Bon appetit. . . 〈pkmn/xy/料理人募集〉

私自身、食べるものに気を遣っていますからね。
これらを重要視することこそ料理人たる所以です。

（少し得意げに笑みを浮かべて）


…だからと言って、そんなに見つめるほど面白いものではありませんよっ！

…ははは、すみませんっ。何だか真剣な貴方が素敵で。

それはそうですよね。ズミはプロの料理人なんですから、食べ物に気をつかうのは当然です。愚問でした。

（相手の物言いに微笑ましくなって思わず吹き出し。数分後、着替えを終えて待機し）

斯く言う私も、弟子入りしていたときは、そんなことは気にも留めませんでしたね。
まぁ、この話はまた今度にします。


お待たせしました、行きましょうか。

（待機していた相手にそう言って）

……はい！行きましょう。

レンタルした靴やボルダリング用の道具はこちらの棚へ置いて下さいね。

（相手の顔を見つめて頷き、レストランのある方角へ歩き出して）

はい、行きましょう。

（道具一式を棚に置き、共に出発して）



【レストラン】

あなたはここにお掛けください。
さて、本日はどんな料理がいいですか？あなたの希望に合わせてお作りしますよ。

（いつもの調子で相手に訊ねて）

やはりズミのお店にいると、気分が安らぎます。

うーん、迷ってしまいますね……。

（先程の運動着の姿とは変わって、格式高い料理長の服に身を包んだ相手を見て息を呑み。本型のメニューを眺めていると、季節限定のコースが書いてあったので興味を持ち、それを注文して）

決まりました！
では、この季節限定のフルコースを注文します。

全体的に料理の量を少し減らして頂ければ嬉しいです。

まずは、前菜といきます。
アントレ、テリーヌです。

（テリーヌを盛りつけた皿を彼の前に置いて）

どうぞ、召し上がってください。
量は少し少なめにしていますので、ご安心くださいね。

（口元を緩め、穏やかな表情で）

…いただきます。

（手慣れた所作でフォークとナイフを使って一口サイズにカットし口に入れて。やはり彼の料理は紛う事なき絶品で、目をキラキラと輝かせて）

おいしい…！頬が落ちてしまいそうです…！

（芳醇な素材の味をじっくりと堪能し、前菜を食べ終えて）

（テリーヌのあとにコンソメをベースとしたスープを出して）

…続いてはポワソン、ポシェです。
メインとなる魚料理です。ご堪能ください。

ちなみに、あなたが食材の調達を手伝ってくれた際に購入した野菜が散りばめられていますよ。

ああ、あの時の野菜を使用しているのですね…！

魚料理も美味しそう…。

（スープを飲んで体を温めた後に、芸術作品のように散りばめられている色鮮やかな野菜の料理と、メインディッシュの魚料理をしばらく眺めて。食べると味わい深いソースが素材を引き立てており味は非常に素晴らしく）

ズミ、私は幸せです。こんなに素敵な料理を頂けるのですから。

喜んでいただけて嬉しいですが、少し大げさではありませんか？

（少し恥ずかしそうに）


でも、私はザクロが料理を目にしたときの反応が大好きなんですよ。

（そう言って目を細め）



続いて、こちらはヴィアンドゥ、ローストです。
メインの肉料理です。

こうして魚と肉の両方を味わうことで、消化を促進する効果を期待できますよ。さぁ、どうぞ。

それは嬉しいな。ズミの料理を食べられることを私はいつも待ち遠しく思っているのですよ。

（魚料理を食べた後は上品な量で盛り付けてある肉に手を付け、一口食べると柔らかい肉がフワッととろける。極上の味を醸し出し、言葉が出ないほどの美味しさでうんうんと頷きながら食べて）

（次にフロマージュのトムサヴォアを出して）

最後に、デセール、シュカの実のフロマージュブランです。

シュカの実を星の形にくり抜いてみました。
ミクルの実のコンフィチュールかけ、仕上げにベリブの実を散りばめました。
アマルスにも用意しましたよ、どうぞ。

一つお訊ねしますが、ザクロ。これらの色を見て何かピンときませんか？

（相手の目を見て訊ねる）

アマルスも喜んで食べています！ありがとうございます。

わあっ……！綺麗ですね！

えっと…黄色のシュカのみに緑色のミクルのみ…

そして星形ですから…もしかしてこのデザートはジラーチをモチーフにしているのですか？

（今日は七夕ということもあって、相手に自分の予想を伝えて首を傾げ）

ご名答！その通りです。

今日は晴れていますから、きっと綺麗な星が見えるでしょうね。さぁ、ご堪能ください。

（このティーはおまけですよ、とハーブティーを出して）

七夕にちなんでジラーチ…洒落ていますね。ベリブのみも満天の星空を表しているようで素敵です。

ありがとうございます。早速ハーブティーもいただきますね…！

（甘酸っぱく、瑞々しさを感じられる一品を楽しんでおり）

ボルダリングのお礼にはならないかもしれませんが、少しでも私の料理を楽しんでいただけたら嬉しいですね。

（フロマージュブランを味わう相手に微笑みかけて）

（フロマージュを食べ終え、ハーブティーを飲む。すると胃腸の様子や気持ちが落ち着くような気がしてきて。アマルスの方を見ると、食事に満足したのか綺麗な声で鳴いており）

ご馳走様でした…！

貴方のおかげで満足感で満たされておりますよ。どの料理も味が素晴らしかったです。

…ここにチップと料金を置いておきますね。

ありがとうございます。

ところでザクロ、突然なことなのですが。
今夜、私と一緒に星を見に行きませんか？近くの場所で構いませんので…。

（お忙しいなら、無理に予定を合わせなくて結構ですので、と気遣わしげに）

もちろん良いですよ！

えっと…予報によれば今夜は晴れるようなので、天の川が見られると良いですね。


ズミ。これは提案ですが、私の家のベランダから星を見ませんか?
ルヴァンでも飲みながら……

きっと良い眺めが見られると思うんです。

（良いアイデアだと思って頷き、満面の笑みを浮かべて。自分の家でヴァンを飲みながら星を眺めないか？と提案して）