匿名さん 2022-02-20 20:09:07 |
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(か、変わった人...!と、先輩の背後から説明をした先生の顔を目を丸くして見つめてしまう。それからもう一度先輩に目を移して、なるほど、と頷いた。まだ知り合って日は浅いけれど、彼が「変わっている」という点には同意できる。なんだかすごく意地悪だった所も、もしかしたらなにか事情があるのかも?と勝手に納得してした。
それから先輩は「今は秘密」と口にした。私はその言葉には好奇心をそそられてしまう。これは自分の悪いところだと知っているけれど、「秘密」と言われると気になってしまうのだ。あまり人のプライベートに踏み込むのは良くない、良くないぞ、と自分に言い聞かせていたけれど、「ランチ」なんて先輩と話す機会が目の前にあるとなれば、それを逃さずにはいられない。)
「あ、そしたら、一緒にランチはどうですか?お礼といっては足りませんが、デザートをご馳走させてください。
今日の日替わりデザートのプリン、かなりオススメなんです!」
(こちらも先輩の手を握り返すと、そう提案する。何かしらお礼がしたかったのは事実だし、先輩から魔法のコントロールのコツについて教えてもらうだけだし、と自分の好奇心を制しつつ)
「一緒に!?え、僕と?…いいけど、君の方が変わってないか?」
(やはりこうなるのかと思いはするものの断る理由は探してもやっぱり無い。小さく頷いては「プリン」という単語に反応し、そう言えばみんな挙って食べていたな、どんな味がするんだろうと目を瞬かせて。自分はといえば学食では専らレギュラーメニューのミートローフとパン、それから日替わりのスープくらいしか食べたことがなく冒険してみるのも悪くないのかもと決心したように息をつくと、)
「そんなに言うなら食べてみようかな、プリンってやつ。…好きな物しか食べなかったから、」
(こんな自分を誘ってくれているその気持ちは無下にできないとばかりに相手のオススメを食べてみると告げて。医務室を出れば相手と並んで長い廊下を歩く。時折生徒たちが振り返って物珍しそうに自分たちを見るのに気づけばどこか得意げにフン、と鼻を鳴らして。この学園で初めてに等しい「一緒にランチを食べる存在」を得たことが嬉しいのかちらり、ちらりと相手の方を見て)
「君は何が好きなの?肉?魚?あ、野菜はどう?」
「もしかして、食べたことなかったんですか?きっと感動してほっぺた落ちちゃいますよー?」
(...プリンってやつ。隣を歩きながら脳内で彼の言葉を反芻する。もしかして、食べたことがないのかな。結構有名な筈なんだけど、と不思議に思う。それはそれとして、プリンを食べた時に彼はどんな表情をするのか、ちょっと気になる。私が初めて友達と食べた時は、あまりの美味しさにしばらく口元がニヤニヤとゆるんでしまうくらいだったし。先輩の横から顔をのぞき込むようにして、からかうような口調でそう言った。)
「好きなものですか?うーん、肉と魚だったら魚の方が好きです。野菜はなんでも食べますよ!...苦いの以外だったら」
(そんな風に会話を楽しんでいたところで、ようやく周囲の生徒から注目されている事に気がついた。もしかして先輩って有名人? 後で友達に先輩のこと聞いてみようかな、なんて思いながら、「先輩は何が好きなんですか?」と問い返し)
「ああ、あんまり…知らないものはちょっと…。用心するに越したことはないからな。」
(食べたことがないとははっきり言えず、曖昧な言い回しになってしまい。ほっぺたが落ちるぞと言う相手の言葉を真に受け自分の両頬をひた、と押さえながらきょとんとした目を相手に向け。もちろん美味しいものの例えだとは分かったものの未開の食べ物だ、可能性はなくもないだろうと目を瞬かせつつ美味しそうな香りがしてくれば学食の扉の前に着いていて。)
「僕は肉の方が好きだ。苦い野菜も栄養になる、毛嫌いはやめろ。」
(苦い野菜が苦手だとの発言に苦笑しながらそう告げ、好きな食べ物を聞かれれば即答で「ここのミートローフだ。多分今まで食べた中で一番美味い。」とその味と食感、鼻に抜ける香りまでも思い出し口元を緩めて。扉の前に立つ数人の生徒に目を向ければそそくさと退いてくれる。一応相手の手前扉の横に掲げられたメニューに目を通しどれにしようかな、なんて人間の真似事をしながらも頭の中にはプリンとミートローフしかなく)
「あはは、先輩って意外と怖がりですか?」
(きょとん、とした表情や、未知の食べ物に対してそんなに心構えをするなんて聞いたことがないから、笑ってしまった。自然体の笑顔でそうからかえば、メニューを見ようと扉の横の方に視線をやる)
「栄養になるって言ったって、苦いものは苦いもん...。」
(先輩は、まるで私の親のようなことを言うから、口を尖らせていつも両親に言うように言葉を返した。ミートローフが好き、と即答した彼の表情を見ると、心からそう思っているのだろうとわかる。そういえば、結構前に1度だけ食べたけど、あんまり覚えていない。もしかしたら、ミートローフが良い魔法使いになるための秘訣だったりして?
メニューの前にいた生徒が私達が近づくとスペースを作ってくれたため、そこに足を止めた。どうしようかな、とメニューを確認したけれど、折角だし、と心に決めた。)
「私、今日はミートローフにします。これを食べたら、先輩みたいに魔法のコントロールが上手くなるかも?...なんて...。」
「なっ…そういう事じゃなくて!…日頃から気をつけるべきだと言ってるんだ、」
(怖がりなのかと笑われてしまえばぐっと目を見開き反論を。相手の視線に気づきサッと場所を開けてやれば今日はミートローフにすると意気込む姿にクスッと小さく笑って。やはり人間とは興味深いものだと改めて実感しながらも続く彼女の言葉には首をかしげてしまい)
「同じものを食べたからって同じになるわけないだろ。…努力と知識が大切だぞ。」
(きっとこれも冗談なのだろうが先程までの彼女を見ていたら本気のような気もして、でもこんな自分に憧れや尊敬の気持ちを抱いてくれているのかもしれないと少し気恥しそうに視線をさ迷わせた後そっと扉を開き。中はもう生徒でいっぱいだが幸い少し空席はある。さっさと食べ物を注文して座らなければ、と相手の手を引いていたずらっぽい笑みを向け)
「じゃあ今日は僕もプリンと、いつものを。」
「わ、わかってますよ!もしかしたら、ってだけです。」
(先輩からの正論には言葉が詰まりながらも、そう反論した。努力と知識、必要だってわかっているけれど、なかなかできないのも事実だ。特に「知識」に関しては全然ダメだし。後で勉強法とか聞いてみようかな?なんて考えていた。
食堂に入ると、中には既に多くの生徒がいる。...大丈夫かな、プリンはまだ残ってるかな、なんてそわそわしてしまう。
注文の列に並んでしばらくすると、自分たちの番になったためミートローフとプリンを2つずつ注文する。すると注文を聞いてくれるおばちゃんは、眉を下げて「プリンはもう1個しかないのよ」と申し訳なさそうに言った。...正直そんな気はしていたけれど、やっぱりショックだ。でも、ひとつでも残っているなら、先輩に食べてもらえるし問題はないよね。
ミートローフだけが乗ったプレートは自分が受け取って、プリンがのった方は先輩に、と目線を送る。)
「先輩はこっちをどうぞ!
...あ、あそこの席空きましたね。」
(視界の端で、椅子が向かい合わせになっている窓際の席が空いたのに気がついた。そのままプレートを持って、その席を確保するためにテーブルに向かおうとし)
「はは、アイリスは実践型の教科の方が得意そうだな?」
(先程の授業でもそうだがああいった実践型の授業中の彼女はどこか目がキラキラしていたような気がする。この言いようからするに座学はそんなに得意では無いのだろう。自分とは正反対だなと小さく微笑んではプリンはひとつしかない、という声を聞き思わずカウンターのおばちゃんの方を向き。どうするべきだ?プリンは彼女の好物だし食べたことがないものだ。考え込んでならそれは彼女に、と言おうとした時にはもう流れるように自分がそのプレートを持っており)
「ふぁ、え?…ぁ、いいの?」
(素っ頓狂な声を上げてしまいつつおずおずと彼女の顔を見て、早く座ろうと何の気なしに言い足を進めようとする相手について行く形でテーブルへ。運良く空いていた窓際のテーブルに着けば「半分食べるか?」とまだ手をつけていないし先に分けてくれと言いたげにプリンのカップを差し出してみて)
「そうですね、体力には自信あるんですよ!飛行術は大得意なんです。」
(幼い頃から体力だけは皆に褒められてきたから、自信を持って得意な事だと言える。顔だけそちらに向けると、ニッと歯を見せて、自慢げな笑みと共にそう答えた。
それから空いたテーブルの方へ、人混みをかき分けながら歩いていく。向かい合わせになるようにしてテーブルに座ると、先輩はプリンを半分食べないかと提案してくれた。...正直いえば食べたい、とぐらついてしまうけど、それではお礼にならないのだ。)
「それは私からのお礼の気持ちです。それに私は今まで沢山食べましたから!どうぞ遠慮なく食べてください」
(ぐっと食欲を抑えると、私は両手をわたわたと動かして、先輩からの申し出を断った。プリンはまた今度食べられるし、今までだって沢山食べてきたのだ。それにせっかくなら存分に味わって欲しいし、これが始めてのプリンなら尚更だ。「先輩が気に入ってくれれば、私はそれで満足なので!」と付け加えると、差し出されたカップを先輩の元へと戻した。)
「そうか…じゃあ遠慮なく。……あ、飛行術が得意だって言ったな?」
(僕が満足すればそれでいい。彼女はそういうが好物というくらいなら多少なり我慢はさせてしまっているだろうと躊躇いながらもありがたい申し出を受けいれプリンをプレートに戻せばまずはミートローフを一口。安定的な美味しさに目を細めうんうん、と頷くと先程彼女が口にした飛行術の話を。自分は大の苦手だが彼女はとても楽しそうに得意なんです。と言いきった。空を飛ぶなんて恐怖でしかないだろ、と言いかけたがそれはぐっとしまい込み、)
「箒が言うことを聞いてくれない。…どうすればいい?」
(内緒話でもするかの様に少しだけ彼女との距離を詰め、恥ずかしそうに小さな声で。最上級生なのに箒もきちんと扱えないなんて声を大にしては言えないし。でも自分の話をきちんと聞いてくれ、時折楽しそうな笑顔を見せてくれる相手になら、と「呪文も地面を蹴るタイミングもあってるんだ…」と眉を下げて)
(先輩からの思わぬ相談に、目をぱちくりさせた。すごい人だと思ってたけど、案外苦手な事もあるんだ。それは失望とかがっかりしたとかそういうのじゃなくて、ただ私にもなにか力になれるかもしれないと思ったからだった。
1口水を含んで少しの間思案する。呪文も、タイミングもあっているなら、なにが問題なのだろう...。...そういえば、と以前に母が教えてくれた事を思い出した。)
「...多分、気持ち...の問題じゃないですか?前にお母さんが言ってたんです。呪文を正しく唱えられるか、コントロールできるかも大事だけど、最後は気持ちだって。
やるぞ!って意思がないと上手くいかないんだそうです」
(こちらも先輩に習って、やや距離をつめるとコソッと小さな声で話した。話し終わってから、「気持ちで解決する」というのはあいまいなアドバイスだったかもしれないと気がついた。少し間が空いてから、「私が力になれるかどうかわからないですけど、今度一緒に練習してみますか?」と提案する)
「気持ち、か……だって、空を飛ぶなんて…どうしても怖いんだ。」
(相手のアドバイスを真剣な顔で聞いたあと、みるみるしゅんと眉を下げてそう告げ、母親にでもしかり付けられたかのようにぽつぽつと言い訳を。トカゲは木に登るとはいえ必ず地に足も腹もつけて生活している。それが箒1本で空を飛んでみろなんて、とてもじゃないができるわけが無い。それでも相手からの提案にはこくりと頷き、久しぶりに芯のある生徒を見たなと薄く微笑み)
「君がいいならそうしてくれると助かる。次の休みなんてどうだろう?」
(勉学には積極的な性分だ。下級生とはいえ教えてくれると言うなら喜んで胸を借りようとこちらからも提案を。これで飛行術は安泰だと安心した顔でプリンを口に放り込めば甘さと食感に驚き目を丸くして「本当だ、すごく美味しいよ!…あ、ごめん…行儀悪いな。」と素直な感想を大声で述べるもすぐに口元を押え)
「はい、わかりました。空を飛ぶのも、きっと楽しいって思えるようにしてみせます!
週末、楽しみにしていますね。」
(さっき知り合ったばかりなのに、「楽しみにしている」なんて言葉を無意識に言ってしまう。変に思われないだろうか?と思う傍ら、自分でもそんな言葉を言ったことに驚いてしまう。
空を飛ぶのは私は大好きだけど、同級生には怖いから嫌いだという子もいた。一緒に練習をしたこともあるし、先輩の不安感を和らげる手伝いならできるかも、と思いつつ。)
「ほんとですか?良かった....」
(プリンの味に感動した様子見て、へにゃりと表情を崩して微笑んだ。あんまり美味しそうに言うものだから、自分まで嬉しくなってしまう。ニコニコと笑顔で自分もミートローフを口にすると、ジューシーな肉の味が口いっぱいに広がり、目を輝かせた)
「...!ミートローフも美味しいです、先輩!」
「ああ、よろしく頼むよ。…お礼と言ってはなんだけど、何か僕にできることがあればなんでも言ってくれて構わない。」
(何だか彼女のことばには説得力がある。グッと力の籠った言葉に頷くと、楽しみにしていると続いた言葉を不思議そうに聞いていて。自分となにかする時に楽しいと思ってくれた人がこれまであっただろうかと目を瞬かせながらもこれはなにか礼を尽くさなければと。自分に出来ることといえば呪文を唱える、ものを壊す、消す、木登り、イタズラくらいのものだがなにか役に立つものはあるかと思案しながらもスプーンを進め)
「だろ?ここに来て初めて食べたけど、僕の故郷の食事より何倍も美味しいよ。」
(ミートローフを食べた彼女のキラキラとした目を見て何故か自分が作ったものでもないのに自慢げに告げ、食べ終わってしまったプリンの容器をそっとプレートへ戻し。こんなに美味しいならまた食べてみようと自分の食べられるものリストが更新されたのを嬉しく思いつつ残りも食べ進めていき)
「そんな、お礼だなんて...」
(元々は自分がお礼をしたくて、ランチに誘ったのに、なんだか申し訳ない。「お礼はいらない」と言おうとしたけれど、さっき先輩が話していた「知識と努力」という言葉を思い出す。...知識、私には足りないものだ。先輩は私よりも学年が上だし、温室での事を見ていると、成績も良いのではないか、といきつく。)
「あー....ええと、ご好意に甘えていいのであれば、今度勉強を教えてほしいです...。」
(と遠慮がちにそう伝えた。歴史や術式に関する授業は大の苦手なのだ。テストでは毎回悪い点数をとってしまい、次の長期休暇前のテストでも点数が伸びない場合は、休暇中に補講をすると言われてしまった。...大事な長期休暇を補講に費やす訳にはいかない!と、恥を忍んでかくかくしかじかと訳を説明した。)
(/失礼します、背後です!
初対面の印象は悪かったかもしれませんが、だんだん世話焼きなところや、人間の生活に慣れていない所が見え隠れしてきていて、微笑ましい気持ちでトッドさんを見守っております...!かわいい...かわいい....
さて、本題ですがランチでのシーンも一区切りしそうですので、今後の展開についてお話したいのですが、ランチのシーン終了後は、休日に飛行術を教えるシーンで大丈夫でしょうか?
もしなにか他にやりたいシーンがあったら教えてください。よろしくお願いします!)
「ああ、構わないが…そんなことでいいのか?」
(年頃の女の子といえばここのケーキが食べたいとかこの化粧品が欲しいとか、この服が着てみたいとか言うものかと思っていたが飛んできたのは勉強を教えてくれという頼み。流行に疎い自分にとっては有難いが、と躊躇っていたものの相手の説明を聞き納得した。「それなら力を合わせた方がいいな。僕も次ダメなら飛行術と浮遊魔法は補講確定だ…」全く正反対だな、改めてそう思えばにっと笑って見せて)
「長期休みは家に帰るんだろう?」
(残りのミートローフも大口でぱくりと平らげ、ハンカチーフを口に押し当ててはご馳走様、と小さく呟き。この学園は基本は寮生活だ。長期休みにはほとんどの生徒が家に帰っているので彼女もそのつもりなのだろうと)
(/そうですね、この後は週末まで飛ばしてしまいましょうか!
多分そこで恐怖のあまり正体を現すと思います←
アイリスちゃんもとても素直で明朗ないい子で背後はもう大ファンです…!!!
トッドとしても可愛くて頼れる後輩ができて嬉しいです!
この後も実はとってもビビりな先輩をどうかよろしくお願いします…)
「もちろんです...!お互いに、目指せ!補講回避、ですよ!」
(むん、と両手を握って気合いを入れるように力強くうなづいた。お互いに得意な科目と苦手な科目が正反対だなんて、不思議な縁もあるものだ。プレートの上のミートローフはもう最後の一口というところで、帰省について聞かれると、口の中のものを飲みこみ。)
「そのつもりです。先輩は帰らないんですか?」
(実家の両親も心配しているし、学校にも友達はほとんど残らないから、長期休みはいつも帰省しているのだ。休みは嬉しいけれど、学校の友達とは会えなくなるから、少しだけ寂しくなる。
彼はどうするのかと疑問に思い、何気なくそんなことを質問した。
それから、自分も先輩の後に続いて「ご馳走様でした」と手を合わせる。)
(/ わ...!それは良かったです!
ついに...!ですね!トッドさんの正体がバレるの楽しみです!アイリスもどんな反応するんだろう....と、気が早いですが今から考えてしまいます。
こちらこそ、元気とガッツだけはある後輩をよろしくお願いします...!!)
「そうだな、お互い頑張ろう。…君はまず魔力を安定させる練習から始めようか、」
(先程の授業中に見た彼女の魔法は威力こそあったもののまだ安定しているとは言えない。あの状況では仕方ないだろうが自分との勉強の中でそういったことも身につけて欲しいと告げ。もちろん自分の得意分野も教えるつもりだが、自分が教えるからには学年一位の成績を取ってもらわなければ、と変に気負っているところもある。グッと握られた相手の手に自分の手を重ねて改めて頑張ろうな、と小さく頷き)
「僕は…そうだな、僕も今年は帰ってみようかな。」
(例年は長期休みでも学校に残り勉強をしたり、それこそ飛行術や創造の魔法を練習したりしているが今年は帰ってみようかと心変わりをし、「あ、そろそろ戻らなきゃ。」どこか懐かしげに目を細めてそう呟いては壁に据え付けられた時計を見て焦りを顕にし。ランチタイム終了10分前を示す時刻を指さしては次の授業はなんだったかと急いでプレートに広がった皿をまとめ)
(/トッドは感情が振り切れたり油断したりすると元の姿に戻ってしまうような子なので…完璧な擬態ができる訳では無いのでアイリスちゃんの使い魔としてしっかりお役に立てるように猛特訓させます!←)
「本当だ、もうこんな時間!次の授業に遅れちゃいます」
(自分も慌てて皿をまとめると、返却口に向かう。多くの生徒はもう片付け終わっていたようで、すぐに返却できたし、これなら授業に間に合いそう。
ぱたぱたと駆けながら食道を出ていくと、私は先輩の方へ振り返る。「それじゃ、今週末は楽しみにしててくださいね!」と、笑顔を向けて小さく手を振る。...早く週末にならないかな、なんて浮ついた気持ちで、軽やかに階段をかけ登っていき、自分の日常に戻って行った。
それから数日後。今日は先輩と約束した日だ。制服ではなく、動きやすいショートパンツと白いブラウス、薄いカーディガンを羽織って、学内にある広い訓練場で先輩を待っている。...そういえば、同学年の子とはよく遊ぶけど、先輩と2人で出かける機会って今までなかったな。少し前髪を気にしながら箒を片手に握って、そわそわと辺りを見回した。)
(/その設定本当に本当に可愛くて大好きです!ありがとうございます;;←
アイリスもトッドさんのこと、"憧れの凄い先輩!"って思っているので、トッドさんに恥を欠かせないように立派な魔法使いになるぞ!って意気込んでます...!!)
「じゃあ、また週末に!」
(食器の片付けも済ませ、学食を出れば相手にヒラヒラと手を振り、意気揚々と次の授業へ。廊下を小走りに戻る中あんなことをするキャラじゃなかったな、と段々恥ずかしさが顔を出してきて足を進めるスピードも落ち、耳まで真っ赤に染めて俯きながら教室に入っていき。自分でも気づかなかったけれどとても楽しみで仕方ないのかもしれないとはやる気持ちを抑えつつ授業をこなし。)
「ごめん、遅くなった。…準備万端だね?」
(今日は約束の練習の日。朝からソワソワして休日だと言うのに早朝から目が覚めてしまった。体を動かすのだから制服では行けない、髪型はどうしたらいいだろう、オシャレな服なんて持ってないし、とあたふたしているうちに時間になってしまった。諦めて黒いTシャツと外の授業で使うジャージを着て相手の待つ訓練場へ。もう既に到着している彼女の元へ駆け寄れば声をかけて)
(/いつもは鉄壁というか完璧主義者っぽいのにちょっとした瞬間にそういう素が出る子可愛いですよね…←
とても頼もしい…アイリスちゃんがトカゲ苦手じゃないといいんですけど()
でもそういうの苦手で最初こそ怖がって触れないけどだんだん仲良くなっていくのもいいですね…!!!)
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