名無し 2021-06-06 20:52:14 |
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.... ! ... ん 、いってきます 。( ちゃんと頷いて 、頬にキスを落とされればちゃんとその腕は離される 。彼なりの我慢なんだろうな 、と可愛く思えてしまって、頬のキスには少し驚いたけどすぐに頬を弛めて彼の頭を撫でてやる 。準備を終えて部屋を出る時に朝飯は出来てるから、昼は冷蔵庫にあるものでなんとかしてくれな 。それから ... なんかあったらすぐに連絡 、ちゃんと勉強するように 、とネクタイを結びながら彼に告げて、少し早足で家を出た 。 )
はぁい、いってらっしゃい(相手からの様々な言葉、何かあればすぐに連絡するように、勉強しっかりしろの小言や朝食昼食についての話、そして頭を撫でてくれる事…そのどれもが親が普段から自分の側に居ない日々を過ごしてきた自分からすればとてつもない安堵感に繋がり、フニャリと笑いながら頷き仕事に向かう相手の後ろ姿に改めて言葉を贈り。何だかんだずっと自分の事を見てくれるのは相手だけ、そんな環境だからか、相手が居なくなる生活なんて無理だよな、なんて考えが頭を過りながら相手が用意してくれた朝食を食べ、得意ではない勉強を得意ではないなりに努力し、相手の帰宅を待ち)
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ただいま 、( 今日も今日とて、仕事終わりにスーパーによって夕飯の買い物をして帰宅 。袋とカバンを1度置いて少し休む様に腰を伸ばしては彼が居るであろう部屋に向かってただいま 、と 。 毎日仕事があるのは勿論辛いが、朝に見送りを、帰りには家で待っているのは自分には勿体無い位幸せなことなのだと実感している 。それはそうと 、彼は今日怪我はどうも無かっただろうか 、勉強はちゃんとしただろうかと少し想像しながらその体制を元に戻した 。 )
三環、お帰りっ!(昼食は面倒だからとカップ麺で済ませており、勉強を頑張ってはいたものの、中々進むことはなく相手から指示された量の半分しか出来ないままで。そんなタイミングで聴こえてきた相手の帰宅の声にパッと表情を明るくさせ、勉強椅子から立ち上がればタタッと足音を立てて部屋から出て玄関にいる相手の元へ到着すれば少し抱き付くようにしながらお帰りと笑顔で返し)
.... お わっ ... 、そんな動いたら危ないだろ? ... ただいま 、ちゃんと勉強したか?( 元気にこちらへ寄ってくる彼を見ては、呆れた様な声を漏らすも その表情を弛めて もう一度彼にただいま 、と。抱きつく彼の頭を撫でてやりながら 、ちゃんと勉強をしたのかと確認を 。まあこの様子だと怪我にも特に悪いことはしてないだろうし、部屋から出てきたから勉強机に向かっていたのだろうと予想を立てておこうか 。 )
へーき、傷も殆ど痛まないから…勉強は…まぁまぁ、かな…(呆れたような声に幸いにも激しい運動とまではいかないから大丈夫だと返し。そして頭を撫でられれば嬉しげに頬を緩めていたが、勉強について問われれば少し目線が泳ぎながらまぁまぁ、とどの程度出来たかは言葉を濁して)
そうか .... 勉強 、ちょっと見てもいいか ? ゆっくりでいいって言ったんだから、全部終わってなくてもいい 。( 目を泳がす彼を見てはクスりと笑ってまた頭を撫でてやりながら、全部終わらせる必要は無いと。自分にしては甘すぎる...気がする 。他の生徒が課題の提出を遅らせたらそれはまぁ指導をするのだが...それによって嫌われがち、というのがあるからか、彼にはそう思って欲しくない、なんてのも少しある。 )
ん…分かった、見て(頭を撫でてくれ、全部終わってなくても良いから見せて欲しい、その言葉に自然と笑みが零れ、頷きながら見せると返し相手の腕に自分の腕を絡め、絡めた腕の手を恋人繋ぎで指まで絡めてくっ付きながら相手を自分の部屋へ誘導し。いつも学校では相手の授業での課題をやってない生徒は指導室に呼ばれたりするため生徒の間ではあまり好かれていないが、むしろ今はそれが一番良くて。何故ならこれだけ優しく、愛おしい相手を誰にも盗られる心配をしなくて良いからで)
....おぉ 、半分も終わってる 。ちゃんと頑張ったんだな 、( 指まで絡めた手は其の儘 、きゅうと握って揺らしながら課題に目を通す 。躓きながらも自力で半分も進んでる、そんな所に感心して笑みを彼に向ければえらいえらいと頭を撫でてやる 。ついでに額に口付けを落として 、怪我が治るまで頑張れよ、と 。夕飯の準備をしようと課題を纏めて机を整理してやればキッチンに向かおうと 。 )
んっ、頑張ったもん(相手に褒められ頭を撫でられればやはり幸せな気持ちになれるもので、更に額への口づけもしてもらえれば頬はユルユルと嬉しさに緩むもので幸せそうな声色で頑張ったんだからと言い張って。勿論、消しゴムで何度も消しては書いてを繰り返した課題はクシャクシャになっていたが、それでも自分なりに頑張れたのは相手のお陰だろうなぁ、なんて考えつつ相手がキッチンへ向かうのを追いかけリビングのソファーに座りスマホを弄り始め)
よし ... 遼太 、飯できたぞ 。( テーブルの上に皿を並べて 、エプロンを脱ぐとリビングに居る彼に声を掛ける 。それにしても 、帰ってくれば飛びついてきたのも、課題を頑張ったと口元を緩めるのも... 今朝のアレとは全然違って幼いんだよな ...なんて 思考 。大人っぽい彼ももちろん好きだが、年相応 ... いや 、少しそれより下に見えるくらい幼いのも好きだな ... なんて自分もテーブルに座る 。 )
おー…お、今日のもうまそー(相手から声をかけられればそれに暢気な声色で返して、テーブルに歩み寄れば自分の席の近くに画面を伏せて置きながら美味しそうな相手の手料理を眺めつつ席に座り)
ん 、じゃあ いただきます。( 彼が席に着いたのを確認すれば、手を合わせて夕飯に手をつける。毎日毎日、彼の口に合うかは少し不安もあるが、何時も美味しそうに食べてもらえるのでその度に安堵して。 )
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遼太 、入っていいか?( 風呂上がり、彼は先に済ませているので、今日も薬を塗るのを手伝ってやろうと部屋をノックして。毎晩訪ねるのは、早く怪我を治してほしいし、その経過を見てやったりする為である。 )
ん、良いよー(今日もまた相手の手料理を美味しく頂き、先にお風呂を済ませ。そして相手の声が聴こえてくればそれに暢気な声色で入って良いと返して)
...ん 、怪我 もう痛まないって言ってたよな?... 痛み引いても痕とか残らないといいけど ... ( 上を脱がせながら未だに心配交じり 。痕をつけていいのは自分だけ ... でありたいんだけど 。そんな思考を頭の隅に、薬を手元に持ってきて 。 )
おう、軽く動いたり三環を抱き締めたりする位なら痛みはねぇな。体育みたいな運動はしてないから分かんねぇけど(相手の心配げな声に手当てのため背を向けたまま素直な感覚を伝え、下着シャツを脱ぎ背を晒して。幸いにも傷は深すぎる物などは無かったのが幸いしたのか確実に治っているのが見て分かるその背中を相手に向けつつ相手を少しからかってやりたい、なんて悪戯心が芽生えれば「どうせなら一生涯残る傷痕は三環につけて欲しいから、今ついてる背中の傷は気合いで治すぞ?」とからかい混じりの言葉で投げ掛け)
...そうか 。まぁ、激しい運動は少しずつ慣らしていく位がいいのかもな。( 傷の様子を見れば 、どんどん治っていってるのがわかる 。若者の治癒力って凄いな 、なんて関心しつつ、跡になりそうなのはあまりなさそう、なんて安心したり。からかい混じりのその言葉に、「お...まえな 、... 傷なんて付けない 、けど、今ついてるのははやく治せよ 。 」なんて少し頬染めながら 。一生残る傷痕を付けてもいい、なんて思われている程なのかと知って 、それが嬉しくて 。 )
もう、俺が良いって言ってんのにホント三環って生真面目だよな。まぁ、治すのは勿論だがな(相手を揶揄えば、照れてるのか恥ずかしいのか、言葉につまったり素っ気ない態度を取る相手の様子にクスクスと笑いながら真面目だと揶揄い混じりに評価しつつも確り治すつもりだと話して。勿論、揶揄いこそすれどその内容に嘘はなく相手がつけてくれる痕であれば何でも許せてしまうんだよな、なんて考えが頭を過れば改めて相手に恋している自分がいることを自覚して)
お前に傷なんて付けれるわけないだろ 。( しっかり治す 、そんな言葉を聞いてまた安堵 。しかし、彼に傷痕を付けるなんて考えられないが、その他の所有痕なら...?そういや、暫くしてないし 、もう薄れてしまったんじゃ...と考えると、彼が自分のものじゃ無くなる気がして。そんなことはあるはずも無いのだが、自分も相当な独占欲が...?なんて少し笑えてくる。薬と絆創膏を貼り終えれば 、背中からそっと抱き着いて首筋に吸い付く 。 )
んっ…ふふ。なぁに、三環…おねだりとかあるなら言えよぉ(相手からの治療が完了するのを待っていれば不意に抱き付かれ、首筋に吸い付かれれば甘い声を漏らしてはそれが相手の痕付けなのかと何となくでイメージすれば相手の事が可愛く感じて何だと問いつつもおねだりがあるなら素直に言って良いのだと話して)
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