ヌシ 2021-08-01 19:31:03 |
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【 松野 千冬 】
だ、大丈夫。
(自分がコーラを吹き出し咽せたことに心配する彼女を安心させるように大丈夫、と伝えながらゆっくりと片手を上げて。彼女の口から発せられた声に今にも理性の糸がぷつんと切れてしまいそうで、まだギリギリ保てている今の状態で離れた方がいいと分かってはいるもののもう少し触れていたいという気持ちと葛藤し「…マジごめん。」と一言謝罪の言葉を漏らすと彼女の背中に唇を寄せるなり小さく音を立てながら白い肌に自分の印を残し始めて。)
【 上原 美玖 】
可愛くないもん。エマちゃん以外の女の子と話してるところ見たことないんだもん。
(自分の発言に笑いを堪え肩を震わせている様子の彼に拗ねたように頬を膨らませ、妹や東卍のメンバーと話している姿しか知らないので上記を述べて。ふと、学校は女子も居るのできっと挨拶くらいは交わしているだろうということに気づき、どんな感じなのか気になるので今度彼の学校に行こうと心に決めて。そんなことを考えているとやきもちもキスも嬉しいと言ってくれた彼。調子狂うな、なんて思っていると尋ねられた言葉に再び顔を赤らめ目を逸らしながら「…いいよ。」と小さく呟いて。)
【 三上 結菜 】
んっ!ま、待って、千冬くん…!
(彼に一言謝られるとどうして謝るのだろうと首を傾げ。すると、彼の唇が自分の背中に触れ、何度かチクッとする感覚に襲われると再び声が出てしまい。この感覚が何なのかを思い出したのか後ろを振り向けないので、声だけで必死に彼を止めようとし。いつ彼の母が買い物から戻るか分からない。この光景を見られたら、と思うと更に顔を赤くし、声が出ないように我慢しながら「千冬くんのお母さん戻ってきちゃう…!」と言って)
【 佐野 万次郎 】
俺が可愛いって言ったら可愛いの。…まぁ、確かに他の女とは全然話さねぇかも。あんま話す内容もねぇし。
(可愛くないと言う彼女の両頬を両手で包み込むと真剣な表情で自分が可愛いと言えば可愛いと述べ。続いた彼女の言葉に今までの自分を思い返すと彼女や妹以外の女とは0ではないが、あまり話した事は無く、彼女の考えている事に気付かずその事を彼女にも伝えて。長いキスをする許可を彼女から貰うと早速何度か角度を変えながら短いキスをし、怖がらせないようにそれぞれの手を腰と後頭部にそっと添えると舌を彼女の口内に侵入させて)
【 松野 千冬 】
(彼女の声は届いているが今更止められず無我夢中で無数の痕を残して。あれから少ししてから満足したらしくゆっくりと唇を離すと漸く頼まれていたファスナー上げ、ぎゅうっと一度だけ強く抱き締めてからすぐに離れるとバイクの鍵を手に取り「…外で待ってる。ゆっくりでいいから。」と一言残してからリビングを出て。真顔のまま玄関で靴を履き、静かに外に出てパタンと扉を閉めた瞬間、あー!とその場にしゃがみ込んでは自分の髪をグシャグシャと掻き乱して。)
【 上原 美玖 】
そっか。
(あまり他の女と話さないと聞くと分かりやすく何処か安心したような表情を浮かべるが、こんな独占欲の塊みたいなのは良くない!と首をブンブン横に振り一人葛藤しており。短いキスは段々と慣れてきたものの長いキスは未だに慣れず、嫌というわけでなくただ緊張で無意識に身を固めてしまい。彼に勘違いされたらどうしよう、と不安な気持ちでいると腰と後頭部に手を添えられ、さりげない気遣いに胸が温かくなり、肩の力が抜けるとゆっくりと目を閉じ彼の舌を受け入れて。)
【 三上 結菜 】
う、うん。分かった…。ファスナーありがとう。
(彼を止めようとした言葉では彼は止まらず、何とか声を出さないように手で口を覆いながら目をキュッと閉じて。暫くして彼がファスナーを上げるとゆっくりと目を開け、外で待ってると聞くと小さく頷いて上記を述べて。少し経って落ち着くとカバンを持って玄関に向かい、靴を履いて外に出ると「お、お待たせ。」と彼を見つめるのが恥ずかしいからか目線を逸らしながら述べ)
【 佐野 万次郎 】
…。
(彼女が心の中で葛藤している事等に気付かず、何処か安心した表情を浮かべていた事に自分の事を信じてくれているのだと心の中でホッとして。肩の力が抜けた事に気付くと怖がらせないようにゆっくり舌を絡ませ、本当は彼女を連れてこれから妹達と合流しないといけないのだろうが、キスに夢中になり。自分も男なので彼女の事を見つめながら家に連れて帰りてぇな、なんて内心考えて)
【 松野 千冬 】
…ん。
(髪をグシャグシャと掻き乱していると彼女の声が聞こえてきたので僅かに肩を跳ね上がらせ、慌てて立ち上がるなり此方も気まずいのか目線を逸らしながら小さく返事をして。少しの沈黙も耐えられず一度咳払いしてから彼女に歩み寄ると「謝んねえから。彼女のあんな姿見たら男なら誰だって我慢出来なくなる。」と一言呟いてから玄関の鍵をかけ、さっさとバイクを門の前まで出せば乗っていいよ、と少し離れている彼女に声をかけて。)
【 上原 美玖 】
…ま、じろ……大好きだよ。
(自分のことを気遣って一つ一つ丁寧にしてくれる優しい彼のことを改めて大好きだと感じ、生理的な涙を目尻に浮かばせながら自らも舌を絡め返して。唇が離れると今すぐに伝えたかったことに口にすれば恥ずかしそうにはにかみ「エマちゃん達の所行こっか!ごめんね、こんな所連れてきちゃって。」と彼の妹とドラケンをこれ以上待たせるのは申し訳ないと思い、彼に一言謝ってから声をかけて。)
【 三上 結菜 】
う、ん…。分かった。
(彼の呟いた言葉が聞こえると自分の行動を思い出したのか顔を真っ赤にさせ、彼に謝って欲しいわけじゃないので顔を俯かせると小さく頷いて上記を述べて。乗っていいと声をかけられると彼の元に行き、「あ、ありがとう。お願いします。」と言ってはバイクの後ろの方に座ると先程の事もあってか少し遠慮気味に彼のお腹辺りに腕を回して)
【 佐野 万次郎 】
ん、俺も大好き。
(舌を絡み返されると思わなかった為、少し驚いた顔をするも彼女の行動は嬉しくて、思わず嬉しそうに目を細めて。彼女から大好きと言ってもらうと愛おしそうに見つめながら上記を述べると唇に触れるだけのキスをし。彼女にエマ達のところに行こうと言われ、今回は諦めようかと思ったがここで諦めるのも後悔するだけだろう。僅かに頬を赤く染めて気恥しいからか目を逸らすと「その、俺がエマ達に上手く言っとくから俺の家戻らねぇ…?そういう事したくなったんだけど。…美玖が嫌だったら断ってもいい。」と述べて)
(/遅くなってしまってすみません!仕事が激務でかなりお日にちが空いてしまいました…。)
【 松野 千冬 】
しっかり腕回さねえと落っこちる。
(顔を真っ赤にさせる姿を見ては僅かに目を背けながら本当に保たないな、と一つ息を吐き出して。彼女がちゃんとバイクに乗ったことを確認し走らせようと思ったが、何となく何時もより腕の力が弱い気がしたので、先ほどのことを気にしているのだろうと察すると謝らないとは言ったものの一応申し訳ない気持ちはあって。片手で彼女の小さな手をぎゅっと握るとちゃんと掴まるように伝えてから離せばゆっくりとバイクを走らせて。)
【 上原 美玖 】
!……嫌じゃないよ、マイキーだもん。
(大好きだと言葉を返してから優しい口付けを貰うと幸せが隠しきれずかなり頬を緩ませて。行こ!と手を引こうとしたところで僅かにだが珍しく頬を赤く染めながら話す彼。一度きょとんとし、意味を理解した瞬間一気に顔を真っ赤にさせて。正直、心の準備が出来ているわけではないが、決して嫌なわけではなく持っている紙袋の中にはその時の為の物もあるので上記を述べた後「今行ったら土曜日のお泊まりはナシになったりしない?」と眉を下げながら尋ねて。)
( / 全然大丈夫です!いつもお疲れさまです…!! )
【 三上 結菜 】
え?う、うん。分かった。…苦しくない?
(さっきの自分の行動で彼は怒ってないかな、体育の時の着替え時に印が見えたらどうしようと考え事をして少しぼーっとしていたからか彼に手をぎゅっと握られると驚いたように肩を上げて。彼の言葉に小さく頷くと先程よりぎゅっと密着し、彼は苦しくないだろうかと心配になると苦しくないかと控えめに尋ねて)
【 佐野 万次郎 】
…!…ありがとな。でも、俺がもし嫌な事したらちゃんと言えよ。
(顔を赤くさせて嫌じゃないと話す彼女を一瞬驚いたと言わんばかりに目を見開きながら見つめ。内心ホッとすると彼女を優しく抱き締め、耳元で囁くように上記を述べて。眉を下げながら土曜日の泊まりは無しにならないかと尋ねる彼女が可愛らしく、小さく吹き出すと「無くなんねぇよ。学校違ぇから美玖と会える時間がちょっとでも増えたら嬉しいし、むしろ毎週泊まってもいいぐらい。」と自分の本心を話し)
( / ありがとうございます…!引き続きよろしくお願いします!)
【 松野 千冬 】
全然ヘーキ。
(顔が見えないので彼女が考え事をしていることに気づかず、言った通りにちゃんと掴まってくれたので表情を緩ませ、自分の心配をしてくれたので全く問題ないことを伝えて。そうこうしている内に彼女の家に着くと門の前にバイクを停め、親御さんは居るのだろうか、と少し気にしながら後ろを振り返れば「着いた。慣れねえ場所だったし家ではゆっくり休めよ。」と漸く何時もの笑みを見せながら頭をポンポンと撫でて。)
【 上原 美玖 】
マイキーにされて嫌なことなんてないから大丈夫。
(優しく抱き締めながら耳元で囁くように話されると僅かに肩を跳ね上がらせ、ぎゅうっと背中に腕を回せば幸せそうに目を閉じながら上記を述べて。泊まりはなくならないどころか毎週泊まってもいいと言う言葉に分かり易く表情を明るくさせ、だが、毎週は彼の祖父や妹に申し訳ないので程良くお邪魔させてもらおうと思い「嬉しい!マイキーもいつか私の家に泊まりに来てね?」と今は難しいかもしれないがいつかは来てもらいたくお願いして。)
【 三上 結菜 】
良かった。苦しかったらちゃんと言ってね。
(問題ない事を聞くとホッとしたような声色で上記を述べて。自分の家に着くと、あっという間だったな…と考えながら「ありがとう。」と礼を述べ。ふと窓際に愛犬と愛猫達がいる事と両親がまだ帰宅していない事に気付くと「昨日うちの子とちょっとしか会えてなかったから、千冬くんの時間が大丈夫だったら家の中入る…?」と尋ね)
【 佐野 万次郎 】
ん、良かった。…じゃあ、エマに電話するから待ってて。
(背中に腕を回し、嫌なことなんてないから大丈夫だと言われると自然と笑みを浮かべ、良かったと呟いて。暫く抱きしめた後、ゆっくり離れると妹に電話するから待ってて欲しいと伝え。ほんの少しの独占欲も交えて話したが、彼女が嬉しそうにしているのを見てホッとした気持ちといつか泊まりに来て欲しいという彼女のお願いが可愛らしくて思わず笑みを浮かべ。彼女の頭を優しく撫でると「何か美玖の家に泊まんの、美玖の家族に会うって考えたら緊張すっけど嬉しい。全然いつでもいいからな。」と笑顔で話して)
【 松野 千冬 】
え、マジで?でも親御さんは?…特に親父さん。
(彼女の視線の先には窓際に居る愛犬や愛猫達で可愛いな、と自然と表情を緩ませながら軽く手を振っていると、彼女から嬉しいお誘いの声がかかり目を輝かせ、行くと即答しようとするが、もしかしたら彼女の両親が居るかもしれないので少しだけ気が引けてしまい、特に父親も居るとなれば大事な一人娘を一晩お借りしてしまったわけなので若干の気まずさがありコソコソと上記を述べて。)
【 上原 美玖 】
分かった!
(妹に電話をすることを伝えられるとコクリと頷き、少しだけ彼から離れると今のうちにと言わんばかりに深呼吸をし、気持ちを落ち着かせようとしていて。頭を優しく撫でられると幸せそうな笑みを浮かべながら見上げれば「うん、早くマイキーのこと紹介したいなぁ。」と彼は自慢の彼氏なので出来る限り早く会わせたいと思っており、今考えれば友人にすら話していなかったので学校に行った時は惚気話を聞いてもらうと思わずにやけてしまい。)
【 三上 結菜 】
2人ともまだ仕事だと思う。
(彼の質問に恐らく父親が居たら気まずいんだろうと察すると上記を述べて。彼に愛犬と愛猫を会わせたい気持ちもあるが、もっと彼と居たいという気持ちもあり。少しばかり顔を赤くさせると「もっと千冬くんと居たいと思ったんだけど、ダメ…かな?」と控えめに尋ねてみて)
【 佐野 万次郎 】
お待たせ。エマも良いってさ。
(エマに連絡すると最初は怒っていたものの、大体の事は察したのか何とか了承を得て。電話を切って彼女の元に行くと小さく笑みを浮かべながら上記を述べ。自分の事を早く紹介したいと言って貰えるのはとても嬉しく、思わず笑みが溢れ。彼女とは大人になったら結婚したいので彼女の両親に嫌われないようにしようと考えており。ふとにやけ顔を浮かべている彼女に気付くと「何考えてにやけてんの?」と尋ね)
【 松野 千冬 】
!…ダメじゃねえ。俺ももっと結菜と一緒に居てえし。
(彼女の両親が帰ってくる前に帰ろうと心に決めていたが、彼女から自分ともっと一緒に居たい、と言われてしまうと帰れる筈もなく、自分もまだまだ一緒に居たいので同じ気持ちでいてくれていることが嬉しく本音を漏らして。少しだけ愛犬や愛猫と戯れさせてもらってから帰れば大丈夫か、と考えると彼女に顔を向け「マジで迷惑じゃなかったらちょっとだけお邪魔してもいいか?」と尋ねて。)
【 上原 美玖 】
あ、良かった…ありがとう。
(深呼吸をしたおかげで一旦気持ちが落ち着くものの、声をかけられて彼の顔を見るとまた恥ずかしくなってしまい、首をブンブン横に振り笑顔を向ければ彼の妹からの許しを得たことに安心して。にやけ顔を見られてしまったことに慌てて両腕で顔を隠し、目だけを覗かせると「友達にマイキーのこと自慢しようと思って。」と嬉しさが隠しきれずまたにまにまと表情を緩ませながら話して。)
( / 一ヶ月経ったので一度上げさせていただきますね…!お忙しいかと思いますが、お時間のある時にまたお相手お願い出来れば嬉しいです^^ )
【 三上 結菜 】
良かった…。
(もっと一緒に居たいと聞くと自分と同じ気持ちなんだという事にホッとし、頬を緩ませると上記を呟いて。迷惑じゃなければ、と彼は言うが自分は全く迷惑じゃなく。小さく笑みを浮かべると「迷惑じゃないよ。うん、うちの子達も喜ぶと思うから上がって。」と言い、バイクから下りると彼の事を待ち)
【 佐野 万次郎 】
まじで?じゃあ、俺も東卍の奴らに自慢しよっかな!
(顔を隠されてしまい、やや不貞腐れたような表情を浮かべるも、友達に自分の事を自慢してくれると聞けば直ぐに機嫌が戻り。嬉しそうに笑みを浮かべると自分もチームの奴らに自慢すると述べ。何かに気付いてハッとし、暫く考え込むと「…いや、でも美玖の話して他の男に惚れられたら困る…。」と悩ましげな表情で呟いて)
( / 1ヶ月以上もお返事をおまたせしてしまい申し訳ございません!仕事や自分自身のことで色々バタついてまして…。だいぶ落ち着いてきましたので不束者ですがまた御相手していただけると幸いです…!)
【 松野 千冬 】
んじゃ、遠慮なくお邪魔するわ!
(迷惑じゃないと聞くと安心したようにニッと笑ってみせ、彼女がバイクを降りたことを確認すればエンジンを切り、自分もバイクから降りると万が一彼女の両親が帰ってきた時に邪魔にならないようにと端の方に停めて。待たせている彼女の元に駆け寄るとお待たせ、と言って表情を緩ませ、窓際に居る愛犬と愛猫達に顔を向ければ口パクで今行くからな、と話しかけると手を振って。)
【 上原 美玖 】
…マイキーってば私のことどんな風に話すつもりなの?
(何やら考え込む彼の姿に一体どうしたのだろう、と不思議そうに小首を傾げ、続く言葉にポカンとした表情を浮かべた後、小さく吹き出しては可笑しそうに上記を述べて。ぎゅうっと痛くない程度の力で彼の腕に自分の腕を絡めると「絶対そんなことないけど、私は何があっても佐野万次郎一筋だから大丈夫だよ。」と見上げながら笑顔で言うと幸せそうにエヘヘと頬を緩ませていて。)
( / お返事ありがとうございます!いつも本当にお疲れさまです…!こちらこそまた宜しくお願い致します* )
【 三上 結菜 】
うん!千冬くんとちょっと長く一緒に居れるの嬉しいな。
(遠慮なくお邪魔すると聞くと嬉しそうに頬を緩ませ、彼と少しでも長く一緒に居られるのが嬉しいという事を伝え。バイクを端に停める彼を見て、恐らく自分の両親に気を使ってくれているのだろうと思うと、気遣いが出来るところも好きだなぁ…と思っており。彼がこちらに来ると笑みを浮かべ、早速中に入ろうと思うと家の鍵を出してドアを開け、「どうぞ!」と彼が入りやすいように開けて)
【 佐野 万次郎 】
優しくて良い意味で強くて世界一可愛いって。
(可笑しそうに尋ねる彼女をこっちは真剣なのに…と少し拗ねた様子を見せ、彼女の質問にはほぼ即答で彼女の良いところを素直に言おうとしていた事を伝えて。腕を絡んでは笑顔で大丈夫だと言う彼女を愛おしそうに見つめた後、「ありがとな。何か安心出来た。」と述べ、唇に触れるだけのキスをすると「っし、行くか!」と自宅に向かおうと言い歩き出して)
( / お優しいお言葉ありがとうございます…!こちらこそまたよろしくお願いします!)
【 松野 千冬 】
…俺も!
(彼女の言葉にマジで可愛すぎる、と顔を背けるなり拳を握りながらひっそりと悶え、落ち着いてから顔を向けるとニッと笑みを浮かべながら自分も同じ気持ちだと言うことを伝えて。扉を開けて迎えてくれる姿に表情を緩ませ、お邪魔します、と一言言葉を漏らしてから中に入り、何時もの癖で靴を適当に脱いでは何かに気づいたようにハッとしては慌てて端に靴を寄せ、一度咳払いしてから「手、洗わねえと…洗面所借りてい?」と小首傾げて。)
【 上原 美玖 】
ま、待って…!さすがに褒めすぎだから、言い過ぎ。
(自分のことをベタ褒めする彼に段々と恥ずかしくなり、もしこれを本当に東卍のメンバーに話したらもう集会に行けないと思い、ストップをかけるように両手で彼の口を押さえて。自然な流れで口付けされると慣れずに顔を赤らめ、行くか、と声をかけられるとコクリと素直に頷いて。本当に自分ばっかりドキドキさせられてるな、となんだか悔しく僅かに頬を膨らませながらもしっかりと彼の腕に自分の腕は絡めたままで歩いて。)
【 三上 結菜 】
勿論いいよ。
(ニッと笑いながら俺も、と言う彼にドキッとしつつも、彼の言葉に嬉しそうに笑みを浮かべ。彼が玄関に入ると自分の中に入って扉を閉め、ふと彼が慌てて靴を端に寄せているのを見て少し可愛いなと思いつつも、自分の心の中に留めておき。洗面所借りていいかと尋ねられると小さく笑みを浮かべながら頷き、案内しようと思うと彼の手を握って洗面所へと向かい。洗面所に着くと「ここだよ。タオルはこれ使ってね。」と言って洗面器の傍に置いて)
【 佐野 万次郎 】
褒めすぎって言われても事実だし。美玖の良い所、もっと言えるけど聞く?
(彼女にストップをかけられると「えー」と少し頬を膨らませるも、彼女の反応を見ると照れているのだと察し、口元をニヤつかせながらもっと言えるが聞くかと彼女に少し意地悪な質問をして。彼女が頬を膨らませる理由は分からなかったものの彼女の表情は何とも可愛らしく、思わず頬を緩ませ。バイクを停めている場所に到着すると彼女に「はい、これ。」と言ってヘルメットを渡して)
【 松野 千冬 】
さんきゅ。
(洗面器の傍に置かれたタオルをちらりと確認しては一言礼を述べて。しっかりと手を洗ってからタオルで手を拭き、綺麗に畳んで元の場所へと戻し、今の自分は顔が緩んだりしていないだろうか、と目の前の鏡で確認すると何故か気合いを入れるように頬を両手で叩いて。洗面所から出ると彼女を探すようにキョロキョロと辺りを見渡してから「結菜ぁ、洗面所お先ー。」と声を出して。)
【 上原 美玖 】
だ、いじょうぶです!
(彼の表情を見ると意地悪マイキーになっていることに気づき、このペースに呑まれてはいけないと思い、手を離しながらはっきりと断って。差し出されたヘルメットを受け取るとありがとう、と一言礼を述べてから早速装着し、彼がバイクを出す準備をしてくれている間に少しでも緊張を和らげようとゆっくりと深呼吸を繰り返してはヨシ、と独り言を漏らしてから再び彼に顔を向けて。)
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