から引きずり出して電撃によって震わせてチェーンソー並の切れ味にさせたり、体内に電気を流して自身の身体能力のブーストや磁場の力を利用して鉄製品を浮かせる、足場にするなど多彩な使用方法がある。
そして自身の異名(「常盤台の超電磁砲(レールガン)」)にもなっており、切り札的なものである、ゲームコインを親指で宙に飛ばし、フレミングの法則を用いてコインを電撃での放出力を絡めて打ち出す「超電磁砲(レールガン)」を最も用いることが多い。
超電磁砲(レールガン)の速度は音速の3倍、コインなら距離は50mと決まっているが、それはコインが電撃熱により溶けて消えてしまう為なので、もっと重く大きな金属製の物があれば、威力や速度なんかは格段に上がる。
ただ、それらを成し遂げる為に頭の中であれこれ演算し、尚且つそれが出来ると言う自信、学園都市では「自分だけの世界(パーソナルスペース)」がきちんと確立していないと使用不可なので、それなりの自負も持ち合わせる必要がある。
その代わりずっと使えられる訳では無く、疲労なんかもあるので使い続けていれば当然疲れるし、本人曰く「電池切れ」と言う能力の使用出来る物事が格段に落ちてほぼ一般人と変わらない位まで疲れ切ることもある。
(/ とあるシリーズはアニメのみ視聴と言うにわかもにわかですが、どうぞお手柔らかにお願い致します。
長くなってしまいましたが、ご確認をよろしくお願い致します。)
(/参加希望です。キャラは複数で大丈夫ですか?)
名前:一方通行
作品:とある魔術の禁書目録、とある科学の一方通行
性別:男(一応不明ですがここでは男で扱います)
年齢:不明(16から18くらいだと思いますが、理事長になったあとなのでもっと上かも)
容姿:白い長髪、赤い目に白い肌の鋭い目つきが特徴な細身の青年で、服装は白いスーツを着用しており、目つきも合って非常に近寄りがたい雰囲気はあるがよく見ればかなり整った顔立ちで中性的でもある。
備考:かなり口が悪く、どちらかといえば悪側の人物だがその心根は非常に優しく、思いやりもある。しかし様々な経験を通してひねくれてしまったために、冷酷で残酷な性格となってしまった。
それでも、その後様々な人物との出会いもあり、人として成長し皮肉屋で未だに口は悪いが良い人物として振る舞えている。
学園都市の超能力者(レベル5)の頂点であり最強の能力者。その能力は、呼び名にもなっている「一方通行」であり、その効果は「あらゆる力のベクトルを操ることのできる能力」でありそれを利用し、様々な物理攻撃を反射するバリアをオートで展開する。地球の地軸エネルギーを用いることで驚異的な力を生み出すなど最強に相応しい途轍も無い力である。
しかし、とある事件によって脳を大きく損傷し演算能力、言語能力を損なってしまい現在では電極により演算能力と言語能力をサポートしてもらいながら能力の運用が可能となっており全盛期より大幅に弱体化している。(それでも1位の座は揺るがないほど)
それに加え、魔術を習得しており黒い翼、白い翼、プラチナの翼と呼ばれる三種類の翼を生やし圧倒的な戦闘能力を発揮する。(超能力との併用は非常に身体に負荷がかかるため危険ではある)
この世界では電極がなくとも能力が使用できるようになってはいるが、それでも大きな負荷があり最大出力で5分が限界となっている。
(/とりあえず貼っておきます。あと二人は後々....)
>ゲダツ、スプリングフィールド
…1つ聞きたいのだけれど、やっぱり空に住んでる人達は地面…と言うか地表ね。が恋しくなったりするのかしら?
私の世界の人間は空に憧れを抱き、技術を発展させて飛行船なんかを発明してきた過去があったわ。
(純粋な疑問から、突拍子もない事を聞いて)
うーん…ちょっとこの場では厳しいわね。初級の導力魔法でも何かしら被害が出ちゃうと思うわ…あぁ、じゃあこんなのはどうかしら。
(ポケットから携帯電話のような形をした端末を取り出し、開く。中にはドライバのような端子が刺さっており、下部に宝珠のようなものがあり)
Xipha<ザイファ>駆動……それ!
(水が注がれたグラスに手をかざし、手にした端末から導力魔法を駆動。かざした手から何かが放たれる。そのままグラスに直撃すると、グラスごと凍り付いて)
ま、こんなもんかしらね。
そうね…考古学的観点からも希少価値は高いし、悪用しようとする人も後を絶たないわね。戦略兵器にもなり得るんだし…教会の人間も巡回神父なんかを装って回収したりしてるから…
ある意味で素手、ってだけよ。原始的な解体なんかはしないわよ?
やっぱり…流石にコアシステムはね。そう言われると攻略してみたくなる…けど、軍事企業のブラックボックスは流石にダメね。後が怖いし…
(古代遺物の希少性もさながら、それを回収する教会の人間達の傲慢も嘆いており。スプリングフィールドの説明を聞くとやはりと言った顔で。当然軍の最高機密をハッキングしたとなれば自分は即座に追われる身となるし、自壊プログラムもあると聞けば肩をすくめて。「出来ない」とは言わないあたり彼女の性格がにじみ出ていて)
戦争から生存競争に代わってしまっているものね。Xデー…裁きの日はそう遠くないと思うわ。
(星の終わりにすすむ彼女の世界を憂い、何処か遠い表情で)
ふふっ、そうと決まれば会計を済ませましょう?個人個人で食べたものを各自で会計でいいわね?ゲダツさんはたくさん食べてたから金額凄いんじゃないかしら…
(そんな事もつゆ知らず、会計に向かおうとしており)
>2B
あー…そうねぇ。説明が難しいけど、乗ってる時に急激な上下移動や回転行動があったでしょう?
ああいう機動は人間は普段味わう事がないの。普段体験しないような事が、この乗り物に乗っていれば体験できる…そんな未曽有の体験を求めて乗るのよ。
貴女が夜を初めて見た時の様に…これからどうなるのだろう?どんな感じになるんだろう…そんな感情を込めて楽しむのよ、アレはね…
(何がいいのか良く分らなかった、と言う貴女に少し考えると、なるべく伝わりやすいようなニュアンスで説明して)
確かに…私も別の世界から迷い込んだっていう貴女と出会えてよかった。純粋な興味もたくさんあるし…なんだか昔を思い出すようで。
……さて…ここのようね。
(エレベーターが開くとそのまま歩き出し、番号が描かれた扉が並ぶ通路を歩く。ある扉の前で止まると「ここが私たちの部屋よ」と扉を指差し、鍵を差し込むと扉が開く。中に入るとベッドが2つあり、寛げるスペースや街の夜景が見える大きな窓があり…)
>ゲダツ
【2B】
そういうものなの……?
人類は食に関して特に関心が高いと思っていたけど、そこは個体……じゃない、個人差ってやつ?
(腹に入れば同じと大雑把というか、以前人助けで人は食に関して特に貪欲だったらしいととあるアンドロイドから聞いたのだが、自分達ヨルハにも個体差があるように、人にも個人差があるのだろうかと不思議そうに小首を傾げ。ゲダツが顔を赤らめながらそういうのは疎いが、同衾は駄目と言う言葉にそういうものなのかと学べば、自分達には無い生殖機能によるものなのかなと少し考え、そしてそのままずるずると春田の思惑通りと思われる方向へ話が纏まり出せば、それでも大丈夫と頷き「寝床が2つしか無いなら私と春田が一緒に寝て、ゲダツが1人で。もしくはゲダツと春田が寝床を使って私は床でも構わない」とこちらはスリープモードに入れて横にさえなれれば、床だろうがベットだろうがあまり大差は無いのでそう声をかけ)
>レン
【2B】
なるほど、だから絶叫マシン。
スリルを味わうという乗り物……。
多分また乗ってもそのスリルと言うのは分からないだろうけど、その成り立ちや人が何故愛用していたのかわかれただけでも良かったと思う。
(彼女からの答えに、確かに初めて見る夜に対して、自分はどのようになるのか、どんな光景に変わるのかと少しだけワクワクしたのは確かで、人類にとって夜は当たり前だからワクワクも何も無いのだろうが、人智を超えた機械ならではの動きにはワクワクするのだろう、だからジェットコースターがスリルを味わうマシンと聞いていたのに納得出来たのか1つ頷き。
そして部屋に着けば、中に入り。これまでこんな風にきちんと人が泊まる前提の宿なんて見た事はもちろん使った事も無いため、内装はこんな風になっているのかと部屋の中を歩いて見て周り、恐らく寝る所と思われる場所も、何やら布で覆われ如何にも柔らかそうでどこか清潔感のあるベットに、自分達はこれまでベットと言うよりも鉄板の上のようなものやバンカーで使われているカプセル型のようなベットしか見た事ないため、こんなにも違うのかと感嘆し)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「うーむレンよ、また変わったところを突く――そうだな。青海人(地上に住む人間の事)と違って元々我々は(最初から空)に住んでいた故に、懐かしむと言うより大地(地上)に対して憧れに近いモノはあったかも知れん。ちなみに(空島)では大地の事をヴァース(大地)と呼んでいるぞ。へそ!」
彼女(レン)からの一風変わった問いに対して、白目を剥きながらそう答える。――髪型は兎も角恐らく今の処は変わった装飾の類と思われているかも知れないが、この蜘蛛頭の巨漢の背中に生えている天使の翼は自前のモノらしい(既に痕跡器官めいた物とも言えるが)、空の民は出自自体が色々と謎が多い民族とも言えるだろう。
ゲダツ「―――ぬおっ!?…一瞬で凍り付いただと!…成る程大したモノだな<導力魔法(アーツ)>という代物は」
スプリングフィールド「―未知のエネルギー伝達…レーザー冷却の部類でも無いみたいですわ。――これが<導力魔法(アーツ)>の一例、とても興味深いですね。」
流石に場所を選ぶらしく、少し考えてから相手(レン)が実演してみせた<導力魔法(アーツ)>、何やらPDA(携帯情報端末)らしき機器(Xipha<ザイファ>)を経由して翳した手から放たれた何かが作用し、水の入ったグラスが凍りついたのを見て少年の心宜しく驚きはしゃぐゲダツと対照的に冷静に観察して驚きながらも分析するスプリングフィールドこと春田。
―
ゲダツ「確かに価値は兎も角強力な兵器足り得るモノならば欲しがる輩が後を絶たんのは当然だろうな…まるで此方で言う(古代兵器)の様だ。――そんなものがホイホイ世の中に出回るのは宜しくない故に色々な手段で回収してるという事か…――何?絡繰(からくり)仕掛けなら中の歯車やら螺子やらを弄るんじゃ無いのか?」
スプリングフィールド「うふふふ、ゲダツさんの(人形)に対する認識はとても古典的ですわね。―確かにそういう整備や修理もありますが、今し方レンさんの言った様に―(コアシステム)は機密の塊、換装で素人でも簡単に用途ごとに設定は変えられるユーザーフレンドリーなモノでもありますが、その内部機構を全て把握しているのはI.O.Pの研究開発部門…もしくはペルシカ博士位じゃないでしょうか。察して頂いてる通り、元々はWW3時に新ソ連軍や汎ヨーロッパ軍事連合から大量発注された軍用モデルが現在普及している全て個体の基礎になっていますからね。」
だがかなり腕が立つらしい彼女(レン)――案外やってのけそうでもあるなと内心笑顔のままの自律人形/戦術人形は思う。
スプリングフィールド「うふふ、まぁ先程は私もかなり悲観的に話していましたが、近年は戦時に解体されていた国際連合が生き残った国々により再創設されたり社会情勢自体は徐々に緊張緩和に進みつつもありますわ。…それに(ロクサット主義)に関して漸く世間が耳を貸し始めて来てますし――(世界の輝きを更新せよ!)というスローガンを元に前向きに活動している処も多いですね。」
それが例え手遅れだったとしても―何もやらないよりは良いと笑顔を浮かべるスプリングフィールドこと春田。
―――
ゲダツ「…………………………何?使えない?」
スプリングフィールド「―あらあらまぁまぁ、換金所へは行かれてないのですか?」
そうして案の定、会計時に5桁単位の食事代を払う際―支払おうとした(ベリー)は使えないと店員に
言われて白目を剥いて絶句する蜘蛛頭とやはり朗らかなままのスプリングフィールド…流石にこのまま無銭飲食の現行犯は拙い訳であるが…
スプリングフィールド「御安心をゲダツさん、此処は私が立て替えて置きますわ。――レンさんもお気遣い無く、これは御二人の御話を聞かせて頂いた私の個人的なお礼…という事でお気になさらず。」
ゲダツ「春田よ!すまんな、このゲダツ、恩に着る!へそ!」
という状態になる。
> 2B ALL
ゲダツ「とことん拘る者も居れば、腹の足しになればそれで良いという者もいる。――全体で言えば大体皆美味しい物を好んではいる筈だがな。へそ!」
彼女(2B)の言う人間の個体差ならぬ個人差の言及に蜘蛛頭の巨漢は頷いて肯定する―また口には出していないが食に関しては更に奇妙な嗜好を持つ人間も数多く存在している事も事実と言えるだろう。
ゲダツ「――む、例えお前たちが絡繰仕掛けの身だとしても流石に其れを差し置いて自分だけ寝床で寝る気は無いぞ!2Bよ、ベッドはお前が使うが良い――おれはそこらで雑魚寝でも別段構わん。」
スプリングフィールド「あら、私とした事が失礼しました。大丈夫ですよ、元々此処は民宿跡地で家財の類は大量にありますしベッドも三つ用意出来ますから――ごめんなさいね御二人さん。ただ…此処へ来る前は休む時は三人でお喋りしながら川の字に並んで横になっていましたから――少し懐かしくなってしまって…」
と珍しく他人にちょっとした自分の要望を意見していたスプリングフィールドこと春田は、そんな何だか日常的な理由を二人に口にする。
尚、2Bの様なアンドロイドと同じく自律人形である春田もスリープモードで活動を停止して発電を行ったり、より短時間で効率的な専用の充電装置に接続してエネルギーを補充したりする事もある。
【版権オリキャラを一名追加希望です。】
名前::アデレ・ゲルトルイダ
作品:ストライクウィッチーズ1991及びCRP世界観(多作品クロスオーバーサンドボックス https://seesaawiki.jp/w/anicharazatsudan/)より
性別:女
年齢::17歳
容姿:人種はズールー系黒人、ブラウンのドレッドヘアで顔立ちはそこそこ整っている。割かし獰猛さを隠さない様な双眸に目元には緑と黄の線の刺青、背丈は高め(170cm台)、体格は細身ながらも筋肉質であり鍛え上げられたネコ科の捕食動物の様にしなやか、服装はブッシュ迷彩の陸戦機械化歩兵(陸戦ウィッチ)向け野戦服にP83ベスト、下は黒の伸縮性の高いストッキング(ショルダーホルスター・ベストの右肩越しにMOLLE固定式のカイデックスのバヨネットシース)、頭にはSANDF時代から被っているベレー帽、首~口元にはシュマグと先に逝った戦友達のドッグタグを捲いている(ウィッチ、一般の兵士問わず)また各種戦術情報表示やヴェトロニクス・火器管制装置等のインターフェイスとしてヘッドセットタイプの単眼式HMDを着用。
よく堅い干し肉をガム代わりに口に入れて噛んでいる事が在る。
なおウィッチとしての使い魔はラーテルであり、魔法力発動時はラーテル(名前はムベベ)の耳と尻尾が顕現する。
備考:見た目通りの冗談好きな豪放磊落な性格をしており、歳の割りに鷹揚で細かいことを気にしない(というか気にしなさすぎる)型破りな人物。その反面、幼い頃から最前線に立ち続けて来た事から繰り返される死と戦いに対するある種の達観の様なものも内心持ち始めていたりする(ただ決して“諦めて”はいない模様)
様々なIFがすれ違い衝突し交差し加速するCRP世界に於ける南アフリカ・アザニアの大手PMSCs(民間軍事請負会社)であるC.M.S.C(キャルバリー・ミリタリー・セキュリティ・カンパニー)に所属している陸戦ウィッチであり元はSANDF(南アフリカ・アザニア国防軍)出身で最終階級は中尉。幾つもの異常・怪異渦巻く奇妙な戦場を戦い抜いてきたベテランの陸戦ウィッチの一人であり、その中でも最前線に一番槍で突撃し、敵勢力の注目を引き付ける(デコイ)としての役割を率先して行って来た精鋭中の精鋭。
瞬き一つで即座に死が訪れる人類と異種族・怪異の戦場に於いてその苦痛や恐怖すらも食い物にして真っ赤に染まりながら踊る様に戦い続けるウォーダンサー(戦舞子)の異名を持つ凄腕。
当スレではCRP世界に於けるとある極東の人工島へ展開中に大規模超常現象に遭遇、同僚や戦友共々飲み込まれて何時の間にかこの世界へ飛ばされてきた模様。
現在は元の世界へ帰る方法を探しつつ手っ取り早く糊口を凌ぐ為、モンスター討伐と陸戦ストライカーの機動力と航続距離を生かした配送屋(運び屋)稼業をしている。
固有魔法:特殊・戦神(Unkulunkulu)
自身の内に封じたズールー族の祖先の精霊を開放し、文字通り“共に闘う”
その他、基本的な陸戦ウィッチとしての技能(身体機能の強化、魔力障壁展開・簡易魔導針による念話通信など)も有している。
使用陸戦用ストライカー:ラーテルⅡ(突撃型)
南アフリカ・アザニア製陸戦ストライカー(ラーテルⅡ)シリーズの派生モデルでありその突撃型、機体サイズは2mあり脚部から腰に掛けてE-カーボンで構成されている。脚部にはレッグローラーを標準
装備し高速機動も可能。後部がバックパックになっており装備や火器、もしくは限定的ながら二名まで兵員を相乗り(デサント)させる事が出来る(これは現地改修である)、また相応に強力な車載クラスの通信装備も有している。
ストライカーの武装自体は突撃仕様故に重装備(パージ可能)
M2ブローニングHMG(12.7mm重機関銃、装弾数120発、ベルト給弾式、予備弾帯×2)
HSH-2試作型連装パイルバンカー(対ネウロイ・対怪異戦用にミクロレベルの術式がミッシリとレーザー刻印された高火力連装パイルバンカー)×1
Y-3A3 40mmオートマチックグレネードランチャー(南ア・ダネル社製40mm自動擲弾発射器、装弾数28、ベルト給弾、予備弾帯×1)
スモークディスチャージャー×6
初期装備品(個人)はR1A1C(南アフリカ製FALショートカービンカスタム、中倍率デュアル光学サイト、アングルフォアグリップ装着、ドラムマガジン仕様、装弾数45/45、予備弾倉×8)、ベクターSP1(サイドアーム、ベレッタF92ベースの南ア・ダネル社製の9mm自動拳銃、スライドを中心に独自の改良を施し、耐久性を強化してある。装弾数15+1発、予備弾倉×4)、M67破砕手榴弾×2、スモークグレネード×3、コンバットナイフ。ファーストエイドキット
呪槍イクルワ(ズールー族の兵士が用いていた短槍の一種、剣のように長く、鋭く平たい穂先をもっている白兵戦に適した得物であり、柄から刃先にかけて特殊な塗料により破魔の術式が書き込まれている。突いて良し、投げて良しと使い勝手の良い武装。魔力の集束具合如何では強固な装甲をバターの様に撫で斬りにしたり霊的存在を文字通り吸収しながら斬り裂く事も可能。)×2
>2B
普段味わえない刺激を与えられるからこそ絶叫してしまうのよ。安全だと分かっていてもこのまま滑り降りたら…ってなったり、この高さから下ったら…ってなる事で感じるものがあるから。
あら、こういう場所は初めてかしら?あぁ…軍隊だと前線で休息をとるからあまりこういう場所には縁がないかもしれないわね…
(人間って単純よね、と自嘲的に笑うと、自分も部屋に入って。物珍し気に歩き回る2Bを見れば、まるで何も知らず当てもなく歩き続けていた昔の自分みたいだなぁと思って)
んん~…いい場所ね。このまま寝てしまいたいくらい疲れてるけど…
私はお風呂に入ろうと思うのだけど…2Bはどうする?
(荷物を置くと、ぐぐ~っと伸びをしてはベッドに腰かけて、力なくそのまま倒れるようにして天を見上げて。このまま微睡に身を任せるのもいいがまだやる事がある為、すぐに起き上がると2Bに問いかけて)
>ゲダツ、スプリングフィールド
うふふ、ごめんなさいね?性分なのよ、こういうのはね…
憧れ…か。なんかいいわね、そういうの。大地に住まう人も空に憧れ、航空機や飛行船を作ったのだとさえ思えるわ…。鳥の様に我々には羽はないもの。
(くすくすと笑いながら知的好奇心を抑えられないといった様子で。空島の住民は地上に憧れていると聞くと、地に住まう人も空に憧れていたものだと語って)
初歩的なものだけれどね。これ以上やると此処に被害が出ちゃうから…
この端末から導力を生み出して魔法を発生させる仕組みよ。対応する属性が決まってるドライバやクォーツと呼ばれる物があるから、用途で使い分けないといけないけどカスタマイズ性は抜群ね。
えぇ、正確に何個あるのかも分からないし、色々と謎な部分も多いわね。…古代兵器?そんなものもあるのね…
(軽い説明を入れつつ、Xiphaと呼ばれる端末を懐に仕舞い込んで。古代兵器と言うワードに反応すると)
流石にブラックボックスの解析は骨が折れるから辞めとくわ…1日2日じゃ絶対終わらないしねぇ…
第3次…少なくとも同じような大戦争が2回あったって事ね。
…どんな絶望に打ちひしがれても人はまた立ち上がれる。私がそうだったように国も、世界も、星も…全てが回っているものね。
月並みな事しか言えないけど…頑張りなさい。その先にある真の平和や安寧を目指して…
(話を聞く限りでは出来なくはないが、やはり機密ともなるとリスクの方が大きい。
好奇心よりも危険が勝ったようで諦めの様子を見せて。WW3、第三次と聞かされていたその戦いを見るに、2回も大戦争をしたのかと問いかける。そして再建に向けて再び纏まりつつある彼女の星の人類達の話を聞き、強く頷きながらスプリングフィールドを見て)
確か空から落ちて埋まってて抜け出してそのまま此処に来たって言ってたわね…あら、お礼だなんて…ご馳走様。
私もしみったれた話をしてしまったし、じゃあカフェで奮発させてもらうわね?まずはゲダツさんの所持金を換金するところからかしら?
(使えないと聞いて白目を?くゲダツをよそに、冷静に原因を分析する。立て替えると言ったスプリングフィールドに対して、バツが悪そうな顔をしながら自分も頭を下げて)
>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
私は別に床で寝ても支障は………寝床が3つあるならそれぞれ1つずつ横になる事を提案する。
ところで………川の字ってどういう寝方なの?
(ゲダツがそれはいかんとばかりに反論してくれば、こちらは横にさえなれれば後はスリープモードに入ってしまうだけで寝心地とかそういったものは感知出来ないし、そもそも寝心地以前に寝る事というかスリープモードに入ることさえ数少なかったのだから問題ないと言いかけた所で、春田が寝具は3つあると言った事で今の問題は解決したが、何故初めから言わなかったかと川の字という漢字は知っていてもその寝方は知らないため何故と何を問いかけて)
>レン
【2B】
それならレンはお風呂に入って来ると良い。
私も入れるけれど、レンの方がきっと体をスッキリさせたい気持ちは強い筈。
(物珍しげに部屋を見て周り、彼女とは違うベッドに座るとそのフカフカ具合に少し驚けば目線を下に下ろし。これまで鉄板のような物の上でスリープモードに入り休息を取っていた自分からすれば、人間の寝具はここまで自分達とは違うのかと痛感し。彼女がお風呂と聞けば、自分もアンドロイドとは言えお風呂には入れる。普通なら錆びたり故障の原因になるのだろうがそこは最新鋭で高機能なヨルハ機体だからこそお風呂に入れるのだが、自分は汗なんかはかかないし、そういった汗でのベタつき、歩き回った事による疲労や汚れに対してそこまで気を回すことが無いため、彼女に先にお風呂に入る事を勧め、自分も後から服を着たままにはなるが入ると伝えて)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「そうだな、青海でも(空島)など与太話の類だと思われる位には知られていないだけに、空に憧憬の情を持つ者は少なくないそうだ。コウクウキ?ヒコウセン?お前の世界では空を飛ぶ絡繰仕掛けが在るのだな…やはり進んでいる。」
そもそもアクセス自体が命懸けである(空島)への渡航の類、それ故に地上と空の交流自体はまだまだそれほど進んではいない(一部限定的な交易が成り立っている場所もあるらしいが)、件の“うっかり”の結果として青海(地上)へ落ちた空の住人としての見聞は、地上では空島の存在自体がそもそも伝説や噂話の類として扱われている事を話すと、彼女(レン)の世界では実用化されている航空機や飛行船の話に興味を示し
ゲダツ「―ふーむ、やはり仕組みは複雑なのだな。―(古代兵器)というのはゴローの受け売りだが、おれが居た世界に大昔に存在していたと言う神の名を冠する強大な兵器の事らしい、おれも詳しい事は知らんが相当危険なモノとの事だ。…まぁお前の<導力魔法(アーツ)>ほど目立つモノでは無いが“空島”の特産品でダイアル(貝)というモノがあるのだがな。」
と懐から何やら巻貝の貝殻を一つ取り出し示す。
スプリングフィールド「貝殻ですね?――」
――
―
スプリングフィールド「その方が宣しいかも知れませんね、物理的な防御機構は流石に施されていないでしょうけどもそれでも危険が無い訳でもないですから…一度目の大戦は(全ての戦争を終わらせる為の戦争)と呼ばれ私達の世界では史上初の国々全体を巻き込んだ総力戦の様相でした、そうして二度目は技術の飛躍的な発展から一度目を上回る強力な兵器群が作り出され実戦投入され…末期には決定的な(核兵器)が開発され最初に使われた戦争でした。―スイッチ一つで容易く国が消え世界秩序が崩壊する恐怖で二大勢力の均衡を保っていた(冷戦)を経て…とうとう三度目の大戦が起きてしまった訳です。――そう言って下さると嬉しく思いますわ。―月並みだなんてとんでもない、それが言えるだけの希望すらかつては無かったのですから。」
一先ず止めておく判断をした少女(レン)に賢明な判断だとにこやかに自律人形は伝えて、彼女の言葉に本当に心から嬉しそうな笑顔を浮かべていた。
――
ゲダツ「くっ…絡繰仕掛けとは言え大の男が女人に払わせてしまうとは、このゲダツ一生の不覚。」
スプリングフィールド「まあまあゲダツさん、そう落ち込まずに――では換金所に向かいましょうか。此処からそう離れていない筈ですから。うふふ、では私も張り切って腕を振るわせて頂きますね?レンさん。」
やや気落ちした様子の蜘蛛頭の巨漢に気にするなと声を掛けながらスプリングフィールドこと春田は二人の異邦人を先導する様に食堂から通りに出る。―西洋的な街並みながらも不可思議な要素のあるこの土地特有の賑わいの中を歩いて往く。
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