ボクっ娘 2021-11-06 22:52:55 ID:dafff443c |
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馬鹿馬鹿うるさいな~。能ある鷹は爪を隠すって言葉知らないのかい?そーちゃんはどうしてそんなに素直じゃないかなぁ。
(馬鹿と何度も言われると少し気分を損ねたようだが、楽しいと言いかけていたことにはしっかりと気づき、なんでそんなに素直じゃないんだといいながら)
うっせえ、馬鹿に馬鹿っつって何が悪りーんだよ。はっ、お前は隠す爪すら無い、雛鳥みたいなもんだろうが。あ?別に良いだろ、んなこと。…お前にしかこんな態度取らねーっつーの、早く気づけよ馬鹿…
…あー、とりあえず材料は買えたけど…なんか欲しいもんあるか?
(悪態をつきながら相手には聞こえない声量で本音を言うと、スーパーの中である程度買い物を済ませ、相手に何か欲しいものはと確認して)
勉強はそーちゃんよりできるもんね~。うーん、雛鳥は可愛いから許そう!まぁ、素直じゃないとこがそーちゃんの可愛いところでもあるけど……あ。あー、えっと、甘いもの食べたいな!
(勉強は相手よりもできると少し自慢そうにし、素直じゃないところがまた可愛いと本音を言ってしまい焦って相手が小さな声で言っていた言葉はすっかり聞き逃し、甘いものが食べたいと言い出し)
あっそ、はいはい可愛いねーっと…ほーん?おっけ、つっても甘いものねぇ…チョコとかで良い?
(どうやらいつもの、からかうような調子で言っていると思ったようで、軽くあしらうように相手の言葉を聞き流し、甘いものと言われ一瞬迷うが、とりあえずチョコを手に取って相手に見せ)
う、うん。甘いものなら何でもいいよ~。
(本音を言ってしまったことに焦っていたものの、軽くあしらう相手に拍子抜けし、ぽかんとしながらもいつもの調子に戻り)
ふーん?ま、多めに買っとくか…ちょっと待ってろ。
………よっ、待たせたな。クレープとか買ってきたんだけど…食うか?
(チョコ等をある程度カゴに詰め終わると、少しの間離れて会計を済ませて、戻ってくるとクリームとバナナの入ったスタンダードなクレープを差し出して)
クレープ!やった、食べる!ありがとう!
(差し出されたクレープを見ると嬉しそうに受け取りニコニコしながら食べ始め)
ふっ、ガキかよ…帰るぞ?
(鼻を鳴らして呆れたように、しかしどこか嬉しそうに笑うと、相手の頭を軽くポンポンと2回叩いて出入り口に向かい)
ガキで結構だよ!…はーい!
(ガキかと言われると口を尖らせながら開き直り、頭を軽く叩かれて少し驚いたのか一瞬立ち止まるも、返事をしながら相手を追いかけ)
んー…なぁ、変態女。お前学校好きか?
(スーパーを出て暇なので夜空を見つめながら相手を待ち、相手が来ると歩幅を合わせ歩きながら、ふと気になったことを聞いてみて)
変態とは失礼な。学校?うーん…まぁ嫌いではないかな。それに学校に行けば君に会えるしね!そういう君は学校好きなのかい?
(変態女と呼ばれたことにはしっかりとツッコミを入れつつ、学校は嫌いではないと答え、相手はどうなのかと問いかけ)
ふーん…俺は嫌いだな、あんな群れるやつらばっかりの場所。仲良しごっこなんて吐き気がするわ。
ま、でも…お前と居るのは退屈しないかな。うるせー奴だし女装好きの変態だけど…お、家着いたな。(でも流石に勝手に入るのはな…)
(相手の感想を聞くと興味なさげに返事をし、好きかと聞かれれば色々理由を並べながら嫌いだと答え、そんな中でも相手といるのは嫌じゃないと照れ隠しの悪態を交えながら伝えて。)
群れるやつらかぁ。ボクはそういう人を見ると羨ましいけどね。一人はやっぱり寂しいし。…ボクといるのが嫌じゃないという割にはすごい悪口言うね。ボクは君が居てくれて嬉しいけどなぁー?
(寂しいと少し本音を漏らし、相手の相変わらずな言い方に少し拗ねたようにそう言い)
うっせーなぁ…じゃ、俺が「大好き~!」とか言ったら嬉しいのか?気持ち悪りぃだろ、そんなの。
…ふん、勝手にしろよ。ん、勝手に入っちまって良いか?
(悪口が嫌なら逆のことを、と考えたが自分でも少し気持ち悪かったのでその考えは捨てて、一緒なのが嬉しいと聞くと恥ずかしそうに顔を逸らし、家に着くと相手に入って良いか確認を取り)
別に気持ち悪くなんてないけどなぁ。ふふーっ、いいよー、勝手に入っちゃって!
(大好きと言われて嬉しいなんて答えるのは恥ずかしく、とりあえず気持ち悪くはないと言い、恥ずかしそうにする相手を見ると嬉しそうに笑いながら)
そうか。…なんで笑ってんだよ…あー、とりあえず作るか。ハヤシライスとハンバーグ
(何故か笑っている相手を、不審そうに見つめながら中に入り、電気をつけながらキッチンに向かうと、早速料理の準備を始め)
そりゃあかわい…面白ければ笑うさ!やった、また美味しい料理が食べられる!
(可愛いから、と言いかけ面白いと言い直すと料理の準備を始める相手を見てわかりやすく喜びながら)
ぷっ、はははっ…まぁ、そんなに言われたら悪い気はしねえな、じゃあハンバーグから先に…
(相手が子供っぽく喜ぶものだから、可笑しくてつい笑ってしまい、褒められてまんざらでもない様子で、ハンバーグとハヤシライスを同時に作り始め)
はっ…ば、馬鹿みてぇなこと言ってんじゃねえよ!…ったく、調子狂うわ…
(どんどん顔が赤くなっていき、口では悪く言いながらもどこか嬉しそうで。準備が出来たのでハンバーグを焼いていき)
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