ink. 2022-01-01 23:49:38 |
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●読書の秋対談 - 駿河編
──普段、本読みますか?
駿河 涼: 毎日広辞苑読んでるよ
黛 彩葉: 息をするように嘘つかないでください
駿河 涼: なんで嘘だと思うの。庶務ちゃん俺の部屋の様子盗撮でもしてる?
黛 彩葉: し、してないですよ……! ……え、本当に読んでるんですか?
駿河 涼: 気になるなら盗撮してみたら?
黛 彩葉: それはちょっと
駿河 涼: じゃあ、いずれ一緒に住んだら分かるんじゃない
黛 彩葉: ……っ、ど、どこまで本気でどこからが冗談ですか……
駿河 涼: 小、中くらいまでは読んでたけど、余計敬遠されるから、頭良さげに見える行動は自然と控えるようになっていったんだよな……
黛 彩葉: 私は何があってもそばにいるので、これからは自分のしたいことしてくださいね
駿河 涼: 家デートの時にずっと本読んでてもいい?
黛 彩葉: …………それが、駿河先輩のしたいことなら……
駿河 涼: ──ふ。嘘だって。今は庶務ちゃん構ってる方が楽しい
黛 彩葉: ……! じゃあ、次のお家デートは何します?
駿河 涼: 広辞苑から先に単語見つける勝負
黛 彩葉: もう広辞苑は忘れてください
黛 彩葉: 私は話題になったのをたまに読むくらいですかね……
駿河 涼: でもそういうのって大体映像化してるから、一旦映像で様子見して、その後原作買うんだよな
黛 彩葉: なんで知ってるんですか……
駿河 涼: 映画の帰りに毎回本屋に寄って原作買う人に付き合ってるからですけど
黛 彩葉: ……う。バレてた
駿河 涼: そりゃバレるでしょ
黛 彩葉: だって、映画の半券だけじゃ失くしそうで怖いじゃないですか……
駿河 涼: え
黛 彩葉: え?
駿河 涼: ……いや、庶務ちゃんって、分かりやすいようでたまに分かんないなって
──他のメンバーについてはいかがでしょう?
駿河 涼: 白石は結構自己啓発本みたいなの好きだよ。菱川はたまに医学関係の専門書読んでる。伊集院は調べ物の時くらいしか本開いてないな。夜野は本……っていうか、物語自体苦手なんだと思う。基本他人に感情移入しないし、根っからの理論派だから、あいつ。……深津くんは、さすがに知らない。庶務ちゃんに聞いて
黛 彩葉: 碧くんは勧められれば読むけど自発的には読まない、ってタイプですね。どこまでも自分の主義に忠実に生きてるので……、たぶん特に好きとか嫌いとかないんじゃないかな
駿河 涼: あの子も相当な変わり者だよな
黛 彩葉: 否定はしません
●読書の秋対談 - 香月編
──普段、本読みますか?
橋本 環: 本はあんまり……ゲームのテキストとか、二次創作とかにはそれなりに触れてるけど。……香月くんは?
香月 純: 好きな子が読んでたら読むかな
橋本 環: うわあ……
香月 純: うわあって(笑)
橋本 環: 香月くんらしくてつい
香月 純: だから、環ちゃんのやってるゲームとか読んでる二次創作作品教えて欲しいんだけど
橋本 環: 絶対嫌
──他のメンバーについてはいかがでしょう?
橋本 環: 鳳さん、は……?
香月 純: 佳菜子は本なんか読まないでしょ
橋本 環: そうなの?
香月 純: 「他人の空想とか人生に興味ない」らしいよ
橋本 環: ああ……言いそう……
●読書の秋対談 - 佐倉編
──普段、本読みますか?
佐倉 凪歩: たまに借りたり買ったりするけど、読みきれたことない……
赤星 辰巳: 集中力ないなー(笑)
佐倉 凪歩: みーくんはちゃんと全部読んでるよね
須和 恭平: あー、姫ちゃんから渡されてるやつなー。恋愛小説
赤星 辰巳: 読んでみると結構面白いよ
須和 恭平: はー……すげえなあ……
赤星 辰巳: でもプレッシャーもある。こういう男になれって言われてるような……
佐倉 凪歩: みーくん、たぶんそれ考えすぎ……
須和 恭平: 姫ちゃん辰巳以上に好きな男なんかいないだろ
赤星 辰巳: えー……どうかな……。恭平は? 本読む?
須和 恭平: 本なら部屋に沢山あるぜ!
佐倉 凪歩: 全部漫画でしょ
花村 結依: 本読むの? 好きだよ~。なんだかゆっくり時間が流れてるような感じがして、でも気がつくと何時間も経ってるんだ
佐倉 凪歩: うん。本読んでる時の結依はすごく楽しそうだし、おれは隣からその顔を見放題だからいいよね
花村 結依: えっ。……見てた?
佐倉 凪歩: うん。見てた
花村 結依: 気づかなかった……
佐倉 凪歩: 集中してたね
●読書の秋対談 - 直江編
──普段、本読みますか?
直江 翼: 教養程度に有名作品は読んだことあるけど、読書は別に好きってほどではないかな
矢代 寿々: そうなんだ!? 最初の頃教室で本開いてたから、今の今まで好きなんだと思ってた……
直江 翼: あれは、矢代さんがすごく話したそうにしてたから、話題続けるのに困りそうなもの持ってただけだよ
矢代 寿々: とっても困りました……
直江 翼: 勢いだけで乗り切ってたよね
矢代 寿々: うう、だって話したかった……
直江 翼: 本当は、僕は読書より、図鑑とか眺めてる方が好きだよ
矢代 寿々: わたしは図鑑眺めてる直江くん眺めてたいです!
直江 翼: そこは一緒に見るんじゃないんだ
矢代 寿々: あっ
直江 翼: そっか。展覧会でも誘おうかと思ってたけど、興味ないなら仕方ないか……
矢代 寿々: 行きます! 直江くんと一緒なら行きます、どこへでも……!!
矢代 寿々: 読書……って言っていいのか分からないけど、少女漫画は大好きです!
直江 翼: ふうん……今も読んでるの?
矢代 寿々: うん!
直江 翼: 僕がいるのに?
矢代 寿々: う──、うん……!? ……へ!?
直江 翼: 僕がいるからもう少女漫画は読まなくていいよね、矢代さん
矢代 寿々: え、ええと……それとこれは別というか……?
直江 翼: 僕だけじゃ満足できない?
矢代 寿々: そっ、そんなことは!
直江 翼: じゃあ僕と付き合ってる間は少女漫画禁止ね
矢代 寿々: ええー……!?
●読書の秋対談 - 蜂谷編
──普段、本読みますか?
蜂谷 実: ……読書とは違うけど、弟と妹に絵本とか童話を読み聞かせるくらいなら
夕凪 雫: ! ……実くんの読み聞かせ……
蜂谷 実: ……なに
夕凪 雫: いいな……
蜂谷 実: ……いや、雫はさすがに自分で読んで
夕凪 雫: …………いいな……
蜂谷 実: ……っ、そんな目で見ても読まないから!
夕凪 雫: わたしは、読むより、考える方がすき
蜂谷 実: 考えるって、物語を?
夕凪 雫: (頷き)
蜂谷 実: すごいな、雫そんなことできるんだ
夕凪 雫: でも、人に見せるとよくわからないって言われる……
蜂谷 実: 分かるよ
夕凪 雫: ?
蜂谷 実: 俺なら分かる……と、思う。……雫の書いたものなら
夕凪 雫: ……!
蜂谷 実: …………
夕凪 雫: 今度、持ってくる……ね
蜂谷 実: ……うん
沙月 双葉: 本かあ、読まないなあ~……
宇佐美 琴葉: 私も読まないかな。本より舞台とか映画で見るから……
沙月 双葉: あ、分かる! あたしも映画派だ
宇佐美 琴葉: 沙月さん映画好きなの?
沙月 双葉: うん、結構見るよ。洋画とか
宇佐美 琴葉: ……この作品とか、知ってる?
沙月 双葉: えっ、知ってる! 気になってたやつ!
宇佐美 琴葉: ほんと!? ……あ、あの。もしよかったらなんだけど、今度一緒に見に行かない?
沙月 双葉: あたしと? ……雫ちゃんとじゃなくていいの?
宇佐美 琴葉: うん……彼氏いると今まで通りには誘いづらくって……
沙月 双葉: あー……まあ、あたしももう蜂谷引っ張って行けないし……。二人で行こっか!
宇佐美 琴葉: うん……! 後でまた連絡するね
沙月 双葉: りょーかい!
蜂谷 悠太: はちや ゆうた です!
蜂谷 凛: はちや りん です!
蜂谷 悠太: ぼく、自分で読むのも読んでもらうのも好きだよ!
蜂谷 凛: わたしもすきー!
蜂谷 悠太: あのね、難しい漢字が読めると、お兄ちゃんが褒めてくれるんだ
蜂谷 凛: それでね、雫お姉ちゃんはぱちぱちしてくれるの!
蜂谷 悠太: あっ、凛、そういえば今度雫お姉ちゃんが絵本持ってきてくれるって言ってたの、ほんとう?
蜂谷 凛: うん! お姉ちゃんが描いた絵本なんだって
蜂谷 悠太: えー! すごい!
蜂谷 凛: たのしみだねー!
●読書の秋対談 - 七條編
──普段、本読みますか?
芦屋 える: 本かあ、全然読まないなあ
七條 柊真: 俺も全然読まないですね
芦屋 える: ……話、終わっちゃったね
七條 柊真: えっ、……いや、あの、楽譜とか読みます俺、部活で!
芦屋 える: そんなに無理矢理繋げなくてもいいのに(笑)
七條 柊真: だっ……つ、つい昔の癖で……
芦屋 える: あはは、たくさん話し掛けてくれてありがとうね、柊真くん
七條 柊真: えるさん天使ですか……
芦屋 える: でも、今はもう話すことがなくなっても一緒にいるから、心配しないで欲しいな
七條 柊真: ……えるさん……、めちゃくちゃ好きです……
芦屋 える: ふふ。私もめちゃくちゃ好きです
七條 柊真: ウッ…………
芦屋 える: 柊真くん!?
──他のメンバーについてはいかがでしょう?
芦屋 える: 莉生はたまに何か読んでるかな
七條 柊真: へえ、莉生くんってどんなの読むんですか?
芦屋 える: 分かんない、聞いたんだけど忘れちゃった
七條 柊真: かわいい
芦屋 える: 借りてみたりもするんだけど、全然読まなくてずっと借りっぱなしだったり……
七條 柊真: かわいい
芦屋 える: 柊真くんはいつも私に甘いよね……
七條 柊真: そうですか?
芦屋 える: そうだよ
七條 柊真: それで、莉生くん、本返さなくて怒ったりしないんですか
芦屋 える: え? うん。「あげるつもりで貸してるからいいよ」って
七條 柊真: 莉生くんも大概えるさんに甘いですよね……
芦屋 える: そうかな?
七條 柊真: そうですよ
●読書の秋対談 - 旧屋上組
──普段、本読みますか?
須藤 あかり: 赤星くんは読むよね
赤星 侑也: そうだね。わりと何でも読んでるよ
須藤 あかり: わたしもおすすめ教えてもらったり、貸してもらったりして、それなりには読んでるかな?
赤星 侑也: で、毎回長文の感想文が俺に送られてくる
須藤 あかり: だって、本読んだらなんか……感想文提出しなきゃ!ってなっちゃって
赤星 侑也: 学校教育が生んだモンスター……
須藤 あかり: ちがっ……わたしが特殊なだけだから!
赤星 侑也: 須藤さん自分が特殊な自覚あったんだ
●読書の秋対談 - 新屋上組
──普段、本読みますか?
真咲 彩斗: 読まないな
古閑 薺: 読まないですね
真咲 彩斗: あれ、委員長そうなの?
古閑 薺: はい。何か変ですか?
真咲 彩斗: いや、ちょっと意外で
古閑 薺: そうですか? ギャップ萌えしました?
真咲 彩斗: これはどちらかと言うとマイナスのギャップじゃね
古閑 薺: う……だって、本読むと登場人物に注意したくなったり著者に質問したくなったりして大変だから……
真咲 彩斗: あんたも難儀な性格してんな……
古閑 薺: やっぱり本読めるようになった方がいいんでしょうか?
真咲 彩斗: いいんじゃない、委員長はそのままで
古閑 薺: ……本読むようになったら、私のこと好きになりますか?
真咲 彩斗: どっちでも変わんないよ
>68
古閑 薺: やっぱり本読めるようになった方がいいんでしょうか?
真咲 彩斗: いいんじゃねえの、委員長はそのままで
古閑 薺: ……本読むようになったら、私のこと好きになりますか?
真咲 彩斗: どっちでも変わんないよ
( / 真咲の喋り方分かんなくなった。たぶんこっち。 )
●読書の秋対談 - ミス研編
──普段、本読みますか?
茅野 陽葵: 当然だ! ミステリー研究部だからな。一通りの有名作は読破している
長谷 或斗: 俺も、まあ……基本部活中やることないんで、図書室で借りたミステリー小説適当に読んでますね
茅野 陽葵: たまにはお留守番じゃなく私と一緒に謎探ししてくれてもいいのに
長谷 或斗: 丁重にお断りします
──他のメンバーについてはいかがでしょう?
長谷 或斗: 瀬戸先輩ってどうなんですか?
茅野 陽葵: うーん、少なくとも読書している姿を見掛けたことは無いな
長谷 或斗: 見るからに爽やかスポーツマンって感じですもんね
茅野 陽葵: いや、しかし先入観で決めつけて真実を見誤るなんてことがあってはミス研の名折れ……
長谷 或斗: ……まあ、確かにあの人意外に繊細だしな……
茅野 陽葵: うん?
長谷 或斗: いや、こっちの話です
茅野 陽葵: とにかく長谷、推理だ! 瀬戸くんが読書家かどうか推理するぞ!
長谷 或斗: 推理するより本人に聞いた方が早いんじゃないですか
茅野 陽葵: 私は瀬戸くんが読書家かどうかを知りたいんじゃない! 推理がしたいんだ!
長谷 或斗: 堂々と言った……
茅野 陽葵: まずは瀬戸くんの身辺調査だ、行くぞ!
長谷 或斗: はあ……結局こうなるのか……
●読書の秋対談 - オカ研編
──普段、本読みますか?
四葩 螢: 読みません
陰陽師先輩(仮): 潔いな
周防 慧: まあ、四葩先輩はそうだろうね~。見るからにって感じ
四葩 螢: そういう周防くんは?
周防 慧: たまに読むよ、ゲームに飽きた時とか。……友達いないから
四葩 螢: あっ…………ごめん
陰陽師先輩(仮): 俺たちがいるだろう、気にするな
周防 慧: そういうの余計惨めになるからやめて
四葩 螢: 陰陽師先輩(仮)は本読んだりするんですか?
陰陽師先輩(仮): 家の本棚には父の著作と六法全書しかないな
周防 慧: オカルト本と六法全書の本棚……
四葩 螢: 個性が強すぎる……
陰陽師先輩(仮): たまに開いて読んでいるぞ
四葩 螢・周防 慧: どっちを……??
●読書の秋対談 - 軽音楽部編
──普段、本読みますか?
花守 佑夏: 読まない
春原 遊馬: 読まない
宇崎 侑也: 読まない
麦野 陽: 読まない
天宮 果穂: 読みません
五人: …………
花守 佑夏: はい解散!!!
春原 遊馬: 花守とか歌詞書いてるけど詩集とか読んでないんだ?
花守 佑夏: そう! 全部あたしの中から生まれてる!
宇崎 侑也: ナチュラルボーンポエマーか……
春原 遊馬: なるほど、どうりでイタいわけだ……
宇崎 侑也: 語彙力ないよな
麦野 陽: 頭悪そう
花守 佑夏: ちょっと!? 君たちに言われたくないんだけど!!
天宮 果穂: そうですよ、先輩方。何を言ってるんですか
花守 佑夏: 果穂ちゃん……!! 言ってやって!
天宮 果穂: そこが佑夏先輩のかわいいところじゃないですか
花守 佑夏: 果穂ちゃん……!?
●家庭科部
「実家の旅館で生かせるスキルを身につけるため」入ったおっとり次期女将 ( 3年生 )、「一生一人でも生きていけるように」入ったのっぽ眼鏡の優男 ( 3年生 )、「パパに美味しいご飯作ってあげるため」入ったファザコンギャル ( 2年生 )、「モテるため」入った不純お調子者 ( 2年生 )、「花嫁修行のため」入った愛情激重清楚お嬢様 ( 1年生 )、同じく「花嫁修行のため」入ったあざと小悪魔 ( 1年生 )。小悪魔ちゃんは有川純果の妹とかで、姉妹揃って恋愛脳だったら面白いよね。
●製菓部
ロル練習で登場させた子たち。両親がパティシエのサラブレッド先輩 ( 2年生 ) と、ただお菓子が好きなだけの後輩ちゃん ( 1年生 )。部員は二人だけだけど、一応家庭科部の中の製菓部という位置付けで「部」を名乗っている。あわよくば市原苺香や有川純果とも関わりを持たせたい。あわよくば。
●天文同好会
柔和な金髪ハーフの優男くん ( 3年生 ) と、ちんちくりんの変わり者ちゃん ( 3年生 )。二人だけの空気感がある感じ。二人とも3年生なので、来年には廃部。天仰ぐ二人の最後の一年。
●写真部
両片想いの優等生男女 ( 2年生 ) と、そんな二人の限界オタクカプ厨ちゃん ( 1年生 )。てぇてぇを吸いに部活に来てる。二人の決定的瞬間を写真に収めることに命を懸けている、究極の野次馬。
●文芸部
>60の人たち。全員同学年。1年生か2年生。うだつが上がらない3人に引き換え、部員でも部員じゃなくてもいいから現役高校生作家の先輩がいてくれたら楽しそうだな…。
( / 部活の人たち増やしてみた。特に何のストーリーもない人達なので、名前を考えるのが非常に面倒くさい。未だに陰陽師先輩の名前だって決まってないし、演劇部の人達も考えられてない。五線譜の人達も入れたかったけど、何の部活にも属さない個人活動な上、誇張なしに人生懸けて音楽やってて温度感が違い過ぎるから除外。 )
……ああ、嫌だな。彼の曲が、彼女のものになってゆく。塗り替えられてゆく。わたしだけに聴かせてくれていたあの曲さえ、彼女のためのメロディーになるんだ。
●御伽話パロ【白雪姫】
ー 出演 -
白雪姫:駿河 涼
王子様:黛 彩葉
毒林檎を齧って、深い森の中で眠りについてしまった白雪姫。
そこへ、とある国の王子様がやって来ます。
王子様は棺の中で眠る白雪姫に一目惚れをし、その唇にそっと口づけました。
すると──
「 …………あれ? 起きない…… 」
白雪姫は何の反応も示さず、眠り続けます。
焦った王子様は、白雪姫に何度も何度も繰り返し口づけました。
しかし、白雪姫は目を覚ましません。
「 ……もしかして、私が運命の王子様じゃない──? 」
呼びかけても揺さぶっても起きる気配のない白雪姫に、王子様が青ざめながら呟くと、なんと、その瞬間、白雪姫が目を開いたのです!
そして、こう言いました。
「 実は一回目で起きてた 」
白雪姫の策略にまんまと引っかかった王子様は、みるみるうちに顔を赤く染めます。
白雪姫は満足そうに笑顔を浮かべると、林檎のようになった王子様の頬へと口づけました。
白雪姫はそれによって毒耐性を得ましたが、それも申告せず、「 いつまた毒林檎を食べちゃうか分からないから 」という口実のもと、一生王子様と一緒に暮らしました。
おしまい。
~ 舞台裏 ~
「 心臓に悪いのでほんっとうにやめてください…… 」
「 もし止まった時は俺が責任持って起こすから 」
「 ……キスで? 」
「 AEDで 」
●御伽話パロ【ラプンツェル】
ー 出演 -
ラプンツェル:香月 純
王子様:橋本 環
鳥に奪われたゲーム機を探して、入り口のない塔にたどり着いた王子様。
王子様はコミュ障でしたが、ゲーム機の中には大事なセーブデータが入っていたため、意を決し、前に出て行った男の真似をして塔の上へと呼びかけます。
すると、塔の窓から美しく長い髪が垂らされ、王子様はそれを掴んでラプンツェルのいる部屋へと入りました。
「 丁度退屈してたんだ 」
ラプンツェルは快く王子様を迎え入れますが、王子様は部屋の中に築かれた男性からと思しきプレゼントの山にドン引きしました。
王子様がラプンツェルにゲーム機を探させてほしいと頼むと、ラプンツェルはこれまた快く了承します。
しかし、いくら探しても、目当てのゲーム機は見つかりません。
「 ここにはないみたい。お邪魔しました 」
王子様は帰ろうとしますが、ラプンツェルは頑なに窓から髪を垂らそうとしません。
そして、言いました。
「 ゲームをしよう。俺は君がここから帰りたくないと思うように、君は俺がここから帰したくなるように対応する。目的を果たした方が勝ち 」
応じる他に選択肢はなく、王子様は渋々頷きます。
それからというもの、ラプンツェルは王子様を大いにもてなし、反対に王子様はつれない態度を取り続けました。
最初はゲームに勝つためでしたが、ともに暮らすうち、二人は徐々にお互いに惹かれていきます。
ある日、ラプンツェルが言いました。
「 俺は君のお願いなら何でも叶えてあげたい。今なら髪を垂らして帰してもいいけど、どうする? 」
王子様は眉根を寄せて返します。
「 ……分かってて聞いてるでしょ 」
こうして、ゲームは両者勝利で幕を閉じました。
その後、ラプンツェルが部屋のプレゼントの山を処分すると、王子様のゲーム機も見つかり、二人は塔の外に出て幸せに暮しました。
おしまい。
~ 舞台裏 ~
「 どうせなら最後まで塔の中に引きこもりたかった 」
「 ラプンツェル適性は環ちゃんの方が高そうだね 」
「 純くんはやっぱり他の女の子もいないと嫌? 」
「 まさか。環ちゃんさえいてくれればいいよ 」
「 …………うん 」
●御伽話パロ【いばら姫】
ー 出演 -
いばら姫:佐倉 凪歩
王子様:花村 結依
王子様がお城の前まで来ると、城中を覆っていたいばらがひとりでに道をあけ、王子様はいばら姫の眠る部屋へとたどり着きます。
そして、王子様がいばら姫にキスをすると、いばら姫は目を覚ましました。
「 ……んん……、結依……? 」
「 凪歩くん! 良かった……! 」
「 ……あのね、結依…… 」
「 うん 」
「 このお布団……すごく寝心地が良くて…… 」
「 うん……? 」
「 あと……5分…… 」
「 凪歩くん!? 寝ないで……!! 」
まさかの二度寝をしてしまういばら姫に、王子様は困り果ててしまいます。
しかし、いばら姫があまりにも気持ち良さそうに寝息を立てるので、無理に起こすのも気がひけ、
王子様も同じベッドにもぐり、二人で仲良く眠りました。
おしまい。
~ 舞台裏 ~
「 キスより結依が隣で寝てた方が目が覚めたよね…… 」
「 お、思いのほか熟睡しちゃって…… 」
「 高いお布団って恐ろしい…… 」
「 恐ろしいね…… 」
●御伽話パロ【かぐや姫】
ー 出演 -
かぐや姫:直江 翼
男:矢代 寿々
かぐや姫は求婚してくる男に無理難題を言いつけ、男は何とかかぐや姫の願いを叶えようと奮闘します。
「 一緒に帰りたい? でも僕たち家逆方向じゃなかったっけ 」
「 引っ越します!! 」
「 デート? 暑い日に外出たくないから、あと気温が5度くらい下がらないと厳しいかな 」
「 下げます!! 」
そんなある日、かぐや姫が物憂げな顔でぽつりとこぼしました。
「 月に帰りたくない 」
男はいつものようにこう答えます。
「 帰しません!! 」
しかし、努力むなしく、かぐや姫は月へと連れ去られてしまいました。
あまりの悲しさに、男は月を見ながら三日三晩泣き続けます。
するとある時、泣いている男へ美しい声が掛かりました。
「 矢代さん 」
振り返ると、そこにはかぐや姫が立っていました。
「 直江くん……!? あれ、月に帰ったんじゃ…… 」
「 ……ああ。あれ、ドッキリ 」
「 ──へ、 」
平然と言うかぐや姫に男は絶句しましたが、かぐや姫は男を叩けば音の鳴るおもちゃとしてたいそう気に入り、一生そばに置いて暮らしました。
おしまい。
~ 舞台裏 ~
「 あはは、ひどい顔 」
「 うう、見ないで…… 」
「 隠されると余計見たくなっちゃうな 」
「 ひぇ……! な、なな直江くん、顔、近……!! 」
●御伽話パロ【シンデレラ】
ー 出演 -
シンデレラ:蜂谷 実
王子様:夕凪 雫
12時の鐘が鳴り、シンデレラは慌ててお城を飛び出します。
しかし、その途中でガラスの靴を片方落としてしまいました。
王子様はその靴を拾い、来る日も来る日もシンデレラを探して街を彷徨い、そして毎日のように迷子になりました。
それを聞いたシンデレラは、渋々元の姿で王子様の前へと姿を現します。
そして、呆れ顔でこう言いました。
「 それ俺のだから。返して 」
シンデレラの言う通り、ガラスの靴はシンデレラの足にぴったりでした。
王子様はきれいな瞳を輝かせ、再会を喜びます。
それからというもの、王子様はシンデレラに会いに街へ下りてくるようになり、なんやかんやあって仲良くなった二人は結婚し、幸せに暮しました。
おしまい。
~ 舞台裏 ~
「 ほんっと危なっかしい。俺から離れないでよ 」
「 ………… 」
「 ……いや、手を握れとは言ってな── 」
「 ………… 」
「 ……、このままどこか行く? 」
●御伽話パロ【人魚姫】
ー 出演 -
人魚姫:七條 柊真
王子様:芦屋 える
王子様を殺せば人魚に戻れる。けれど、王子様を殺すことなんてできない。
ナイフを手に人魚姫は思い悩みますが、もし叶わないとしても、そばで王子様を見守ろうと決心すると、ナイフを海に捨てました。
その時、後ろから声が掛かります。
「 柊真くん 」
振り返ると、そこにいたのは王子様でした。
王子様は人魚姫の手を取ると、優しく微笑みます。
「 いつも私を見守って、助けてくれていたのは君だったんだね。もっと早くに気づけなくてごめんなさい。ありがとう 」
人魚姫は、その微笑みの優しさに思わず涙をこぼしました。
そして、王子様に手を握られたことにより限界化して、海の藻屑となりました。
おしまい。
~ 舞台裏 ~
「 ハッピーエンドかと思ったら違った…… 」
「 まあ、人魚姫は悲恋の物語だから…… 」
「 えるさん、俺のこと忘れないでくださいね…… 」
「 さすがに忘れられないよ 」
「トリックオアトリート!ハロウィンなので先輩お手製のいちごショートをください」「お菓子の種類まで指定してくる奴は初めてだな。そしてまったくイベントへの配慮がないな」「おばけなので今日はどれだけわがまま言っても許されるんですよ」「それはさすがに拡大解釈が過ぎないか?」「なんですか?文句つけるとイタズラしますよ」「横暴だ」「おばけなので」「それで?どのくらい待てる」「おばけなので10分くらいしか待てません」「それはおばけだからじゃなくおまえだからだろう」「とか言いつつ、冷蔵庫に既に出来上がったショートケーキがあるのわたし知ってるんですからね」「さすがに目敏いな」「わたしなので」「そこはおばけだからじゃないのか」「何言ってるんですか、おばけにはそんなことできませんよ」「頼むからおまえはもう少しおばけに敬意を払ってくれ」
( / オチがない……。製菓部ハロウィン。先輩はハロウィンとか関係なく、クリスマスケーキの試作をしていただけです。 )
高い崖から冴える緑の森に突き落として問う
「わたしは何色?」
茫洋たる青い海にドラム缶を沈めて問う
「わたしは何色?」
真っ赤な血溜まりの中に佇んで問う
「わたしは何色?」
色濃い紫の痣だらけの死体に問う
「わたしは何色?」
爆風で舞う黄土色の砂塵の中で問う
「わたしは何色?」
真っ白な胡蝶蘭と目張りの部屋に閉じ込めて問う
「わたしは何色?」
いま、真っ黒な拳銃を突き付けられて笑う
「わたしは透明人間」
【WC?】
【 クリスマスのご予定は? 】
駿河 涼:
クリスマスもあるけど、イブが記念日だし……ま、色々と考えてはいるよ。教えないけど。…………は、欲しいもの? 輝かしい未来かな。
黛 彩葉:
涼先輩へのプレゼントが決まらなくて、ここ一ヶ月くらいずっと悩んでるんです……。……う、たしかに夜野くんにも碧くんにも一緒に選んだらって言われたんですけど、私だってたまには涼先輩を驚かせたいというか、一矢報いたいというか、……喜ぶ顔が見たい。
香月 純:
環ちゃんの家でゆっくり過ごすつもり。ケーキ食べて、プレゼント渡して、来年のこととか話して……。……なーに、その顔。これでも結構大事にしてるんだよ、俺なりに。
橋本 環:
他の女の子に会ったりして邪魔されたくなかったから、ソシャゲのイベント走らなきゃいけないって口実で家に呼んじゃったけど……、ど、どうしよう……
佐倉 凪歩:
結依とデートする。
花村 結依:
凪歩くんとショッピングする! クリスマスグッズはかわいいの多いから、たくさんお揃い買うんだ~。
直江 翼:
それぞれ家族と過ごすから、今のところ特に矢代さんとの予定はないかな。…………予定は、ね。
矢代 寿々:
家族と過ごすって言ってもずっとじゃないだろうし、プレゼント渡しに行くだけならいいかな……? でも迷惑かな……? でも、……うう、一目でいいから会いたい……
蜂谷 実:
皆でクリスマスパーティーだって、うちで。……まあ、悠太と凛も楽しみにしてるみたいだし、……俺だって、それなりには。
夕凪 雫:
みんなにプレゼント用意して、おめかしして、それから……、実くんの隣に座りたい……
芦屋 える:
家族でするクリスマスパーティーに、柊真くんにも来てもらおうかなって。柊真くん、すごく緊張してマナーの本とか読んでたから、結婚の挨拶に行くみたいだねって言ったらもっと緊張しちゃった……
七條 柊真:
莉生くんの彼女さんとお兄さんの彼女さんも来るとかで……俺絶対場違い感すごいっすよ。行っても行かなくてもえるさんに恥をかかせてしまう気がする……ぐ、どうすれば……
新屋上組:
「 委員長はクリスマス何する予定? 」
「 塾の冬季講習です 」
「 あれ、委員長塾とか行ってた? 」
「 いえ、冬休みの間だけ行こうかと 」
「 ふうん……じゃあ俺も委員長と同じ塾行こうかな 」
「 えっ……! あの真咲くんが……!? 」
「 うん 」
「 あっ、あの、ええと、それは…… 」
「 それは? 」
「 真咲くんの学力だとちょっと厳しいと思います 」
「 ………… 」
旧屋上組:
「 赤星くんはクリスマス何する予定? 」
「 んー……、あー……サンタさん待ってる 」
「 あっ、わたしも! 」
「 …………、来るといいね 」
「 うん! 」
「 侑也くん、今年のクリスマスって…… 」
「 ……ごめん、普通に仕事 」
「 そっかあ……大変だ。いつもお疲れ様です 」
「 ありがと。……でも 」
「 でも? 」
「 あかりがいい子で待ってたら、サンタさんが来るかも 」
「 い、いい子にしてます 」
「 ん 」
「 侑也くんも……いい子で頑張ったら、サンタさんが待ってるかも 」
「 ……いい子にします 」
「 ふふ 」
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