虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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もう本人に聞いた方が早いだろう?
(大人二人頭を悩ませているとコクウが頭を掻きながらコスモスにエトワールをテーブルに座らせるように指示すると「おい、坊主、これは誰だ?」と先ずは1枚目の絵から順に質問していく事にすれば「?・・・すぅ!!おうりゃ!!えとと!!」とエトワールはコクウが何を聞いてるのか分からず暫く首を傾げた後で緑色の長い物をスーちゃん、黒いけむくじゃらをオルレア、星を自分だと指を差して満面の笑みで答えるとコスモスの方を振り向いて合ってる?合ってる?と言わんばかりに目を輝かせて見つめて「おい、お嬢ちゃん、使い魔の名前はこの坊主が言ってるような名前で合ってるか?合ってるなら頭撫でるなりして褒めれば5枚目も答えるかもしれないぞ?」とコクウはエトワールが使い魔の名前を言っているのだろうと考えるとコスモスに答えが合っているか尋ねて)
うんうん。
とっても上手に書けていて凄いわね。
じゃあ、これはだあれ?
(エトワールの示す絵とその答えを聞いていれば、大まかには自分の予想した通りの使い魔達の名前が出てきて、各紙に描かれていたのはエトワール自身と分かれば、大体は予想した通りだったのもありよく特徴をとらえていて凄い、偉いわねと褒めて頭を撫でて頬擦りすると、次は本題の5枚目の紙に書いてある人物を1人ずつ指さしては教えて欲しいな?とエトワールに小首を傾げてお願いをし)
あいっ!!・・・まぁま!!ばぁば!!えとと!!
(コスモスに褒められたり撫でられたりすればエトワールはかなりご機嫌なご様子で元気良く返事をすると黒い人はコスモスで白い大きな人はティア、星はエトワールだと指差し、最後に星を掴む白い大きな人をエトワールは指差すと「・・・・・・」エトワールは少し黙ってしまうと振り返り困った顔でコスモスの顔を見ると「・・・ちゃわん?ちゃあわん?ちゃいちゃわん????」とエトワールは首を傾げながら答えるとエトワールは上手く答えられない為、不安そうな顔でコスモスの方を見ていて)
うんうん、ママとばぁばを書いてくれたのね。
ありがとう、エトワール。
………最後のは多分ですが、タイタンでしょうか。
(かなりご機嫌な様子でこれは誰あれは誰と説明されれば、なるほどと1つずつ頷き、上手に書いてくれてありがとうと笑顔を見せて頭を撫でれば星を掴んでいる巨人に対しての言葉足らずな言葉を聞けば、何となくだが、恐らくタイタンと言いたいのだろうと思いコクウに軽く自分の憶測を話したあと「これは、タイタンであってる?怖い人?」とエトワールにゆっくりとした口調で星を掴んでいる様子からしてエトワールから見たら怖い悪い人かと問いかけ)
たいちゃんわん?・・・あいっ!!
(エトワールはコスモスにタイタンで合ってるかという質問に対して首を傾げながらコスモスの言葉を真似するとどうしても最後にわんは必要らしくそれを聞いていたコクウは「・・・タイタンは合ってるかもだが、正確にはタイタン・ワンじゃねぇか?意味としては巨人1号的な?虚の巨人が試作機だとしたらタイタン・ゼロだろ?」とコクウなりの考えをコスモスに伝えるとエトワールはコスモスがもう一人の巨人は怖い人かという問いに対してふるふると首を横に振ってるのを見て「少なくとも坊主にとっては悪い奴ではないのか?」とコクウはエトワールの素振りを見て苦笑いして)
確かに、それはありそうですね…。
にしてもまた新しく巨人を創っているなんて、宇宙に逃げた古代人は何を考えているのでしょうか
(エトワールの舌足らずな言葉とコクウの補足的な説明と言うか憶測を聞けば、確かにティアは欠陥品だったと以前コクウが説明していたし、今回は成功作になる巨人を新しく造っているのかもとは思うが、今の段階では恐らく巨人が新たに造られていてエトワールに害は無い事位にしかわかっておらず「ねぇ、エトワール。このタイタン・ワンはママとかスーちゃんとかに意地悪する人かな?」と答えられるか分からない質問だと自分でもわかっているが一応エトワールにそう聞いてみて)
分からん、もしかしたら作らなきゃいけない程危険な場所なんじゃないか?
(古代人が何を考えているのか理解出来ない為、コクウは頭を悩ませると「?・・ふわぁ~むにゃむにゃ」とエトワールは最後の質問に首を傾げるとたくさんお話しして疲れたのか夕方という事もありあくびをしながら眠たそうな顔をしてはそのままテーブルで横になってしまって)
かもしれませんね。
何にせよ、私達に害が無ければ良いのですが……。
(再度巨人を造らないといけないほど追い込まれているのか、次こそは成功作を造りたくなったのか、古代人の考えは分からないがエトワールの言葉からして、巨人が新しく造られている、それはタイタン・ワン(仮称)でエトワールに害はない、絵から見て恐らくティア同様女型である位しかわからず、頭を悩ませていれば、エトワールが眠そうにしそのままテーブルに横になってしまった為あらあらと言いながら横抱っこをすると「いきなり来ておいてすみません。エトワールが限界みたいなのでそろそろ帰ります。夕食も作らなくてはいけないので……」と話し込んでいて忘れていたがもう夜寄りの夕方の時刻になっており、エトワール達のご飯を作る為に帰ると立ち上がるといきなりの訪問を詫びては、神殿へと繋がっている扉に手をかけ、その扉の中に入って神殿へと帰り)
おう、もう一人の巨人についてはまたこちらでも調べておく
(コクウはコスモス達を見送り、コスモス達が神殿へと戻ると「あ、コスモス、おかえり、家の増築終わったよ?」とティアがコスモスを出迎えると神殿内にあったコスモスの家は二階建てと隣に3軒、大きな小屋が増築しており【あ、お姉ちゃん、おかえり!!】「御主人様、巨人様が私達用の小屋を建ててくれたんですよ?」と使い魔達は進化してから人型にならないとコスモスの家には入れなかった為、元の姿のままでもゆっくりくつろげるようにとそれぞれ、オルレア用、スーちゃん用、ハク用と身体の大きさに合わせて造られていて[ビリリリ、私は御主人様の家の子ども部屋で寝るわ]とエトワール用に作られた部屋でデイジーは寝るとコスモスに伝えて)
ただいま、皆。
思ったより時間かかってごめんね。
………にしても、増築頑張ったわね。
(神殿へと帰ってくれば平屋だったはずの家が二階建てに、それにプラスして3軒の平屋の家が建っていれば、確かに皆が進化してからというもの、あの平屋の家では手狭だと感じてはいたがまさかここまで沢山増築するとは思ってなかった為、少しだけ呆気に取られたが、すぐにティアに建ててくれた事へのお礼を言い、デイジーの言葉にはエトワールもデイジーの事が好きなのは見ていてわかるため了承し、とりあえず夕食を作らなくてはいけない為、デイジーにエトワールの部屋でエトワールを寝かせておくから見張りをしておいてとお願いをすると、二階建てになった家へと入り、エトワールの部屋に置かれたベビーベッドにエトワールを寝かすと部屋から出てそのままキッチンに行き、皆の分の夕食を作り出して、出来上がった物をテーブルへと運ぶと、エトワールも夕食は食べる必要があるため、起きているかなと様子を見に部屋へ行き)
きゃっきゃっ!!
(目が覚めたエトワールは知らない部屋に居た為、不安そうにしていたが起きた時にデイジーがいた為、安心したようで部屋のおもちゃでデイジーとご機嫌に遊んでいるとコスモスが来た為「まぁま!!」とふよふよと浮かんで抱きつけば「まんま?」と自身がお腹空いたのかそれとも夕食の時間なのかと思ったのかエトワールは首を傾げてコスモスを見つめて)
えぇ、ママよ。
ご飯出来たから食べましょうね。
(様子を見に来れば、やはり好きなデイジーが傍に居てくれたおかげで見知らぬ場所でもリラックスして遊んでくれているようで安心し、ふよふよと浮きながら自分の元へと来れば、そのまま抱っこをすると柔らかな慈愛に満ちた笑みを浮かべ自分を認識しており、尚且つご飯の時間とわかっているエトワール偉い偉いと頬ずりすれば、ご飯食べようねと言ってデイジーにも声をかければ部屋を出てベビー椅子に座らせてオルレア達が揃ったのを確認した後頂きますと挨拶をし、オルレア達には先に食べてもらって自分はエトワールにご飯を口元に運んで食べさせて)
あむあむ・・・ないない!!
(エトワールは暫くごはんを美味しそうに食べて口をもぐもぐさせたあと、もうお腹いっぱいなのかコスモスがスプーンを運ぶともういらないと首を横に振れば『主人よ、明日は何をするのだ?』とオルレアは明日の予定をコスモスに尋ねると首を傾げれば[ビリリリ!!御主人様、ママから教えて貰った補助魔法でも練習するー?]とデイジーは尋ねると「あいっ!!」エトワールはコスモスとデイジーが遊ぶ話をしていると思ったのかエトワールが手をあげて返事して)
はい、ご馳走様ね。
明日はそうね、デイジーから補助魔法を教えて………エトワール?えっと、お遊びじゃないから、エトワールはばぁばと遊んでいて欲しいなぁ?
(エトワールが満腹だと示してくれれば、そこでエトワールのご飯は終わり、自分の食事に入れば、オルレアから明日の予定を聞かれ、特にこれといって予定もないしデイジーの申し出を受けようと答えている途中で元気なお返事をしたエトワールに目を向ければ、確かにティアやオルレアからエトワールの魔法の素質の高さや勉強をさせた方がとの言葉は受けているが、エトワールはまだ赤子で今の状態で魔法を教えて使わせるのは危ないのではと不安になり、ティアと遊んでくれないかなと上記を言って)
・・・・・
(エトワールはコスモスにばぁばと遊んでるように言われて少し黙ってしまうと「・・・ひっぐ、ひっぐ、ふぇぇん!!ふぇぇん!!」今にも泣き出しそうな顔をしたかと思えば大声で泣き叫んでしまうとばぁばが嫌いというわけではないが大好きなコスモスとデイジーだけ遊んで自分の事を仲間外れにされたと思ってしまったのかエトワールが大泣きしてしまうと[はわわわ!?御主人様!?補助魔法はあんまり危険な魔法じゃないし使い方によっては赤ちゃんも楽しめるし見学くらいならしてても良いと思うわ!?]とデイジーは慌てて泣き叫ぶエトワールをあやすようにエトワールの周りを飛び回りながら提案して)
あ、あらそう!?
じゃ、じゃあ、一緒にやる事は出来ないけど、
お外に出て見ててね?きっとキラキラして楽しいわよ?
(こちらは危ないかもと思ってティアと遊んでいて欲しかったのだが、流石に大泣きされると狼狽えてしまい、どうしようとワタワタしていた時にデイジーからの助け舟を聞けば、それなら一緒に魔法を使うのは危ないからだめだけど、一緒にお外に出て私がキラキラを出すのを見てて欲しいなと少し焦ったような笑みを浮かべながらそう言い)
ぐすん・・・あいっ!!
(二人の話を聞いてエトワールも仲間に入れてくれる事が分かるとエトワールは泣き止み元気に返事をしたものの「・・・ふわぁー」泣き疲れてエトワールは眠ってしまい子ども部屋まで運んで貰うと『主人よ、我らも疲れたから自分達の小屋で寝るぞ?また明日な』と使い魔達も食事を終えて自分達の小屋で眠る事にして、翌朝[ビリリリ!!御主人様、補助魔法の練習するわよー]「あいっ!!」とベッドで眠るコスモスの上にエトワールがデイジーと共に浮いてやってくるとそのまま元気良く返事しながらコスモスの上に乗っかって起こすとよっぽど楽しみだったのかかなりご機嫌な様子で「まぁま、まぁま!!」とコスモスを呼んで)
う、ううん……。
おはよう、エトワールにデイジー。
(翌朝、ベッドですやすや寝ていればエトワールが自分のお腹辺りに乗って来て叩き起こされ、よっぽど楽しみだったんだろうなと思いながらエトワールを手で支えながら体を起こすと、寝癖がついた髪をブラシで梳かして支度をし「魔法の練習はしたいけど、その前に朝ごはんからね。」とエトワールとデイジーに言うと朝ごはんは1日の活力の元とも言われる位大切なのだから抜く訳にはいかないと言って、朝ごはんの支度をキッチンで手早くこなせば、テーブルに並べてオルレア達を呼び、エトワールに朝ごはんを食べさせながら自分も食べると言う技術を使えるようになった為大体皆と同じ位のタイミングで朝ごはんを食べ終われば食器類を洗って片付けた後、エトワールと共に神殿の外へ出れば、デイジーに補助魔法を教えてとお願いをして)
あい!!
(朝の挨拶のつもりなのかいつも通り元気に返事をするエトワールはコスモスに言われた通りに大人しく朝ごはんを食べてお外に出ると他の使い魔やティアが見学してる横ではなく[ビリリリ!!赤ちゃんはこの丸枠の中に座っててね?]デイジーは地面に書いた丸枠の中にエトワールを座らせエトワールの真正面から少し離れた位置にコスモスを立たせると[ビリリリ!!妖精は無詠唱で補助魔法を使うけど他の種族が補助魔法を使う時って妖精の言葉をヒトの使う言葉に直す必要があるのよ!!あと言葉だけ知ってても補助魔法の効果を理解してないと使えないから気をつけてね!!]とデイジーはコスモスの肩に乗っかり、補助魔法の基礎について説明すると[それでは御主人様、先ずはジャンプアップとヒアトゥステイから使ってみましょうか?ジャンプアップは対象を空中へ強制的に飛び跳ねさせる魔法でヒアトゥステイはその場で暫く滞空させる魔法ね!!赤ちゃんをジャンプさせて空中で滞空させちゃって!!]と最初の補助魔法の効果をコスモスに教えると「ふむ、重力魔法に少し似てるな」とティアは見学しながら呟いて)
うん、あの……原理はきちんと理解したし、注意事項も理解したわ。
したけど、これは見学って言わないわよ!?
万が一があったら危ないからエトワールをその、実験体みたいにするのは止めましょう!?
(デイジーがエトワールを丸枠の椅子に座らせ、見学している他の使い魔達とは別の場所に座らせた事を不思議に思っていれば、デイジーが肩に乗り、魔法の説明をしてくれればなるほどと納得し、自分の中に落とし込んで居た時に言われた、エトワールを座らせた椅子ごと浮かせて空中待機との言葉に仰天すれば、それは危ないし何より自分が失敗したらとヒヤヒヤして集中出来ないと首を横に振ってその方法はと断り)
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