ぱんだ。 2022-04-03 12:04:49 |
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そうよ、昨日ふとクッキー食べたいなと思って。
…青柳くん、クッキー食べたい?
(彼の声が聞こえてきて、視線を隣へ向けるとそこには目がキラキラと輝いているように見えるほど興味津々にクッキーの袋を眺める青柳くんが見えて。その姿がなんだか可愛くて思わず笑みを浮かべつつ、食べるかどうかを聞いて。)
そうか…え、だがその…いいのだろうか…
(クッキーを作った経緯を聞き、そうかと頷き。
食べるかと尋ねられれば、え…と驚きつつクッキーを食べられる嬉しさと紫乃が食べたくて作ったものを自分が食べてしまってもいいのだろうか…という気持ちの半々で、相手の反応を見るようにそう言い。)
んははっ、いっぱい作ってきたから好きなだけ食べていいよ。クッキー、好きなんでしょ?食べたいって目してるもん。…えいっ。
(食べたい気持ちと食べていいのかという気持ちで葛藤を起こしている青柳くんが可愛すぎて、思わず思いっきり笑ってしまい。少し悪戯をしたくなり、袋からクッキーを取り出すと青柳くんの口へと入れて。)
だ、だが…!んっ…?!
(それでもやっぱり…と申し訳ない気持ちになっていたところいきなり口にクッキーを放り込まれ驚き。)
……とても美味しかった、紫乃は料理が得意なんだな。
(数秒置いてからゆっくりとクッキーを味わい、口内のものを飲み込み顔を綻ばせながら相手の作ったクッキーへの感想と料理の腕前について賞賛し。)
ふふ、それなら良かった。趣味として沢山作っているうちに上達していたみたいでね。今度は青柳くんが食べたいものでも作って持ってこよっか。
(初めて手作りを振る舞って美味しいと褒められれば嬉しくなるのも当たり前で、にこにこしながらも提案をしていて。それにしても彼の笑顔は本当可愛いものだなと目の前の彼を見つめつつ、そんなことを考えて。)
…!本当か…?!あ、いや…
(勢い余って少々興奮気味にいつもより大きな声で反応した直後、我に返ったようで少し気まずそうに呟き)
でも、そうだな…じゃあ、またこうしてクッキーを作ってきてくれたら嬉しい。
(だが相手はせっかくこう言ってくれているのだ、素直にその好意に甘えるとしよう。
そう思い少し考える素振りを見せ、相手の目を見て微笑みながらまたクッキーを作って欲しいと頼み。)
ははっ、いいよ。今度は違う味も作ってきてあげる。
そんなにクッキー気に入ってもらえて嬉しいよ。
(素直に反応してしまうところを見ては楽しそうに大きく笑って。その様子や彼の笑みが可愛くて無意識に頭を撫でようと手が伸びるが、今日初会話の相手にするべきことじゃないと思い、慌てて手を引っ込めて。)
ははっ、いいよ。今度は違う味も作ってきてあげる。
そんなにクッキー気に入ってもらえて嬉しいよ。
(素直に反応してしまうところを見ては楽しそうに大きく笑って。その様子や彼の笑みが可愛くて無意識に頭を撫でようと手が伸びるが、今日初会話の相手にするべきことじゃないと思い、慌てて手を引っ込めて。)
あぁ、楽しみにしている。
…クッキーが好物なんだ、変だろうか…。
(相手の言葉に嬉しそうにはにかみながら楽しみにしていると伝え。
気に入ってもらえて嬉しい、という言葉を聞くと少し口をもごっとさせながら恥ずかしそうに眉を下げ気味で苦笑を浮かべつつそう言い。)
ううん、変じゃないわよ。私甘いものが大好きだから、こうして一緒に食べれる人がいて嬉しい。
(普段なら言わないようなことを口にして微笑めば、眉を下げて苦笑する青柳くんがあまりにも可愛く、先程引っ込めた手を再び伸ばして彼の頭をそっと優しく撫でて。衝動的に動いてしまったものは仕方がない。)
そうか…それなら良かっ…た…?!
(相手の肯定する意見に良かった、と安心してまた先程のような懐っこいに笑みを浮くべながら言おうとしたとき、自分の頭になにやら撫でられたような感触がしたため驚いた様子で。)
ごめん、嫌だった?…青柳くんがあまりにも可愛くて…いや、男子に可愛いと言うのは失礼になってしまうかしら…
(驚いている彼を見て、やはりやめておいた方が良かったかと撫でるのをやめて手を引っ込めて。可愛いと口にすれば、可愛いと言われることが嫌いな男子だっているはずと思い、ブツブツと呟いて。)
い、いや…突然だったから少し驚いただけだ。
可愛いというのも、その…初めて言われたな…俺には恐れ多い気がするが、嫌ではない…と思う。
(嫌だったかと尋ねられれば、そうではないと首を横に振りながら答え。
初めて言われた"可愛い"という言葉にも少し照れくさそうにしながら嫌ではなかったと言い。)
良かった…青柳くんが毎回可愛らしい表情をするからつい撫でちゃった。いや、でも仮にも今日初めて会話した相手にすることでもないんだよなぁ…
(ほっとした笑みを浮かべては、照れくさそうにしている青柳くんを見ると頭を抱えるぐらい可愛くて、こんなに可愛い男子が存在してるのかと叫びたくなるほど。だからと言って急に頭撫でるのも良くないよな、普通ならもっと仲良くなってからするものよねと一人思考を巡らせて。)
あぁ…だがその、あまり何度も言われると…少しばかり恥ずかしいな…。
(相手の言葉に嬉しいと思いつつも、再度可愛いと言われると手を口元にあて恥ずかしそうに笑いながらそう言い。)
んん…口元に手当て照れるの反則すぎない…?
私限界オタク化しそう…青柳くんってこんなに破壊力あるひとだったの…
(あまりの可愛さに遂に頭を抱えては彼に聞こえるぐらいの声でブツブツと呟いて。ちゃんと顔合わせたの今日が初めてだって言うのに、誰も見たことないような姿を曝け出しすぎていてこいつやばい奴だなんて思われていないかと心配になってきて。)
は、破壊力…??よく分からないが、落ち着いてくれ。
紫乃の方こそ、今日初めて話すのにとても話しやすくて驚いた。普段からこうやって人と話そうとは思わないのか…?
(相手の反応を見ては少し困惑したような顔をしながら落ち着くよう宥め。
自分も普段人と必要以上に関わることがあまりないため、その話しやすさに驚きながらもなぜこんなに話しやすいのに普段は人と話してるところを見かけないのだろうか…と思い疑問を口にして。)
…私、人と関わるのが苦手でね。無理に友達や話し相手を作ったとして、そのうちの大半は疎遠になったり裏切られたりするだけ。それにマイペースってこともあってか、周りと合わないことが多くて…だから、こうやって自然と話すようになった人としか関わらないって決めているの。
(少し重たかったかなと呟き、困った様に笑いながら頬を掻いて。過去の出来事を話したりしたらもっと重い雰囲気になってしまうだろうから、そこは敢えて伏せて簡単に説明することにした。出会って間もない人に対してそんな話をするのは酷だろうと思い。)
そうだったのか…そうとは知らずすまない。
……俺も、あまり人と関わるのが得意ではないんだ。だから…少し似ているな。
(自分の軽率な発言で傷付けてしまっただろうか…と申し訳なさそうに眉を下げながら謝罪し。
目線を下の方に下げると自分も人と関わるのが苦手なことを伝え。最も自分の場合、幼い頃から練習漬けでクラスメイト等と関わる暇も機会もなく幼少期を過してきたため積極的に話しかけたりが出来なくなってしまっただけではあるが、相手との共通点に少し嬉しそうに笑いながら。)
私は大丈夫だから謝らないで。そうね、お菓子好き同士だし…あ、あと泣きぼくろも一緒!…私達って案外似た者同士なのかも。
(申し訳なさそうにしている彼に対して、安心させるように柔らかい声色で微笑みながらも言葉を口にして。
どこか嬉しそうにしている青柳くんを見れば、自然とこちらも笑みが溢れては楽しくなって。)
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